2017年11月26日

映画「Film Stars Don't Die In Liverpool」関連諸々

前述の通り、新曲「You Shouldn't Look At Me That Way」は「Film Stars Don't Die In Liverpool」という映画の主題歌となっています。往年の大女優グロリア・グレアムの恋と人生を、かつての恋人であったピーター・ターナーの自伝を原作に描いた恋愛映画で、「SHERLOCK」で知られるポール・マクギガンが監督、アネット・ベニングとジェイミー・ベルが主演。アメリカでの公開は来月ですが、各メディアの評価はなかなか高いようです。かなり泣ける映画という噂。


映画はまず9月12日、トロント映画祭でプレミア上映されました。プレミアにはコステロも参加し、レッドカーペットでサインや撮影や取材に応じていた模様。

Photo Coverage: Annette Bening & Warren Beatty Attend TIFF Premiere of FILM STARS DON'T DIE IN LIVERPOOL
TIFF Film Stars Don't Die in Liverpool | News OK
Toronto Exclusive: Stand Back Paul, Stella, Mary McCartney Directing Video for Elvis Costello Song for Annette Bening Film | Showbiz411



その後、新曲発売日でもある10月11日にBFIロンドン映画祭のプレミアにも登場。さらに映画公開直前の11月12日にはロサンゼルスのAFI映画祭にも参加し、そのアフターパーティ(?)でなんと4曲を演奏!この新曲に加え「A Face In The Crowd」、謎の新曲「Adieu Paris」、ピアノでは初披露の「Alison」という大判振る舞い。個人的には、あまり声が出ていないのが気になるのですが、ピアノの演奏がなかなか素晴らしいです。

Concert 2017-11-12 Los Angeles - The Elvis Costello Wiki


11月15日にはカリフォルニアのラジオ局KPCCの番組でインタビューに答え、新曲のことを中心に色々語っています。インタビューのダウンロードも可能ですが、いつまで音源がアップされているかわからないのでお早めに。このページにはインタビューの要約、というか抜粋も掲載されていて便利です。

The Frame | Audio: Elvis Costello’s new muse is a forgotten Hollywood starlet | 89.3 KPCC

上記のインタビュー、またその他の記事でも語られていますが、この映画になぜコステロが関わることになったのか。きっかけは、マクギガン監督と映画のプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリが昨年たまたま観に来ていたコステロの「Detour」のロンドン公演だったそうです。「Church Underground」を歌っている時に例の巨大TVに映し出されていたのがなんとグロリア・グレアム(参考:昨年の来日公演のMC)。これは運命に違いない!と思って終演後ふたりが楽屋に押しかけ、その場で主題歌を作ることが決まったそうです。

とりあえず、この映画が日本でも公開されることを祈るのみです。最近洋画はなかなか公開が決まらないことが多くて心配なのですが、アメリカでそれなりに反響を得て、あとアカデミー賞の主要部門にノミネートされたりすれば…。で、願わくばこの曲がアカデミー賞の主題歌賞を獲ったりなんかしないかなあ、という野望を抱いています。

ayako445 at 23:47|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

詳報(というほどでもない)「You Shouldn't Look At Me That Way」

配信のみのリリースで、ライナーノーツもない新曲「You Shouldn't Look At Me That Way」ですが、こちらのサイトに歌詞とクレジットが早速アップされています。さすが。

You Shouldn't Look At Me That Way - The Elvis Costello Wiki

コステロは作詞作曲、編曲、ヴォーカルの他、チェレスタ、エレキギター、ピアノも演奏する大活躍。インポスターズの3人が演奏に参加しているのも嬉しいですね。コステロの新曲にがっかりしたことのない私なので参考にならないとは思いますが、単純にすごくいい曲だなあと思います。ロマンチックかつドラマチックなバラードでありながら、抑制が効いてて甘過ぎないのが良いです。何度も繰り返されるピアノのリフとか、微妙に不穏なストリングスとか、洗練されてるのに何か引っかかるアレンジ。知らないうちにこんな名曲をさくっと作っていたんだから大したもんです(ちなみにレコーディングの日時や場所の情報はなし)。

そして、何気に気になるのが「Video Director: Mary McCartney」というクレジット。実はこれには伏線がありまして、今年3月にメアリー・マッカートニーさんご本人がInstagramにこんな投稿を。

Can you guess who I was directing today?

Mary McCartneyさん(@maryamccartney)がシェアした投稿 -


また、コステロのツアーマネジャーのトーストさんも同時期に、 UKツアーの合間にリヴァプールで何らかの撮影があったことをほのめかしていました(が、彼のInstagramは非公開なのでフォローしてないと見れません)。ファンの間では謎プロジェクトだったのですが、ここへ来てやっと明らかになったというわけです。

ayako445 at 22:28|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

新曲!「You Shouldn't Look At Me That Way」

本当に申し訳ありません!
またしても長々と放置したばかりか、新曲がリリースされたのにも関わらず更新がこんなに遅いという体たらくですよ。ダメダメ感満載でお恥ずかしい限りですが、諦めずに細々とやっていきたいと思っております。

さて、11月10日にリリースされたその新曲ですが、UK&アイルランドで既に公開中、アメリカで来月公開の「Film Stars Don't Die in Liverpool」という映画の主題歌です。とても素敵な(しかし笑ってしまう)プロモーションビデオが公開されています!


