とあるバイオリン修理職人のBLOG

La mia creativita, come una musica nell'aria

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昨日はルパン三世シリーズの、『イタリアンゲーム』の放送でした。
以前、テレビシリーズの方を数話見たことがあったのですが、
本当に細かいところまで、イタリアの街がそのまま描かれていて、
きっと、きちんとロケハンして背景を描いたのでしょうね!

さて、少し個人的に引っかかったのが、
"Stasera verro` a rapirti."(今夜あなたを頂戴しに参ります)
という、イタリア語で書かれたルパンの予告状。
動詞 venire(来る)の未来系の活用ですが…、
例えば、「今夜、迎えに行くよ」という意味で、
"Stasera verro` a prenderti."と言われるのと、
"Stasera vengo a prenderti"と、直説法で言われるのとでは、
前者は「アリよりのナシかな〜どうかな?」と話半分ですが、
後者は「それなら何時から準備して〜…」と、タイムスケジュールを考えるくらい、
言われた方は心づもりが違うと思います。
つまり、ルパンの予告状=直近で確実な未来なので、
シンプルに"vengo"でもいい気がするんですよね…。
自分だったら、"Stasera vengo a rapirti."っていう予告状を受け取る方が、
ときめきが段違いだと思うのですが…如何でしょうか?!

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実はリニューアル前の段階で、バイオリン関連の記事を抑えて、
HETALIA的イタリア語講座が、堂々の人気の記事第1位でした。笑
また第3位のヴィオラ・ダ・ガンバについての記事、
こちらも導入は、「『耳をすませば』に出てくる天沢誠司くんの、
おじいちゃんが弾いている事でおなじみの…」という導入でして、
さらに第5位は、アニメ『金色のコルダ』のイタリア語に関しての記事でした。
私に求められているのは、残念ですが、弦楽器修理のまじめな話より、
むしろこういったニッチな記事の方なのかな〜と思いますので、
これからも、そういうニーズに応えていきたいと思います。笑
どうぞ宜しくお願いいたします!

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材木から、ざっくり段階を追って撮ってみました。

弓の材料は、pernambuco(ペルナンブーコ)という、
ブラジル東部の、ペルナンブーコ州山地で産出される木材で作られたものが多いです。
サッカーが好きな方は覚えているかもしれませんが、
ブラジルW杯で、日本がコートジボワールと対戦した時のサッカー競技場の名前が、
”Itaipava Arena Pernambuco”という名前でしたので、
TV画面に、ずっと"Pernambuco"という地名が映っておりました。

残念ながら、こちらの材は過度の伐採による絶滅危惧種の指定を受け、
ワシントン条約のもと、現在は材木の国際的な取引に制限がかかるようになりました。
ペルナンブーコの他にも、ウミガメや象牙など、
ワシントン条約のリストに上がっている、希少な動植物を材料に使った弓も結構あります。

代替できるものは代替で…、同じ地球に生きる一個体として、
環境や、そこに生きる生物達とうまく付き合っていきたいですね。

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2005年3月から2011年5月、また途中中断をはさみ、
2013年8月まで続きましたこちらのBlog、
ゼロから弦楽器職人になる記録であり、そして人間としての成長記録でしたが、
拙い文章でも読みに通ってくださり、長きにわたり応援してくださいました皆様、
本当に有難うございました。

実はあれから帰国いたしまして、東京の某楽器店にて工房責任者を務め、
今は地元・群馬で、引き続き楽器修理の仕事をしております。
こちらのBlogは、今度は一弦楽器職人としてのBlogに
リニューアルしようと考えております。
とはいっても、堅苦しい感じは苦手ですので、
前のように自由な感じで書いていこうと思っております。
更新頻度は減るかもしれませんが、またどうぞ宜しくお願い申し上げます。

記事は、いったん全て非公開にいたしましたが、
クレモナやバレンシアで過ごした時間は私の宝でもありますので、
またおいおい、文章を変えてご紹介することがあるかもしれません。
また楽しみにしてくださいますと幸いです。

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