2010年09月23日

「となりのモモンガ」という絵本をゆるーく書いてみた件。

となりのモモンガ_20100920_表紙_2となりのモモンガ

ぼくは、たなに ならべられていた。
そう、4、5年まえから。

だれも さわって くれなかったんだ。
こいわい のうじょう の おみやげやさんで。

くる日も くる日も、ぼくは たなに ならべられていた。
そのうち、となりの モモンガ が 言った。

「ぼくら、いつまで ここに いるんだろうなあ。
こんなことじゃ、おきものに なっちゃうよ。
そんな人生、ぼくは いやだね。」

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というわけで、ちょっとしたできごころで、絵本を作ってみました。文章は僕で、絵はよしのさんに描いて頂きました。

「となりのモモンガ」というタイトルのわりには、主人公は羊だったりするのですが(笑)。

羊のぬいぐるみ先日、岩手の小岩井農場に行ったときに、お土産屋さんでこんな羊のぬいぐるみを発見したのですよ。

DSC02798_600で、何故かこのぬいぐるみには、人を惹きつけるオーラがあるなあと。

そのオーラにやられて、どうしても買ってそばに置いておきたいという衝動にかられましてですね。

思わず買ってしまったわけです。

ということでなんとなくですが、この羊を主人公にした物語を思いつきました。

ブクログのパブーという電子書籍作成・販売サイトで作ったのですが、絵本コンテストが開催されてまして、そちらにも応募しております。他の応募作品を見てみたら、かなりクオリティが高いので、こんなゆるい絵本でいいのかしらという気にもなったりするのですが。

まあ、ゆるさがウリの絵本ということで、お許し下さい(笑)。

ご意見、ご感想、叱咤激励、罵詈雑言などなど、ぜひお待ちしております。

絵本コンテストの投票は10/3までらしいので、ぜひ気に入ったら投票してみて下さい!

【投票受付中!】となりのモモンガ | ブクログのパブー


で、ブクログのパブーは結構好きなサイトです。

誰でも電子書籍が作れて、しかも自分で値段を設定して販売することも出来るわけです。もちろん、無料も可。PDFとか、iPhone・iPad用のファイルも自動で作成できて、ダウンロードも可能にできる。

電子書籍の時代となってきつつあり、CGM(Consumer Generated Media:消費者が内容を生成していくメディア)の時代でもある今を凝縮したようなサイトです。

そういう先見性もありながら、デザインとかUIも含め、よく考えられてるなあ、って感じがします。
さすがはペパボさん。素晴らしい仕事です。


あと最近だと、カーリルっていうサイトもすげーと思います。

カーリル | 日本最大の図書館蔵書検索サイト

これは、全国の図書館の蔵書情報と貸し出し状況をネット上で検索できるようにしたのがまず凄い。

そのアイディアと実行力もさることながら、デザインも、色遣いとかポップでいい感じなんですよね。元気が出る。

こういうプロの仕事を見ると、負けてられないなと。そう思います。
  

Posted by ayate at 06:54Comments(0)TrackBack(0)

2010年09月20日

先日、元WANDSの上杉昇さんにインタビューしてきた件。

先日、と言っても、もっけだフェスの前なので大分前になりますが、音楽配信サイト「ototoy」さんの特集で、元WANDSの上杉昇さんにインタビューをさせて頂くという機会がありました。

僕は、WANDS時代から、上杉昇というミュージシャンに非常に興味を抱いておりました。

WANDSでの活動時代は、1年間で700万枚というセールスを記録していた栄華の時期もあったものの、それは自らの指向する「ロック」を形に出来ないフラストレーションを感じながらの日々だったそうです。その後、元々好きだったダークでヘヴィな音楽性を表現していく中で事務所との関係が悪化し、WANDSを脱退。それからは、al.ni.coというユニットを経て、現在はインディーズで、猫騙というバンドとソロ活動を並行して行っています。

日本の音楽業界の酸いも甘いも経験して、栄華と苦しみの時期も経て、彼ほど不器用に、真っ直ぐに音楽に向きあっている人間は、なかなかいないと思います。

そして猫騙で彼が見せている奇抜なルックスは、見るものを軽くノックダウンさせるほどの破壊力に満ちています(笑)。それは、サラサラの長髪をたなびかせて歌っていたWANDS時代の姿からはまるで想像出来ないほどのものです。

