2011年12月11日

『監督失格』


ツイッターに映画の感想が書ききれなくていらいらしてきたのであきらめてブログにかくよ


『監督失格』観ました 映画の中の由美香さんは本当に可愛くて、監督は彼女にめろめろすぎておかしい

でもトークショーでわかったのは、ヒッチコック風に言えば監督が「人生を切り取ってるんじゃなくてケーキの断片を切り取ってる」ってことだった

平野監督は話の流れで「自分の人生は林由美香だけではない」とさらっと言っていて、びっくりしたけど、「そうだよな〜この映画が出来て本当によかったな〜」という気持ちになった

監督はこれで前に進めるってゆうこと
 
とことん悲しんだりとことん考えたりするやり方はきっと人それぞれある



あーー男の人っておもしろい 普段男の塊なのに結構女々しいところあるみたいなのめちゃわくわくする 

女子はその上を爪痕つけながらどんどん歩いてゆこう

由美香さん愛してる!


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2011年09月19日

デモ6万人!?

きょうちょっとだけデモに参加というか、紛れ込んで歩いた。「さようなら原発 5万人集会」すごかったよ!

脱原発を叫ぶことと、個人的に放射能を気にすることは違うので、その辺はみんなどうなのかなーって、結構気になる。

わたしの前にはちびっ子二人を連れた家族がいて、暑いから仕方ないけど、子どもの肌の露出が多かったから心配になってしまった。

お父さんとお母さんはこんなに真剣に脱原発を叫んでるのに、今もすこーしずつ細胞が放射能にやられていて、これからも東京の水を飲んで、学校に行くようになったら親の把握しきれない給食をたべて校庭の砂の上で遊ぶんだなあ・・・もやもや・・・と、色々考えちゃってどんどん落ち込む。

もちろん、各家庭で安全管理のやり方は違うだろうし、気にしすぎて病気になったら意味ないし、たとえばデモで全員長袖マスクで参加すればいいのかって言ったら違うけど。

子どもの肌が露出しているだけで気になっちゃうような親はそれこそデモどころじゃなくて、もう東京には住めない。あるいは日本に。

小さい子どもがいる親にとって、今一番訴えたいのは「日本のすべての原発をなくせ」ではなく、「今すぐ基準値を下げて、嘘つかないで、安全をちょうだい」ということに決まってるんだけど、その目の前のことすら解決するのがとても困難だから、もう全部ひっくるめてとにかく大きく「脱原発!」って叫ぶしかない感じが、すごいやるせないと思った。

「脱原発!」ってみんなで言うことはもちろん虚しいことではないんだけど、その手前にある問題が多すぎるよ・・・
だからこそぜんぶを同時に訴えていくしかないよね!

代々木公園に着いてぼんやりしてるとソウルフラワーの「うたは自由をめざす!」がどこからか流れてきたので調子を取り戻して、電車に乗ってカステラ買っておばあちゃん家に寄りました。

(おばあちゃんはなぜか両腕に黒いリストバンドをしていてかっこよかったけど、原発のことにはあまり関心がないようで、今日も先祖の話でもちきりでした。)

わたしは音楽に没頭しているときは、いちいち泣いてられないからニュースにあんまり注意を向けすぎないようにするんだけど、一息ついて情報の侵入を許すと、ほんとにいろんなことが悔しくて怒りとかやるせなさでいっぱいになって、どうしようもなくなってしまう。

そういうときは大先輩をみて学ぼうとするけど、まだまだです。なんとかしたいぜ。





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2011年09月01日

きどう

やばい

新曲がかっこよすぎて興奮して眠れない

歌詞がやっとかけた きのうとは違う曲だけど そっちもあと一行!!!!!!!


きょう自転車でちょいとでかけるときにネコのけんかに巻きこまれました。

逃げてるほうのネコがギャーって喚きながら猛ダッシュでぶつかってきてすごくすごく怖かったです。

自転車に乗っていなかったら完全にわたしが負けです。


あとさっきテレビで宇宙のことやってました。

はじまるのは一瞬だけど、終わるのには永遠くらい時間がかかるんだってさ。

破壊のエネルギーについてかんがえている。


おやすみなさい





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2011年08月31日

りだつ

やばい

きょうはなんか現実からめちゃはずれのほうに行っていたかんじする!