エルヴィス・コステロが新曲「You Shouldn’t Look At Me That Way」のミュージックビデオを公開 - amass

エルヴィス・コステロ、新曲“You Shouldn’t Look At Me That Way”を公開 | NME Japan

elvis costello new single you shouldnt look at me that way out 10th nov - Yellow Press - Elvis Costello

上記オフィシャルサイトにあるように、Verve/Decca Recordよりリリースということですが、残念ながらCDなどの物体としては発売されておらず、今のところ配信のみ。iTunes, Spotify, Amazonなどの配信サービスで買ったり聞いたりすることができます。

エルヴィス・コステロ「You Shouldn't Look At Me That Way (From the Motion Picture “Film Stars Don’t Die In Liverpool”) - Single」

Spotify Web Player - You Shouldn’t Look At Me That Way - From The Motion Picture “Film Stars Don’t Die In Liverpool” - エルヴィス・コステロ

You Shouldn't Look At Me That Way (From The Motion Picture “Film Stars Don’t Die In Liverpool”) [MP3 ダウンロード]

You Shouldn't Look At Me That Way[From The Motion Picture “Film Stars Don’t Die In Liverpool”] (High-Res AUDIO)

この新曲にまつわる様々な情報やら裏話やら、とても長くなるので別記事で。

ayako445 at 14:32|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年08月25日

何はなくとも

HAPPY BIRTHDAY, ELVIS!!!

例によってご無沙汰を詫びるお誕生日になってしまいました。本当に体力&気力の衰え著しく、「American Tune」の続報もないままで申し訳ありません。情熱は全く薄れていないつもりなのですけどね。エルヴィス・コステロ様、63歳のお誕生日おめでとうございます!

実は今年は、コステロのデビュー40周年!という非常に記念すべき年だったりします。1977年3月25日にシングル「Less Than Zero」発売、そして7月22日にファーストアルバム「My Aim Is True」が発売となりました。…の割に、特に記念リリースもイベントもないまま過ぎていってしまったのですが、まあコステロにとっては、40周年も単なる通過点でしかないのでしょう。

今年は2〜3月にかけてDetourのヨーロッパツアー、そして6〜7月にImprerial Bedroomツアーでアメリカをツアーしていましたが、この先の予定は単発のライブ2件以外、ほとんど何もアナウンスされていません。「Face In The Crowd」のミュージカルは結局いつ実現するのか?バカラックとの共作はどうなった?「 American Tune」に続くリリースはあるのか?Imperial Bedroomツアーで日本には来てくれないの?…などなど、次の動きが待ち遠しく、またもどかしい今日この頃です。近いうちに何か驚くような、新しい動きがあることを祈りつつ、私も更新頑張ります、本当です。

3月にスウェーデンでのソロ公演で演奏したデビュー曲。とてもかっこよかったので記念に貼っておきます。


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2017年07月04日

突然の新譜「American Tune/Lucky Dog」

まずは、長らくの放置申し訳ありません。ほんとうに、言い訳のしようもございません。

私のtwitter(このブログ左のサイドバーでもご覧いただけます)を見ていた方はご存知かと思いますが、ここ数日、コステロの「新譜」に翻弄されて大変なことになっていました。

AmericanTune

結論から申し上げますと、本日、7月4日アメリカの独立記念日に、2曲入りシングルがリリースされました。時差の関係で、本国アメリカより一足先に購入できます。A面はポール・サイモンのカバーの「American Tune」、カップリングは少し前にライブで披露していたオリジナル曲「Lucky Dog」です。アナログ盤が存在しますが、その詳細はさておき、とりあえず配信で入手できますのでぜひ。

iTunes
https://itunes.apple.com/jp/album/american-tune-single/id1249532058

Amazon
http://amzn.asia/1Sb9eDf

この他、SpotifyやApple Musicでストリーミングで聴くこともできます。

The Rootsとの共作「Wise Up Ghost」のプロデューサー、スティーブン・マンデルさんがプロデュースしていることは明らかになっていますが、その他のクレジットは不明。でもこのドラムの音は非常にクエストラブっぽいです。あと、カップリング曲はコステロのギター弾き語り、またはデモ音源なのかもしれません。

ここまでの顛末、特にアナログ盤の入手を巡る騒動及びコステロの弁明など、時間がないので、近日中に別エントリーで。

ayako445 at 07:34|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年04月24日

Flowers In The Dirt 見どころ聴きどころ読みどころ

…などという題名をつけるほど詳しいわけでは全くないのですが、とりあえず今回の再発盤をざっくり分けると、

フラワーズ・イン・ザ・ダート[スペシャル・エディション](2CD)
ポール・マッカートニー
Universal Music =music=
2017-03-24


という通常盤と、

フラワーズ・イン・ザ・ダート[デラックス・エディション](3CD+DVD付)
ポール・マッカートニー
Universal Music =music=
2017-04-19


