2012年09月17日
アニメ境界線上のホライゾンⅡ、第11話『花畑の合格者』の感想です。
今回まるまる告白かなーと思ってたらそんな余裕は無くって後半は普通にアルマダだったぜ!
個人的に、ホラのアニメは尺が足りないというよりはタメが無いよな、ということを再確認した回でした。
あ、ただウッキーは出番が増えたような減らされたような微妙な感じだから泣いていいと思う。四期が決まったらお祝いですね。
そんなこんなでAパートが英国方面ラスト、Bパートがアルマダということで今回はわかりやすい構成でしたね。後半の武神の皆さんが目立ってていい感じです。
さて、それでは順に。
アバン、点蔵とウォルターはまぁこんなもんでしょう。そもそも戦って勝つことよりも抜けることが第一ですから。OPの方が戦ってる風だったとか気にしたら負けです。
冒頭は前回同様にナルゼ&賢姉です。
ナルゼのストレス解消が原稿描きなのはまぁご愛嬌ということで。そもそも彼女の使っているのは、線でベクトルを操作する術なので、描きやすい線が一番ですよという感じですか。
徹夜モードと書いてピンチモードと読むのはまぁ、世の常ですね。
んでもう説明する気がおきない賢姉パート。要するにちょっとやそっとじゃ枯れない花だとお考えください。
そして、今回の山場にして最も意味不明だったであろう告白からの一連ですねー。
とりあえずノリキの「ワインかよ」拾うなら「悲観的だな」の方のピックアップもどうにかお願いしたいところですw
そんな告白パートはこの時点で割とバカップルで腹立たしいので割愛しまして、妖精女王と傷有り、エクスカリバーの話をしますか。
前回のシェイクスピアは二重人格でしたが、今回の二人は双子です。現実に二人の人間がいるために、他人がいくらその外見を見極めようと、結局のところは二人が納得できるか、という問題へ移ってしまいます。(そもそも最初に見分けられた時点で双子の姉と妹が間違っていたら?という問題)お互いにどちらが姉でどちらが妹かわからなかった二人、そして「歴史」によってそれぞれを決定した二人。というのがこれまでの関係だったわけです。
(メアリが傷有りであることをが決定した瞬間、同時にエリザベスは英国女王としての自分が決定する、ということでもあります)
今回の点蔵の告白はエリザベスとメアリにとって、二人の関係を進め、それぞれが自分自身として生きていくための別れの意味が強いです。
点蔵の告白によってメアリは、歴史の外に出ても自分のことを認めてくれる人がいる(傷を残せた)ということを確認します。そして、それに沿って生きていたいと願うわけです。
つまり告白後のくだりでの「今度は私が貴女を殺します~」の台詞(そして「姉」「妹」とお互いを呼ぶ)、これは要するに自分が告白によって歴史の外に出たように、次は自分がエリザベスを歴史の中から外に出すことで、もう一度、姉と妹という二人で会おうという言葉です。
だからこの別れによって、妖精女王はある意味でシェイクスピアと同じ状態に落ち着くことになります。自分が何者かを知ってくれている人がいるという状態。
その相手がシェイクスピアは他人という遠い存在、エリザベスは妹という近しい存在という対照的なものではありますが。
簡単にまとめると、二つで一つだったものが自分の意味を与えられて、一つづつになった、という事です。
そして、これをそのままエクスカリバーに照らし合わせれば、意味が通るんじゃないかと思います。
アーサー伝説において、一度折れてしまい新しい剣が作られた、とされるエクスカリバー。しかし、折れてしまった方もエクスカリバーには違いありません。要するに、二つで一つです。
そしてそれが、英国を守護しようとしてきた二人がそれぞれの役割を見つけたのに呼応して、二つに分かれた、と。英国にいるものと、英国を出るものの二つに分かれて。
(勿論、エクスカリバーが抜けた原理等々は別にあります。長くなるのでQ&Aとか見てください……)
ここで面白いのは、エリザベスに与えられたエクスカリバーが、メアリの持つエクスカリバーの鞘としての役割もしていた、という点ですね。姉に救われる妹ですが、妹も姉をしっかりと守っていたのでしょう。
というわけで英国に関してのあれこれはこんな感じですか。我ながらなかなかにわかりにくい説明で……すみません……
さてBパート。しっかり救いにきましたねフアナさん。ここで総長を歴史に殺すような人では無いんですよねぇ。既に救われた側の人間ですから。
しかし世界はそういうのあんまり主流じゃないので、総長が生き残ったことでアルマダの海戦の最終部分、撤退戦の歴史再現が出来てねぇというツッコミが入り、小休止挟んだ後に二回戦です。
エスパニアは「撤退する」のが目的なので、どんな形で撤退してもよし、武蔵は逆にエスパニアを撤退させないといけないので、要するに総力戦です。なあなあでやるとまたツッコミ入りますからね。
で、そんな総力戦ですがもうね、楽しすぎますね。武神の攻撃もナイト+魔女隊も、サン・マルティン迎撃も、シロジロの登場とかもとにかくひっくるめて全員かっこいい。まぁ個人戦は次回に期待ですが(朱雀と白虎がまだ出てきてませんし)、とりあえずノリキの「三球勝負だ」は是非言ってほしいですね。
とか言ってたら残念な馬鹿が一人……誰だよここをヒキにしようとしたのw
さてこんな感じで。後半に関してはまぁ、あんまり突っ込んで言うことも無いかな、という感じですかね。ただひたすらに映像が素晴らしい。あ、オマリさんの出番があって嬉しいです。
しかし残り2話ですねー、早いなぁやっぱり。この調子で三期までいってほしいです本当に……また終了後にアナウンス無いかなーとか思うわけですがさて、どうなりますやら。
