管理人です。

昨日は横浜市鶴見区で行われた放射能対策講演会に参加してきました。
夜6:30~9:00までという時間でしたが
500人定員いっぱい!
なんと私は申し込みが早かったのか、前から三列目のすごく良いお席で
一緒にえびなっ子の会の代表のかたと行ってきました。

第一部の講師は私の大好きな武田邦彦先生、
そして第二部は豪華なメンバーでのパネルディスカッション、
武田先生、伊藤隼也さん(医療ジャーナリスト)、下村健一さん(内閣官房審議官)
この三人のお話はとても為になりました。

簡単ですが、レポしたいと思います。
一部と二部の内容が混ざっている部分もあります。
あくまで参考程度に読んでください。



天然の放射線は年間1.5ミリシーベルト、これに人工放射線1ミリを足して
年間2.5ミリの被ばくまでが、法律で決まっている。
(これが1年1ミリシーベルトの事です)
このうちの人工の1ミリを、何からどれだけ被ばくするかみ振り分けると

水0.1+ホコリ0.1+空間0.4+食材0.4=1ミリシーベルト

という中に抑えられれば、年間1ミリは守ることが出来る。
横浜では0.1マイクロ/1時間に収まる線量だと考えられるので(データ上)
1キログラム当たり40ベクレル以下のものを食べて生活すればほぼ大丈夫。
(綾瀬も大丈夫と思われます
0.1マイクロ以上の場所は早急にマップを作り、高いところには近寄らない。
測定には少し高めだが日本の測定器が良い。

今までの汚染状況と時間の経過により変わってくる部分があり
神奈川の野菜はまぁ大丈夫といった感じになってきている。
今一番危険なのは魚・きのこ・牛乳・新米

新米は今年いっぱいは気をつける。
だんだん本当の事が情報で出てくるので、それまでは古米か九州や北海道の新米にする。

牛乳は牛乳の会社が不誠実で、表示しない=入っているということ。
チェルノブイリで約6000人が牛乳により被害にあったと言われている。
(牛乳を飲まなくても健康上問題はないと、伊藤さん談。)

きのこは株の部分が産地がほぼ汚染のひどいところらしいので
色々分かってくるまで全国的に控えたほうがよいという感じでした。

菌だと少しでも体内に入ると増殖してしまうが
放射能は増えたりしない。
主力の(たくさん摂取する)食材が汚れていなければ大丈夫。
例えば肉類がメインの定食などは、ご飯、肉でほぼ90パーセントくらいなので
この二品が汚れていなければほぼ大丈夫、というイメージ。
調味料などは大量に摂取したりしないため、そこまで慎重にならなくても大丈夫。

以上が第一部の大まかな内容です。

二部では三人の方に加えて横浜の子ども守る会のお母さん二人も壇上でお話されました。
三人の方のお話も非常に参考になりましたが
子をもつ母親として、このお母さんがおっしゃった言葉が本当に胸に刺さりました。

「給食を食べさせていても、今日はこの食材は残しなさい、これは食べないでというのは
子どもにとって非常にストレスになるし、他の子どもさんからなぜ残すのか等、
子どもの心に良くない影響があると思う。給食は残さず全部食べるというのが当たり前で
出されたものには危険なものが入っていないのが当たり前、残しちゃダメだよと言う子の
言っていることも、正しい。
給食にきのこが出たときに、牛乳を飲んでいない子どものお皿からだけ担任の先生が
きのこをひとつひとつ取り除いているのを知った。こんなのは間違っている。
これは先生がやる仕事でもないし、みんな何でも食べられるのが当たり前なのに。
だから我が家はお弁当持参にしています。小2の女の子ですが最初は何でとかありましたが
すぐに慣れて今はからかう子もいなく、あぁこの子はお弁当なんだな、という感じ。」

武田先生は、専門家が自分の専門分野に誠実だったのは19世紀まで。
専門家=全員が御用学者だと思ったほうがいい。
「専門家が言ったから」は責任逃れ。これからは市民が力をあわせて知識をつけ
数値を測ったりしてゼロ被ばくを目指すのが必要。

伊藤さんは、政府が言ってるから安心、専門家が言ってるから安心はダメ。
3・12以降放射能と付き合わない生活はもう無理である。
放射能は散らさないことが絶対。
市民が声を上げていかなければならない。
この事件はお母さんが動物的な勘で動く、初めてのこと。
もしかしたらこれで本当の民主主義の時代が来るかもしれないと思う。
母親が子どもの様子を良く見て記録を残すことが大事。
尿検査(放射能のだと思います)はやったほうがいい。
髪の毛も放射能で病気になった証拠になると思うので切ったら保存しておく。

下村さんは、目の前に情報やニュースが入ってきたときにそれをどう読み取るか
その力が今の日本人の多くに欠けていると思う。
というような発言をなさっていました。
「政府の方」ということで、少し他のお二方とは違う会場からの反応でした。
全ての講演が終わった後に近づいて
「頑張ってください!!」と握手を求めると
今まで誰と握手をした時よりも強く手を握り返してくださいました。
下村さんについては私は失礼ながら詳しく存じ上げていませんでしたが
TBSで報道の仕事を長くされ、今は政府の内閣広報室というところでお仕事を
されているようです。
私は下村さんの目と言葉とあの握った手の力強さから
ただならぬものを感じ取りました。
政府の中にもこういう「本当の人」がいるのだと嬉しく思います。
30分ほどお話させていただきましたが、とても参考になりました。

私のレポートはこの位になります。
横浜市は団結してとても「守る会」の活動も進んでいます。
市民測定所を設置し、ベラルーシ製の測定器を設置するそうです。
このような活動が、綾瀬でもできないかとうらやましく思いました。
人数の規模は違いますが、これから長い放射能とのお付き合いになりますので
民間レベルでも自分の口に入るものの測定は必須になってくるでしょう。
その時に身近に測定できる場所が必要になるのではないかと思いました。

なお、講演会はユーストリームの生放送もあったようですが
録画で見られるようなので、お時間のある方は是非ご覧になってください。