ふわ〜 全然よくなかったな〜 たまにはおもしろいけど

眠りながら歌詞かんがえるのは思いついても覚えてないしなにもいいことがないのでほんとにやめてほしいよわたしの脳みそ

きょうって雨ふったかなそれは夢じゃないよね ? ちゃんと見ればよかった、

だがしかしさっき3時間前くらいに復帰した!

なんか過去の海をあさって、大漁だったけどむなしさが残る、みたいな気分をふりはらって

ちゃんと現実のなかでことばを生んだんだけどまだまだだった。

だから明日もがんばろう。







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2011年08月24日

にょーん


だんだんと、9月が近づいてきましたね。

最近はたのしいイベントがいっぱいですね。

わたしはマルチネのやけさま、吾妻橋ダンスクロッシング、世界と遊ぶ!展とかに行きました。

ダンスクロッシングは、地点と遠藤一郎が最高でした。悪魔のしるしとコアオブベルズもよかったです。

地点も遠藤一郎も「本気」なところ、「覚悟」が半端じゃないのがわかるから、くるんだと思います。

「静」と「動」というか、表現は真逆だけど、だからこそこの二組を最後に続けてみられてよかったです。

***
2.5Dでの企画、2ndシングル「きらきら」リリース、取材やラジオ出演も一段落しました。

曲を書くことがどんどん好きになっているし、歌わずにはいられないです。やるしかない。


よーしっ!







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2011年07月01日

7月ライヴ

遅くなりましたが、DENPA!!!おわりました。

色々発見がありました。


わたしはでんぱで観た中では、KASHIWA Daisuke さんとでんぱ組.incがとてもよかったです。

KASHIWAさんのときはすごく盛り上がってるしぎゅうぎゅうなんだけど、最前列は空いてるからスルっと入れちゃって、めちゃ楽しめた。

クラブって全体的にアツいのにクールなのが好き。なんというか、ステージにも客席にも、ある種のダサさや恥ずかしさが無い。「ことば」があまり重要じゃないからかなあ。「なんとしてでも最前をゆずらない気合い」とかモッシュも無いのでいいです。(もちろん、ライヴハウスにはライヴハウスの楽しみ方があって、それぞれおもしろいです。)

でんぱ組は全部観てたわけではなくて、そもそもあんまり見えなかったけど生のオタクのお客さんのパワーを初めて目の当たりにしてかなり心動かされたというか、すごかったです。

アキバのアイドルを応援するひとたちは、アイドルの女の子たちにも自分たちに対しても常に厳しい感じがする。いつもその上を期待している。女の子たちももちろんそれに応えようとしてる。
だからやっぱり全然ダサくないし、恥ずかしくない。

ロックバンドのおっかけとかだと、もう盲目的に褒めることしかしなかったりするし、逆に「新曲よりいつもの曲の方がいいです」とか言っちゃうとメンバーはきっと不機嫌になる。笑

わたしはアキバ文化は勉強不足なんですが、アイドルの女の子たちの、「アイドルをしたい」という「欲求」とそれを追いかけようとするオタクたちの「欲求」がとても純粋で、シンプルな形で作用し合っているところにエンターテイメントとしての魅力を感じるし、ものすごい「リアル」を感じます。グっとくる。

アイドルはどんどん消費されていくものだと思ってたけど、アキバの場合はその消費も、レベルが高いんですよね。オタクはきびしいから。いいものがちゃんと残ってゆくし、そのスピード感に嘘が無い。

そういったレベルの高い消費をマスに持ってくるというのがAKBの役割なのだとしたらすごいなーとかおもったけど、どうなんでしょうね。

ちなみに私はAKBは可愛さがよくわかんないけど夢眠ねむちゃんはめちゃめちゃ可愛いと思います。

話は戻って、わたしのライヴがオタクのひとたちにどう見られるのかはとても興味があります。次の音霊はがっつりアニメ系アイドル系のイベントなので、観るのも観られるのもたのしみです!


わたしは今は「リアル」よりも「ドラマ」でいいステージをつくることを考えているので、そこをガツンとぶつけていきたいと思います。
きてね!