ではでは、以上ということで。
個人的に、ホラのアニメは尺が足りないというよりはタメが無いよな、ということを再確認した回でした。
あ、ただウッキーは出番が増えたような減らされたような微妙な感じだから泣いていいと思う。四期が決まったらお祝いですね。
そんなこんなでAパートが英国方面ラスト、Bパートがアルマダということで今回はわかりやすい構成でしたね。後半の武神の皆さんが目立ってていい感じです。
さて、それでは順に。
アバン、点蔵とウォルターはまぁこんなもんでしょう。そもそも戦って勝つことよりも抜けることが第一ですから。OPの方が戦ってる風だったとか気にしたら負けです。
冒頭は前回同様にナルゼ&賢姉です。
ナルゼのストレス解消が原稿描きなのはまぁご愛嬌ということで。そもそも彼女の使っているのは、線でベクトルを操作する術なので、描きやすい線が一番ですよという感じですか。
徹夜モードと書いてピンチモードと読むのはまぁ、世の常ですね。
んでもう説明する気がおきない賢姉パート。要するにちょっとやそっとじゃ枯れない花だとお考えください。
そして、今回の山場にして最も意味不明だったであろう告白からの一連ですねー。
とりあえずノリキの「ワインかよ」拾うなら「悲観的だな」の方のピックアップもどうにかお願いしたいところですw
そんな告白パートはこの時点で割とバカップルで腹立たしいので割愛しまして、妖精女王と傷有り、エクスカリバーの話をしますか。
前回のシェイクスピアは二重人格でしたが、今回の二人は双子です。現実に二人の人間がいるために、他人がいくらその外見を見極めようと、結局のところは二人が納得できるか、という問題へ移ってしまいます。(そもそも最初に見分けられた時点で双子の姉と妹が間違っていたら?という問題)お互いにどちらが姉でどちらが妹かわからなかった二人、そして「歴史」によってそれぞれを決定した二人。というのがこれまでの関係だったわけです。
(メアリが傷有りであることをが決定した瞬間、同時にエリザベスは英国女王としての自分が決定する、ということでもあります)
今回の点蔵の告白はエリザベスとメアリにとって、二人の関係を進め、それぞれが自分自身として生きていくための別れの意味が強いです。
点蔵の告白によってメアリは、歴史の外に出ても自分のことを認めてくれる人がいる(傷を残せた)ということを確認します。そして、それに沿って生きていたいと願うわけです。
つまり告白後のくだりでの「今度は私が貴女を殺します~」の台詞(そして「姉」「妹」とお互いを呼ぶ)、これは要するに自分が告白によって歴史の外に出たように、次は自分がエリザベスを歴史の中から外に出すことで、もう一度、姉と妹という二人で会おうという言葉です。
だからこの別れによって、妖精女王はある意味でシェイクスピアと同じ状態に落ち着くことになります。自分が何者かを知ってくれている人がいるという状態。
その相手がシェイクスピアは他人という遠い存在、エリザベスは妹という近しい存在という対照的なものではありますが。
簡単にまとめると、二つで一つだったものが自分の意味を与えられて、一つづつになった、という事です。
そして、これをそのままエクスカリバーに照らし合わせれば、意味が通るんじゃないかと思います。
アーサー伝説において、一度折れてしまい新しい剣が作られた、とされるエクスカリバー。しかし、折れてしまった方もエクスカリバーには違いありません。要するに、二つで一つです。
そしてそれが、英国を守護しようとしてきた二人がそれぞれの役割を見つけたのに呼応して、二つに分かれた、と。英国にいるものと、英国を出るものの二つに分かれて。
(勿論、エクスカリバーが抜けた原理等々は別にあります。長くなるのでQ&Aとか見てください……)
ここで面白いのは、エリザベスに与えられたエクスカリバーが、メアリの持つエクスカリバーの鞘としての役割もしていた、という点ですね。姉に救われる妹ですが、妹も姉をしっかりと守っていたのでしょう。
というわけで英国に関してのあれこれはこんな感じですか。我ながらなかなかにわかりにくい説明で……すみません……
さてBパート。しっかり救いにきましたねフアナさん。ここで総長を歴史に殺すような人では無いんですよねぇ。既に救われた側の人間ですから。
しかし世界はそういうのあんまり主流じゃないので、総長が生き残ったことでアルマダの海戦の最終部分、撤退戦の歴史再現が出来てねぇというツッコミが入り、小休止挟んだ後に二回戦です。
エスパニアは「撤退する」のが目的なので、どんな形で撤退してもよし、武蔵は逆にエスパニアを撤退させないといけないので、要するに総力戦です。なあなあでやるとまたツッコミ入りますからね。
で、そんな総力戦ですがもうね、楽しすぎますね。武神の攻撃もナイト+魔女隊も、サン・マルティン迎撃も、シロジロの登場とかもとにかくひっくるめて全員かっこいい。まぁ個人戦は次回に期待ですが(朱雀と白虎がまだ出てきてませんし)、とりあえずノリキの「三球勝負だ」は是非言ってほしいですね。
とか言ってたら残念な馬鹿が一人……誰だよここをヒキにしようとしたのw
さてこんな感じで。後半に関してはまぁ、あんまり突っ込んで言うことも無いかな、という感じですかね。ただひたすらに映像が素晴らしい。あ、オマリさんの出番があって嬉しいです。
しかし残り2話ですねー、早いなぁやっぱり。この調子で三期までいってほしいです本当に……また終了後にアナウンス無いかなーとか思うわけですがさて、どうなりますやら。
ではでは、以上ということで。
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