これが、現在の上杉さんの姿。

猫騙「隼」


今回のインタビューでは、このルックスに至った経緯や、僕が長年に渡って持ち続けてきた疑問も含め、ことごとくぶつけております。ところどころ「ドキッ」とするような質問があるのも、聞きたいことを包み隠さず尋ねたせいだと思います。

若干ダウナーな雰囲気ではありましたが、その一つひとつの質問に、嫌な顔ひとつせずに丁寧にお答え頂いた上杉さんには、本当に感謝しております。

ということでこちら、是非ご覧下さい。

[ototoy] 特集: 猫騙(上杉昇)interview 「生きることは、自然に逆らうこと」

猫騙というバンド名に聞き覚えが無くとも、20代後半から30代ぐらいの方々であれば、90年代に一世を風靡したバンドWANDSといえば知っている人が大半であろう。猫騙は、元WANDS、元al.ni.coの上杉昇がヴォーカルを務めるバンド。アーティスト写真を一見すると、長髪で歌っていたWANDS時代の彼の記憶しか無い人は、その奇抜なメイクやエキセントリックなファッションに度肝を抜かれる方が多いことであろう。今回の作品『miya38 tribute songs』は、2009年9月4日に原発不明がんで亡くなった、猫騙でベーシストを務めていた盟友、miya38こと宮沢昌宏に捧げるトリビュート・シングルとなっている。このシングルの売上の一部は、miya38の遺志を汲む形で、がん基金に寄付されるという。この作品を制作するに至った経緯やmiya38とのエピソード、猫騙の奇抜なルックスの裏にある背景、そして、華やかなメジャー・シーンから一歩引いた形で、インディーズ・レーベルで活動を続ける上杉昇の今に迫った。そこには、長きに渡って一緒に歩んできたmiya38の死を何とか受け入れながらも、「自然に逆らう」ことで、自らの信じる音楽を不器用なまでに真っ直ぐ追求し続けている上杉昇という38歳の人間の生き様があった。

インタビュー&文 : 阿部 彩人

・・・続きを読む


また、このインタビューを読んだ皆さんのTwitter上での反応もまとめてみましたのでこちらもどうぞ。

猫騙・上杉昇(元WANDS)インタビューに対する世の中の反応

元FIELD OF VIEWのヴォーカルの浅岡雄也さんが、ビーイング時代はアーティスト同士の交流がNGだったということに対して同調していたりしています。


あと、バウンディさんのサイトにも、猫騙についてのレビューを書いております。

Features:猫騙|BounDEE,inc

猫騙は、元WANDS、元al.ni.coの上杉昇がヴォーカルを務める、エスニカル・ファンクロックバンド。彼らの奇抜なメイクやエキセントリックなファッションだけを見て、聴くことを躊躇っているそこの貴方。このあまりにインパクトの強いビジュアルは、まさに相撲の立ち会いで「猫騙し」に遭うという一瞬の驚きを生み出しているだけなのである。まずは猫に騙されたと思って音を聴いてみて欲しい。そこには、オルタナティブであるがオーソドックスかつどっしりとした技で攻めて来る猫騙の真髄がある。気がつくと、力強い突き押しと的確な寄りで土俵際まで押し込まれているのである。・・・続きを読む


WANDSや上杉さんについてあんまり知らない方のために、彼の活動経歴についてまとめてみましたので、もしご興味ございましたら下記も読んでみてください。


WANDSは、90年代前半の頃にミリオンセラーを連発して一世を風靡していたバンドで、1980年生まれの僕と同じくらいの年代の人ならほとんど誰でも知っているであろうっていうぐらいのビッグ・アーティスト。1991年に、「寂しさは秋の色」というシングルでデビューした。この時、上杉さんは19歳。

YouTube - WANDS - 寂しさは秋の色
当時のキーボードは、「時の扉」「恋せよ乙女」の作曲者でもある大島康祐さん。髪型がすげーっす(笑)。

彼らが所属していたのは「Being(ビーイング)」という事務所。他にも、B'z、ZARD、大黒摩季、T-BOLAN、TUBE、DEEN、FIELD OF VIEWなど、当時はそうそうたる面子の所属アーティストを誇る一大事務所であった(現在も、倉木麻衣などが所属)。

そのビーイング系のアーティストは、1990年代前半にセールスの全盛期を迎え、一時代を築く。ビーイングの戦略というのは、テレビや雑誌などメディアへのアーティストの露出を極力抑え、楽曲をTVのCMやドラマの主題歌などのタイアップで大量投下し、シングルヒットを狙っていく、というもの。

