2011年07月11日

支援金総決算報告

2010年5月末にグアテマラ全土を襲った熱帯暴風雨アガタ。
被災者された方々の何か力になりたい!という思いではじめたグアテマラ緊急支援プロジェクト。
インターネットのみでの義援金募集にもかかわらず、日本円にして合計378,723円という金額を集めることができました。本当にご協力ありがとうございました。

当初の予定よりも活動期間が長くなりましたが、すべての支援金を被災地に何らかの形でお渡しすることができました。

各地への支援金の配布、使途目的、支援金額など詳細は以下の通りです。

支援金総額 378,723円  (371800円+Q600)
   →ケツァル換算額 Q32,932

 4箇所の避難所に食料物資支援(他の団体と合同)
 Q300(約3,500円)+Q259(約3,000円)
 
 チマルテナンゴ県コマラパ市チチャリ村の5世帯に食料支援
 Q2000(約23,000円)
 
 (避難者計360人)へ食料物資支援
 Q3830(約45,000円)
  +翌日追加支援 Q915(約10,000円)
 
 小学生125人分の文房具と食器、住民175人分の食器支援
 Q3830(約45,000円)
 
 14世帯に食料物資支援
 Q2343(約27,000円)
 
 小学校修復費一部支援
 Q1500(約17,000円)
 
 チリキ村の被災284世帯に食器、バスタオルの支援
 Q4320(約50,000円)
 

合計支援金額  Q32,932  残高0

各地での支援活動は、現地の方々の協力なしではできませんでした。
グアテマラ在住の日本人の方々にも大変お世話になりました。 
コナビグアの石川さん、キリグアのマサキさん、サン・ペドロ・ラ・ラグーナのマユミさん、お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました。
現地の方々にも運転や、荷物の積み下ろし、道案内、交渉など、各地でお世話になりました。
たいへん感謝しております。
いろいろとご協力いただき本当にありがとうございました。

被災から1年以上たった現在でも、グアテマラ各地でまだまだ復興作業は続いています。

この先も、各地から支援活動の報告がございましたら、こちらで随時報告させて頂きます。
このような活動に不慣れなため、いろいろと不手際がありましたことをお詫び申し上げます。
今後とも、グアテマラの様子を見守って頂ければ幸いです。

たくさんのご支援、温かい言葉、本当にどうもありがとうございました。 


2011年7月15日 
グアテマラ緊急支援プロジェクト 
Flores & Yucalina



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2011年07月10日

サン・ペドロへの支援状況

昨年5月末にグアテマラを襲った熱帯暴風雨アガタから一年以上経過しました。
活動報告が遅れて申し訳ございません。

3月11日に起きた東日本大震災はグアテマラでも大きく報じられ、グアテマラの方々からも、お見舞いの言葉をいただきました。
世界中からの支援の中、グアテマラからも緊急援助物資が被災地に送られました。

遅くなりましたが、サン・ペドロ・ラ・ラグーナ(以下サン・ペドロ)へのその後の支援状況を報告させていただきます。

サン・ペドロでは昨年11月初旬まで雨水を逃がすための溝工事実施に向けて、復興委員会や被災住民のペドロさんを中心に話し合いや署名活動、行政への働きかけが行われてきました。
しかし、自分の土地に溝をつくることに納得できない住民や資金不足のため、溝工事実施は難しいという判断となりました。

溝工事への動きについては以下の記事をご覧ください。




この間に土砂災害にあった周辺住民は溝工事の同意書、および行政への同意書の2通を弁護士に作成してもらいました。弁護士代はボランティアでしていただけたので無料でした。しかしその書類につける印紙代がQ300(約3500円)×2通分、合計Q600(約7000円)を義援金から支払わせていただきました。

その後、行政が道路の舗装工事をすることが決まりましたが、溝工事は受け入れられず現在は溝なしの舗装工事が進んでいます。

このため溝工事資金の一部に予定していた当プロジェクトからの残りの義援金は、被災住民の生活再建のために充てることになりました。

最初の生活支援該当者は、住宅が全壊し、仕事も失ったフレディさん家族8人
6人の子供を抱え、仮設住宅の家賃Q300(約3500円)も払えない状況で、行政からの支援や親戚からの援助もなく途方にくれ、ペドロさんに相談されました。
家賃支援よりも今後の収入確保のためにもこれまでの料理人という職歴も生かせる商売をはじめるよう話がまとまりました。

