2016年06月24日

Larkin Poe 来日決定!

9月の日本公演のオープニングアクトとして、密かに期待していたLarkin Poeの来日が決まりました!いやーーこれは嬉しい!

Elvis Costello|LIVE INFORMATION|SMASH [スマッシュ] Official Site
エルヴィス・コステロの来日公演、オープニングアクトとしてラーキン・ポーの出演が決定 - amass
エルヴィス・コステロ、9月の来日公演にオープニング・アクトのラーキン・ポーの出演が決定 | NME Japan
エルヴィス・コステロ、来日公演のオープニング・アクトが決定 (2016/06/21)| 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック)

…と、いくらリンクを貼っても、書いてあることはほぼ同じですが。これにより、開演時間が以下のように変更になっています。

9月5日(月)サンケイホール ブリーゼ
開場18:30 
Larkin Poe 19:00 
Elvis Costello 19:50

9月6日(火)7日(水)昭和女子大学 人見記念講堂
開場18:00 
Larkin Poe 18:30
Elvis Costello 19:20

「オープニングアクト」としか書いていませんが、これまでの欧米ツアーの様子から推測するに、まず間違いなく、コステロの本編でもバッキングバンドとしてがっつり共演するものと思われます。以前にも触れましたが、これが本当〜に素晴らしいのですよ!毎度お世話になっておりますこちらのサイトでは、Larkin Poe参加曲のマトリックスまで用意されています。また、Youtubeにも共演映像がかなりたくさん出てきますので、ご興味のある方、かつネタバレOKな方はぜひお試しください。

elvis costello larkin poe - YouTube

Larkin Poeはアトランタ出身の姉妹バンドで、ボーカル&ギター、マンドリンのレベッカ・ロヴェルは25歳、ボーカル&ラップスティール、ドブロ担当のミーガン・ロヴェルは27歳という若さ。Wikipediaでは4人編成となっていますが、現在は実質的に2人で活動していると思います。コステロとは2010年のMerleFestで初共演、すっかり気に入られたらしく、The New Basement Tapesのレコーディングにも呼ばれたり、サポートアクトとしてこんなにたくさん共演しています。

フォークロックデュオとかアメリカーナとかルーツロックバンドとか、色々な書かれ方をしていますが、個人的な印象としては、昔はもうちょっとフォークっぽいと思ってたのが、だんだんブルージーでハードなロックになってきた、という感じ。2014年発売のKINというアルバムを、一部曲目変更&追加して今年4月に再発したReskinnedというのが最新アルバムですが、アメリカのAmazonでは買えるのになぜか日本のAmazonでは7月8日発売になっています(輸入盤なのに)。そのほかのアルバムもなかなか日本では簡単には入手できない状況…この来日を機に国内盤が出たりしないかなあ。

Reskinned
Larkin Poe
Imports
2016-07-08


今年はなんとクイーン&アダム・ランバートのサポートアクトをつとめたり、グラストンバリーにも出演が決まったり、と、どんどんビッグになってきて、もう日本になんか呼べないんじゃないかと心配してましたよ。本当に決まってよかった。なんというか、コステロがちゃんと日本にフルスペックの(変な言い方ですが)ショーを持ってきてくれるということが嬉しいです。回る歌本の時もそうでしたけど、それほど大規模な公演じゃないのに、欧米と同じ大がかりなセットと同じメンバーを連れてくるのは、単純に大変なことだと思うので。もちろんSMASHも頑張ってくれたのだと思いますが、日本のファンにもLarkin Poeを見せたいっていうことなんだ、と勝手に感激している今日この頃です。

ayako445 at 07:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

続報: ソングライターの殿堂式典

先日のSongwriters Hall of Fameの殿堂入り式典の時の長い映像がYoutubeにUPされたので、貼っておきます。プレゼンターをつとめたマーカス・マムフォードによるスピーチと「Pump It Up」のカバー、そしてほぼフルに近いコステロのスピーチと「Alison」の一部を観ることができます。