という素敵なお値段のデラックス盤の2種類、それぞれ輸入盤と国内盤が存在します。内容はAmazonの商品説明や大量の関連記事を読んでいただければ十分わかると思いますので、ここからは、ぼったくり価格のデラックス盤の国内盤(しかも発売遅れた)を購入した私の感想です。ダウンロード音源と、レコードストア・デイ限定のカセットテープはまだ聴いていないのでまた別途。

私は基本的にあまりコレクター的なファンではなく、過去のものを掘り返して再発されるものにそんなに熱くなれないほうなのですが、今回のこれはちょっとはまってしまいました。通常盤でも聴けるディスク2の「オリジナル・デモ」は、9曲の共作ナンバーが収録されており、これがすごーーく良い!のです。コステロファンなら、通常盤は少なくとも入手されたほうがよいと思います。ブートレグなどで出回っていた音源も多いようで、私も何曲か聴いたことはありますが、コステロの存在感ありまくり。2人の声の相性も抜群、そして素晴らしい名曲揃いです。「Tommy's Coming Home」や「Twenty Fine Fingers」なんか本当に良い曲で、未発表だったのが謎なレベル。最終的に「Flowers In The Dirt」に収録された曲も、この加工されていないデモのほうが個人的にはずっと好きです。コステロ入りというのを別にしても。

デラックス盤のディスク3は「1988デモ」というもので、ディスク2と全く同じ曲が、より完成度の高いバージョンで収録されています。コステロの声は薄まっていますが、これもすごく良いです。

そしてDVD。「Music Videos」は普通にポールのPV集、「Put It There」はポールのツアードキュメンタリーのメイキングなのでここでは省略しますね。コステロとの共作風景が収められているのが「Creating Flowers In The Dirt」ですが、はっきり言って、コステロが思ったより映っていない… そりゃポールの作品なんだから仕方ないのですが、いわゆる「見切れてる」感じのシーンが多くて悔しい(笑)。それでも貴重な映像であることに変わりはなく、観ているとなんともいえない感慨を覚えます。コステロが結構仕切ってて、事を前に進めようとしてる感じなのが面白いです。

デラックス盤にはいろんな冊子がついているのですが、「This One」の写真集とかアルバムアートの展示会カタログとかはどうでもよくて(すみません)、重要なのはアルバムの解説とインタビューが収められた112ページにも及ぶブックレット、というか「ブック」です。コステロ自身のコメントも、コステロについてのポールや関係者のコメントも大量に掲載されていて、読み応えたっぷり。これまで色々なところで語られてきた内容と重複する部分もありますが、へえ〜と思うエピソードも多く、かなり満足。とにかくすごく長く、英語で読むのは大変なので、これは日本盤買う価値ありますね。

で、個人的に一番ツボだったのは、ポールの手書きの歌詞と注釈などが掲載されたノートブック…のスリーブに収められた様々な紙切れのうち、コステロからポールに宛てた手紙!日付が書いていないのですが、おそらくセッションが終わってしばらくして出された手紙と思われます。コステロはきっともっと一緒にやりたかったんだろうなあというのが伝わってきて、最高です。このノートや紙切れの対訳はついていないので、勝手に訳しました(怒られたら削除します)。どうしても手書き文字が読み取れない部分や、推測で意味を補っている部分もあるので、いつも以上に適当ですがご容赦ください。(xxxxは読み取れない文字、※で斜体なのは私の注釈、斜体じゃない括弧はコステロ自身が書いた括弧書き)
続きを読む

ayako445 at 01:46|PermalinkComments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年04月23日

Flowers In The Dirt(ポール・マッカートニー)再発盤

なんと、半年以上ぶりの更新となってしまいました。来日公演の感動が昨日のことのように思い出されるのですが、時が経つのは早いものですね… いや、大変申し訳ありませんっ!!!

で、今回更新する気になったのはこれです!現在来日中!!!のポール・マッカートニーさんのアーカイブ・シリーズ第10弾として、「Flowers In The Dirt」が大量のデモ音源と共に再発されました。もうこれについては山ほど記事が出ていますので、今更ここで説明する必要もないですね。リンクを貼るのも面倒になってきましたが、一応。

ポール・マッカートニー(Paul McCartney)、アーカイヴ・コレクションの新作『フラワーズ・イン・ザ・ダート』をリリース - CDJournal ニュース

ポール・マッカートニー、豪華再発シリーズ第10弾。コステロとの未発表デモも | Paul McCartney | BARKS音楽ニュース

ポール・マッカートニー、大型再発盤を準備中、コステロとのレアなデモも | Rolling Stone(ローリングストーン) 日本版

ポール、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』の再発盤より“Twenty Fine Fingers”のデモ音源が公開 | NME Japan