屋台の必要道具などQ1400(約16000円)を支援し、昨年11月にフレディさんのシュラスコ(焼肉)屋がオープンしました。

RIMG0257
 





















詳しくは“サンペドロ被災者生活支援。報告1”をご覧ください。

オープンから半年以上過ぎ、フレディさんは現在、夜の営業だけでなく、昼間に道売りもしながら6人の子どもを養うために頑張っておられます。

二件目の生活支援該当者は、災害時に頭部を負傷したフランシスコさん(54歳)。
妻を早くに亡くし、男手一つで車いす生活の長女と、次女は結婚し同居していませんが、まだ学生の三女を養っています。
アガタによる土砂崩れで、自宅に大量の土砂が入り込んだ際に頭部を負傷し、その後異常が出て、首都の国立病院で手術し、安静状態の後、一時は社会復帰していました。
しかし約1ヶ月前に今度は尿が出なくなる病気になり、現在はストーマ(人工肛門)を着けて生活し、管が太くなるのを待って8月半ばに手術をする予定です。
ソロラにある国立病院では対応しきれないため、首都にある専門の私立病院で受けることになりました。

agatha





















 ↑フランシスコさんと長女デルフィーナさん

検査代にQ3500(約40000円)、手術費Q5000(約58000円)が必要ですが、働き手がいないため、手術費などを街角募金で募っていましたがQ500(約5800円)程しか集まっていません。
当プロジェクトは残りの義援金Q4025(約47000円)をフランシスコさんの手術費に寄付することにしました。

サンペドロ在住で当プロジェクトに協力してくださっているまゆみさんと、被災住民のまとめ役ペドロさんからの、“いつ実現するかわからない溝工事のために義援金を保管するより、今困っている人を助けたい!”という意見に賛同しました。

フランシスコさんは元々左官屋の仕事と農業、夕方からは教会の警備などをされていましたが、現在は痛みがあり、あまり動けない状態です。
家族のためにも早く手術を受けて、仕事に復帰したいという想いが強いようです。

娘さんたちに相談したところ、お金が入ると言うと本人はすぐに手術したいと言うので、本人に義援金の詳細はまだ伝えておりません。
管が細いと手術ができないため、8月半ばの検査前に渡していただく予定です。

その後の経過がわかり次第、また報告させていただきます。

サンペドロへの支援金内訳
・被災住民14世帯に食料物資支援   Q2343(約27000円)
・溝工事の同意書2通の印紙代     Q600 (約7000円)
・フレディさん一家への生活再建支援 Q1400(約16000円)
・フランシスコさんの手術代     Q4025(約47000円)
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 合   計            Q8368(約97000円)


当初は1ヶ月だけの緊急物資支援を予定していた当プロジェクトも、支援活動の中で、被災された方々の様々なニーズを知り、復興には時間がかかることを痛感し、活動期間や内容を変更してまいりました。
活動報告が遅れてしまったことを深くお詫び申し上げます。

アガタ被災者にたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。
次回は、プロジェクト全体の支援金総決算を報告させていただきます。




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2011年02月07日

コナビグアからの報告(南部海岸地帯支援)

ご無沙汰しております。
コナビグア(連れ合いを奪われた女性たちの会)で、長年活動されているIさんより、支援活動報告を頂きましたので紹介させて頂きます。

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「2010・グアテマラ緊急支援プロジェクト」から昨年816日にコナビグアのアガタ台風被災者支援のために寄付していただいたQ3,000.についてご報告させていただきます。

義捐金をお預かりしてから半年近くも過ぎてしまっての報告で、本当に申し訳なく思っております。

 