…と思ったら、著作権上の制限で、このブログ内では再生できないようです。でも右下の「youtubeで視聴する」から観ることができますので、お手数ですがぜひ。

とても有難いことに、なんとコステロのスピーチを文字起こししてくれた方が!Fan Forumへの投稿で、ちょっと見にくい&探しにくいため、「続きを読む」以下にコピペしておきます。つくづく、上手いというか良いスピーチだなあと思いました。残念ながら今全部訳す時間がないのですが、後日、余裕があれば…と思っています。とりあえず、このスピーチでコステロの口から明かされた新情報を。

・25年前にポール・マッカートニーと共作した曲のうち、どこかに紛失したと思っていた15番目の曲のデモテープが発見され、ちょうど今朝、私のところに送られてきました。これまた結構いい曲なんです。

・バート・バカラックとは今日まで一緒に仕事をし続けています。そう、未発表の、レコーディングもされていない曲が20曲あるのです。

・私はヨーロッパツアーから戻ってきたばかりなのですが、バド・シュルバーグの短編「A Face in the Crowd」のミュージカル化のために書いた17曲の新曲のうち9曲をそこで披露してきました。(ミュージカルの)共作者と私は明日初めてその読み合わせ(?)を聴くことになっています。


最後の「A Face in the Crowd」については、これに関連してまたいくつか情報が出てきているのですが、それはまた別途UPしたいと思います。

続きを読む

ayako445 at 07:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年06月12日

謎のミュージカル「A Face In The Crowd」

“Detour”の記事でも触れましたが、今年に入ってから突然じゃんじゃん披露し始めた新曲についてまとめておきたいと思います。前の記事とかぶる部分もありますが、ご了承ください。新曲はまずUSツアーで7曲、その後のヨーロッパツアーでさらに2曲追加されています。コンサートのMCなどから明らかになったところによると、これらは全て「A Face In The Crowd」というミュージカルのために書かれたもの、とのこと。

「A Face In The Crowd」はエリア・カザン監督による1957年の映画(邦題「群衆の中の一つの顔」)で、これをリメイクしたミュージカル作品ということのようです。私はこの映画を観たことがないのですが、検索してみると色々出てきます。隠れた名作という感じなのでしょうか。

群衆の中の一つの顔 - Wikipedia

群衆の中の一つの顔 - 入間洋のホームページ

ニセ反権力に気をつけろ「群衆の中の一つの顔」 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

上記の町山さんのブログの「学も職歴もない一人のカントリー・シンガーが、ラジオやテレビで政府や大企業を批判して大衆の大人気を得るが、実は裏で政治家や企業と結託して民衆を操ろうとしていた……という、昔も今もアメリカでも日本でも起こり続けている恐怖」という記述が、一番的を射ているかもしれません。というのも、Detourの公演では巨大テレビの画面にドナルド・トランプを模した(?)アヒルのイラストが映し出され、コステロもMCでかなり明確にトランプ、あるいはトランプ現象を批判をしているそうなのです。今この映画をリメイクするのも、そういう意味をこめてのものと思われます。

新曲の全貌は、以下のサイトである程度詳しく知ることができます。

A Face In The Crowd (musical) - The Elvis Costello Wiki
毎度お馴染みのCostello Wikiです。これまでの経緯を含め、簡潔にわかりやすくまとまっています。

A Face In The Crowd | ecsongbysong
このブログ主はいったい何者なのか… Detourアメリカ14公演を制覇し、その後イギリスとイタリアにも遠征している(どうしてそんなにお金と時間があるの?!)熱心なファンの人のようなのですが、この記事の長さと濃さ、ただ事ではありません。MCや曲の歌詞まで詳しく書かれているので、おそらく録音しているのだと思いますが…。

映画の舞台となった時代を反映し、全体にミッドセンチュリーっぽい、ノスタルジックな雰囲気の曲が多いようですが、曲調はバラエティに富んでいて、かなり良いらしいです。それぞれ曲について、上記サイトなどからわかる点をまとめました。また、一部映像がアップされているものもありますので、聴きたい方はどうぞ。

