ところで、ルパンのイタリア語記事が、
今回も普通にバイオリンの記事を書くよりも、約10倍のアクセスいただきました。
あの記事でも書きましたが、私のブログの需要ってやっぱりそこなんですよね。
分かりました、もう自分を偽るのはやめますね(?!)

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という訳で、今日の学級会の話題ですよ!
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスさんの
楽器擬人化エンターテインメント、"MusiClavis"です!!


どっ…同業者と、今までお酒の席で語ってきたものが現実にwwwwwwwww


まぁそれはそれとして、弦楽器に携わる者として、
気になるのはやっぱり、バイオリンの君とチェロの君。


まずストラディバリの(なぜ限定する?)バイオリンの
Verniceくん、意味は「ニス」ですね。

確かに、ストラディバリの生涯を映画化したのは『レッドバイオリン』という、
ニスの色にフォーカスしたタイトルだし、
『仮面ライダーキバ』も第一話で、動物の糞を集めてニスの材料にするといって、
視聴者の、むしろバイオリン職人の度肝をも抜いている…。
だからニス…というのも分からんでもないけど、
チェロの子が弓なら、弦のcorda:コルダでええやないですか!
やっぱり、『金色のコルダ』という神作品への配慮でしょうか…。
因みにverniceは女性名詞です。女性名詞ですよ皆さん!(暗黒微笑)

ところで1690年という、ストラディバリの黄金期を微妙に外したこの子を探す為、
数年ぶりに、米俵より重い、ストラディバリ写真集を引っ張り出してみました。

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いた!テオドールという名前の楽器が…!!
(君、名前かっこいいやんけ…)
でもヴェルニーチェくんの説明見ると、「失われた…」って記述があるので、
ストラディバリが生涯作ったといわれる、600挺のうちの別の1つなんでしょうか。
比べると、ヴェルニーチェくんの持っている楽器の方は、
のちに訪れる黄金期のニスの色に近い感じです。
因みに手前に写っている缶の、真ん中に描かれているのは、
若き日のストラディバリみたいです。ほんとかよ…。

ところで「ストラディバリ」とわざわざ限定するくらいなんですから、
後から、例えば『テニスの王子様』の、
氷帝学園の鳳長太郎くんが持っていることでおなじみの、
グァルネリなんかも、のちのち実装されるんでしょうか。期待。


さて次に、チェロのArcくんですね!
「アルク」と読み仮名が入っているのですが、
そもそもarcというのはどこの言葉なんだろう。ぱっと見カタルーニャ語?
私の推しは多分この子ですね!CV櫻井さんだし!!軍服風だし!!
こちらの子は1840年作とのこと…トリノ派でしょうか。特に決まってないのかな。
横板を見るとがっつり杢が入っているので、良い木使ってますね〜。
ストラディバリはちょっと手が届かないけれど、
1840年製の、ラベルなしや無名の職人のチェロなら手が届きそう…。
刀剣乱舞などの一大ムーブメントを見ていると、
これから仕入れるなら、1840年製のチェロですかな?



絵柄もおしゃれですし、何より弦楽器の作画が丁寧なのがいいですね!
コルダの呉先生以来かも…、こんなに正確に描写されているのを見るのは…。
きちんと楽器を見て描かれているので、私は一ファンとしてMusiClavisを応援します!!
2.5次元化されたら、ヴェルニーチェくんは橋本祥平くんがいいな〜。
アルクくんは、絶対井澤勇貴くんが!!!!!!いいです!!!!!!!!
手足が長いからチェロを持ってても、とても絵になると思うし、
肩幅も背もあるから、(メサイアみたいな)軍服風お衣装も似合うと思う。
アルクくんは井澤勇貴くんで!!なにとぞお願いします!!!笑



めっちゃ1人で盛り上がっちゃったところで今更なんですけど、
こちら、ゲームなんでしょうか?な、何だろ…(謎)