この義捐金は、その1ヶ月ほど後にRECOMから受けた義捐金US$3,000.と合わせ、南部海岸地帯の被災者支援に向けられました。

この地域のレタルウレウ及びスチテペケス県でも、浸水により被害を受けたコナビグアの女性たちが多くありましたが、支援はほとんど得られていませんでした。借地でマイクロクレジットなども利用しながら農業を営んでいた女性たちが、畑、住居、家畜を失い、借金を返すための術を失って、基本的な食料も確保できない状態にありました。こうした女性たち261人に対する食糧支援を行いたい、というコナビグアの要請にこたえたものです。

 

実際に被災者に支援が配布されたのは10月の後半でしたが、その報告をコナビグアから受けたのが今年120日になってしまいました。報告の日本語訳を一部引用し、添付にて写真をお送りいたします。

 

<引用始め>

1.国内状況

グアテマラの中でも特に先住民族が多く居住する農村部地域では貧困の問題は深刻である上に、雨季には浸水、土砂崩れ、河川氾濫などにより、ほとんど唯一の生活の糧である農作物が被害を受けている。2010年の度重なる豪雨により、コナビグアメンバーの多くの女性たちが畑を失うなどの被害を受け、非常に困難な状況に追いやられた。こうした状況は毎年繰り返されていると言え、次の雨季の状況が心配される。政府はリスク回避の対策を採らず、毎年多くの人々が悲痛な被害を受けることが繰り返されている。

 

2.被災者支援活動の実施

対象: 南部海岸地帯のスチテペケス県及びレタルウレウ県 

      スチテペケス県 サント・ドミンゴ(50家族)、サン・ロレンソ(35家族)、クヨテナンゴ(20家族)

      レタルウレウ県  サンタ・フェ(85家族)、サン・マルティン・サポティトラン(27家族)

合計   217家族

支援内容: 上記対象者に対し、緊急の必要性をカバーするための食糧を配布した。内容は、砂糖5ポンド、米4ポンド、フリホール豆4ポンド、トウモロコシ25ポンド、食用油、洗剤である。


<引用終わり>

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「2010・グアテマラ緊急支援プロジェクト」からの義捐金Q3,000.で、対象217家族のうちの27家族分の支援物資購入をカバーできたことになります。

コナビグアからみなさんに、支援に対する感謝と、報告が遅れたことのお詫びを申し上げたい、とのことです。

 

本当にどうもありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

石川智子


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コナビグアへ7月に支援させていただいた時の記事、チマルテナンゴ県コマルパ、チチャリの被害、支援活動の様子はこちらをご覧ください。

http://blog.livedoor.jp/ayudaaguate/archives/323629.html

また、他方面からも近況や支援活動の連絡を頂きましたら紹介させていただきます。



ayudaaguate at 07:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)熱帯暴風雨アガタ被害状況 | 支援状況

2010年11月24日

支援金総決算と報告

5月末にグアテマラ全土を襲った熱帯暴風雨アガタ。この被災住民たちに何かの支援をしたい、という思いではじめたこのグアテマラ緊急支援プロジェクト。約3ヶ月にわたるインターネットのみでの支援金募集にもかかわらず、日本円にして合計378,723円という金額を集めることができました。本当にどうもありがとうございました。

活動期間が長くなりましたが、すべての支援金を被災地に何らかの形でお渡しすることができました。活動内容の報告はひきつづき現地から連絡が入り次第、ブログで紹介させていただきます。

各地への支援金の配布、使途目的、支援金額など詳細は以下の通りです。



支援金総額 378,723円  (371800円+Q600)
   →ケツァル換算額 Q32,932

(交換レートは、7月~10月の円高ケツァル安などの変動により、それぞれの時点で異なります。)



1.ケツァルテナンゴ県スニル村約7世帯に食料物資支援   
 >>Q650

2.イサバル県ロス・アマテス市4箇所の避難所に食料物資支援(他団体と合同)    
 >>Q300+Q259

3.コナビグア(連れ合いを奪われた女性たちの会)を通し、チマルテナンゴ県コマラパ市チチャリ村5世帯に食料支援+後日追加支援 
>>Q2000+Q3000

4.イサバル県キリグア周辺の3箇所の避難所(避難者計360人)へ食料物資支援+翌日追加支援
>>Q3830+Q915

5.サカパ県テクルタン市ベガ・デ・コパン村小学生125人分の文房具と食器、住民175人分の食器支援
>>Q3830

6.ソロラ県サン・ペドロ・ラ・ラグーナ14世帯に食料物資支援
>>Q2343

7.イサバル県ロス・アマテス市チリキ村小学校修復費一部支援
>>Q1500

8.イサバル県ロス・アマテス市フィンカ・ユマとチリキ村の被災284世帯に食器、バスタオルの支援                                                             
>>Q4320