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A Face In The Crowd - 4/12 ソルトレイクシティ公演で初披露
ミュージカルのタイトルトラック。「想像してみよう、誰かがあなたの前に現れて自分はすべての答えを持っているのだと主張したら?この嘘だらけの世の中で、どうやってそれが本物か、それとも悪魔の商人なのか見分けることができるだろう?」というMCに続いて歌われたそうです。私は一度だけFacebookにUPされていたのを聴いたことがあるのですが(その後削除された)、ピアノ弾き語りで歌われる、おおらかなメロディのミドルテンポのバラード、だったと思います。

Vitajax - 4/13 ジャクソン(ワイオミング州)公演で初披露
映画(ミュージカル)に出てくる、Vitajaxというインチキくさい薬のコマーシャルソング。これを飲むと痩せて、強く魅力的になれるのだとか。ライブではウクレレ弾き語りで歌われている、軽快で楽しい曲。マドリード公演での映像があります!
Elvis Costello en Madrid 05.06.2016.

Blood & Hot Sauce - 4/13 ジャクソン公演で初披露
主人公のロンサム・ローズがラジオで自らをアピールする曲。世の中がいかに酷いか、自分がいかに優れているか主張するキャッチーで情熱的な曲。ピアノ弾き語りで披露された。これもマドリード公演での映像あり。
Elvis Costello. Madrid 2016 - YouTube

A Town Called Riddle - 4/15 ボイシ(アイダホ州)公演で初披露
ロンサム・ローズの故郷、アーカンソーのリドルという街について歌った曲。エレキギターで歌われ、ノイジーで刺々しく邪悪な歌、だそうです。

Burn The Paper Down To Ash - 4/15 ボイシ公演で初披露
ミュージカルの中で「悪魔に惹かれてしまった」マーシア・ジェフリーズが歌う曲。Larkin Poeのレベッカ・ローヴェルがボーカルをとることが多いが、共演がない時はコステロがギター弾き語りでも披露。すごく感動的な良い曲で、レベッカの歌がとにかく素晴らしい!ブレシア公演の下記動画の23分あたりから聴くことができます。これはぜひ!
Elvis Costello (feat. Larkin Poe) - Live @Palabanco, Brescia Italy (May 31, 2016) - YouTube

They Call Me Mrs. Lonesome - 4/16 ユージーン(オレゴン州)公演で初披露
ロンサム・ローズの最初の妻、シニカルな年配の女性の立場で歌われる曲。これもレベッカ・ローヴェルがボーカルをとっている。

American Mirror - 4/17 ベリンガム(ワシントン州)公演で初披露
マーシアに、ロンサムと手を切るように勧めるTVプロデューサー、メル・ミラーの立場で歌われる曲?「悪魔があなたの前に現れるかもしれないが、それに抵抗するだけの力をあなたは持っているだろう」というようなMCだったとか。希望を感じさせる曲?

The Last Word - 5/31 ブレシア(イタリア)公演で初披露
ロンサム・ローズが自身のラジオ番組で歌う曲。

Big Stars Have Tumbled - 6/4 サラゴサ(スペイン)公演で初披露
ロンサム・ローズ自身によって歌われる。「悪魔がおとしめられる瞬間」の曲だと紹介される。

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このほか、ASCAP(アメリカ版JASRACみたいな団体)のサイトに登録されている新曲が8曲あり、おそらくこれらも「A Face In The Crowd」の曲であろう、と噂されています。

舞台化の監督やプロデューサーが誰なのか、近いうちに公開されるのかされないのか、そしてコステロの作品としてリリースされることはあるのか、詳細は未だまったく不明。コステロはこれに限らず、新曲や新しいプロジェクトについては秘密主義、というか、公開のタイミングや形態について自分ですべてコントロールしたい主義のようで、このミュージカルについてもあまり詳しいことを語ってくれていません。

