メコンの国

再びの北朝鮮4

旅の終わりの一週間はバンコクでのんびり過ごすつもりだったが
この記事を読んで急遽ラオスに向かうことにした。

北朝鮮:ラオスにレストラン開店 民族衣装で歌、踊り
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051004k0000e030007000c.html

なんでも先月オープンしたてだそうで、これはなんとしても実際にこの目で
確かめねばなるまい。カンボジアとの比較も気になるし。
ラオスビザは国境で30ドル払えば取れるのでなんの問題もない。
カンボジアで余った米ドルがここで役に立つとは。

21時45分発ラオスと国境を接するノーンカイ行きのバスに乗り込む。
バスはなかなか快適でこの旅で初めてバスの中でぐっすり眠れた。
気がつけば朝6時半でノーンカイもすぐそこだった。

ラオス入国、ビエンチャンの宿へチェックインとやることを済ませると
早速北朝鮮レストランについて聞き込み開始。しかし誰も場所を知らない・・・。
タートルアンの近くとの情報は得ていたので自転車を借りそこまでいって
みることに。

警官に聞いたりしながら走ること1時間。ようやく件のレストラン発見!
入り口にはラオスと共和国の国旗のステッカーが。ここに間違いない。
昼飯を食ったばかりだったので名刺だけもらってひとまず撤退する。

そして18時半入店すると客は誰も居ない・・・。飯時なのに。
まあ、道路側がガラス張りだし拉致されることもなかろうと腹をくくる。

ウェイトレスは当然全員北朝鮮人。言葉は朝鮮語とラオ語、それと
片言の英語のみ。言葉はあまり通じないがウェイトレスの愛想はとてもよい。
オープンしてまもないためかすれてない印象。
容姿的にはシェムリの方が断然上だが。

ビビンバ、豚キムチ、キムチ一皿をオーダー。これで11ドル。
シェムリより若干安めか。
意外にもビビンバが皿に盛られて出てきた。
しかもその上にスープをぶっ掛けかき混ぜられる。
見た目は猫まんま。しかし結構いけた。

19時半カラオケが始まる。ここ時点ですら客は二組しか居ない。
歌は定番のアリランやパンガップスムニダほか7,8曲。
ウェイトレスが代わる代わるにステージに上がって熱唱する。
客が少ないためこちらをじっと見つめられながら歌われて少々照れる。
シェムリではあったダンスは残念ながらなかった。
今後に期待か。

ヴィエンチャンの北レスはゲストハウス密集エリアから自転車で
15分ほどとアクセスしやすい。ビビンバなら5ドルで食べられるし
予算的にもそれほど高くはない。一人で行っても大丈夫。
拉致されることはないはず、たぶん。
滞在中話のネタに行くのはアリだと思います。

北レス北レスビビンバ















一号線を南進せよ!5

沢木耕太郎はベトナム1号線を北上したけどワタクシはハノイよりこれから南下します。

ベトナムは良い意味でツーリスティック。
観光システムが確立されてて実に旅しやすい。
いままで中央アジアが長かったのでより強くそう思える。
ビシュケクでは空港に行くのですらエアポートバスの発着点がよくわからず、
ビシュケクからオシュに行こうにもいちいちタクシードライバーと交渉しないと
いけなかった。まずロシア語しか通じないし。
でもウクライナ、中央アジアで鍛えられたせいで片言のロシア語でも何とかなるのだ
と妙な自信はついたけど。






フエの王宮ビンジュオンホテル@フエベトナムの古都ホイアン








ニャチャンのビーチ
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