2016年に見た映画のまとめです。

とりあえず去年は(例年に比べると)劇場で見た映画が多い年になりました。まぁアニメ映画が増えたとか、分割でやってる映画があったとか色々と理由はありますが、単純に見たい作品、面白そうな(そして実際に面白かった)作品が多かっただけかもしれません。

さて、記録をつけていないためうろ覚えなのですが、劇場に見に行った作品としては
『劇場版ガールズ&パンツァー』(2015年公開)
『コードギアス 亡国のアキト』
『KING OF PRISM』
『デッドプール』
『遊戯王 THE DARKSIDE OF DIMENSIONS』
『傷物語熱血編・鉄血編』
『貞子VS伽椰子』
『シン・ゴジラ』
『君の名は』
『TOO YOUNG TOO DIE』
『聲の形』
『この世界の片隅に』
『永い言い訳』
『劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』
『ポッピンQ』

で、レンタルで見た作品としては

『クリーピー』
『ヒメアノ~ル』
『ゴーストバスターズ』
『セトウツミ』
『アイアムアヒーロー』
『教授のおかしな妄想殺人』
(日本では2016年公開のはず)
辺りでしょうか。年明けに見たものもありますし、何か忘れている気もするので、今年はちゃんと記録につけておきたいです。
こうしてまとめて見ると、ただのミーハーなオタクですね。他に見たかったタイトルとしては『高慢と偏見とゾンビ』やら『彼岸島デラックス』『ドント・ブリーズ』が出てくるのでもうどうしようもない気がします。今年もこの調子でいきたいですね……SAO楽しみや……

しかし、劇場で見た映画はだいたい面白かったです。ネタを追いきれてる気がしなかった『デッドプール』や、もっとプロレスして欲しかった『貞子VS伽椰子』なんかはありましたが、見て損したなというような作品は基本的にありませんでした。

中でも、想像以上に楽しかったのが『TOO YOUNG TOO DIE』『遊戯王』の2作品です。

『TYTD』はとにかくギターやらベースやらドラムの音がガンガン鳴ってるだけで最高だったのですが(charは一音目でそれとわかりますね。素晴らしいと思います)、ころころと時代や場面が変わっていく展開を、輪廻転生(による神木龍之介の動物アフレコパート)を上手く使って繋げているのが良いなと思います。

見る前は勝手に『少年メリケンサック』の焼き増しみたいな作品になるかと思っていたのですが、アレに比べると滅茶苦茶ドラマの展開が激しくなっていました。
また、鬼として出てきたのに終盤完全に人間(近藤さん)でしかなかったキラーKだったり、人間として出てきたのに終始鬼っぽかったじゅんこだったりと、「地獄」という舞台を用意したことで、人間臭さとネジがはずれている部分をあわせ持ったキャラクターの力は普段よりも強かったように思います。

ただ、小ネタ(葉加世太郎とか)や顔芸という、いつも通りのクドカン作品を思わせる要素もしっかりあるので、そういう意味では進化はしていないかもしれません。連ドラと映画を比べるものではありませんが、『ゆとりですがなにか』はそういう意味で新しかったのではないでしょうか。

最後に、向井秀徳はいつでも最高ですね。あとは快速東京がもうちょっとプッシュされてたら何も言うことはなかった。


『遊戯王』は懐かしさと思い出補正のかかっているものの続きを作るハードルをどうやって越えるのかと思いきや、「別れ」が中心にあった原作の先に、「卒業」を主軸に置いた物語を展開して全力で殴りにくるというスタイルが本当に凄かったです。原作終わったの何年前だと思ってるんだ。
とにかくもう海馬が叫ぶたびに震えるし、SFのガジェットを総動員して「現代、エジプト、冥界」を一直線に繋いでしまう力技も痺れました。遊戯と城之内が結局デュエルしなかったとか、墓守出てんのにマリクとリシドいないのなんなんだとか、言いたいことがあるにはありますが、些細なことですね。


また、『聲の形』『劇場版マジェスティックプリンス』もとても良かったです。
『聲』は色々と話題になっていましたが、『たまこラブストーリー』と重なるような演出を使いながら「水に落ちた人(もの)を引き上げる」作品になっていたと思います(『たまこ~』は、落ちてくるもの、近づいてくるものを上手くキャッチする作品でした)。「他人を水の中に落としたことがある人は、水の中に落ちても救い上げられないのか」という話だと思うのですが、どうにも過激な言葉が好きな人が多いですね。
また、漫画と違ってカラーで見ると、母親のピアスと西宮の補聴器の対応が「赤」というイメージで結びつくのもとてもいいなと思いました。

『マジェプリ』の方はもう本当にシリーズ作品として文句なしの出来映え。CGロボットアクションの幅がどれだけあるかという意味では「中型のロボットで攻城戦」を描いた『亡国のアキト』の最終章も本当に素晴らしいと思いますが、こちらは主役級の(フレームが統一規格でない)機体を惜しげなく活用する素晴らしさ。各機体の覚醒機構(ブルー1の空中歩行、ゴールド4の狙撃アクションが特に好きです)、新型機のアクションと本当に飽きない作品だと思います。
間の抜けた会話シーンも健在で、出来れば新作もやって欲しいなと思いますし、TOHOは色々と展開してもらいたい作品が多いなと思います。



そんな中『ポッピンQ』だけはどうにも消化不良が凄かったです。公開日当日の私のTwitterとかを見ていただけるとわかると思いますが、何故あんな蛇足を取り付けてしまったのか……
そもそも本編自体が東映ニチアサ枠(おじゃ魔女~ナージャ~プリキュア等)のパロディというか、お約束に従った作品なので、むしろ本編はあちらの方ではないのか?という思いしかありませんし、単体映画として見ると宙ぶらりんな部分が多すぎると思います。
加えて、一番の見せ場であろうダンスシーンもちぐはぐというか、映像は兎も角、流れる音楽にタイアップ以上の意図を感じられないのが本当に酷いと思いました。歌詞が聞き取れなくても、せめてキャラクターが歌っていれば意味はあったろうに……
昨年最後に見たアニメ映画だったのもあったのかもしれませんが、どうにも印象はよくないですね……三部作とか60分だしOVAでは?とかはあまり気にならないのですが、シリーズ作品なのか単体作品なのかという仕切りくらいはしっかりとして欲しいと思います。



さて、2月になりましたがこんな感じで映画まとめでした。(『片隅』と『シン・ゴジラ』と戦後文学と震災文学の話をしようと思ったのですが、別記事に分けます)

映画は今年もいろいろ見ようとは思っていますが、長文感想はなかなか書けないと思いますので、感想が見たいという奇特な方がいらっしゃれば、主にツイッターの方をご覧ください。フィルマークスとか、オススメの鑑賞映画まとめのサービスがあるならお知らせください。
では以上。今年もよろしくお願いします。