但し、以前のこのブログで「ぽしゃった企画なのかも」と書いてしまいましたが、そんなことはないようです。コステロ自身、先日のキャンセルお詫び文の中で、"forthcoming stage production”と明言しているほか、チューリッヒ公演の前に掲載された新聞記事に「2017年に公開されるミュージカルのために17曲を書いた」という記載があります。また、生でこれらの新曲を聴いた人たちの感想によると、どれもとても完成度が高いとのこと。ぜひちゃんとリリースしていただきたいものですが、どうなることやら。とりあえず、9月の来日公演ではきっと何曲か聴かせてくれると信じています。

ayako445 at 02:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年06月11日

「ソングライターの殿堂」入り!

6月9日、ニューヨークのマリオット・マーキーにて、Songwriters Hall of Fame(ソングライターの殿堂)の表彰式が行われました。その名の通り、優れたソングライターを対象とするもので、実はコステロが殿堂入りすることは3月の時点で明らかになっていたのですが、更新してなくてすみません。

トム・ペティ、エルヴィス・コステロ、ソングライターの殿堂入り | v.a.(洋楽) | BARKS音楽ニュース

今年度の殿堂入りはコステロのほか、マーヴィン・ゲイ、トム・ぺティ、ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ、チップ・テイラーという豪華な面々でした。マムフォード&サンズのマーカス・マムフォードがプレゼンターとなって登場。スピーチを行った後、「Alison」を歌った模様。表彰式の模様がわかる、幸せそうな写真がいっぱい出ています。

Elvis Costello - Songwriters Hall Of Fame 47th Annual Induction And Awards - Show

Elvis Costello - Songwriters Hall Of Fame 47th Annual Induction And Awards - Backstage

ダイジェストですが、映像も。






記事もたくさんあるのですが、一番詳しいのはこちら↓でしょうか。

Songwriters Hall Of Fame recap: Tom Petty, Elvis Costello, Lionel Richie & More Honored | Billboard

スピーチの全文はどこにもアップされていないのですが、上記の映像や記事などからまとめると、以下のような発言があったようです。
「(イベントのプログラムに)自分の名前がマーヴィン・ゲイと並んで載っているのが信じられない」
「これまで殿堂入りした人たちの中で、私は最も商業的に成功していないソングライターだと思う(笑)」
「( Alisonをカバーした)リンダ・ロンシュタッドのおかげで、当時のツアーバスのガソリン代をまかなえた」
「どんなに妻を愛しているか彼女に伝えられるほどの良い曲を書くことはできないだろう」

何はともあれ、コステロが殿堂入りにふさわしいソングライターであることは言うまでもないでしょう。おめでとうございます!

ayako445 at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年06月08日

"Detour" ヨーロッパツアー終了

5月9日、イギリスのコヴェントリーから始まった「Detour」欧州編がスペインのサンセバスチアンを最後に無事終了しました。と言いたいところですが、残念ながらあまり無事ではなく…。コヴェントリーの後ロンドンのPalladiumで4公演行いましたが、だんだん喉の調子が悪くなり、かなり無理をしていた様子です。その後ベルギーのアントワープで、サウンドチェックまでやったものの直前で公演キャンセルとなってしまいました。続くパリ、ユトレヒト、オールボー(デンマーク)、ハンブルグの4公演もドクターストップがかかり、ツアー中断。イタリアのトリノ公演から再開されました。

アントワープのキャンセルの後、オフィシャルサイトに「BEYOND THE GREEN DOOR」と題した、謝罪+弁明+αの長いメッセージが投稿されました。ちょっと気になる情報もいくつか含まれていたので、ざーーっと要約します(かなり端折ったつもりでこの長さですよ…)。

beyond the green door - Yellow Press - Elvis Costello

あまり舞台裏のことを明かすのは好きじゃないのだけれど、このような厳しい事態に陥ったので説明が必要だと思う。私は普段簡単にショーをキャンセルすることはなく、中止になった5公演のチケットを買ってくれた皆さんには心から申し訳なく思う。実はUSツアーの頃から、私だけでなくツアーのスタッフの間にしつこい風邪のような病気が蔓延していて、なんとか乗り越えたものの、ニューオーリンズジャズフェスティバルを終えて家に帰ったら、家族も同じような症状に見舞われていて、一息つく暇もなかった。ロンドンのPalladium公演は自分にとってもスペシャルなものだったので、限界ギリギリまで無理をしてしまった。

