先日私にとってはパイプオルガンに引き続き人生初の体験をしました。それはあるレコーディングプロジェクトをオーガナイズし、プロデュースする役目でした。
私の実家は世田谷区の千歳烏山なんですが、実家の目の前は父方の親戚が墓石の石材店を営んでいます。創業80年以上で、私の祖母が育った家でもあります。
烏山には実は26もの寺があることをご存知でしたか?関東大震災後に移転した寺がほとんどでその名も「烏山寺町」と呼ばれ、寺院通りは静寂、風情溢れた雰囲気に包まれています。
その石材店の奥さんがお店と寺町の繁栄を願って烏山寺町のテーマソングを作詞作曲したのです。
その曲をお店のHPや店内で流したい、という意向から歌を入れた曲としてレコーディングを手がけてくれる人を探していたそうです。今回親戚である私が引き受けることになり、NYでレコーディングをする運びとなったのです。
その奥さんは音楽のプロではありません。お店をご主人と切り盛りする活動的な一主婦です。でもその彼女がプロも顔負けのセンスで、どこか懐かさを覚えるメロディーの上に、烏山の春夏秋冬を謳った素晴らしい歌詞を作ったことはお店の繁栄のため、とはいえそのエネルギーと才能に脱帽してしまいます。
私は役目は、というと。。
まず彼女が作ったメロディーを耳コピしそれにコードをつけ形にし、その後の編曲、歌手、録音エンジニアを探し、レコーディングに立ち会う、といういわば裏方の仕事をしました。かっこよくいえばプロデューサーですかね。
本当は伴奏部分に生のミュージシャンを起用したかったのですが、今回は予算と時間の関係上バックの音楽はコンピューターで作ったものが必要で、私はかなりのアナログ人間でその知識が全くなかったため、アレンジのプロであるマーヴィー朝倉さんにお願いしました。
彼はNY在住のベーシスト兼、作・編曲家で、とにかくおまけに私のソロCDホーム・アローンのカバー写真まで撮って下さった「何でもこなせる人」なのです。シンプル且つ効果的なアレンジをして下さいました。
歌手はNY在住、ジャズ・ソウルシンガーのコジマサナエさんです。公私でとても仲良くさせてもらっている友人のサナエさんは、日本語の歌詞がついた自作曲も沢山歌っていて、日本ではライブのほかコマーシャルなどのスタジオ録音の経験も豊富ということで、この人以外にはいない、と思っていました。
録音エンジニアはアメリカを飛び回っている野田和孝氏。彼もとても仲のよい友人です。
今回の録音に立ち会って感じたこと。3人ともNYで私がとても親しくさせて頂いている仲間、という以上にそれぞれの専門分野で皆素晴らしい実力を持ち、活躍されています。もちろん音楽的な素材がよかったことは言うまでもありませんが、それを料理し、またチームワークで一つの素敵な作品に仕上げることができたこと、これは私の想像以上の結果で心から嬉しかったです。
ハーレムの野田氏のスタジオで日本語の歌詞をメロディーに載せていく作業の際、「この言い回しの方がいい、いや、あの方がいい」と意見を交わしながら和気藹々とレコーディングしたのは楽しかったです。
こちらのサイトでサナエさんの爽やかな歌声と素敵な歌詞が楽しめます。
聞いてみて下さいね♪ 寺町ドットコム
私の実家は世田谷区の千歳烏山なんですが、実家の目の前は父方の親戚が墓石の石材店を営んでいます。創業80年以上で、私の祖母が育った家でもあります。
烏山には実は26もの寺があることをご存知でしたか?関東大震災後に移転した寺がほとんどでその名も「烏山寺町」と呼ばれ、寺院通りは静寂、風情溢れた雰囲気に包まれています。
その石材店の奥さんがお店と寺町の繁栄を願って烏山寺町のテーマソングを作詞作曲したのです。
その曲をお店のHPや店内で流したい、という意向から歌を入れた曲としてレコーディングを手がけてくれる人を探していたそうです。今回親戚である私が引き受けることになり、NYでレコーディングをする運びとなったのです。
その奥さんは音楽のプロではありません。お店をご主人と切り盛りする活動的な一主婦です。でもその彼女がプロも顔負けのセンスで、どこか懐かさを覚えるメロディーの上に、烏山の春夏秋冬を謳った素晴らしい歌詞を作ったことはお店の繁栄のため、とはいえそのエネルギーと才能に脱帽してしまいます。
私は役目は、というと。。
まず彼女が作ったメロディーを耳コピしそれにコードをつけ形にし、その後の編曲、歌手、録音エンジニアを探し、レコーディングに立ち会う、といういわば裏方の仕事をしました。かっこよくいえばプロデューサーですかね。
本当は伴奏部分に生のミュージシャンを起用したかったのですが、今回は予算と時間の関係上バックの音楽はコンピューターで作ったものが必要で、私はかなりのアナログ人間でその知識が全くなかったため、アレンジのプロであるマーヴィー朝倉さんにお願いしました。
彼はNY在住のベーシスト兼、作・編曲家で、とにかくおまけに私のソロCDホーム・アローンのカバー写真まで撮って下さった「何でもこなせる人」なのです。シンプル且つ効果的なアレンジをして下さいました。
歌手はNY在住、ジャズ・ソウルシンガーのコジマサナエさんです。公私でとても仲良くさせてもらっている友人のサナエさんは、日本語の歌詞がついた自作曲も沢山歌っていて、日本ではライブのほかコマーシャルなどのスタジオ録音の経験も豊富ということで、この人以外にはいない、と思っていました。
録音エンジニアはアメリカを飛び回っている野田和孝氏。彼もとても仲のよい友人です。
今回の録音に立ち会って感じたこと。3人ともNYで私がとても親しくさせて頂いている仲間、という以上にそれぞれの専門分野で皆素晴らしい実力を持ち、活躍されています。もちろん音楽的な素材がよかったことは言うまでもありませんが、それを料理し、またチームワークで一つの素敵な作品に仕上げることができたこと、これは私の想像以上の結果で心から嬉しかったです。
ハーレムの野田氏のスタジオで日本語の歌詞をメロディーに載せていく作業の際、「この言い回しの方がいい、いや、あの方がいい」と意見を交わしながら和気藹々とレコーディングしたのは楽しかったです。
こちらのサイトでサナエさんの爽やかな歌声と素敵な歌詞が楽しめます。
聞いてみて下さいね♪ 寺町ドットコム
しみじみとさせられましたねぇ、、、からすやま寺町、、なんかはまってしまいそうなマニアックな曲。。。Sei