****
◆7月16日(土)音霊 OTODAMA SEA STUDIO
http://www.otodama-beach.com/2011/

◆7月20日(水)O-nest J-WAVE TOKYO REAL-EYES "LIVE SUPERNOVA"vol.62
https://www.j-wave.co.jp/topics/1107_supernova62.htm






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2011年06月28日

生きるよ

おととい、不可思議/wonderboy の訃報を聞いて

昨日、わたしは23歳になって

今、不可思議/wonderboy の歌を聴いていて

そんな夜です。



不可思議/wonderboy(石田さん)とは会ったことあるような無いような、記憶が曖昧なのだけど

会社のひとから話を聞いて気になっていたのでいつかライヴも行くだろうって思ってた。

そんな関係でもこんなに悔しい気持ちになるんだから、石田さんのまわりのひと、不可思議/wonderboy とその歌をことばを愛していたひとの悔しさははかりしれない。

そしてもちろん、「いつか絶対売れるからそのときは自慢してください」って言っていた不可思議/wonderboy のあらゆる想いも。

ほんとうにほんとうにこの世からいなくなってしまったなんて

信じられない。

ライヴも観たかったしちゃんと話してみたかった。

もう不可思議/wonderboy の新しい音楽を聴くことはできないけど、今はのこしてくれた歌をみんなにも聴いてほしいなと思います。

私は今これが一番すき。







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2011年06月25日

明日はDENPA!!!

ひさしぶりのライヴです。わーい!!!

去年、DENPA観にいったときはまだデビューも決まってなかったけど

来年はこれに出たい!と思っていたので超たのしみです。

クラブで歌っちゃうよん


なによりライヴをできるしあわせを今ものすごく感じるので とにかく一生懸命ぶちかまします。

ぜひやられにきてね!


http://denpaweb.net/event/denpa2011.html



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2011年06月22日

サッドソング・フォー・アグリードーターを観て


松尾スズキのしゃべる声はどうしてあんなにセクシーなの!!!!!!





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2011年06月19日

ピンポイントで愛を

こんばんは。

新しいストッキングを自分の爪にひっかけてすぐ破ってしまいます。

きょうはうっすらストライプの入った黒いのをおろしたのに、履く途中でさっそく穴をあけてしまいました。無視してでかけたら、帰ってきたときには下の方まで伝線してたので捨てました。
男性にたのしく破かれた方が(破かれないけど)まだストッキングにとってはマシだろうに、と思いました。まあいずれにしてももったいない。

*****

さて、今週はヒートウェイヴとソウルフラワーユニオンのライヴをどっちも観れちゃって、胸がいっぱいです。


「ぜんぶ」は目の前には無いから

私の手の届く人へ、声の届く場所へ めいっぱいの愛をね!注ぎたい!

ピンポイントの愛 だらけにしたい! 日本を、世界を。

と思いました。



今日テレビで宮沢賢治の番組やってて、チラっと観たんですが

【世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない

自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する

この方向は古い聖者の踏みまた教えた道ではないか

新たな時代は世界が一つの意識になり生物(いきもの)になる方向にある。

正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである。

われわれは世界の誠の幸福を索(たず)ねよう。求道(ぐどう)すでに道である。】

(農民芸術概論綱要)

というのがすごく気になってます。



たくさんの命がなくなった上に、今たくさんのひとの心と身体の健康や色んなものがうばわれ続けていて、

一体何のための犠牲なんだって本当にくやしい。

もちろん、何のための犠牲であってもいけない。

「世界がぜんたい幸福に」なるには個人が幸福を望みあわなければならないでしょう。

個人がしあわせをうばわれて、そんな国でのあなた個人のしあわせって一体何ですか、いつまでそんなことやってるんですか、って言いたくなる。

ピンポイントの怒り もどんどん増えてしまいますね。


だからもっともっと、ピンポイントの愛を!!!!!!!


信じられないものは溢れているけど、私には信じられるものもいっぱいある。

ああいうミュージシャンに わたしはなりたい・・・なんて


天気予報雨ばっかりですが、雨ニモマケズ、というかまじでほんとに雨に濡れないように、がんばりましょう。


みなさん良い週末を〜

*****

そして来週末は渋谷でDENPA!!!だよ〜 

http://denpaweb.net/event/denpa2011.html

来てね!!