ポール・マッカートニー、コステロとのノリのよい未発表デモを公開 | Rolling Stone(ローリングストーン) 日本版

ポール・マッカートニー、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』再発盤より未発表音源2曲が公開 | NME Japan

ポール・マッカートニー、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』当時のリンダ撮影の写真を公開 | NME Japan

ポール・マッカートニー『Flowers In The Dirt』レコーディング写真&当時の映像を使ったMV公開 | Daily News | Billboard JAPAN

ポール、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』再発盤より“This One”の音源が配信 | NME Japan

ポール・マッカートニー、コステロとのデモ音源のカセットがレコード・ストア・デイに発売 | NME Japan

ポール、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』の再発盤より“Distractions”のデモ音源が公開 | NME Japan

ポール・マッカートニー、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』再発盤の開封映像が公開に | NME Japan

多過ぎです。これでもだいぶ間引きしたんですが…。
記事が長くなってしまうので、ひとまずここで失礼します。

ayako445 at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年10月02日

Detour 来日公演 大ネタ・小ネタ・雑感(また長文です)

そろそろDetour再びのアメリカツアーも始まってしまうので、来日公演の総括を、と思っていたのですが、なんだかどうでもいい小ネタばかり浮かんできてまとまりません。ちゃんとした文章を書く前に(書くことがあるのか?)、頭に浮かんだ思い出を吐き出させていただきたく。皆さんも、もう余韻が薄れている頃かもしれませんが、気になる小ネタなどありましたらお寄せください。

★観客動員など

大阪はソールドアウト、東京も満席とはいかないまでも、かなりいい感じに埋まっていたのではないでしょうか。↓は東京2日目の様子。

2016-09-07-19-11-00

急遽イスあり公演になってしまった前回2013年、そして2, 3階席はガラガラだった2011年のことを思うと、つくづく、本当に良かったなあと。しかししかし、来日後Togetterなどのために検索かけてみると、「えー、コステロ来てたんだ!」「知らなかった」「行きたかった!」などという声が少なからず見つかり、いや驚きましたよ。なぜそんなことが起こり得るのか想像もつかないのですが、Twitterやっているような人でもいるんだから、世の中には知らなかった人がもっとたくさんいるのかもしれません。告知って難しい…。そういえば前回は新聞広告も出ましたが、今回はなかったですよね。あの、もしこれを見ている関係者の方がいらっしゃいましたら、私は無償でフライヤー配りでもなんでもやりますので、次回からはぜひご連絡いただきたく(本気)。

それはともかく、お客さんの反応はどの日も総じて素晴らしく、とても温かい、いい雰囲気でした。私は自分がコステロを好き過ぎるため全く客観的になれないのですが、気づくと手拍子が起きていたり、イントロだけで歓声が上がったり、会場全体がぐっとコステロに惹きつけられている熱い空気を感じました。特に、新曲への反応が、有名曲とまったく変わらないくらいに良かったのはコステロも嬉しかったはず。それだけの力のある楽曲とパフォーマンスだったから、と思いますが。唯一の、たった一人のマイナス点は、東京1日目に1階席後方にいらした帰省客、じゃなかった奇声を上げる客。私は前のほうだったのでそれほど気にならなかったのですが、ラスト近くに「うるさいよ!」と非難の声が上がるほどだったので、相当な迷惑だったのではないかと。

★Larkin Poe

くどいようですが、本当に、本当に一緒に日本に来てくれてよかったです。当初は同行が発表されておらず、どの時点でどういう過程を経て最終的に決まったのかわからないけど、コステロにもSMASHにも心からありがとうと言いたいです。マカオも観たので尚更そう思いますが、Larkin Poeの存在によって、コステロの音楽に彩りと深みと厚みが増したことは間違いありません。そして見た目の華やかさも!オープニングアクトとしてのパフォーマンスは、大阪では少し硬いような気がしたのですが、日を追うごとに生き生きとしてきました。コステロのセットの前のインターバルに、ロビーでサイン会を行ったのですが、連日すごい行列と人だかり!

2016-09-07-19-05-37

写真撮影にも応じてくれてサービス満点。最終日にはCDとレコードが売り切れてしまうという人気でした。そのうち単独来日公演もあるかもしれませんね!

★巨大テレビについて

すみません、私は勘違いしていたようです。東京1日目、アンコールで巨大テレビの中に登場し、そのまま「Alison」と「Pump It Up」を歌うというサプライズ演出。これは欧米での公演でも定番の仕掛けだったのですが、初日の大阪ではやらなかったのですよ。私は大阪はステージが小さくて、歌えるだけのスペースがテレビの後ろになかったんだろう、と勝手に理解していましたが、実はそんなことはなく、同じ大きさのセットだった模様。そして東京2日目もテレビには入らないまま終わりました。せっかくのセットなのにもったいない!調べたところ、欧米ツアーでも後の方になるにつれてこの”inside TV”をやらなくなっていたようなので、きっとだんだん飽きてきたものと思われます。東京の映像はないので、ご参考までにブリストル公演の様子:
IMG 1872 - YouTube

