2016年08月28日

諸々リリース情報まとめ

またちょっと放置している間に色々溜まっていたので、まとめておきます。相変わらず働き者、そして交友関係が広いですね。

★ダーレン・ラブ新譜



これは結構話題になりました。映画「バックコーラスの歌姫」でも大々的にフィーチャーされていたシンガー、ダーレン・ラヴの新譜です。Eストリート・バンドのスティーヴ・ヴァン・ザントがプロデュースを手がけ、ブルース・スプリングスティーンなど一流ミュージシャンたちが惜しみなく楽曲を提供しています。コステロが書いた「禁じられた夜(Forbidden Night)」はなんとリードシングルに。加えて、かつて「ダーレン・ラブを思い浮かべて作った」という「Still Too Soon To Know」のカバーも収録されています。コステロは影響を受けたボーカリストとしてダーレン・ラブを挙げていたこともありましたし、長年の想いが叶ったというところでしょう。ちなみに「禁じられた夜」はPVも作られていて、コステロもカメオ出演。意味不明で笑えるのでぜひ見てみてください。


★「ヴァイナル」サントラ盤

VINYL -ヴァイナル- Sex,Drugs,Rock’n’Roll&NY
TVサントラ
ワーナーミュージック・ジャパン
2016-07-27


マーティン・スコセッシとミック・ジャガーのプロデュースによるHBOのドラマということで話題になった「VINYL」のサントラ盤です。70年代ニューヨークの音楽シーンを描いた作品ということで、コステロはオージェイズの「Back Stabbers」をカバー。実はこれ、ライブでメドレーの一部として歌っていたこともある曲で、「Punch The Clock」の2枚組リイシュー盤に、King Horseからのメドレーでライブバージョンが収録されていました。もちろん今回のはフルで新録です。

★ロレッタ・リン新譜

Full Circle
Loretta Lynn
Sony Legacy
2016-03-04


ロレッタ・リンの新譜「Full Circle」の中の「Everything It Takes」という曲にゲストボーカルで参加しています。以下のサイトで、コステロが参加することになった経緯などをロレッタ自身が語っており、実際に曲を聴くことができます。ん〜、正直なところ、あまり存在感がないような…。
Hear Loretta Lynn Elvis Costello Duet On Everything It Takes - Rolling Stone


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2016年08月27日

今後の予定: Detourは続くよ/Imperial Bedroom再現ツアー!

来日もまだなのにその先のことを、っていうのも微妙なんですが、色々発表されてますので一旦まとめておきます。↓を見れば一目瞭然なんですけどね、一応。

Concert schedule - The Elvis Costello Wiki

まずは、先日も書きましたが日本の後のアジア3公演。どうもLarkin Poeは同行しないみたいですね... 日本に来てくれるのは本当にありがたいです。そして10月、"Detour"は再びアメリカへ。こちらは全てLarkin Poeつきで13公演、中西部〜南部を中心にがっつり回ります。

Elvis Costello's Solo "Detour" Continues In October With More US Dates

さらに、このうち10/17のナッシュヴィル公演にはプリザヴェーションホール・ジャズバンドのゲスト出演が決定!すっかり意気投合したみたいですね。一緒にアルバムでも作ればいいのに(ってすぐそういうこと考えてしまいます)

そしてそして、ここからが本題です!上記のDetourから息つく暇もなく、今度はThe Impostersと共に「Imperial Bedroom & Other Chambers(インペリアル・ベッドルームとその他の室内楽)」と題したツアーを!何それ素敵!そして、このツアーのポスター、とんでもなくかわいい!