こんな状態ではあったけれど、コンサートを楽しんでくれた皆さんありがとう。特に、将来舞台化される “A Face In The Crowd”からの新曲を、興味を持って聴いてもらえてよかった。Larkin Poeの貢献も大きかったと思う。いつもステージでは皆さんの寛容と私のエネルギーの続く限りたくさんの曲をやりたいと思っている。その晩ごとにストーリーを語りつつ、即興で脇道にそれることもある。だから「Detour」というのだ。これはステージ・ショーであり、プロモーションのための道具なんかじゃない。

今回のキャンセルは残念なことだったけれど、中止になった公演については再度日程を調整しようとしており、その機会を利用してさらにいくつかの街を訪れることになるかもしれない。今のところ予定されている日本、アジア、再びのUS公演に加え、さらにツアーが延長されることがあれば、私は喜んでgambolling (飛び跳ねたり)やgambling(ギャンブルしたり)を楽しむつもりだ。その前に、7月にはロンドンやリヴァプールなどでThe Impostersとのショーがあるのでお楽しみに。元気な状態で皆さんにお会いしたいと思います。Elvis Costello


…と締めくくった後、追伸のような形で"...look out for the announcement of a series of special presentations by the Imposters later in 2016"(今年後半にThe Impostersからのいくつかのスペシャルなアナウンスメントがあるのでお見逃しなく)と書いてあるのが気になりました。あと、Japan, Asia...という文章、「日本とアジア」なのか「アジアの日本」なのか、前者だとしたら日本以外にどこかアジアの国で公演があるのか、とても気になります。

と、キャンセル及び今後のことはさておき、ツアー自体は大盛況だったようで、絶賛の声が続々と寄せられていました。セットリスト(を見たい方)は、例によって下記サイトをご参照ください。

Detour - The Elvis Costello Wiki

今回あまり音源や映像が出回っていない(セットリストさえない公演も)のですが、曲目を見ていてスペシャルなものとしては、コヴェントリー公演で、ザ・スペシャルズのドラマー、ジョン・ブラッドベリーを偲んで歌った「You're Wondering Now」、ロンドンで、珍しくピアノ弾き語りで歌った「London's Brilliant Parade」、バカラックとの共作で初めて披露された「I'll Make The World Pay」、The New Basement Tapesの未発表曲「Matthew Met Mary」、イタリア公演で、イタリア語入りでの「All This Useless Beauty」など、挙げ始めるとキリがないです。スペインのサラゴサとマドリードでは、去年マドリードで急逝したアラン・トゥーサンを偲び、いつもやっている「Ascension Day」に加え、なんとピアノ弾き語りで「Freedom For The Stallion」!今回、かなりピアノ曲が増え、相当上手くなってきたんだなあと感じます。とはいえ、ピアノといえばやっぱりこの人、最終公演のサンセバスチアンではスティーブ・ナイーブが飛び入り!毎日何かスペシャルな曲があるのが素晴らしいです。来日公演も絶対そうなります。

そして何といっても、コステロの文章の中にもあった“A Face In The Crowd”からの新曲群。USツアーで披露された7曲に加え、さらに2曲が新しく披露されました。これについては別途詳しく投稿したいと思いますので少々お待ちください。




ayako445 at 08:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年05月01日

ニューオーリンズ・ジャズフェスティバル 2016

9月の来日公演のチケット、ついに一般発売が始まりました!