特に、1993年はビーイングブームのピーク。下記のような物凄い状況が生まれていた。

1993年の年間販売ランキングは、ビーイング系列のアーティスト勢で占められた。1993年のオリコン年間総合売り上げチャートにおけるビーイング系アーティストの順位は 1位ZARD 2位WANDS 4位B'z 5位T-BOLAN 10位TUBE 11位大黒摩季 32位DEEN となった。 オリコン作詞家ランキングは、 1位上杉昇 2位坂井泉水 4位稲葉浩志 5位森友嵐士 7位大黒摩季。 オリコン作曲家ランキングは、 1位織田哲郎 3位松本孝弘 6位大島康祐 7位森友嵐士 8位栗林誠一郎 と、どのランキングもビーイング系列で占められることになった。
ビーイングブーム - Wikipediaより)


まさにあの頃、僕は多感な中学生時代を過ごしていた。恐らく、僕と同じくらいの年代の人達は、当時のビーイング系アーティストのヒットソング(例えば、ZARD「負けないで」「揺れる想い」、WANDS「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」、大黒摩季「DA・KA・RA」「チョット」など)は、大体聴き覚えがあるのではないかと思う。

で、WANDSに関してもご多分にもれず、僕はかなり聴いていた。1993年には、WANDSはシングル・アルバム合わせて700万枚(!)の売上を記録し、第8回日本レコード大賞にも選ばれている。


ただ、当時リアルタイムで聴いていた僕にとって、色々な疑問があった。


当時、WANDSが数少ないTV出演をしている映像を見ていても、全然楽しそうに演奏していないし、上杉さんは仏頂面で歌っている。僕の目から見て、明らかに「やらされている感」が漂っていた。果たして、バンドとしてこれはどうなんだろうなと。

特に、『時の扉』でミュージックステーションに出演した時のトークが凄い。当時、WANDSのメンバーは黒い衣装ばかり着せられていたのであるが、それを「黒が好きなので。」とネタにしている感すらある(笑)。

YouTube - WANDS「時の扉」ミュージックステーション

また、1993年のWANDSのヒット・シングル曲は、作詞はヴォーカルの上杉昇が手がけているものの、作曲は、織田哲郎さんなど外部の作家によるものばかりで、音楽性も歌謡ポップス的な要素が強かった。WANDSのメンバー(特にヴォーカルの上杉昇とギターの柴崎浩)は、自分たちの音楽性やアーティスト性をもっと出したいという欲求は無いのだろうかと。もちろん、アルバムの中にはギターの柴崎浩作曲の楽曲もあったが、どちらかというとメインの曲ではなかった。

しかし、その後発表された『Little Bit...』という3rdアルバムで、ちょっとした変化の予兆を感じた。それは、リード・トラックとして1曲目に収録されている「天使になんてなれなかった」という曲の作曲がギターの柴崎浩だったことである。それは、ヒット・シングルなど陽の目を浴びる曲はほぼ外部の作曲者の作品だったという今までのWANDSからは考えられないことであったし、しかもこの曲は結構いい曲で、ギターロック的なサウンドがかなりフューチャーされており、音楽的にも徐々にメンバーが自らの音楽性を出しつつあって、WANDSにとっていい傾向にあるのではないか、と思った出来事だった。

まさに、『Little Bit...』(ちょっとだけ)。ちょっとずつ、WANDSは変わりつつあったのではと思う。


そしてその後、1995年の『PIECE OF MY SOUL』というアルバムの発売の前、確か「B-PASS」という雑誌のインタビューで、興味深い記事を目にする。そこに書かれていたのは、どうやらWANDSが相当な変貌を遂げているらしい、というものだった。

そのインタビューでは、今までのWANDSのイメージとは一線を画した、歌詞の内容(特に「FLOWER」という曲の歌詞)と、ニルヴァーナを彷彿とさせるようなダークなギターリフを基調とするグランジ・ロックにインタビュアーが衝撃を受けているという内容だったように記憶している。

そして発売された4thアルバム『PIECE OF MY SOUL』は、オリコンの週間アルバム・ランキングでも初登場1位を獲得し、ミリオンセラーを記録しました。しかし、初期からのファンなどの間では、デジタルビートや歌謡曲的な要素の強かった時代のWANDSから、陰の入った洋楽オルタナティブ・ロック的な音楽性へのあまりに急激な変化に、戸惑いを覚える人も少なくなかったとのこと。