9.アメリカのNGO AUDAを通じて、ソロラ県サン・アントニオ・ パロポの小学校修復と、機織プロジェクトへ一部支援                                      
>>Q3960

10.ソロラ県サン・ペドロ・ラ・ラグーナ 住宅全壊被災者への生活再建支援。家賃支援や仕事支援など                                               
>>Q6025


            合計支援金額  Q32,932  残高0


各地での支援活動を行うにあたって、現地の方々の支援なしでは活動を行うことができませんでした。
イサバル県ロスアマテスの市役所のみなさん、老人ホームでボランティアをされていた方々、キリグアのマサキさん、ロス・アマテスの教会の方々、ペテンの教職員組合の方々、コナビグアの石川さん、コナビグアのメンバーの方々、サカパ・テクルタン市の教育省の方々、サンファン・ラ・ラグーナのムラオカさん、キリグア・エバンヘリコ教会のパストールとそのご家族、サン・アントニオ・パロポのNGO,AUDAのフレイダさん、トーマスさん、サン・ペドロ・ラ・ラグーナのマユミさん、ペドロさん、エステルさん、マルタさん、スペイン語学校コラソン・マヤの方々、その他にも、運転手をお願いしたり、荷物の積み下ろしや、道案内、いろいろな交渉など、各地でいろいろな方にお世話になりました。
たいへん感謝しております。いろいろとご協力どうもありがとうございました。

被災から半年たった現在、各地でまだまだ復興活動は続いています。
家族を失った方、家をなくした方、農地を失った方、仕事を失った方、傷は癒えませんが、日本の皆様の支援が、わずかでもグアテマラの被災地の方々に届き、生活再建の一歩となることを祈ります。各地から届く感謝の言葉や、電話、メール、また被災者の支援を受け取る時の写真などをみると、このプロジェクトをやってよかったと心から思います。

この先も、各地から支援活動の報告がございましたら、こちらで随時報告させて頂きます。このような活動に不慣れな私たちで、いろいろと不手際がありましたことをお詫びいたします。今後とも、グアテマラの様子をなんとなく見守って頂ければ幸いです。

グアテマラだけじゃなく、世界中、日本でも自然災害が続いています。自然の営みを変えること防ぐことはできないですが、少しでも防災対策、災害対策がすすみ、人災や二次災害を防ぎ、また被災地には支援がはやく届くことを望むのみです。個人個人での支援というのは難しいけれども、今回のように多くの支援が皆様から集まり、被災地に支援することができたことを感謝いたします。

たくさんのご支援、温かい言葉、本当にどうもありがとうございました。


2010年11月23日 
グアテマラ緊急支援プロジェクト 
Yucalina &Flores


ayudaaguate at 17:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)現在までご支援いただいた金額 

サンペドロ被災者生活支援。報告1

サンペドロのMさんより、支援金の使用状況についての詳細報告をいただきました。今回の支援は、住宅が全壊し、仕事も失ったフレディさん家族8人。6人の子供を抱え、仮設住宅の家賃Q300も払えない状況で、行政からの支援や親戚からの援助もなく途方にくれ、ペドロさんに相談を持ちかけてきました。家賃支援よりも今後の収入確保のためにもこれまでの料理人という職歴も生かせる商売をはじめるよう話がまとまりました。

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11月22日に、さっそく、フレディさんがチュラスコ屋(焼肉)の屋台をはじめました。屋台をはじめるための必要道具の購入に当たっては、ペドロさんが価格調査を事前に行い、21日にすべての道具を購入。
今回のシュラスコ屋を始めるにあたりかかった費用はQ1400。
詳細は以下の通りです。