2016-07-19-09-18-21

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Elvis Costello playing solo NYC show before “Imperial Bedroom and Other Chambers” tour w/ The Imposters
New Elvis Costello & The Imposters Dates Come This Fall Second Beacon Theatre Show Added By Popular Demand

アルバム再現ツアーって流行ってる気がしますが、そこはコステロのこと、一筋縄ではいかなそうです。「この手のショーの一般的なルールにとらわれるつもりはない。合う曲なら何でもやるつもり」というようなことをわざわざコメントしています。Imperial Bedroomはファンの間では人気の高い1982年の名盤ですが、必ずしもライブ向きの曲ばかりではなく、長年やっていない曲がたくさんあります。どんな感じになるのか...観に行けるアメリカのファンが羨ましいです。

そして、だいぶ先になりますが、年が明けると今度はまたDetourに戻って、先日キャンセルになってしまった分を含めヨーロッパ各地を回ります。今のところ2月から3月にかけてUK、オランダ、ベルギー、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、フィンランドでの計11公演が発表されていますが、もっと増えるのではないかと思われます。

Elvis Costello Tours and Events

...とはいえ、まずは来日公演です!連日しつこくてすみませんが、このページをご覧になっている方で、もしも万が一まだチケットを購入されていない方がいらっしゃったら…と思いまして。一緒に至福の時間を味わいましょう!

Elvis Costello 一般発売 | チケットぴあ[音楽 海外ROCK・POPSのチケット購入・予約]
ELVIS COSTELLO 一般発売 申込み (イープラス)

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2016年08月26日

来日の予習?復習? DVD「Detour Live at Liverpool Philharmonic Hall」

とても重要なリリース作品があったのに、ここまでアップしていませんでした。2015年のDetourツアー、リヴァプール公演の模様を収めたDVD「Detour Live at Liverpool Philharmonic Hall」です。実はこれ、英米ではなんと去年から映画館で劇場公開もされていた作品なのですが、今年2月にDVDとBlu-rayで発売されました。

エルヴィス・コステロのライヴ映像作品『Detour Live At Liverpool Philharmonic Hall』が発売 - amass



もちろん私はリリース後すぐ購入したのですが、ちょうど更新を怠っていた時期で、「日本盤出たりしないかしら…」などと思っているうちにタイミングを逸してしまいました。すみません。コステロの声の調子がいまいちなのが残念なのですが、思い入れあるリヴァプール公演ということで大変気合の入った、充実したライブになっています。Larkin Poeとの共演曲もばっちり収録。Detourツアーでは映像と共にコステロが自らの人生を語るMCがとても多く、大変長いので、ぜひ日本語字幕で見たいところなのですが、日本盤が出る気配はかけらほどもありません。逆に、日本語字幕の手間とコストがかかるからこそ出ないのかもしれませんね…。

輸入盤はAmazonで購入可能、しかもかなりお求めやすい価格となっておりますので、来日の予習をしたい方はぜひ。しかし、正直なところこれは予習よりも復習のほうがいいかなあと思っています。曲目はこの通りではないと思われますが、ステージセットや映像もありますし、お楽しみにとっておいたほうがよいかも。私も、この投稿の前に観なおそうかと思いましたがやめました。これはぜひ会場の物販で販売してほしいですね!

リリースのプロモーション用に、以下の映像が公開されています。


また、DVDの中から3曲オフィシャルに公開されていますので、DVD買うまではこちらをどうぞ。

Elvis Costello - Blame It on Caine (Detour) ft. Larkin Poe - YouTube
Elvis Costello - Watching The Detectives (Detour) - YouTube
Elvis Costello - Jimmie Standing In The Rain (Detour) - YouTube

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2016年08月25日

お誕生日おめでとうございます!

HAPPY BIRTHDAY, ELVIS! See you very soon!!!

62歳のお誕生日を、もうすぐ会える!というわくわく感と共に祝えることを、本当に幸せに思います。自分が一番好きなミュージシャンが現在進行形で、こうしてまた日本にも来てくれるって、なんて素晴らしいことでしょう。

去年から今年にかけて偉大なミュージシャンの訃報が相次ぎ、特にプリンスはコステロと世代が近いこともあってか、「コステロはずっと元気でいてくれ!」というような声が、国内外のネット上で上がっていたのを目にしました。その時は「縁起でもない。まだまだ元気に決まってるじゃん」と反感すら覚えたのですが、実際、いつ誰に何が起こってもおかしくないわけで。コステロは大きな病気をしたという話も聞かないし、見るからに元気いっぱいな感じですが、そうはいっても60代。ここ数年は、喉の不調で公演をキャンセルする例もあったりして、当たり前にいつまでもいつまでも観られると思ってちゃいけないのかも、とふと思ったりします。

