2011年02月
2011年02月20日
第33回 山梨県学生かるた大会
例年よりも少ない参加者でしたが、若い人たちがカルタに真剣に取り組んでいる姿はいいものです。
ことに小学生が緊張してかまえているのを見ておりますと、読手の立場を忘れてしまいそうになります。
学生大会には最初から参加してまいりましたが、33回ということは、もう33年もたったのですね。
その頃出場していた小学生も、お父さん、お母さんになりました。
子供に付き添ってきていた母親たちも、お祖母ちゃんと呼ばれるようになりました。
短いよいうな、永いような33年間でした。
来月の13日は第42回 山梨県かるた選手権大会です。
学生大会よりおよそ10年早く始まったのですね。
山梨県のかるた大会は、1月の新春かるた大会、2月の学生かるた大会、3月の選手権大会の3つです。
竜王かるた会は、一年中かるたの練習会を行っております。
かるたが強くなりたいというよりも、仲間に会いたくて毎週出かけてまいります。
2011年02月19日
2011年02月17日
2011年02月16日
任侠の世界
今日はカルタの練習日でしたが、帰宅いたしましてから、本を読んで過ごしました。
まだ全部読み終えておりませんが、必要があって4冊の本をお預かりしてまいりました。
山田風太郎 著 「武蔵野水滸伝」
小沢政春 著 「勤皇侠客 黒駒勝三」
子母沢寛 著 「任侠の世界」
尾崎士郎 著 「吉良ノ仁吉」
この4冊です。
尾崎士郎 著 「吉良ノ仁吉」は、昭和27年9月発行のものです。
笹川の繁蔵、勢力富五郎、平手造酒、飯岡の助五郎、大前田栄五郎、竹居の吃安、勿論
清水次郎長、国定忠治 等々、名前は知っていても、詳しいことは知りませんでしたが、少し
づつ、そういうことだったのかと。
私、特別任侠の世界に興味を持っていたわけではありませんが、子供の頃、自然に憶えた
のでしょうか。
きっと、任侠の世界を描いた映画などが多かったのでしょう。
妙な懐かしさを覚えながら本を読んで過ごした2日間でした。
2011年02月10日
日本酒あれこれ 〜酒造りひとすじに〜 その二十三
書くことをすっかり怠けてしまいました。
久しぶりに「日本酒あれこれ」です。
男酒、女酒
昔から灘の酒を男酒、伏見の酒を女酒といいます。
これは灘の酒は宮水に代表されるように仕込み水は硬水です。
硬水で仕込んだ酒は発酵が旺盛で、辛口の幅のある男性的な酒です。
江戸へ出して、関東の辛い、味の濃い料理に負けず美味しく飲めます。
一方伏見の酒は桃山丘陵の伏流水で、どちらかといえば軟水です。
軟水で仕込んだ酒は発酵が穏やかで淡麗でやや甘口で、女性的です。
京料理のような味のうすい料理の味も損なわず美味しく飲めるのではないでしょうか。
しかし、現在では技術も進み、どんな酒でも出来るようになり、灘・伏見というより全国各社が、色々と造り分けています。
書くことはすっかり怠けてしまいましたが、せめて呑む事はと、怠けずに続けております。
今朝、家を出ましたときには雨が降っておりましたが、甲府から中央線で長坂に向いますうちに、止み、日野春駅では陽がさしました。
山と雲と陽光が織り成す美しさに、無信心な私でも、自然に手を合わせておりました。