村木元局長に3700万円賠償へ 国が違法捜査認める

2011年10月17日 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY201110170138.html

 郵便不正事件で無罪判決が確定した村木厚子・厚生労働省元局長が国などに約4100万円の損害賠償を求めた訴訟で、国側は17日、東京地裁(堀内明裁判長)で開かれた第4回口頭弁論の場で、村木さんの請求の大部分を認め、約3700万円を支払う意向を明らかにした。

 国側は書面で請求を認めた理由について「証拠改ざんという特殊性を考慮した」とだけ説明した。国が事実上、違法捜査で村木さんに損害を与えたことを全面的に認めたため、今後の裁判で、この点については争われない。法廷で捜査の違法性が議論され、裁判所が判断を示す機会は失われることになった。

 村木さん側は「証拠を改ざんする違法な捜査で罪に陥れようとし、有罪の証拠がないのに公判を続けた」と主張し、起訴による休職で失った給与や慰謝料などの賠償を求めていた。


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