…って、お誕生日なのにやけに湿っぽい文章ですみませんが、要は、観たい時に、観れる時に観に行かなくては!ってことです!別に病気とかじゃなくても、例えば日本公演の動員がいまいちだからってことで優先順位が下がって、だんだんと来日の機会が減ったり… なんてことになってほしくはないので。来日公演、超満員で盛り上がりたいです。

というわけで、チケット発売中です!まだ決めかねている方、お誕生日祝いだと思ってぜひぽちっと。

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2016年08月24日

ニューポート・フォークフェスティバル

刻一刻と迫る来日公演、ここへきて9/6東京はA席が完売!になっています。何か裏があるような気もしますが、いやいや、油断してると売り切れちゃうかもしれませんよ?まだどうしようかな〜とか思っている方、後悔する前にぜひ、買ってしまいましょう♪

Elvis Costello 一般発売 | チケットぴあ[音楽 海外ROCK・POPSのチケット購入・予約]
ELVIS COSTELLO 一般発売 申込み (イープラス)

と、前置きはここまでで、また今さらの更新になってしまいますが、7月24日のニューポート・フォークフェスティバル、これはスルーできません!一応ソロでの出演ということになっていたのですが、Larkin Poeをはじめ、素晴らしいミュージシャンたちとの共演だらけ!

まずは、自らの出番前にグレン・ハンサードのステージに飛び入り。1曲タンバリンを叩いた後、 「The Auld Triangle」で2コーラス分、メインボーカルをとりました。


自分のステージではいきなりLarkin Poeと登場!


そしてなんと、4月にニューオーリンズで共演したプリザヴェーションホール・ジャズバンドを招き入れて数曲。これが素晴らしい!


さらに、The New Basement Tapesで共演したテイラー・ゴールドスミスのバンド、The Dawesとも共演!


最後は上記全ての人々に加え、Villagersのコナー・オブライエンらも加わって大団円。


...というとてもスペシャルなライブの音源が、さらに素晴らしいことにアメリカのラジオNPRで放送され、今もフルでアーカイブを聴くことができるのです!

Elvis Costello, Live In Concert: Newport Folk 2016 : NPR

この音源がYouTubeにもアップされたり、ブートレグにもなったりしていますが、まあこの辺はご自由に…。

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2016年08月22日

夏のヨーロッパ with The Imposters

遡っての内容になってしまいますが、5〜6月のDetourヨーロッパツアーから一息ついて、7月はThe ImpostersとUK&ヨーロッパでのミニツアーがありました。フェスと単独公演を織り交ぜて、7月6日のロンドンから19日のベルファストまで11公演。7月は毎年このようなスケジュールになることが多いのですが、これはコステロのお母さんのお誕生日にリヴァプールにいられるように組んでいる親孝行なスケジュールなんですね。

フェスはどうしてもベストヒット的構成になりがちではあるのですが、その合間のUKやアイルランドの単独公演はなかなか意外性のあるセットリストで、コアなファンの人たちをもうならせていました。
個人的にもこのロンドンとかリヴァプールあたりは超ツボ!オープニングが「Big Tears」だったり、ライブでは1980年以来という「Moods For Moderns」をやったり、と昔の曲から渋いところを引っ張り出してくるかと思えば「Walk Us Uptown」や「Station Of The Cross」「All These Strangers」など最近の名曲、さらには例の新作ミュージカルの「A Face In The Crowd」まで、すごく充実した内容です。これは今度の来日のネタバレになり得ないと思いますんで、例のこちらのサイトからぜひ。それぞれの公演のページに、写真も映像もいろいろあります。

中でも今回一番面白かったのは、1978年以来やっていなかった超レア曲「Sunday's Best」からなんとビートルズの「Polythene Pam」というメドレー!これは映像もとても面白いのでぜひ観てください。コステロ踊る!なんとスティーブも!