ELVIS COSTELLO - "Detour" :: Doobie - LIVE INFORMATION

とりあえず、SS席は東京、大阪とも売り切れ!という状況になっています。高くてもいい席で観たい!という人がたくさんいるということで、素晴らしいですね。S席、A席も売れてくれることを祈るのみ。残念ながらSS席を逃した方、まだ迷っている方、少しでも良い席を取るためには、一刻も早く!さあ!

…と煽っておきながら、全然違う話題です。
現在開催中のニューオーリンズジャズフェス、正確にはNew Orleans Jazz & Heritage Festival、コステロはジ・インポスターズと共に4月28日のGentily Stageに登場しました。今年はアラン・トゥーサンが亡くなってから初めてのジャズフェスということで、追悼する内容になると想像はしていましたが、想像以上でした。写真入りのレビューがいろいろ出ていますのでご参照ください。

Elvis Costello, Beyond Belief at the Gentilly Stage, Jazz Fest 2016
Elvis Costello remembers late Allen Toussaint, shares fond memories at Jazz Fest | The New Orleans Advocate — New Orleans, Louisiana

まずこの頭...。紫色のベレー帽のど真ん中に、アランの缶バッチをあしらっています。一体どこで入手したのか。


セットリストは例によってこちらをご覧いただければと思いますが、いつもなら最後にもってくる「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding?」がオープニングナンバーという、初っ端からスペシャルな感じ。お約束のヒット曲は最初に片付けてしまえとばかりにたたみかけます。中盤、「Ascension Day」をギター1本でアランに捧げますが、トリビュートは後半からが本番。なんとクレッセント・シティ・ホーンズ(The River In Reverseツアーを一緒に回ったアランのホーンセクション)がスペシャルゲストとして登場!さらにスペシャルなことにボブ・アンドリュース(Brinsley Schwarz, The Rumour, etc.)も飛び入りして「I Cried My Last Tear」を共演しました。

ジャズフェスが終わった後も、夜のニューオーリンズのあちこちに出没する元気なコステロ。まずこちらは何をしたのかイマイチ謎なのですが、おそらくビル・カーチェンとオースティン・デローンのライブを観に行ったか飛び入りしたか。


そして深夜、プリザヴェーション・ホールにて、なんとプリザベーション・ホール・ジャズ・バンドと共演!


このライブ、ジャズフェス中の深夜に大物ゲストを招き、しかし誰が出るか直前まで発表しないMidnight Reserveというシリーズだそうです。チケット代が$100〜$1600ととんでもないことになっていますが、収益はチャリティーに寄付されると。どんな曲やったのかな?と、幸運にもその場に居合わせた方にツイッターで聞いてみたら、一部教えてくれました!


日付変わって29日は、ジャズフェス会場内での本のサイン会。自伝にサインしたりトウモロコシを食べたり、前日の疲れも見せず元気に目撃されていました。



この後ジャズフェスでは、5月1日に「Tribute to Allen Toussaint」というステージが予定されているのですが、残念ながらコステロの名前は含まれていません。UKツアーが目前で忙しいのでしょうか。とはいえ自分のステージでめいっぱいトリビュートしたし、コステロのアランへの熱い想いはいうまでもないことでしょう。





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2016年04月20日

来日公演チケット 先行発売中!

4月19日より、主催者先行WEB予約の受付が始まっています!

Elvis Costello 主催者先行 9/7(水)昭和女子大学 人見記念講堂 | チケットぴあ[チケット購入・予約]
受付期間:2016/4/19(火) 昼12:00〜2016/4/24(日) 23:59
結果発表開始日時: 2016/4/25(月) 18:00頃から順次

一般発売分より良い席でしょう、たぶん。この機会にぜひ!

来日公演の宣伝用映像もアップされています。噂によると新宿の街頭の巨大スクリーンでこの映像が流れていたとか…要チェックです!



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2016年04月19日

「Detour」US西海岸ツアー終了&幻の新プロジェクト?

