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というわけで、アニメ境界線上のホライゾン、第9話『高嶺の花』の感想ですよー


さて、二回目の山場です。何回あるのかとか思うかもしれませんが、まぁ、ここからはずっとクライマックスですよ。

というか今回凄いわ。なんかもういろんなもの出てきすぎて正常な判断ができない。とりあえず、原作既読者を殺しにかかってるのはわかった。三巻まで読んでる人ならこれは死ねる。いやマジでマジで。



……さて、それでは正気を取り戻していきましょう。

冒頭からの流れで武士VS変な女ですね。二代にとって、蜻蛉切を持っての初の個人戦。まぁ最初の相手がこんなんでいいのかとか言いたくなりますけどねこれ。
しかし、高嶺舞がこんなに派手になるとは思わなかった。しかもなんか、川上氏が振り付けやったそうじゃないですか。何してんですかあの人?やっぱり文字書きすぎるとおかしくなるんですかね……
というか、原作を読んだ感じでいくと延々と踊り続けるだけで、あんなに表示枠使ったり、ましてや陣地をはるような描写も無かっただけに、この演出は凄かったですね(確かに、攻撃を「通さない」なんだから鳥居を「抜けられない」演出は正しいのでしょう)。通し道歌(Ver.テクノ)もしっかり歌ってるし。それに何よりエロいし、エロいし、エロいし……

ホライゾン女性陣の中では賢姉がいっとう好きなのですが、理由はやっぱりこの場面なんだと思います。
基本的に道化っぽいスタンスで行動しているのに、一番周りを見ているし、一番他人を気にしている。そして何よりも、自分をさらけ出すことを恐れていない。

さらにここからが重要なんですが、この場面、高嶺舞において彼女が奉納する歌は、「通し道歌」なのです。つまり、相手に向かって「通りなさい」と宣言しながら、「私が認めない限りは通さない」って言ってるんですよね。素敵!
弟が、相手に期待して、支えられて、同時に相手を支える人間だ。というのは前回の記事で言ったと思いますが、この姉も要するに同じなんですよね。わざわざ「通し道歌」を使って、ここから先に行きなさいと伝えながら、間違ってる方向には行かせない。
二代の「淫乱の身なれど~」の台詞でギャグっぽく脚色されていますが、かなりきついこと言ってるはずなんですよね。「あなたの選択で、救えるかもしれなかった人が死のうとしている」って。そして、その言葉に説得力を持たせるだけの立場を彼女に与えるのが「高嶺舞」。相手を拒絶はせず、互いに高くへ行きながら、しかし同時に上は譲らない。
すぐそこに見えるのに、届きそうで届かない「高嶺の花」なんですよね。

ホライゾンのキャラクターの使う能力は、各人の性格、生き方を反映したものが多いのですが、この姉弟は特にそうですね。トーリのはネタバレになるので言いませんが、賢姉は、「相手より上にいることで、その高さまで相手を導く」ために、こんな能力を使用しているのでしょう。

ついでに言っておくと、彼女がトーリに対してだけはベタ甘なのは、「姉弟だから」、とかではなくて、これまでで一番自分をさらけ出させた相手だからですよね。今までで、一度だけ、自分を最も高みへ連れて行った相手。だから彼のことをずっと見てるし、ずっと心配しているし、支えようとしている。

まぁ、こういう人格の持ち主はものすごく好きなんですよね。「相手の上にいなくては気がすまない」ではなく、「自分の求める位置に相手がいるのを期待している」パーソナル。
やっぱり私は、そういうのを見ると「かっこいい」と思ってしまうのです。



さて賢姉の話はこれぐらいにして、それでは「かっこいい」繋がりでいきますか。

まずは王様ですよ王様。トーリとは違う選択をしてしまった、周りに支えられずにいることを選択した王様。彼がこれから見るのは、彼が選べなかった選択であり、同時に、今、彼が選択することで始まった物語です。
王の権利の移譲、という1つのファクタでのみ学生たちと関わる彼ですが、それだけの関わりでも、彼らの言う「みんな」の中に組み込まれているのです。
しかしこのシーンのアデーレは本当に可愛いなぁ。原作一巻ではこの辺まで割と空気キャラなのに……

あとここで今回最大のサプライズ。まさかの里見兄妹登場、というか兄貴……こんなもん見たらマジ泣きですよ。
三巻で出てくるキャラなんですが、この時点で、このトーリの姿を見て、あの決断を既にしていたんだなぁ、と考えると、もうどうしようもないです。ここは完全に原作既読者向けのファンサービスですが、アニメで三巻までやってくれるなら、かなり強い伏線にもなっていると思います。
しかし義経といい里見といい、重要キャラがぽんぽん出てくるなぁ……



そんなこんなで皆で歩き出して、ミトツダイラの騎士宣言も回収して、酒井学長からもらうものもらって、戦争始めるぞ、というところで今回は終わり。プロローグ終わって、次からギア全開ですね。
この時点で既に濃い、という話ですが、ここからさらに加速します。というか、本当にここまでプロローグですからね。大人が授業して、問題提起して、生徒が答える。「試験本番」の始まりです。

というわけでアニメ新規組の皆さんは、そろそろ第一話を見直すことをオススメします。予習段階で、彼らがどうしていたか?そして試験本番でどうするか、というのは、まぁ、だいたいが一話に詰まっていますので。

よし、そんな感じで次はズドン巫女が本格的にズドンしてヒャッハー空中戦ですよ!素敵!




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