  
CHRRASQUERA 焼き網、シュラスコ台450
2 MESAS MADERA 机2つ230
4 BANQUITOS 椅子4つ60
PLASTICOS ボウル、肉・野菜・チリ保存タッパー等55
PINZAS, CUCHILLO, OLLA, CUCHARONES
調理道具、包丁、鍋、おたま
60
RASCADOR METAL おろし器10
TABLA まな板20
LIMPIADORES タワシ10
PLATOS, SERVILLETAS お皿、紙ナフキン105
CARNE, POLLO, CHORIZOS, VERDURAS,
CARBON 肉各種、野菜、炭
400
合計Q1400

さっそく、様子を見に行きましたが、初日だったので少ししか持ってきてなかったようで、私たち5人で完売でとっても喜んでいました。子供たちや近所の子供たちもいつも周りにたかっていて、紙ナフキンやソースを出すなど、お手伝いしていました。セルビジェータだしたりサルサ出したりしていました。

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そしてそのチュラスコ、タコスのようにトルティーヤで挟むかたちで、ププーサのように上にキャベツのサラダをドカンとのっけてお肉も柔らかくとてもおいしかったです。一皿Q10でも全然3つでQ10のタコスより美味しかったです。
以前10年くらい前、Xelaのレストランで働いていたそうです。

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本当にフレディー幸せそうでした。
昼間もやりたい、一番お客さんに美味しいと言われるのが嬉しいと言っていました。ペドロはペドロでいろいろアドバイスを兄貴分らしく指導していました。ゴミを残すなとか近所との問題とかを話していました。
もし、ちゃんと働かないようなことがあったら、他の人にこのシュラスコセットは譲るから、と念を押しているようです。

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サンペドロ・ラ・ラグーナへの被災者生活再建のための支援金はQ6025。残金Q4625は現地で保管し、第2号プロジェクトの該当者への計画が進みましたら、順次、必要なものを買い支援します。

ひきつづき、こちらでも報告していきますので、今後ともよろしくおねがいいたします。


ayudaaguate at 08:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)支援状況 

2010年11月23日

サン・ペドロ・ラ・ラグーナ被災住民支援

いろいろとご報告が遅れ申し訳ございませんでした。
まず、支援金につきまして、8月までにお預かりした金額354000円+Q600 に加え、10月に入ってから、日本で集めた支援金17800円を私たちに託したいという申し出を受け、ありがたくお預かりいたしました。
そのため、8月16日までの支援金残金(ケツァル相当額)Q4349に加え、17800円ケツァル相当額Q1676ということで、残金総額がQ6025となりました。
(円→ケツァル換算レートが7月時点と10月時点では、円高、ケツァル安などの関係で、少し異なっております。)

サン・ペドロ・ラ・ラグーナへでは、11月初旬まで、溝工事実施に向けて、住民同士の話し合いや署名活動、また行政への働きかけを復興委員会の方や、被災住民を中心に行ってきていたのですが、自分の土地に溝を作ることに納得できない住民や、また資金不足、行政の協力を得ることが難しく、工事実施は難しいという判断となりました。グアテマラでは選挙を2011年に控えていることで、特にこのような公共工事は実施されにくい状況、またソロラ県は今回の豪雨被害でももっとも被害をうけた地域のひとつなので、数多くの被災地・被災住民を抱え、行政としても資金不足、計画が進まないという状況です。

サン・ペドロ・ラ・ラグーナでは熱帯暴風雨アガタの被害で14家屋が全壊し、また土砂の下敷きで一人の女の子がなくなりました。
現地在住のOさん、Eさん、Pさん、Mさんや、復興委員会とも話し合った結果、いつになるか、実施できるかさえもわからない溝工事のためにQ6025を保管するよりかは、被災住民の生活再建のために使いたいという申し出がありました。

このため、グアテマラ緊急支援プロジェクトでは、サンペドロララグーナ被災住民の生活再建のためにQ6025を支援することを決定し、現地で活動する信頼できる方に11月16日に振込みしました。