ちなみに、映像や写真を見ると最近のコステロの姿格好がおわかりいただけると思います。帽子なし、髭あり、サングラスあり、が今年の定番になっているようです。体格的にはなんというか、かなりボリューム感を増している気がするのですが、暑い時はジャケットを脱いで袖まくり、しかしぱっつんぱっつんのベストは意地でも脱がないというファッションが多く見られます。来日の宣伝などに使われている写真や映像とはだいぶ違うので、騙された!という人が続出しなければよいのですが。来日公演は屋内なんだから、サングラスはとってほしいなあ。でも9月の日本はまだ残暑なので、袖まくりは見せてほしいなあ。などと期待しております(←どんな締めくくりだ)

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来日公演まで2週間!&アジアツアー

大変です!エルヴィス・コステロ来日公演まであと約2週間!!!

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...というか、また長いこと放置して申し訳ありません!Macの調子が悪いとか、フジロックとか、オリンピックとか、加齢による体力と気力の衰えとか色々ありますが、言い訳無用ですね。今この瞬間から心を入れ替えて、来日まで出来る限りたくさん更新することをここに誓う次第です。

で、その来日公演ですが、なんということでしょう!まだチケットが入手可能です!!

Elvis Costello 一般発売 | チケットぴあ[音楽 海外ROCK・POPSのチケット購入・予約]

今日現在、東京公演は7日(火)はA席のみ、7日(水)もSS席は売り切れでS席とA席のみ、という状況です。少なくとも、2011年のソロの時に比べたら悪くない売れ行きな気がします。大阪はだいぶ前にソールドアウト。1公演のみで、会場も小さいですしね。惜しくも大阪のチケット入手し損ねた方、ここはひとつ、東京に遠征などしてみてはいかがでしょうか?

または、いっそのこと海外遠征!という手もありますよ。
以前オフィシャルサイトのコステロの文章に「既に公演の決まっている日本、アジア…」というくだりがあって気になっていたのですが、やっぱり来ましたアジアツアー!来日公演の後、以下のような日程になっています。

9月9日(金)マカオ 澳門文化中心(Macau Cultural Centre)
Elvis Costello em Macau em Setembro
埃爾維斯.科斯特洛音樂會
MacauTicket - Macau entertainment, show tickets, News, information

9月11日(日)シンガポール Esplanade Concert Hall
Elvis Costello: Detour - Esplanade

9月14日(水)台北 國家音樂廳(National Theater & Concert Hall)
深情唱紅《新娘百分百》 鬼才卡斯提洛 9月登台 - 中時電子報
Calendar | National Theater & Concert Hall
年代售票 - Elvis_Costello首度訪台演唱會

シンガポールは前回ソロツアーもありましたが、マカオと台北は初のコステロ公演となります。今回韓国がないのがちょっと残念ですね。

上記リンクをご覧いただければわかると思いますが、どの公演もネットで席を選んでチケットを買うことが可能です。本当に日本はどうなってるんだよ、と思わざるを得ません。シンガポールはかなり良い売れ行きのようですが、マカオと台北はちょっと厳しい感じで(公演のアナウンスが遅すぎたと思う)、未だに良席が入手できてしまいます。ヨーロッパやアメリカ遠征は敷居が高いかもしれませんが、アジアならLCCなどもありますし、ここはひとつ、観光を兼ねてひとっ飛び!え?私ですか?それはもちろん…

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2016年06月24日

Larkin Poe 来日決定!

9月の日本公演のオープニングアクトとして、密かに期待していたLarkin Poeの来日が決まりました!いやーーこれは嬉しい!