その後、初期のデジタル・ロックや歌謡曲的な音楽性に頑なに押し戻そうとするビーイングの事務所サイドと、自分達が信じるロックの形を突き詰めようとするWANDSメンバー(特に上杉)との間に、徐々に亀裂が入っていった。

『Same Side』(オリコンシングル週間チャート最高位2位、以下同様)、そして『WORST CRIME〜About a rock star who was a swindler〜』(最高位9位、サブタイトルは、日本語で「詐欺師だったロックスターについて」)と、よりオルタナティブな音楽性を押し進めた素晴らしい作品をリリースしたが、皮肉にもセールスは下降し、所属事務所ビーイングとの軋轢もさらに表面化。次のアルバムの制作が仮タイトルが決まるまでに進行するが、事務所との対立がいよいよ決定的なものとなり、遂に上杉と柴崎はWANDSを脱退。二人はal.ni.coというユニットを結成する。

al.ni.coの唯一のアルバム「セイレン」(最高位14位)では、ポップさはほとんど陰を潜め、よりダークでグランジ的なオルタナティブ・ロックサウンドが支配し、上杉の理想とする音楽が完成に近づく。しかしその音楽性とのずれを感じた柴崎が「自分の音楽をやりたい」と上杉に伝えたことで、上杉はal.ni.coの解散を決断。2001年をもって解散に至った。


その後上杉は、安定的な収入をも捨てて、自らのレーベル「pojjo record(ぽじょ・れこる)」を設立。インディーズに転向して独自の道を歩み始めた。ルックスもこの頃からかなりの変貌を遂げる。丸坊主にしてみたり、刺青を入れてみたり、若干太ってみたり。

そして上杉昇名義で、ミニアルバム「L.O.G」(最高位63位)、フルアルバム「Blackout in the Galaxy」(最高位72位)、カバーアルバム「SPOILS」(最高位86位)の3作品を発表。特に、「SPOILS」では、ガンズ・アンド・ローゼズ、ニルヴァーナ、ニール・ヤングなど、彼のルーツを感じさせられる曲や、意外な中島みゆきのカバーも収録され、質の高い歌と、00年代的なデジタル感をも伴ったハード・ロックサウンドを聴かせている。

2008年に結成し現在も活動中のバンド「猫騙」では、エスニカルな衣装とインディアン風のメイクを施されたルックスが度肝を抜くが、骨太なバンドサウンドで若干ポップ寄りになった楽曲に、38歳にして今もなお凄みを増している上杉の歌声が乗っている。


こうやって彼の活動を俯瞰してみると、正直セールス的には明らかに右肩下がりであり、メジャーの華々しい舞台から、インディーズの陽の当たらない世界へと突き進んでいるようにも思える。でも、WANDS時代から彼は、セールスよりも自分のやりたいことを追求する姿勢を崩さず、それが事務所などとの対立を生んだとしても、曲げなかった。本当に不器用な男なのだと思う。

けれども、もう、このまま突き進んじゃえばいいと思うのだ。

不器用であっても、既に華々しさは無くても、それが上杉昇という一人の「歌うたい」の生き様なのだ。それを美しいと思う人もいるであろう。「過去の人」扱いする人も当然いることであろう。彼の生き様を、ロックだと思う人も、かっこいいと思う人もいるであろう。猫騙での彼を、色モノ扱いする人もいるであろう。


それでいいと思うのだ。


その全てが、上杉昇なのである。


これから、猫騙の活動もありつつ、ソロ活動も待っている。

個人的には、上杉昇という人間の、芳醇な音楽性と、豊かな歌唱力が素のままに表れるであろうソロ活動の方を、かなり心待ちにしておるところである。

リアルタイムで彼の音楽活動を追えていることに感謝しつつ、彼の今後の活動を楽しみにしていきたい。


[ototoy] 特集: 猫騙(上杉昇)interview 「生きることは、自然に逆らうこと」
猫騙・上杉昇(元WANDS)インタビューに対する世の中の反応
Features:猫騙|BounDEE,inc

上杉昇 オフィシャルWebサイト - WEB.WESUGI


  
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2010年09月12日

庄内もっけだフェス2010を振り返って。

P8110001_450先日、8月11日、12日に酒田MUSIC FACTORYにて行われた、「庄内もっけだフェスティバル」。

本当にたくさんの方々にご来場頂きまして、無事、大盛況で終了いたしました。皆様、大変もっけでした!ありがとうございました!!!

