2006年07月09日

わかった。「くるもこ」じゃなくて、「ちりふわ」だ。理想型は。

今度美容室にアフロのイメージとして持って行く画像を
ネットで探してたわけなんですが、

なんか、世の中のアフロのイメージって、



くるくる


もこもこ




な感じが圧倒的なような気がするんですよ。

で、やっぱりそういうアフロの画像ばかりがネットには
溢れかえっていた。

ワンダーアフロ。ほら。こういうたぐいの。

どうもぼくの中の理想のアフロって、
これとはちょっと違うなあ。
という違和感を少なからず抱いてたわけですよ。


ええ。
長年にわたって。



たぶん、美容室に行って、
ただ単に「アフロにしてください」
って言ったら、上のようなくるもこなアフロになっちゃいますよ。
十中八九。


で、理想のアフロってどんなんだろと。

思った時に、

出会いました。


出会っちゃいました。


これです。


ちりふわ1そうなんです。



Jimi Hendrix

なんです!(川平慈英風)



ぼくの思い描いてたアフロは、
くるくるもこもこしてない感じがしたんです。

そうそう。

ちりふわ2ちりふわ3こんな、


ちりちりふわふわ


な感じなんですよ。


ああ、やっとわかった。
すっきり。


こんなちりふわな感じで、
地毛アフロに挑んでみようかと思っとります。

はい。



で、ジミヘンの音楽についてちょっと言わせてください。


ジミヘンって、
ミュージシャンとしても
ギタリストとしても
作曲家としても
ボーカリストとしても

ほんとアメージングな才能に
満ち溢れてる人だと思うんですよね。

特に、彼の作る曲。
ありえない。


だって、あのジャズの巨匠マイルズ・デイビスをして、

「俺はこういう音楽がやりたかったんだ」

と言わしめちゃうんですよ。

(マイルズ・デイビスが、ジミヘンの「Machine Gun」という曲を
聴いて言っていたらしい。→ジミ・ヘンドリックス - Wikipedia参照。)

このWikiを読んでいて、
あのウッドストックでの、歴史に残るアメリカ国歌の名演奏に、

フィードバックやアーミングといったエレクトリックギターの特殊奏法の限りを尽くし、爆撃機が空襲を行い民衆が泣き叫び逃げまどう様子を、音で完璧なまでに再現してみせた。これは泥沼化して先が見えないベトナム戦争と、希望のない戦争にのめり込むアメリカ合衆国への痛烈な批判であった。

というイミが込められていたことを初めて知った。

あの演奏を聴きながら、腹を捩じらせて大爆笑していたという、
440君としな君、悔い改めて下さい(笑)。


でなんか、彼の作り出す音楽って、
単なる黒人音楽の枠に留まらず、
白人音楽の要素や、民族音楽の要素とか、
色んな音楽の色が交じり合って
虹色に輝いてる感じがすんのね。

彼がインディアンの血を引いてるっていうのも、
ちょっとあるのかも。

うん。
コードとかひとつとっても、
ほんと深い。
なんじゃこりゃって感じ。

ぼくのめちゃくちゃ好きな曲で、
「Third Stone From The Sun」
という曲があるんですけど、
いきなりジャズのリズムで始まって、
民族的なギターリフが入り、
レイドバックでメロウなギターのメインメロへと展開。

この一連の流れとか、半端無いっすほんと。
めちゃめちゃいい曲だし。

こちらでメインメロのあたりが試聴出来ます


で、それだけでなく、
色んな写真を見てもわかるように、
めちゃくちゃ絵になる男なんですよねほんとに。

羨ましいです。


ただし、天才は薄命

27歳の若さで命を落としているわけなんですが。


あの伝説のウッドストックのライブを行ったとき、
彼は26歳。


おれは今26歳で来年は27歳。
はっきり言って彼の10万分の1にも及んでないですわ。
いいもの作るって、大変だよほんと。

彼が死んでから36年もの月日が流れ、
現代の世の中は色んなものに満ち溢れ、
モノの面でも豊かになり、
音楽の機材や録音の技術も進歩しているはずなのに、
肝心の音楽の核の部分では、
彼が作った音楽を超えるものを作っている人って
なかなかいないような気がする。
少なくとも、ギターを中心としたバンドミュージックの分野では。


中学・高校時代は440君やしな君と同じく、
良さがいまいちわからなかったジミヘンの音楽ですが、
ようやく20代中盤になって、
その凄さ、奥の深さ、味わい深さが
わかってきたような気がするんですよね。

もっともっと彼の音楽の素晴らしさを味わって
自分の糧にしていこうと思う。
ってなことでTSUTAYAで2枚ほど借りてきました。

バンド・オブ・ジプシーズ


ブルーズ


ジミヘンCDBAND OF GYPSYSのCD盤面が
こんなデザインでちょっとかっこよかった。

2色なのに、
ジミヘンの姿が載ってるだけで
絵になるんだよなー。

アヤテ2色てなことで、
デザインを真似してアヤテバージョンを作ってみたんだが、

やっぱり及びもつかなかった・・・(笑)。

東洋人の平面的な顔で、
2色刷りは、きついです。はい。

ジミヘンは偉大です。



関係ないけど、
「ジミヘン」で画像を検索していたら、
懐かしい画像を発掘しちゃいました。
2002年の日韓W杯での名場面です。























稲本




















「得点後、激しくマンドリンを弾く稲本選手
うしろは変なものを吐くウィルモッツ」



・・・。



思わず爆笑。

ええ、確かに稲本選手、

ジミヘンばりの左弾きです。

非常に激しいです。


↓こちらのサイトより。
http://www.hustle.co.jp/sai/02-06-25-d.html


いやー、あの頃は良かったなあ・・・(遠い目)。


あやぶろは何位



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この記事へのコメント
こんばんは。クッタカの影響でチョット前にジミヘン久々に食らいました。やっぱスゲェネ!クッタカの強盗Records発の庄内オムニバス。興味があれば参加してみて下さい。
Posted by Seva at 2006年07月10日 00:41
>Sevaさん
おはようございます。
ジミヘンすげぇっすよねほんと。
音から何か出てます。
インディアンの血引いてますしね。
魔法ですよあれは。

庄内オムニバスいいっすね!是非参加させてください。
庄内弁のロックを歌いたいです。
Posted by アフロ・アヤテ at 2006年07月10日 04:59