現地に着いて一日だけOFF日だったので少しですが観光することができました。
台北から電車に乗って一時間、九分(チョウフェン)まで行きました。
狭い路地に立ち並ぶ商店は宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」に出てくる風景がそのままあります。
おみやげを買うのに 片言ですが中国語をしゃべりました。
中国語には北京語、台湾語、広東語など色々あるようです。
今までTVなどから流れる中国語の聞こえ方に抵抗がありましたが、現地では違和感どころか発音の仕方や独特なイントネーションが美しく感じたことを今でも不思議に思います。
もしかすると中国語が好きになったのかもしれません。
夕方タクシーが見つからず、 片言の中国語でおばさんに話しかけ地元の人達が使う路線バスで民家を通りながら台北に帰りました。
さて次の日、本番です。
会場は「台北國際會議中心」。
ステージから客席を見るとまるでスキー場のてっぺんに向かって演奏するような急斜面!!上から転げ落ちたらえらいこっちゃ!!現地機材や音響などいつもとは違う条件で演奏するため調整で開演20分押しで始まりました。
ステージに上がった瞬間、3000人の観客が今日という日を待ちこがれていたことを全身で感じました。
拍手のしかたや歓声の沸きかたを見ていると日本人にはない気質や文化までも感じることができます。
同じアジア圏とはいえこんなにも反応が違うとは!!まさに拍手のスコールでした。
終演後の打ち上げで台湾の方々のスピーチを聞いていると(もちろん通訳あり)紹興酒に酔いながらまたも中国語に魅力を感じてしまいました。
短い滞在でしたが夏川りみちゃんの公演大成功に幕を下りました。