★ロス・マクマナス「If I Had A Hammer」

1度目のアンコール、というかインターバルの後、巨大テレビに映し出された陽気な楽団、中央で朗々とに歌い踊るのはそう、コステロのお父さんロス・マクマナス氏!この映像と歌が頭から離れないよ!という方も多いのではないでしょうか。笑う洋楽展もひれ伏す愉快な映像は、こちらからフルでご覧いただけます。
Ross McManus (father of Elvis Costello) : "If I had a Hammer" circa 1963 - Video Dailymotion

また、こちらはフルではありませんが、ドキュメンタリー「Mystery Dance」からコステロの語りつきの映像:


なんともいえない独特なダンスの動きは、マクマナス家の血を感じずにはいられませんね。映像の終盤になってLarkin Poeと一緒にコステロがステージに出てきて、お客さんと一緒にスクリーンを見ながら手拍子したり歌ったりするのがすごく良かったです。

★お色直し

今回の公演は、変化をつけるためか、やたらと衣装などを変える場面が多くとても楽しめました。最初はジャケットを着て出てきますが、ピアノを弾く前に脱ぎ捨て、サングラスを普通のメガネにかけ替えます。その後イスに座って歌うコーナーでは帽子をかぶり、別人のふり。Larkin Poeと一緒に再登場する際はストライプのジャケットを着て、最初とは違うサングラスをかけてきますが、やがてまたジャケットを脱ぎ捨てる。という流れでした。東京2日目はスーツだったからか、一度ジャケットを脱いでからは別のは着ませんでした。

ここ数年、ステージでもそれ以外でもほぼずっと帽子を被っていることが多かったのですが、今年に入ってどういう心境の変化か、潔く頭部を晒すようになりました。また、今年夏ぐらいからジャケットを脱いで袖まくりをすることが増えています。それはいいのですが、ジャケットの下に着ているベストがぱっつんぱっつんで、後ろの金具は常に外れた状態…。なぜこの格好がアリだと思うようになったのか、、、いや別にいいんですけどね。。。

★MCについて

先日の記事でまとめましたが、言葉があまり通じない観客にここまで喋り倒すMCってのも例が少ないんじゃないかと。通じようが通じまいが知ったこっちゃないと思っていたのかもしれませんが、微妙なところで日本人に気遣いを見せるのが謎でした。「A Face In The Cloud」の話をする際に「ミュージカルってわかる?キャッツみたいなのだよ」って、ミュージカルぐらい知ってるよ…。主人公の説明をするのに「”rating”(視聴率、聴取率)って意味わかる?」って聞いてたのも、何故そこだけ?あと、ニューオーリンズのジャズフェスについて「フジロックみたいなフェスだよ」などと言ってたのはSMASHへの心遣いでしょうか(笑)

★ピアノについて

コステロがこんなにピアノ弾けるなんて知ってました?私は知りませんでしたよ。昔からライブではちょこちょこ弾いていましたが、あくまでも余技という感じでした。大変失礼ながら、いつの間にこんなに上手くなったんだろう!と感心せずにいられません。なんというか、無難にこなしてるだけではなくすごく情熱的で大胆な演奏で、もちろん本業のピアニストとは違うんですが、意外なほど聴かせるのです。

それで、最後までよくわからなかったのですが、このSteinway & Sonsのグランドピアノはもしかして持参したんでしょうか?

大阪で「こんな巨大なピアノは初めて見たよ」などとジョーク交じりに言っていたので、会場に備え付けのピアノなのかと思っていたのですが、東京のピアノもSteinway & Sonsで、私はピアノの識別などできないので、同じに見えました。しかも「American Mirror」の時のMCで「このピアノで書いた曲だ」というようなことを言っていて。さらにマカオでは、同じピアノに見えたばかりか「このピアノは妻から借りてきたので、傷つけずに返さなくちゃ(笑)」というようなMCがあったのです。マカオにはステージセットも何一つ持っていかなかったのに、ピアノは持参?ただ、このMCもジョークの可能性もあり、よくわかりません!どなたか詳しい方教えてくださいませ。

余談ですが、こういう本格的なグランドピアノを弾くようになったのは実は結構最近でして、Detourの最初の頃は”Baby Grand Piano”と呼ばれるこういうのを毎公演使っていました。グランドピアノになったのは、ピアノ演奏に対する自信の表れでしょうか?