3月29日、カリフォルニアのサンタ・ローザを皮切りに15公演行われた、「Detour」ツアー。17日のワシントン州ベリンガム公演で、ひとまずUS西海岸の部は千秋楽を迎えました。更新をサボっていましたが、「Detour」のパッケージ自体は昨年から続いているもので、例によってヒママメなどなたかが以下のようなマトリックスを作ってくれています。Detour来日公演に備えてネタバレは絶っ対イヤ!という方は見ない方がいい…かもしれませんが、何しろコステロのことなので、セットリストはどんどん変化しています。本当の意味でのネタバレにはならないと思いますが、まあ自己責任で。

Detour - The Elvis Costello Wiki

2016年に入ってからはたった15公演なのにオープニングナンバーだけでも5種類あり、述べ84曲!前座をつとめるLarkin Poeという美女姉妹との共演コーナーがありますが、これも日々選曲が変わっているという手の込みようです。上記のページの日程のところをクリックするとそれぞれの日のセットリストに飛び、Youtubeなど音源のある曲はそのリンクも貼ってあります。つくづく、至れり尽くせりなサイトだなあ。

そして特筆すべきは、最後の数日間になって突然じゃんじゃん披露し始めた新曲の数々。カリフォルニアなどのメジャーな都市ではなく、ワイオミングだとかアイダホだとかオレゴンだとかのニッチな場所の公演だからか、音源や映像が全くアップされていないのが残念です。が、全公演制覇し、逐一報告してくれた熱心なファンの方の情報によると、今回披露された新曲はすべて、「A Face In The Crowd」というミュージカル(?)に関連したものだったとのこと。

A Face In The Crowd (project) - The Elvis Costello Wiki

昨年からインタビューなどで「バート・バカラックとの共作を含め、3つのミュージカルプロジェクトのために山ほど曲を書いている」と豪語していたので、おそらくその1つではないかと思われるのですが、確かではありません。「A Face In The Crowd」は元々エリア・カザン監督の1957年の映画(邦題は群衆の中の一つの顔)で、そのミュージカル版リメイクか?と推測されています。このうち「Burn The Paper Down To Ash」はなんとLarkin Poeのレベッカ・ローヴェルのボーカルによるものだったとか。

コステロは以前「ミュージカルのための曲は、ショーが公開される前に披露できないからもどかしい」などと語っていましたので、ということは、これはミュージカルとしてはぽしゃった企画なのかもしれません。どんな曲調なのかなど現時点では全くわかりませんが、いつかレコーディングしてほしい!Larkin Poeとの共作とか、絶対いいと思うんだけどなあ。そして私たちは日本公演でこのうちのいくつかを聴くことができるのでしょうか... 期待しましょう!

ayako445 at 02:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年04月13日

2016年9月 来日公演決定!!!

またしても放置してしまいましたが、今日は更新せずにはいられません!だって、

エルヴィス・コステロ 来日決定!

EC_surprise


Elvis Costello|LIVE INFORMATION|SMASH [スマッシュ] Official Site
エルヴィス・コステロの来日公演が9月に決定 - amass

他にもいっぱい記事が出ていますが、書いてあることは一緒です。以下のような日程になっております。

2016/9/5 (月) 大阪 サンケイホール ブリーゼ
OPEN 18:30 START 19:00
SS席:¥12,000 S席:¥10,000

2016/9/6 (火) 東京 昭和女子大学 人見記念講堂
2016/9/7 (水) 東京 昭和女子大学 人見記念講堂
OPEN 18:00 START 19:00
SS席:¥12,000/S席:¥10,000/A席:¥9,000

・SMASH friends 会員優先予約: 4/15 (金)〜4/18 (月) ※抽選制、SS席のみ
・主催者先行予約(ぴあ): 4/19 (火)〜4/24 (日) ※抽選制
・イープラス プレオーダー: 4/25 (月)〜4/26 (火)
・一般発売: 4/30 (土) 10:00〜

2013年、伝説のSpinning Songbookツアーからあっという間に2年以上の時が流れ、昨年は私史上15年ぶりにコステロを生で観ない年になってしまいました。アメリカやヨーロッパでのツアーの好評ぶりを羨ましく眺めつつ、時には Twitterで来日を直訴するなど、あがいていた日々… やっと報われました!

