2005年04月10日

ロスチャイルド家法定相続人が自殺

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ロスチャイルド家法定相続人が自殺
「銀行家の生活」が重圧?


【ロンドン11日=野津修敏】世界的な大富豪、ロスチャイルド家のマーチャントバンク、ロスチャイルド・アンド・サンズは十一日、法定相続人であるアムシェル・ロスチャイルド氏(四一)が出張先のパリのホテルで首つり自殺したと発表した。同氏は銀行家の仕事を嫌っていたといわれ、シティーでは“ロスチャイルド家の悲劇”とささやかれている。

アムシェル氏はロスチャイルド家の資産管理会社の会長を務めていたが、いとこのエベリン・ロスチャイルド氏(六四)が会長を務めるマーチャントバンクの後継者といわれていた。

しかし、アムシェル氏の銀行嫌いはシティーでは有名で、農場で働くことに喜びを見いだすタイプだったという。趣味も子供時代からモータースポーツ一本で、十三歳のときにジュニア・レースで優勝し、新聞に載ったことがある。

「ロスチャイルド家の富と権力」の著者、デレク・ウィルソン氏は「大富豪に生まれた圧力や世間の注目をうまく乗り切る人もいるが、静かに暮らそうという人には、それが許されない雰囲気だ」と、ロスチャイルド家の重圧が自殺に追いやった一因とみている。

また、国民文化記念財団の会長を務める異母兄のロスチャイルド卿やエベリン氏との間の亀裂、父母の死なども圧力になっていたと推測している。特に二カ月前の母親の死が「耐え難かったに違いない」という。

ロスチャイルド家という名門に生まれたが、銀行よりも農場、カネよりもモータースポーツを愛したアムシェル氏には、名門の一員であることが耐え難くなったということのようだ。

チャールズ皇太子のガールフレンドといわれたことのあるサブリナ・ギネスさんの妹、アニタさんと結婚し、三人の子供がいる。アムシェル氏の祖父も一九二三年に自殺している。

http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9607/html/0712side18.html

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