★終演後の写真

巨大テレビに映し出された数々の映像/写真のうち、終演後のこの写真のおっさんは誰だ?と思われた方も多いと思われます。

image

この人は長年コステロのステージマネジャーを務めたミロ・ルイスさんという方なのですが、今年の2月、Detourのヨーロッパツアーを目前に急逝しました。オフィシャルサイトに、コステロの思いの込められた素晴らしい追悼文が掲載されています。

"Milo Lewis" - Yellow Press - Elvis Costello

1981年からコステロとニック・ロウのツアースタッフとして働き始め、1983年、コステロ専任のプロダクション・マネジャーとなりました。以来、数え切れないほどたくさんのツアーとステージに関わり、コステロやバンドのメンバー、その他のスタッフにとっても家族のような存在だったとのこと。そういうわけで、これはミロさん追悼の写真だったのです。もっと早くこのブログに書いておけばよかったと後悔しています。

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2016年09月25日

Detour 来日公演 MC集(長文注意)

余韻はまだまだ続いております。しつこいとは思いますが、まだしばらくお付き合いくださいませ。

今回の来日公演、本当にMCが多かったですねー。来日前のインタビューでは「言葉が通じない観客にどうやって伝えるか考えなくては」とかなんとか言っていましたが、ふたを開けてみたら、まあお構いなしに喋る喋る。あまりわからなかったという方も多いのではないでしょうか。私も正直なところ、その場で理解できたのは7割か、よくて8割ぐらいでした。なのでこれは、えーと、もう隠しても仕方ないので言ってしまいますが、非公式な音源を聴き返してまとめたものです。一語一句起こしている暇はないので、3公演で共通する部分は適当に統合したりしています。文末に特に日付のないものは、3公演共通のMCです。適当なところや間違いもたくさんあると思いますが、ざっくり何を言っていたのか、お役に立てば幸いです。

【1曲目が終わって】
コンニチワー!Detourにようこそ!なぜ「Detour」っていうのか聞かれるんだが… 僕がどこから来たのか、どこへ行くのか聞かれたら「回り道をしてるんだ」と答えているからだ。

【銀座の写真】
今晩はいろんな物語を話そう。中には、話すには悲しすぎるエピソードもある。僕がまだ若かった頃、家を離れ、ロングアンドワインディングロードを経て、1978年、はるばる東京にやってきた (スクリーンに銀座の写真、爆笑)。ショービジネスで成功するには、日本で名前を売るためには逮捕されなきゃいけない、と聞いたもんで、わざわざ銀座に行ってトラックに乗ってロックンロールを演奏した。そこで僕は無料のレコードを通行人に配ろうとしたんだが、誰も受け取ろうともしなかった。いい趣味をしてたのか、または Rushのファンだったのかな。ほら(スクリーンを見て)、皆夢中になってるだろう?だが、非常に残念で恥ずかしいことに、僕らは逮捕されなかった。代わりにもらったのはこーんな小さな違反切符。(主に東京9/6, 7)
参考:エルヴィス・コステロ、かつて日本で行った路上ライヴが悲惨だったと語る | NME Japan

【Ascention Day】
この曲はプロフェッサーロングヘアによって書かれた。このスローなバージョンは僕の友人のアラン・トゥーサンによって書き換えられたもので(拍手)みなさんご存知だと思うが、The River In Reverseというレコードをリリースした時にここ(日本)に来た。ハリケーン・カトリーナの後で作られたレコードで、まだ街が復興途中にある・・・多分今も復興の途中だと思うんだが・・・ニューオーリンズで仕上げたものだ。その後ワールドツアーに出て、日本にも来た。彼はその際に一度ショーをやったんだけど、そこに来た人たちは、アランが自分で作ったことも忘れていたようなレコードを持ってアランのところやってきた。(日本のファンは)彼の音楽をすごく理解しているということだと思う。(9/5大阪)

(前略)…「The River In Reverse」というレコードのために書いた曲だ。アランとはずいぶん前からの知り合いで、最初に会ったのは1984年…いや1983年、ニューオーリンズに、ヨーコ・オノの「Walking On A Thin Ice」をレコーディングしに行った時だ。それで親しくなり、また一緒に仕事をできる機会を待っていた。その後Tボーン・バーネットとニューオーリンズに行き、「Deep Dark Truthful Mirror」をレコーディングした。いつかアルバムを一緒にレコーディングできたらいいなと思っていた。子供の頃から聞いていた、「Fotune Teller」、「Working On A Coal Mine」、「Southern Nights」といったアランの歌を… (後略)(9/6東京)

これはプロフェッサー・ロングヘアによって書かれたTipitinaという曲で、このバージョンは僕の友人のアラン・トゥーサンがピアノで書き換えたものだ。僕は彼みたいには弾けないから、ギターにした。念のため、難しいコードは外してね。アランとは3回一緒に仕事をしたことがある。1983年、ニューオーリンズに行ったんだ。当時他のミュージシャンも皆、アランと仕事をするだけのためにニューオーリンズを訪れていた。彼は「Fotune Teller」や「Working On A Coal Mine」「Southern Nights」といった名曲を書いていたけど、そうじゃなくて、僕がレコーディングしに行ったのはヨーコ・オノの歌だった。アラン・トゥーサンとこの曲をやるなんて想像できなかったよ。でもアランはアトラクションズと一緒に美しい音楽を作ってくれた。(中略)次に会ったのはハリケーン・カトリーナの6ヶ月前だった。ジャズフェスでね。ニューオーリンズの。年に一回の、フジロックみたいなフェスだよ。そこで「いつかまた一緒に仕事したいね」という話をしていた。で、ハリケーンが来て全て流されてしまった。彼は家もスタジオも失って、ニューヨークに滞在することになった。良かったことは、強い友情が集まったこと、そして彼が自分の音楽を世界に向けて演奏したこと。僕らは一緒に「The River In Reverse」を作り始めて、最後にニューオーリンズに行って完成させることができたんだけど、その当時はまだ門限があって、遅くまでスタジオにいられなかった。外には警察やら軍隊やらがいて。電気が通っているところもあったけれど、まだのところもあって暗かった。何かが腐っていくような変な臭いもした。それで僕はこのメランコリックな音楽につける詞を書いたんだ、自分の故郷がこんな風になったら…と想像しようとしながら。(9/7東京)