・・・と、本当はもっと早くきちんとしたお礼の文章をここに記すべきだったのでしょうが、今回のもっけだフェスを終えて、かなりの燃え尽き感があったことと、どう整理していいのか分からない気持ちを言葉に出来ず、こんなに時間がかかってしまいました。気づけば、もうあれから1ヶ月が経ってしまいました。もっけです。

今年で3回目を迎えたもっけだフェスですが、今回は初の2日間開催ということで、遠方からお招きするアーティスト数も格段に増え、庄内の素晴らしさを感じる食べ物や企画などもかなりグレードアップしての開催となりました。

おととし、去年の開催に比べて、予算の規模もやるべきことも格段に増えて、悩むことも多かったし、スタッフの負担もかなり増えたように思います。そして正直、自分自身の力の無さや至らなさもかなり感じました。協力してくれるスタッフの皆さんの力が無ければ、今回は本当に開催出来なかったと思います。

今回中心となって動いてくれたスタッフは、ほとんどが庄内以外に在住の人達で、しかも庄内にほぼ何のゆかりも無い、新潟出身のnacoや、東京のおかっちのような人達までもが、この「庄内」という地域に魅力を感じ、そして「庄内をもっともっと盛り上げる!」というテーマに熱いものを燃えたぎらせて、多忙なスケジュールを縫って身を粉にして頑張って下さいました。

また、ナタリーさんやCDJournal.comさん、CINRA.NETさん、その他様々な媒体にもニュース掲載して頂きました。

地元酒田の人達も、チケットを手売りしてくださったり、メールで告知にご協力頂いたり。本当にたくさんの力が結集して、イベント当日まで突き進んでいきました。


そして迎えた、庄内もっけだフェスティバル2010。

ここからは写真とともに振り返っていこうかと思います。


1階のラウンジスペースでは、酒田出身の飯富崇生くんからご提供頂いた「だだちゃ豆」の無料提供に始まり、

IMG_0777_600IMG_0742_600これが山形県三川町発の「庄内バーガー」!!んめけ〜!


IMG_0868_600「けーくーこ」さんのご協力による庄内の名産品の販売、そして飛島のごどいもの提供などなど、盛りだくさん。


P1010505_600IMG_0865_600

ご来場者の皆さんから、庄内に対する「もっけだ」のメッセージを書いて頂きました。


IMG_0827_600ライブの合間には、庄内弁おもしろ講座「庄内弁でしゃべらナイト」や、皆さんから応募頂いた「もっけだフォトレター」の上映も。


こちらが、その際に流した動画です!!

【庄内弁講座】庄内弁でしゃべらナイト 第一回
http://www.youtube.com/watch?v=097XEuKUGmI

【庄内弁講座】庄内弁でしゃべらナイト 第二回
http://www.youtube.com/watch?v=w6CscrIOyEM

【庄内弁講座】庄内弁でしゃべらナイト 第三回
http://www.youtube.com/watch?v=wX6SbcVRdxQ

「もっけだフォトレター」の映像もどうぞ。BGMは、もっけだフェステーマソングの「もっけだ協奏曲」です。

もっけだフォトレター


IMG_0713_6000P1010526_600また、酒田在住の斎藤佐知子さんによる、庄内の歴史ある風景を撮った写真も展示。「もっと庄内の街を歩こう!」というメッセージが込められていて、もう一度地元を見つめ直すきっかけになったのではないかと思います。右側の写真に写ってるのは、司会をして頂いたtakujiさんと、僕の高校陸上部時代の同期の妹さんです(笑)。



そして、ライブの方は…。

P1010493_6003入口前のスペースで、笹口騒音ハーモニカのライブで幕開け。

かなり即席のステージだったのですが、オワリカラに同行しているPAの原田さんのお力添えもあって、何とか形にすることが出来ました。原田さん、ほんとでもっけでした。。。

やっぱり、音楽が鳴り始めると、このもっけだフェスのあったかい空気感が広がってきました。


そして、1日目のステージは、地元の歌姫・高山愛さんに始まりました。「もっけだましい」のこもった美しい歌声を聴かせてくれました。

サマソニ出演の勢いもそのままに、いつもにも増してキレッキレのライブを披露してくれたTHIS IS PANICのライブでは、「おすもうさん」という曲でタカキ君が相撲の相手に僕を指名。しかし見事に私が2連勝を飾りました(笑)。MCもめちゃくちゃウケてましたねー。

酒田で高校生活を送ったQurageくんは、その音楽と歌で会場の空気を清らかに染めてくれました。やっぱり、彼の音楽は、庄内の空気に凄く合うような気がします。

そして、京都から長い道程を経てやって来てくださった空中ループ。いつもにも増して美しいライブ。会場内もめちゃくちゃ盛り上がってました。

IMG_0799_600そして、笹口さんの絶叫と高温度の演奏がかなり熱くたぎっていた太平洋不知火楽団。いやー楽しかった!!


