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アニメ、境界線上のホライゾン第12話『平行線上への相対者』の感想です。

いや、今回は良かった。本当に良かった。トーリの台詞カット無しとかさすがに考えてなかった。個人的には、1巻ではトーリの能力発動場面が好きすぎるのですが、こうして見るとやっぱり、というか当たり前に、この告白シーンは重要だし盛り上がる。

とりあえず世界征服宣言ノーカットですよ。しっかり決まりましたねぇ。この台詞も凄いんですよねぇ。誰よりも何よりも他者を必要としている人間が、その全ての中で何が一番強いのかを決めようと宣言する。これに痺れなきゃ嘘でしょう。


というわけで1巻最大の山場を完全再現、素晴らしいなぁもう。



さて、いつも通り順にいきますか。

前回の続き、二代リベンジ。
ここは原作読んでください。マジでマジで。自分の到達点にたどり着くためだけに加速し続ける、という部分ではわかりやすく描かれていますが、親である忠勝からの継承の方がちょっと薄れたかなぁと。
自分に付きまとう停滞を、余剰を、選択して最適なものにしながら前進し続けること、これは2巻以降でも繰り返される二代の物語の大事な部分だと思います。

あと立花夫妻もこれからが頑張りどころです。あの二人はまだ「大人」ではないので。



で、告白ですよ。

さて、都合四回目にはなると思いますが、重要なので繰り返します。8話の感想をご覧ください。というか、8話を見返してください。
二人の平行問答は、あの回でやったことの繰り返しです。トーリは途中で自分の立場と相手の立場をひっくり返すし、あの時正純に「お前がお前の言葉で喋らなくてどうする」と言ったから、今度は逆に正純から「諦めるな」と言ってもらえる。ここでもやっぱり彼は相互作用で、支える、支えられることで立ち続けていられる。


そして、ホライゾン。平行問答において、自分のやりたいことを願うようになる彼女ですが、そこでは、彼女ができることは示されません。彼女は、トーリに対して「貴方には何もかもができます」という言葉を渡すけれど、そのために自分に何ができるかを示しませんし、示されません。
その彼女が、最初にすること、彼女にしかできないこと、それがトーリを救うことです。
彼は、一人だけの力では何もできない。他人を支えるけれど、他人に支えられることを必要としている。
だから、ホライゾンが彼を救うためにすることは、彼女にできることとは、彼女が、彼に向かって歩き出すこと。彼女の側から、彼を支えるために動き出すこと、彼女が一歩を踏み出すこと、です。

一巻は、本当にこの繰り返しが凄い。主人公のキャラクターを確立させるために、というか、最弱の彼を主人公たらしめるために、周囲が総動員される。味方の誰からも支えられる、誰をも支える、そういう主人公。
……実は普通に王様向きの性格なんじゃないでしょうかね、彼w




そんな感じで次回で最後ですか。予想以上に濃い1クールになったなぁ、満足や。とか今のうちから思っているわけですが、さて、最終回見たらどうせ「早く二期!」とか言ってるんでしょうねぇ私。

それではこの辺で、以上





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