ブログ「ガンプラ ハイグレード!@」ガンプラ講座の第4回目「スジ彫りとFA左右独立可動化」です。今回は、スジ彫りは主にスミイレをする人、フロントアーマー左右独立可動化はHGのポージングを楽しむ人のための作業ですので、興味がない人は読み飛ばしてしまっても大丈夫です。

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 スジ彫りをおこなうのに使用する道具ですが、これにはさまざまあります。カッターやデザインナイフ、エッチングソーやPカッター、ケガキ針、BMCタガネ。写真はケガキ針です。個人的なオススメ度としては「カッター<デザインナイフ<Pカッター<エッチングソー<ケガキ針<改造Pカッター(Pカッターの刃を細くしたもの)<(超えられない壁)<BMCタガネ」といったところでしょうか。

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 文句なしで一番優秀な道具はやはりBMCタガネです。BMCタガネは「スジボリ堂」さんで買うのが一般的なのではないでしょうか。少し値段は高いですが、そのクオリティは抜群です。Pカッターも使いやすいですが元々の刃が太いのが問題です。鉄やすりなどで刃を削ってやると使えるレベルに達します。BMCタガネ、Pカッター、エッチングソーは画像でいう右の形に彫れるため、モールドがとても綺麗になります。ただエッチングソーは扱いが難しい印象があります。

 ケガキ針だと、画像でいう左の形に彫れてしまうためにモールドは綺麗といえません。ただケガキ針は安価で入手が簡単なので、特にこだわりがない場合はそれでもOKだと思います。また、カッター、デザインナイフでおこなった場合も左の形になります。ただデザインナイフに関してはスジ彫り前のガイド彫りの道具としては活躍するので、必要ないというわけではありません。デザインナイフでガイドを掘る→ケガキ針でスジ彫りを仕上げるという流れをとると失敗が減るでしょう。

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 スジ彫りには主に2種類あります。追加彫りなおしです。モールドを彫りなおすときはともかく、モールドを追加する場合、フリーハンドでおこなうとまず失敗するでしょう。線が歪みます。モールドを追加する場合、必ずガイドを用意しましょう。ガイドには主に、マスキングテープ(何枚か重ねたもの)、ダイモテープが利用されます。特に後者が適切です。

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 こちらはモールドを追加した例です。MG「ストライクガンダム」ではパーツ分割でモールドが再現されていましたが、HG「ストライクガンダム」では妙な曲線になっていてモールドすら存在していない、ダサい、ということで、ケガキ針を使ってモールドを追加してみました。

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 結果は写真の通りです。

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 HG1/144ではだいたいフロントアーマーが1パーツで再現されており、左右一緒に動くパターンが一般的です。ポージングをしたことのある人はわかると思いますが、これが本当にダサい! すごくダサいのです。やはりフロントアーマーは左右で独立して可動するべきでしょう。この改修は手間の割りに高い効果を生み出せます。ぜひ挑戦してみてください。

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 HG「ストライクガンダム」の場合、真ん中をニッパーで切る、これだけです。これでフロントアーマーの左右独立可動化が実現できました。

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 結果は写真の通りです。

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 その他、さまざまあるフロントアーマー形状別の対応です。最近のキットでは右と書かれたものが多いですね。こちらも切り離すだけで左右独立可動化が実現できます。下と右下については少し手間がかかります。古いキットに多い、ただの棒で左右が繋がっているパターンへの対応です。フロントアーマーを挟みこむ股間部のパーツの形状によってその対応を変えましょう。もちろん、例外もあります。

 ということで、ブログ「ガンプラ ハイグレード!@」ガンプラ講座の第4回目「スジ彫りとFA左右独立可動化」でした。次回はガンプラ講座の第4回目「アクションベースへの対応」です。お楽しみに! またね、ばいばい。