トリは、東京のオルタナティブ・ロックシーンを先頭で引っ張るオワリカラの、とんでもない爆発力を伴ったライブ。最後はアンコールも出る盛り上がり。

いやー、どのアーティストのライブも素晴らしかった!!!まじで!!

IMG_0878_600IMG_0876_600

フィナーレでは、「もっけだソング」を合唱。出演アーティストの皆さんにも壇上に上がっていただき、大団円に終わりました。


そして迎えた2日目は、波乱の幕開け。お盆の渋滞に巻き込まれ、リハーサル時間に間に合わないバンドが続出。リハ時間もどんどんと押していき、かなり焦りまくりました。

P8110028_600

結局、15分押しでなんとか開演。

もっけだフェスには3年連続皆勤賞の出演となるエリーニョさん率いる、エリーニョ&The Sweetest Friendsから始まる。やっぱりエリーニョさんの作る音楽の優しさとか安心感って、庄内の空気の中で聴くと凄く染み渡ってきますね。

IMG_0938_600そして、僕の好きな「行く末」や、今回のもっけだソングとして「サンキューロック」を披露してくれたThe Musique。良かったなあー。

The Musique - 行く末(Live)@酒田MUSIC FACTORY 2010.8.12

「行く末」のライブ動画です。

ANIMAも素晴らしいライブでした。ボーカルの小島ケイタニーラブさんが、当日に土門拳記念館に行った時に酒田市を走る「るんるんバス」(どこまで乗っても100円の奇跡のバス)に乗ったエピソードを元に、「るんるんバスの歌」を作って歌ってくれました。これも会場が大盛り上がり。

IMG_1013_600そして酒田のトップバンドFRIDAYZは、いつも通りのハイテンションで楽しすぎるライブをカマしてくれました。この流れでFRIDAYZのライブを観れたのはすげー楽しかったです。YOMOYAのキーボードの長倉さんがめちゃくちゃフロアで騒いでいたのも印象的でした(笑)。

IMG_1020_600ここで、1階のスペースで急遽、酒田の弾き語りミュージシャン人路くんが飛び入りライブ参戦。仕事を早く切り上げてくれて、当日に出演が決定したにも関わらず、その美声はやっぱり間違いなかった。2曲だけでしたがかなり盛り上がったです!

そして、FRIDAYZの健太くんも楽しみにしてたYOMOYAが登場。他のバンドももちろんそうなのですが、このバンドを庄内で観れるこのレア度たるや、凄まじいと思います(笑)。音の手触りや温もりがしっかりと伝わってくる、じわじわと喜びが広がるようなライブでした。

2日間のトリは、SEBASTIAN X。やっぱりこのバンドの発する音の躍動感と生命力たるや。人を幸せにするパワーに溢れていますねほんとに。当然のごとくアンコールも。トリにふさわしい、素敵なライブでした。

2日目も、どのアーティストのライブも素晴らしかった!!!


ただそんな中で、主催側としては、様々な点で不備があり、非常に申し訳ない思いをしました。時間がかなり押してしまったことや、アーティストさんへの確認ミスなどもあったり。そんなことも積み重なったことで、2日目のフィナーレは、「もっけだソング」を歌うことが出来ませんでした。正直、今思うと心残りなことでした。

全てのアーティストさんが気持ちよくライブを行って頂けるようにすることが、僕ら主催者側としてやるべきことであり、そこの部分で様々な配慮や人手が足りていないという問題があったことは紛れもない事実でした。これについては僕としても本当に反省しております。


でも色々大変なこともあったけど、なんだかんだ言って、アーティストの皆さんそれぞれが庄内を楽しんで下さっていたのも感じてほっとしたし、やっぱり、庄内ってやっぱいい場所だなあ、って改めて感じたのも事実。