Elvis Costello|LIVE INFORMATION|SMASH [スマッシュ] Official Site
エルヴィス・コステロの来日公演、オープニングアクトとしてラーキン・ポーの出演が決定 - amass
エルヴィス・コステロ、9月の来日公演にオープニング・アクトのラーキン・ポーの出演が決定 | NME Japan
エルヴィス・コステロ、来日公演のオープニング・アクトが決定 (2016/06/21)| 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック)

…と、いくらリンクを貼っても、書いてあることはほぼ同じですが。これにより、開演時間が以下のように変更になっています。

9月5日(月)サンケイホール ブリーゼ
開場18:30 
Larkin Poe 19:00 
Elvis Costello 19:50

9月6日(火)7日(水)昭和女子大学 人見記念講堂
開場18:00 
Larkin Poe 18:30
Elvis Costello 19:20

「オープニングアクト」としか書いていませんが、これまでの欧米ツアーの様子から推測するに、まず間違いなく、コステロの本編でもバッキングバンドとしてがっつり共演するものと思われます。以前にも触れましたが、これが本当〜に素晴らしいのですよ!毎度お世話になっておりますこちらのサイトでは、Larkin Poe参加曲のマトリックスまで用意されています。また、Youtubeにも共演映像がかなりたくさん出てきますので、ご興味のある方、かつネタバレOKな方はぜひお試しください。

elvis costello larkin poe - YouTube

Larkin Poeはアトランタ出身の姉妹バンドで、ボーカル&ギター、マンドリンのレベッカ・ロヴェルは25歳、ボーカル&ラップスティール、ドブロ担当のミーガン・ロヴェルは27歳という若さ。Wikipediaでは4人編成となっていますが、現在は実質的に2人で活動していると思います。コステロとは2010年のMerleFestで初共演、すっかり気に入られたらしく、The New Basement Tapesのレコーディングにも呼ばれたり、サポートアクトとしてこんなにたくさん共演しています。

フォークロックデュオとかアメリカーナとかルーツロックバンドとか、色々な書かれ方をしていますが、個人的な印象としては、昔はもうちょっとフォークっぽいと思ってたのが、だんだんブルージーでハードなロックになってきた、という感じ。2014年発売のKINというアルバムを、一部曲目変更&追加して今年4月に再発したReskinnedというのが最新アルバムですが、アメリカのAmazonでは買えるのになぜか日本のAmazonでは7月8日発売になっています(輸入盤なのに)。そのほかのアルバムもなかなか日本では簡単には入手できない状況…この来日を機に国内盤が出たりしないかなあ。

Reskinned
Larkin Poe
Imports
2016-07-08


今年はなんとクイーン&アダム・ランバートのサポートアクトをつとめたり、グラストンバリーにも出演が決まったり、と、どんどんビッグになってきて、もう日本になんか呼べないんじゃないかと心配してましたよ。本当に決まってよかった。なんというか、コステロがちゃんと日本にフルスペックの(変な言い方ですが)ショーを持ってきてくれるということが嬉しいです。回る歌本の時もそうでしたけど、それほど大規模な公演じゃないのに、欧米と同じ大がかりなセットと同じメンバーを連れてくるのは、単純に大変なことだと思うので。もちろんSMASHも頑張ってくれたのだと思いますが、日本のファンにもLarkin Poeを見せたいっていうことなんだ、と勝手に感激している今日この頃です。

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続報: ソングライターの殿堂式典

先日のSongwriters Hall of Fameの殿堂入り式典の時の長い映像がYoutubeにUPされたので、貼っておきます。プレゼンターをつとめたマーカス・マムフォードによるスピーチと「Pump It Up」のカバー、そしてほぼフルに近いコステロのスピーチと「Alison」の一部を観ることができます。


…と思ったら、著作権上の制限で、このブログ内では再生できないようです。でも右下の「youtubeで視聴する」から観ることができますので、お手数ですがぜひ。

とても有難いことに、なんとコステロのスピーチを文字起こししてくれた方が!Fan Forumへの投稿で、ちょっと見にくい&探しにくいため、「続きを読む」以下にコピペしておきます。つくづく、上手いというか良いスピーチだなあと思いました。残念ながら今全部訳す時間がないのですが、後日、余裕があれば…と思っています。とりあえず、このスピーチでコステロの口から明かされた新情報を。