【Church Underground】
僕は世界中いろんなところを旅した。日本に来る前、23歳の時、最初に行ったのはアメリカだった。初めてロサンゼルスに行った時、こう想像していた。タバコの煙の立ち込めるバーに行ったら、(スクリーンの写真を見て)こんな女の子がいるんだろうなと。フィルム・ノワールの観過ぎだったんだ。彼女は僕のことをこんな目つきで見て、そして平手打ちをくらわす。それで僕は言う「サンキューベリーマッチ、マダム。もう一発お願い」…って、実際にはそんなことは起きなかったんだが、そんな妄想で頭がいっぱいだったんだ。この曲はそういうサイレントムービーの女優、グロリア・グレアムのことを歌った曲で…。(9/6東京)

【45】
僕はレコードが好きだ。僕の両親はレコード屋のカウンター越しに出会ったんだから。母はレコードを売っていて、親父はミュージシャンだった。(9/7東京)

【What Is It That I Need That I Don't Already Have?】
これはまた、皆さんの誰も聞いたことがない曲、なぜならたった今作り上げたから。(9/5大阪)

【Shipbuilding】
これまでの人生で見た中で一番大きなピアノだ!(9/5大阪)
学校を卒業した後、僕はマジシャン、いやミュージシャンになろうとは思ってなかった。1972年頃、リバプールで職を探していて、コンピューター部門で働くことに。こんな感じだ(スクリーンの写真を見て)。こんな女の子はいなかったけど。僕はラッキーだったんだ。当時、同じ街の同年代の若者には、就きたくもない職業についている奴がたくさんいた。船を造ったり、その船に乗って他の国に戦争に行ったり…。後に友人のクライヴ・ランガーと一緒にこの曲をつくった (9/5大阪、6東京)

【A Face In The Crowd】
新曲をやるよ!今何人かの友人たちと一緒にやってる「A Face In The Crowd」っていうミュージカルからの曲。ミュージカルってわかる?「キャッツ」みたいなやつね。ブロードウェイでやろうと思っている…または、その近くで。どこからともなく現れて、人々が聞きたいようなことを話す男についての歌だ。皆が心のそこで思ってるけど言わないような汚い、悪いこと。皆が聴きたがっているとわかって、そういうことを大きな声で言うわけだ。それがラジオやテレビに乗るといいrating(聴取率、視聴率)を稼ぐ。ratingってわかるかな?そのうち彼は言い始める、人々の声を聞く必要などない、皆が思っていることを言ってやるだけだと。彼はデマゴーグなんだ。そんな、悪魔のような男の歌。

【This Uneasy Hour】
もう一曲新曲をやろう。暗くなる前、1日が終わる前の時間、目覚める前の時間、弱気になっている時間。夢を見て怯えているかもしれない。そんな時にあなたの前に訪れて、約束をしたり嘘をついたりする人。政治家や宣教師や恋人みたいに。 (9/5大阪、6東京)

【椅子コーナー】
ここで今日のスペシャルゲストを紹介する時間です……僕です。帽子をかぶって、もう一人いると騙せたらいいな。

【メガホン】
音楽を始める前はコンピューター技師としてスタートしたから、僕はすごくハイテクなんだ。これが最新型のiPhoneだ。ポケットには入らないけど、こういう歌を歌うのにはぴったり。

【Ghost Train】
歌手になる前、僕は子供だった(笑)父は、僕より前から歌手だった。1950年代〜60年代、父はダンスバンドで歌っていた。僕はテレビの前で、父が登場するの待っていた。小さい頃はテレビの裏側に行けば会えるかと思ったりして。父は当時のヒット曲を歌っていて、1963年に大規模なバラエティショーにも出演した。アクロバットやらジャグラーやらマレーネ・ディートリッヒやらバート・バカラックやら、そしてリバプールのビートルズっていうグループもね。これがあの有名な、ジョン・レノンが「宝石を鳴らしてください」といったショーだよ。ロイヤルファミリーのためのショーだったから、翌日の新聞はそのことしか書いていなかった。リバプールの野郎がクイーンマザーに失礼だったとね。僕の父がそこで「天使のハンマー」を歌ったことは誰も覚えていなかった クイーンマザーのお気に入りの曲だったんだけど。彼女はワークソングが好きだった。自分は仕事なんかしたことがないくせに。当時僕の友人たちはベッドルームで音楽をかけると、親たちにノックされ「音量を下げなさい!」と怒られていたのに、僕の父は居間でそういう音楽を大音量でかけていた、自分が歌わなきゃいけなかったからね。皆とは違ったんだ。僕は、父を見ていろんなことを学んでいった。でも60年代後半から父はスタイルを変えて、平和や愛について歌い始めた。風貌は「何かいいことないか子猫チャン」のピーター・セラーズか、もっと若い人向けに言えばオースティン・バワーズかな。こんな感じ(スクリーン)。父は北イングランドのナイトクラブを回って歌っていた。僕がそこで見た人たち…悲しい人たちについての歌。17の時にこの曲を書き始めて、今書き上げた。(9/5大阪、6東京)