「もっけだ」という言葉の持つ大きな力についても、再度実感することが出来ました。

P8110027_600IMG_0767_600

そして、この2日間で、延べ約200名の方々にご来場頂いたという事実。中には、岩手などの隣県や、わざわざ東京からこのイベントのためだけに酒田に来て頂いた人もいらっしゃいました。

やっぱり、お客さんの笑顔がたくさんそこにあったことは、本当に素晴らしいことで。やって良かったなあ、って心から思いました。



今回、出演して頂いたアーティストの皆さま、

ご来場頂いたたくさんの皆さま、

ご協賛、ご寄付を頂いた皆さま、チケットを売って頂いた皆さま、

そして、最後まで一人ひとりが最高の仕事をして下さったスタッフの皆さま、


本当にもっけでした!!!


やっぱり、色んな人達のご協力に感謝の意を表すときって、この「もっけだ」という言葉がもっともふさわしい瞬間だと思います。

ありがとうございました。もっけでした。


そしてこのもっけだフェスですが、来年やるかどうか、まだ正直迷ってます。

スタッフの皆は、それぞれが仕事を持っている中で、本当に貴重な時間を割いてこのもっけだフェスのために尽力して頂いています。でも、かなり限界を超えた仕事量を抱えてしまった人もいました。「もっけだ」を通り越して、申し訳ない、と思ったのも事実。

東京にいながらにして、遠く離れた庄内のイベントを作っていく難しさというものも、3年やってきてひしひしと感じております。

僕の思う理想のフェスを作っていくためには、地元で中心になって動ける核となるメンバーがほとんどいない今の体制ではとても厳しい。僕自身が、酒田に帰るしかないのかも知れないとも思ってます。

でも、厳しいながらも、やっていくしかない、という気持ちもあったりして、その葛藤の中にいるという感じでもあります。


また、僕が初めて開催しようと思った2008年当時は、山形の内陸の方では「DO IT!」や蔵王龍岩祭のようなフェスがあって盛り上がっているのに、庄内でのフェスがほとんど無いという状況がありました。そこで、庄内発のフェスをしっかりと作っていきたい、という思いもありました。

そんな中、今年は鳥海サマーキャンプという野外フェスが産声をあげたり、9/20にMUSIC FACTORYで開催される「さいこもへ祭」のような地元発の面白いイベントも生まれてきている。

これは非常にいい傾向だと思いますし、上記のイベントは、もっけだフェスのやろうとしている方向性に近いことをやっているのではと思います。僕がやらなくても、庄内の良さを再発見したり地元を盛り上げたりという役割を、そういう他のフェスやイベントに任せちゃってもいいのではないか、という気もしてきております。


でもやっぱり、僕がもっけだフェスを通じて成し遂げたいことっていうのは、もっともっと大きなことで、庄内の素晴らしさを、全国へ、そして全世界に発信していきたい、ということだったりもします。

そのゴールに近づいていくために、今の規模のままやり続けていくのか、一旦1年ぐらい休んで、しっかり大きな計画を練りなおしてやるのか、という選択のどちらをとるのか。そこについても、ちょっときちんと考えたいと思ってます。

その上で、来年開催するのかどうか、開催するとしたらどのような形がいいのか。あるいは、再来年以降に向けて計画を練っていくのか。それについて決めていきたいと思います。

いずれにせよ、もっけだフェスを、僕はこれからもやります。
必ず戻って来ます。

それだけはここに誓いまして、もっけだフェス2010の総括としたいと思います。

長文を最後まで読んで頂き、大変もっけでした(笑)。


こちらが、出演アーティストの皆さんがもっけだフェスについて書いて下さっているブログですので是非読んでみてください。

空中ループを斬る | もっけだ日記

もっけだ!|The Musiqueオフィシャルブログ

1/880000の孤独 : [Qurage] 酒田総集編/ほとんど山口(8/11,12)

エリーニョとほほ通信:ガム頼り

FRIDAYZ MEETING:明日待ってます!


もっけだフェス関連のTwitterでのつぶやきをまとめてみました。
Togetter - 「庄内もっけだフェスティバル2010 −好ぎだ!もっけだ!庄内!− まとめ」


最後に、実行委員として本当に頑張ってくれた、新潟のnacoのブログ。本当にありがとう。
庄内もっけだフェスティバル その意義 : 七井橋


DSC02743_600僕の実家に泊まって頂いた、YOMOYA、太平洋不知火楽団の皆さんと。  
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