上海から硬座で24時間も耐えて耐えて貴州省の凱里までやってきたのは、ノービザから延長するのが簡単だという情報を得たため。ただし情報が直近のものではないので少々の不安があった。もし延長NGだった場合は、1週間かかるが確実に延長できる成都まで上がるという二段構えで臨んだ。問題は住宿登記をどうするかで、この規模の街だとユースホステルはなく、外国人OKの宿だと200元は見ておかないといけない。いろいろとネットで探しまくった末、なんとか許容範囲に収まるシングル100元のホテルをelongでみつけた。高いけど即日で取れるならこのぐらいは我慢だ。ちなみに中文elongで探すと60元ぐらいの宿もヒットするが、elongの英語サイトにある中ではここが一番安かった。
ちなみにこの凯里新磨坊连锁酒店には4人ドミトリーもある。ネットには出ていないが1泊45元だ。上海からの長時間移動で疲れきっていたので予約通り個室に泊まることにした。
さて翌日朝イチで公安に向かった。場所は北京東路の大通りから奥まったところにある。(北京東路45号)この界隈では大きな街とはいえ、ミリオンクラスの大都市とは違って窓口はガラガラで、なんだか南国ムードが漂っている。担当者の机まで呼ばれてパスポートを確認されると、こんな紙を渡された。
続いて白紙も手渡され、それを参考にカバーレターを中文で書くように言われた。日本人だからわけないけど、欧米人はどうしろというのだろう?
申請に必要な書類等は以下の通り。
1.申請フォーム
2.中文自筆のカバーレター
3.宿のレシートのコピー
4.写真1枚
5.申請料160元(受け取り時支払い)
よくある残高証明書の類は特に聞かれなかった。
朝方申請して当日15時受け取りだ。成都だと1週間待ちのところを即日でもらえたのはでかい。30日のLビザで、滞在期限は申請日から30日間だった。
ビザ難民になる不安はこれで解消された。明日は貴陽で乗り換えて成都を目指す。