【Burn The Paper Down To Ash】
また「A Face In The Crowd」から一曲やろう。どこからともなく現れてひどいことを公言するロンサムローズという男の話をしてきたが、彼によって人生を変えられたマーシアという女性の歌だ。彼女は教養のある女性だったが、自分こそがこの男をラジオやテレビに出すのだと信じ、プロデューサーになり、彼のメンターになった。そして最終的にこの悪魔の虜になってしまった。で、物語のある時点で、彼女はバーに行き、飲み物を手にし、ふと鏡をみる、そしてかつて自分が信じてきた詩だとか哲学だとかに思いを巡らす。だが今自分はそういったものを手放して悪魔の手に落ちてしまっているのだと気づく。レベッカにマイクを渡して、歌ってもらいましょう。

【Vitajex】
この男が売っているのは悪い考えや嘘だけじゃない。テレビやラジオで魔法の薬の宣伝もしている。アザミだとか毒蛇だとか猿の尻だとか、珍しい動物のエッセンス、そしてコーヒー50杯分のカフェインでできてる黄色い薬。これを飲むとハイになって、痩せて、もっと賢く、セクシーになれる。ここで僕らのスポンサーからのお知らせをお送りしましょう、コマーシャルタイムです。

【That’s Not The Part Of Him You’re Leaving】
悲しいストーリーだ。午前3時、若い女性が若い男の目を見つめ、そこに安らぎ、理解、優しさを求める、だが同時に男は女の目を見ているが、そこには性欲や欲望しかない。

【American Mirror】
もう一曲どうだ?このピアノで書いた曲だ!「American Mirror」っていう曲だけど、中国の鏡かもしれないし、シリアの鏡かベルギーの鏡かブラジルの鏡かもしれないし、あるいは日本の鏡かもしれない。(9/6東京)

【Down On The Bottom】
これはボブディランによって書かれた曲、だけどボブは全く知らない。ジム・ジェームズ、マーカス・マムフォード、リアノン・ギデンズ、テイラー・ゴールドスミスと一緒に「Lost On The River」というレコードを作った。レベッカとメーガンはレコーディングの最終日に来てくれて、2曲か3曲を一緒に録音した。これからやるのは、皆さんが聴いたことがない曲だ。12日間で42曲作って、レコードに収録されなかった曲もあるんだ。これは、レコードではジム・ジェームズが歌ってる曲の別バージョン。ボブディランが詞を書いて僕が曲を書いた。(9/5大阪、7東京)

【Jimmie Standing In The Rain】
これは僕の祖父(スクリーン)。祖父は少年兵だった。第一次大戦、オーシャンライナーでトランペットやフリューゲルホルンを吹いていた。フランスで負傷して後にアメリカに渡り、ホワイトスターラインの一等客相手にトランペットを吹いて、何年か良い暮らしをした。そんな時代の記憶を歌った曲だ。(9/5大阪)

【別れのあいさつ】
(9/5大阪)Thank you so much! ドーモアリガト、サヨナラー!
(9/6東京)ドーモアリガトー サヨナラ、See you tomorrow night!
(9/7東京)Thank you so much! Rebecca & Megan for joining on this Japanese tour. See you again, next year maybe?! Until then! Good night, God bless you! ドーモアリガトーサヨナラ!


ayako445 at 02:34|PermalinkComments(7)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年09月23日

映画「ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK」出演

未だ来日反芻中ですが、この重要な情報をお伝えしないわけにはいきません。9月22日より全国公開中のドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK」に、コステロが「証言者」のひとりとして出演しています!私もさっそく観てきました。

映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK』公式サイト

ザ・ビートルズの記録映画、シガニー・ウィーバーらが出演 | ORICON STYLE

ビートルズについてはこれまでも色々なところで熱く語ってきたコステロ、やっぱり熱いです。出演シーンは短いですが、きっと収録ではこの100倍ぐらい語っていたんだろうなと容易に想像できます。ビートルズに影響を受けたミュージシャンなど星の数ほどいる中、現役ミュージシャンとしてはコステロが唯一採用されているというのが嬉しいところ。映画館の大スクリーンでコステロの姿を観れるまたとない機会… などとこじつけてオススメするまでもなく、ビートルズの映画として最高に楽しめること間違いなしです!

ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years -上映劇場- : 角川映画

ayako445 at 06:50|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加