具体的な支援内容としては、まず第一号の支援該当者は、住宅が全壊し6人の子供を抱える8人家族の大黒柱Fさん。仕事を失い、住宅も全壊、仮設住宅という形で提供されている家の家賃Q300/月も払えないという状況です。生活を立て直すまで家賃Q300を支援して欲しいという申し出だったのですが、安定した収入源を少しでも確保するために、以前の職(シェラで料理人)を生かして商売をしてはどうかということになりました。

すでに必要道具を買い揃え、商売をはじめたとの連絡をいただきましたので、近々詳しい報告ができるかと思います。

こちらのFさん一家をはじめとして、被災住民の生活再建のために支援金を使い、どのように使ったかを現地から報告いただき次第、こちらで紹介していきます。
日本の皆さんが支援してくださったお金が、いろいろな形で現地の方に届き、被災者の生活を立て直すためのきっかけになっていることを実感し、支援していただいた皆様には、心より感謝しております。
引き続き、報告活動につきましては、こちらで紹介していきますので、またご覧いただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。



ayudaaguate at 15:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)支援状況 

2010年10月05日

サンペドロ・溝工事へ向けての住民運動など

9月25日には、さらなる暴風雨マシューがグアテマラを通過し、イサバル、サカパやペテン、アルタベラパス県をはじめとして、各地で浸水や土砂崩れなどの被害がでました。今年は、5月末のアガタからはじまり、例年にはない降り方です。

グアテマラ緊急支援プロジェクトでは、アガタで土砂崩れ、家屋全壊、浸水などの多くの被害をうけたソロラ県サン・ペドロ・ラ・ラグーナへの支援のため、Q4349を保管しています。

サンペドロ・ラ・ラグーナでは、5月末の土砂崩れ後、全壊した家、山からの岩、土砂がそのままになっており、今年のように雨がつづく毎日では復旧工事もままならず、雨水が一箇所にきて、少しの雨でも川のように流れ、残された家への二次災害や、新たな土砂崩れなど不安が続いています。

現在、現地の復興委員会や住民と現地在住のOさんが相談しつつ、どういう支援ができるか住民の判断に任せています。復興委員会、市役所、被害住民の話し合い状況を、Oさんからいろいろと話していただきました。

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市役所、市長との話し合いは、少しずつ進展を見せ、Pさんは溝を作る仕事を忘れられては困るので週に何度もあるムニの会議や町会の集まりには必ず顔を出して、斜面を流れ更なる地すべりやがけ崩れ災害を避けるため、雨水を湖に流すためのセメント溝工事を実行するため、訴えています。

Pさんご夫妻は、14家屋が倒壊した地域に住み、かろうじて家は残ったものの、雨が降ると、すべての雨水が一箇所に集まり川が形成されるため、その度に避難している状態。住宅横の壁も度重なる雨により崩壊寸前です。彼らや近所の人の呼びかけで、山から来る雨水を湖まで通す道を開けるよう努力はしていますが、自分の土地に(もう土砂崩れで家も建っていない土地)その雨水の通り道・筋道を作りたくない人が全員で、すべての雨水が一箇所にきている状況です。


現在は、土砂崩れがあった周辺の住民から署名をもらい、溝を作る許可を全員からとっている最中です。その許可の署名がすべてそろえば、市長も協力すると言ってくれたそうですので、署名がそろった段階で、溝工事実施に向けて市役所ともう一度話し合う予定です。

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グアテマラ緊急支援プロジェクトでは、皆様からお預かりした支援金を、このサンペドロ・ラ・ラグーナの復興支援のために保管しています。住民から、溝工事をしたい旨の要望があるものの、上記のようにすべての住民、行政とのやりとりが難航しています。

11月いっぱいは続く雨季。今年のように降り続く雨の状況ではいずれにせよ工事もできないため、署名活動を含める住民運動のなりゆきを、いましばらく見守ります。そのうえで、住民同士の話し合いや行政との話し合いがうまく行かない場合には、被災家族への生活物資支援や、住宅再建のための支援などに切り替える予定です。

また進展がありましたら、こちらで報告させて頂きます。
皆様からのご意見などございましたら、ご連絡ください。今後ともよろしくお願いいたします。


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