 



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2011年06月13日

石巻へ行きました

先日、仙台・石巻に行ってきました。

夕方、新幹線で仙台へ着いて、街をうろうろしてずんだ餅と牛タンをたべて、翌日、9時〜16時まで石巻のお宅で泥かきのお手伝いをしました。
生まれて初めて一人で遠くへ行って泊まりました。インドアな私にお手伝いがちゃんとできるのか、緊張して眠れませんでした。


さて、「ボランティア」についてはいろんな意見があると思うけど、「全然人が足りていなくてボランティアは減ってきている!!」というのは確かです。

だからと言って、「みんなボランティア行こうよ!」とはもちろん言えませんが、ちょっとボランティアとかどうですか?という気持ちは持っているので、そういうテンションかーと思って読んでみてください。(今は人災で本当に毎日怒りでいっぱいですが、原発のことはちょっとおいておきます)

*****
私は4月半ばくらいに、ひねもすネットで現地のこと調べてボランティアの情報あつめてはため息、なんてことをやっていて、これは実際に行かなきゃダメだ、と思ったんです。

まずは自分のために行こうと。体を動かしてみて肌で感じて、もしそれがちょっとでも役に立てるならラッキー!というかんじです。

ボランティアのマナーが、、みたいなニュースも前にあったけど、私はちゃんと準備と情報とまごころを持っていれば動機は「野次馬」でいいと思ってます。

言い換えれば、日本で生き残ったからには自分の目で被災の状況を見なくてはいけないと思ってます。

私が現地に行ったのは3.11から約3ヶ月後で、やっぱり状況は変わってました。

たとえば石巻の住宅街にめちゃめちゃに積まれていた車やがれきはもうきれいに片付けられていて、その分海岸線に「がれきの堤防」ができています。私は震災直後のようすを知らずに、「がれきとかも何にも無いな〜焼け野原ってかんじだな」と思ったわけですが、その話を聞くと、なんていうか、「来るのが遅かった感」みたいなのがわきました。
もちろん、未だ手つかずの現場もたくさんあるけど、石巻は特に人々の前向きな気持ちが大きくて、復興も確実に進んでいます。
でも、数年後、何もこの状況を見ていないのに、「復興してよかったね!」とは言えないと思うんです。それは現地のひともとても嫌がると思います。

「現地のひと」といってもそれぞれ状況も気持ちも違うのでみんながみんなというわけではないけれど、「見に来るだけでもいいからここへ実際に来てほしい」と言ってる方も多いそうです。

けれども焦りは禁物です。私も「もはや行かないのは不自然だ!」くらいに意気込んでた時がありましたが、あんまりいいことないです。
人には身体だけじゃなくて魂があるから、想像することができる、というのも忘れないようにしたいです。

あと、準備はしっかりしないといけないけど、困ってるひとにちょっと手を貸す、というのはごく普通の当たり前のことなので、あんまり気負わないことも大事かと思います。


つづく




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泥かき!

実際におこなったボランティアの作業について書きます。

現場は広めの一軒家で、30人くらいのチームで動きました。
内容はちょっとした瓦礫の移動のあとはひたすら泥かきです。

最初、お家の裏で作業している時は、一体どれが「泥」で「ヘドロ」で「もともとの地面」なのかわからないので、柔らかさをたよりに判断していましたが、じゃりじゃりした小石とかも一緒に土のう袋に詰めていると、人ん家の庭を掘ってる気がしました。

クリスチャンディオールのまだタグがついた靴下とか、カラオケのカセットテープとか、年賀状とか、生活の品がでてきます。すぐそばで、猫の死骸をスコップでつついてしまい、中からウジ虫が、、ということもあったようです。

6月はじめの曇り空はボランティア日和でしたが、長袖ポロシャツにヤッケにマスクにゴーグルという格好なのでかなり暑かったです。はじめはヘルメットもしていたのですがこれはいらなかったです。(現場によってはあったほうがよいこともあるだろうけど、ある程度片付いている場所なら帽子やタオルのほうが暑くなくていいですね)
生命力がすごそうなお兄さんたちは、半袖にマスクもゴーグルも無し!という強者もいましたが、マスクやゴーグルははずしちゃダメだと思います。 特に、晴れの日が続いたあとは土が乾いているので粉塵が飛び散っていて危険です。 ヘドロ埃から身を守ろう!
http://www.aemk.or.jp/attention.html


水分補給もこまめにして、一時間に一回くらいは休憩しました。
なんと、依頼者の方から差し入れでお茶をいただいてしまいました。申し訳ないけれど、とてもありがたかったです。

疲れたときにぱっと食べたらげんきが出るだろうと思って普段買わないゴディバのチョコをポッケにいれておいたら、ぐちゃぐちゃに溶けてました。
チョコはおすすめできないけど、アメはポッケに入れておくといいとおもいます。とくに塩飴!