・25年前にポール・マッカートニーと共作した曲のうち、どこかに紛失したと思っていた15番目の曲のデモテープが発見され、ちょうど今朝、私のところに送られてきました。これまた結構いい曲なんです。

・バート・バカラックとは今日まで一緒に仕事をし続けています。そう、未発表の、レコーディングもされていない曲が20曲あるのです。

・私はヨーロッパツアーから戻ってきたばかりなのですが、バド・シュルバーグの短編「A Face in the Crowd」のミュージカル化のために書いた17曲の新曲のうち9曲をそこで披露してきました。(ミュージカルの)共作者と私は明日初めてその読み合わせ(?)を聴くことになっています。


最後の「A Face in the Crowd」については、これに関連してまたいくつか情報が出てきているのですが、それはまた別途UPしたいと思います。

続きを読む

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2016年06月12日

謎のミュージカル「A Face In The Crowd」

“Detour”の記事でも触れましたが、今年に入ってから突然じゃんじゃん披露し始めた新曲についてまとめておきたいと思います。前の記事とかぶる部分もありますが、ご了承ください。新曲はまずUSツアーで7曲、その後のヨーロッパツアーでさらに2曲追加されています。コンサートのMCなどから明らかになったところによると、これらは全て「A Face In The Crowd」というミュージカルのために書かれたもの、とのこと。

「A Face In The Crowd」はエリア・カザン監督による1957年の映画(邦題「群衆の中の一つの顔」)で、これをリメイクしたミュージカル作品ということのようです。私はこの映画を観たことがないのですが、検索してみると色々出てきます。隠れた名作という感じなのでしょうか。

群衆の中の一つの顔 - Wikipedia

群衆の中の一つの顔 - 入間洋のホームページ

ニセ反権力に気をつけろ「群衆の中の一つの顔」 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

上記の町山さんのブログの「学も職歴もない一人のカントリー・シンガーが、ラジオやテレビで政府や大企業を批判して大衆の大人気を得るが、実は裏で政治家や企業と結託して民衆を操ろうとしていた……という、昔も今もアメリカでも日本でも起こり続けている恐怖」という記述が、一番的を射ているかもしれません。というのも、Detourの公演では巨大テレビの画面にドナルド・トランプを模した(?)アヒルのイラストが映し出され、コステロもMCでかなり明確にトランプ、あるいはトランプ現象を批判をしているそうなのです。今この映画をリメイクするのも、そういう意味をこめてのものと思われます。

新曲の全貌は、以下のサイトである程度詳しく知ることができます。

A Face In The Crowd (musical) - The Elvis Costello Wiki
毎度お馴染みのCostello Wikiです。これまでの経緯を含め、簡潔にわかりやすくまとまっています。

A Face In The Crowd | ecsongbysong
このブログ主はいったい何者なのか… Detourアメリカ14公演を制覇し、その後イギリスとイタリアにも遠征している(どうしてそんなにお金と時間があるの?!)熱心なファンの人のようなのですが、この記事の長さと濃さ、ただ事ではありません。MCや曲の歌詞まで詳しく書かれているので、おそらく録音しているのだと思いますが…。

映画の舞台となった時代を反映し、全体にミッドセンチュリーっぽい、ノスタルジックな雰囲気の曲が多いようですが、曲調はバラエティに富んでいて、かなり良いらしいです。それぞれ曲について、上記サイトなどからわかる点をまとめました。また、一部映像がアップされているものもありますので、聴きたい方はどうぞ。

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A Face In The Crowd - 4/12 ソルトレイクシティ公演で初披露
ミュージカルのタイトルトラック。「想像してみよう、誰かがあなたの前に現れて自分はすべての答えを持っているのだと主張したら?この嘘だらけの世の中で、どうやってそれが本物か、それとも悪魔の商人なのか見分けることができるだろう?」というMCに続いて歌われたそうです。私は一度だけFacebookにUPされていたのを聴いたことがあるのですが(その後削除された)、ピアノ弾き語りで歌われる、おおらかなメロディのミドルテンポのバラード、だったと思います。

Vitajax - 4/13 ジャクソン(ワイオミング州)公演で初披露
映画(ミュージカル)に出てくる、Vitajaxというインチキくさい薬のコマーシャルソング。これを飲むと痩せて、強く魅力的になれるのだとか。ライブではウクレレ弾き語りで歌われている、軽快で楽しい曲。マドリード公演での映像があります!
Elvis Costello en Madrid 05.06.2016.