今回は「 Detour」と題したツアーで、上記のサイトなどにあるように「ステージにセットされた巨大なヴィンテージテレビには彼の思い出の詰まった幼少期の写真、当時の文化や音楽的背景、そして家族の写真が映し出される。そしてそれらの思い出を語るのはエルビス本人なのである」というソロ公演です。実はこのツアー、昨年刊行された自伝とリンクするような内容なのですが、日本では刊行が決まっていないためか、触れられていませんね。また、欧米のソロ公演の多くにはLarkin Poeという若い美女姉妹のデュオが前座&共演で同行していますが、日本に帯同するかどうかは不明。Larkin Poeすごくいいので期待したいところです。

チケットが高すぎるという声もありますが、はっきり言って今までが安すぎたのです。前回のツアーが8,000円とか異常です。チケット代の高騰は世界的な傾向なので仕方ありません。何より、コステロは絶対に後悔させないライブをしてくれますので!平日は厳しいという方も多いかと思いますが、万難を排して観に行きましょう!!!私は生きる気力が一気に倍増しました!この勢いで更新も頑張ります!

EC_Japan_poster


IMG_9145
↑ボブ・ディランの大阪公演で配られていたそうです。なんかちょっと手作り感が...

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2015年11月22日

続・追悼アラン・トゥーサン

先日他界したアラン・トゥーサンの葬儀が、11月20日ニューオーリンズのOrpheum Theaterで執り行われました。関連記事は山ほどありますが、映像ダイジェスト、写真を中心にごく一部だけ。

Allen Toussaint tribute - YouTube

Local, world-renowned musicians pay respects to Allen Toussaint - YouTube

Music and emotion highlight legendary performer Allen Toussaint's funeral

Allen Toussaint given heartfelt tribute as New Orleans says goodbye | NOLA.com

アメリカの葬儀用語がよくわからないのですが、朝から一般参列を受け付け、その後現地時間午前11時から追悼式典。式典は、アーマ・トーマスやDr. ジョン、シリル・ネヴィル、ジョン・ブッテらニューオーリンズを代表するミュージシャンのほか、ボズ・スキャッグズやジミー・バフェットなども追悼の演奏を披露するという、豪華な一大イベントになりました。コステロは歌ではなく、弔辞というか、追悼のスピーチを。


式典は現地ラジオ局で最初から最後まで生中継(本当は映像配信もあったのですが、キャパオーバーのためかすぐにダメになってしまった)。日本時間午前2時という深夜でしたが、幸いにも週末だったため、リアルタイムで聴くことができました。

NYNOレコードの共同創設者、パートナーであったジョシュア・フェイゲンバウムもスピーチをしたのですが、その中で「The River In Reverse以降、アランが活発に世界中で演奏するようになってよかったと思う、ありがとう、エルヴィス」といった発言があり、司会者もコステロのスピーチの前に「アランの人生の方向を変えた」と紹介しました。

コステロのスピーチ部分の音源が以下にアップされています。映像でないのは残念ですが、素晴らしい内容なのでぜひ。拙い翻訳を「続きを読む」以下(この記事一番下)に載せましたので、ご興味のある方はどうぞ。テキストがなく聞き取りのみでやったので、いつも以上に穴だらけ&信頼できない訳であることをご了承ください!

Elvis Costello tribute to Allen Toussaint - YouTube

式典の後はニューオーリンズならではのセカンドラインで、賑やかにアランを送りました。

その後"repast"と呼ばれる、日本でいうと精進落としみたいなものですかね?Jazz and Heritage Centerで何かそのような集いがあり、コステロはどうもそこで歌ったみたいなのですが、詳細なし。今後情報が出てくることを期待したいものです。

Allen Toussaint's family, friends gather for musical repast at New Orleans Jazz and Heritage Foundation | NOLA.com




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