ブルーシートの上でみんなでたのしく、ハエを一緒に食べないようにきをつけつつ、お弁当を食べおわると、午後は私は室内へ移動しました。

男性が大きなスコップでなかのドロを足場に敷いたベニヤ板の上にあげてくれて、それを私はちいさなスコップでひたすら袋に詰めました。 土のう袋は満杯にすると運べなくなるくらい重いので分量がむずかしいです。
この作業で背筋と右手の手のひら筋にキました。

そのあとは同じようなお部屋の床下にもぐりこんで、上のほうのやわらかい粘土やヘドロみたいな部分を手ではがしたりスコップですくったりしながら袋に詰めていきました。

室内の「床下」の様子だけがわかるものを一枚載せさせてもらいます。これはきれいになった後。



 
体勢がきついので、もう汗だくです。くもり止めつきのゴーグルも敵わなくなって表面に水滴をいっぱい付けながら、もうスコップを捨て、手のひらの感触をたよりに柔らかい部分をすくってました。

最後はお庭へ。
ここでやっとこれがヘドロだ!と確信を持てる泥に出会えました。 黒くてやわらかいヤツだと思います。

散らかっているところは、まずゴミはゴミでまとめて捨てるんだけど、木の破片のゴミが多くて結構時間がかかります。
誤ってガラスの破片なんかも一緒に袋に詰めてしまうと、あとで袋を運んだり積み上げたりする時にとてもキケンなのできをつけます。

あと、泥の中から木のゴミに混ざっておふだ?がでてきました。それらはもちろん捨てずにまとめておいたけど、ノートとかも同じようにまとまっていました。
さっき靴下や年賀状が落ちていた、と書きましたが、お家のひとにとっては大事な品かもしれません。泥にまみれているから全部ゴミ、というのではないということも忘れないようにしたいです。


つづく

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作業のあと

現場〜石巻ボランティアセンター〜仙台 のバスでの移動のことを書きます。


作業を終え、私はアウトドア不慣れが故の荷物の多さと整理整頓の出来なさ具合に自分で驚きながら、なんとか汚い長靴を履き替えたり、泥だらけのヤッケを脱いで着替えたりして、出発のじゅんびをします。


○石巻専修大学内のボラセンに戻ります。 テントの数は思っていたより少なかったです。

 




○ボラセンまでの道。車窓より。

小学校は避難所になっているようです。



とてもきれいなところなんだな、って何度思ったことか。震災前にも来たかったです。
グラウンドで野球の練習していたよ。









がれきの集積所のすぐ近くに仮設住宅を建設中でした。ほんとにすぐ隣です。





○海のほうや住宅街、水産加工工場のほうへ。

看板の下にお花もあるよ。








瓦礫はもう片付けられているし、火事で燃えてしまったところも多いので、焼け野原という感じでした。

もし、見渡す限りぜーんぶ何も無かったら「何も無いということ」として理解できるのかもしれないけれど、ぽつぽつと残っている家などがあると、一戸一戸の生活とか、ひとつひとつの命が見えてきてしまう。

全体に圧倒されて、うわーってなったあと、一度目を凝らして部分を見てしまうと、今度はカセットがささったままのファミコンとか、こどもチャレンジのCDとか、トロフィーとかがあまりにきれいに残っていて、あまりに多くの喪失が目の前に浮かんできて言葉をなくします。

だから、ピンポイントで写真を撮ることができなくなって、どこを切り取ればいいのかわからなくて、どれも似たようなかんじに写ってしまった。伝えたいんだけど、何を撮ればいいのかわからなかった。


焼けて黒くなった小学校が見えます。




「がんばろう!石巻」の看板の向かい側のお店。この張り紙がどれだけ輝いていたことか!