Blood & Hot Sauce - 4/13 ジャクソン公演で初披露
主人公のロンサム・ローズがラジオで自らをアピールする曲。世の中がいかに酷いか、自分がいかに優れているか主張するキャッチーで情熱的な曲。ピアノ弾き語りで披露された。これもマドリード公演での映像あり。
Elvis Costello. Madrid 2016 - YouTube

A Town Called Riddle - 4/15 ボイシ(アイダホ州)公演で初披露
ロンサム・ローズの故郷、アーカンソーのリドルという街について歌った曲。エレキギターで歌われ、ノイジーで刺々しく邪悪な歌、だそうです。

Burn The Paper Down To Ash - 4/15 ボイシ公演で初披露
ミュージカルの中で「悪魔に惹かれてしまった」マーシア・ジェフリーズが歌う曲。Larkin Poeのレベッカ・ローヴェルがボーカルをとることが多いが、共演がない時はコステロがギター弾き語りでも披露。すごく感動的な良い曲で、レベッカの歌がとにかく素晴らしい!ブレシア公演の下記動画の23分あたりから聴くことができます。これはぜひ!
Elvis Costello (feat. Larkin Poe) - Live @Palabanco, Brescia Italy (May 31, 2016) - YouTube

They Call Me Mrs. Lonesome - 4/16 ユージーン(オレゴン州)公演で初披露
ロンサム・ローズの最初の妻、シニカルな年配の女性の立場で歌われる曲。これもレベッカ・ローヴェルがボーカルをとっている。

American Mirror - 4/17 ベリンガム(ワシントン州)公演で初披露
マーシアに、ロンサムと手を切るように勧めるTVプロデューサー、メル・ミラーの立場で歌われる曲?「悪魔があなたの前に現れるかもしれないが、それに抵抗するだけの力をあなたは持っているだろう」というようなMCだったとか。希望を感じさせる曲?

The Last Word - 5/31 ブレシア(イタリア)公演で初披露
ロンサム・ローズが自身のラジオ番組で歌う曲。

Big Stars Have Tumbled - 6/4 サラゴサ(スペイン)公演で初披露
ロンサム・ローズ自身によって歌われる。「悪魔がおとしめられる瞬間」の曲だと紹介される。

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このほか、ASCAP(アメリカ版JASRACみたいな団体)のサイトに登録されている新曲が8曲あり、おそらくこれらも「A Face In The Crowd」の曲であろう、と噂されています。

舞台化の監督やプロデューサーが誰なのか、近いうちに公開されるのかされないのか、そしてコステロの作品としてリリースされることはあるのか、詳細は未だまったく不明。コステロはこれに限らず、新曲や新しいプロジェクトについては秘密主義、というか、公開のタイミングや形態について自分ですべてコントロールしたい主義のようで、このミュージカルについてもあまり詳しいことを語ってくれていません。

但し、以前のこのブログで「ぽしゃった企画なのかも」と書いてしまいましたが、そんなことはないようです。コステロ自身、先日のキャンセルお詫び文の中で、"forthcoming stage production”と明言しているほか、チューリッヒ公演の前に掲載された新聞記事に「2017年に公開されるミュージカルのために17曲を書いた」という記載があります。また、生でこれらの新曲を聴いた人たちの感想によると、どれもとても完成度が高いとのこと。ぜひちゃんとリリースしていただきたいものですが、どうなることやら。とりあえず、9月の来日公演ではきっと何曲か聴かせてくれると信じています。

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