水産加工工場の巨大缶詰 たおれてる



水産加工工場付近の衛生問題はかなり深刻だと実感しました。
本当ににおいがすごいです。スーパー防塵マスクも敵いません。 ハエも飛びまくっていて、逆にもう「ハエだ!」とか思いません。
そして、魚の死骸に土を盛ったらしき物体をよーく見ると、その土の内側は一面ウジ虫です。これはもう表現できないです、億とかの単位じゃないです。あまりにちいさなモノの集合体なので、「元素」とか「原子」とかいった言葉が浮かびました。今着ている洋服の繊維のひとつひとつがウジ虫みたいな、そんなかんじ。
驚いたことに、この場所のすぐ近くには家があって、人も住んでいます。

これから、夏にはやばいところがどんどんやばくなるので過酷な現場が増えるでしょう、とのことです。梅雨にむけての泥かきも急務ですが、夏が来る前にお魚たちをどうにかしないと本当に大変です!
もちろん地元のひとがんばってる!!
→http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106040151.html

それから、写真の住宅街からほんの数メートル離れたちょっと高台になっているところなんかは全く被害が無かったりして、ほんとに一瞬で景色は変わります。
同じ家でも1階は壊滅したけど2階に住んでる、という場合もあるらしいです。
残った家の壁をよーく見てみると線があって、どこまで水がきたのかがわかりました。家の形は残っているけど、電気も水もまだ、という商店街も通りました。

作業したお宅もそうですが、あのような状態になっても依頼主はまだそこに住もうという意志を持っている場合が多いです。床下の泥かきをするのも、次に建て直しの作業が入るときの下準備ということなのです。 「全壊」と言われるような、これは絶対に取り壊すだろう、というお家でも、「どうせもう住まないからこのままでいい」ということではなくて、「もう住まないけどせめてきれいにしたい」という想いで片付けをされている方も多いようです。


つづく


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おわりに

私は、体力的に真夏に泥かきのような作業をできる自信がないので、次に行くときは違った種類のお手伝いをしようと思ってるんですが、やっぱりいつか歌いにいけたらいいなってゆう気持ちは強いです。

震災のときはちょうどデビューしたタイミングだったのでメディアにでる機会も多く、「私はとにかくいい歌をつくってうたうだけです。」みたいに言ってたし、本当にそう思うんだけど、

ひととして当たり前のお手伝いをするのが先で、アートとか音楽ってプラスアルファの部分なんじゃないかって思って悩むこともあって。

今生きてるってゆうのには絶対、震災が起きてしまった世界というのが根底にあるから、言葉を発信することのプレッシャーみたいなのも感じてブログもなんとなく書けなくなったし。

でも、「私にできること」と「私がやらなきゃいけないこと=音楽」のバランスをうまくとりつつやっていけたらいいなあと思います。 いつか、それが合体できるように。

*****
話は戻って、

泥かきは、本当にいくらみんなでやっても終わらない果てしないものなので、もしボランティア行こうかどうしようかと迷ってるひとがいたら、ぜひ一回行ってみるといいと思います。 ちょっとの勇気って大事だな〜と思います。以下、参考になれば。

・各地からボランティアバスも出ているので、夜行バスで行くなら関東からこういうのに乗っちゃったほうがいいかもしれません。
http://www.jpn-civil.net/support/volunteer/post_4.html
http://tasukeaijapan.jp/?page_id=3813

・20人くらい仲間をあつめてバスを借りるという「ボランティアバスパック」という手もあります。自己完結なボランティア。個人の集まりよりチームワークもいいですね。
http://msv3151.c-bosai.jp/?module=blog&eid=13521&blk_id=13403

・観光会社がボランティアツアーやってます。観光してお金を使ってくるのもたのしい!
http://www.kenpokukanko.co.jp/volunteerliner.html#kyotu

・一日一万円で新幹線乗り放題とかあります(指定席の日帰りで一万円が可能!)
http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=1708

◆東京ボランティア・市民活動センター
http://www.tvac.or.jp/

◆せんだいメディアテーク
http://www.smt.jp/thinkingtable/

◆小森はるか・瀬尾なつみ ブログ
http://genjouhoukokuno2.blogspot.com/


*****
大切なのは
知ること、考えること、参加すること、伝えること、続けること です。

だからこうしてブログに書こうと思いました。(ブログやっと書けた〜)

最後に、心配性な私が実際に使った「持ち物リスト」を大公開しちゃいます。これでばっちり!



【必要なもの】
 ヤッケ上下
 ポロシャツ
 ゴム手袋 (ニトリルモデル?)
 軍手 (ケプラー軍手?)
 ヘルメット
 安全長靴(つま先!)・鉄板入り中敷
 厚手の靴下
 防じんゴーグル
 防じんマスク(DS3/DS2)
 タオル
 ゴミ袋
 ウェットティッシュ
 レインコート
 チョコ・アメ
 お菓子
 輪ゴム
 水2リットル
 お弁当(魚以外)
 



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