2013年03月23日

さくら満開

c3816753.jpg 東京は満開の桜が空を覆っています。久々に散髪にいくと馴染みの理容師のおにいさんに「今野さんはお花見しますか」と尋ねられました。そういえばお花見は何年もしていません。青いビニールシートを敷いて腰に花冷えを感じながら紙コップで 飲む日本酒がそうおいしいものとは思えないし、そういえばここ何年お花見をしましょうという時間的余裕もなかったようです。お花見をするなら花ござを敷いて手作りのお重に詰められた料理を味わいながら盃に浮かんだ桜を口に運ぶ、そんな贅沢なことをやってみたいですねぇ。
さて、その桜満開の中、政府は 沖縄の米軍普天間基地の名護市辺野古移設に向けての埋めたて承認をすることを決め仲井真知事に申請しました。先月のオバマ大統領との会談で、辺野古移設の早期実現を約束したことが大きな要因になっているのだと思いますが、沖縄県民の思いより、アメリカとの約束を重視する姿勢がよく現れています。アベノミックスで、継続性のない景気浮揚という目くらまし状況を作り国民の真の願いは見つめない安部政権の本質が見えはじめました。
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2013年03月11日

東日本大震災から2年

9d84a2c2.jpg東日本大震災から2年。仙台東一番丁教会に東北のキリスト者たちが集まって記念礼拝が行われ、私も参加しました。地震も津波も、原発事故も一生懸命復興するだけではなく、この震災から何を得、これからの日本をどうかたちづくるのか学ばなければならないのだと思います。特に原発事故については、未来の日本にこれ以上の核燃料廃棄物は残さないという決断をすべきだと思います。しかし、安部政権はそのような決断をしていません。むしろ原発事故前のエネルギー政策に戻そうとしているかのように見えます。政府の原発関係の審議会等の委員の顔ぶれをみれば政府の意図がわかります。脱原発派は外されつつあります。
将来、この日本に生まれ育ち日本を担って行く子ども達への責任を考えれば、高レベルな放射性廃棄物を地下に埋めて「はい、これでOK」とはならないはずです。廃棄物の放射能が下がるまで数万年を要するというのに、この不安定な日本の地層の中に埋めてしまって「多分大丈夫でしょう」という感覚はあまりに無責任です。その最終処分地としてどの自治体も手を上げず場所が決まらないというのは当然のことです。
エネルギー政策は、目の前の利益ではなく将来への責任という観点で決定していくべきだと思います。そのために祈り、行動して行きたいと思います。

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2013年03月07日

異国で卒業式

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 卒業式のシーズンです。議員であったときはいくつかの学校から卒業式の案内がありましたが、さすがに今年は一つだけ。その一つも学校から案内があったのではなく卒業生本人から「来てくれないか」と電話があってのことでした。
 数年前ビルマ(ミャンマー)から日本に来た家族について、都内の夜間高校の先生から「一生懸命働きながら頑張っているミャンマー人の生徒がいる、しかし、その生徒が家族で強制的に母国に送還される恐れがある。何とかならないか」と相談がありました。定時制高校に通っているのはなんとその家族のお母さんでした。辛いことだらけであろうにもかかわらず会ってみると終始笑顔を絶やさない女性です。息子も高校生で、大学に行こうと頑張っている、希望を手放さない一家でした。家族にはやがて人道的配慮から在留特別許可が出て日本にいられることになったのですが、このほど一家のお母さんであるスイスイさんが都立小山台高校の定時制課程を卒業することになったのです。働きながら、一家を支える母親をやりながら、定時制高校に通い卒業証書を手にしたスイスイさんの頑張りを思うと、心からよかったなあと思います。私が、同じように、不法に滞在している外国人として、街を歩けばしょっちゅう警察官に職務質問され、生活手段のあらゆることが思い通りにならない中でこれほどに頑張る強靭な精神を持てるかと考えると、無理です。スイスイさんは既定の4年間ではなく、5年かかっての卒業ですが、クラブ活動までやり、バドミントンで東京都で準優勝までしたという活躍にはただただ感嘆です。
 小山台高校の定時制課程の卒業生は45名、うち明らかに外国人と分かるカタカナ名は7名。母国を離れ。異国で言葉や様々な差別の渦の中で何とか高校は卒業しようと頑張ってきた人たちです。定時制高校だからと言って、ことさらに物語を感じようとする必要もないのかもしれませんが、卒業生の中には何らかの問題を抱えた外国人も多く、またほとんどは成人を過ぎた人です。先生も一口では言えない苦労があるのではないでしょうか。大事な仕事してますねぇ。卒業生も先生も素晴らしいです。おめでとうございますと、大きな声で言いたいです。



azumakonno at 22:52|Permalinkエッセイ 

2013年03月05日

地球市民賞

9458d50a.jpg市民賞は国際交流基金が国際的な文化交流活動を行っている個人や団体を顕彰するもので、1985年から毎年行っているそうですが、今回受賞した3団体のうちの難民支援協会は、国内の難民問題に一緒に取り組んできたこともあり、その受賞を喜びたいと思って初出席したのでした。
 難民支援協会の授賞理由は、地域に溶け込むことが難しい難民に、東日本大震災での地域との結びつきをアレンジするなどの活動に対して。
 テラ・ルネッサンスは、カンボジアでの地雷撤去支援や、子ども兵の社会復帰などアフリカの青少年支援の取り組みへの評価。
 大分工業高等専門学校・足踏みミシンボランティア部は、国内で使用されなくなった足踏みミシンを修理し東南アジアの貧困層などへ寄贈する活動に対して、となっています。
 目の前の経済や金融が良くなるかどうか、とりあえず自分の生活が良くなるかどうかという事にのみ終始しているかのような私たちのこの社会の中で、弱い立場の人を救おうという団体や組織があって前向きに活動しているという事。そしてその人たちを顕彰するという仕組みがあるという事に、私は久しぶりの感動を覚えたのでした。努力しても頑張っても貧困のアリ地獄から脱出できずにいる人々にどう対応すべきか、私にも地球市民として何かできることがあるかもしれないと思いました。そう思わせてくれた今日のこの機会に感謝です。



azumakonno at 22:23|Permalinkエッセイ 

2013年02月16日

脱原発社会と自然エネルギー

b7bc853f.jpg 去年12月の選挙で有権者の皆さんに私が訴えた大きな点は、「日本を脱原発社会にしましょう」ということでした。しかし、その訴えは大きな論点になることもなく、私は議席を失いました。しかし、今も日本のエネルギー政策は脱原発を進めるべきだと思っています。日本だけが取り残されたかのように原発維持に戻ってしまいましたが、脱原発は世界全体の大きな流れです。
 そこで今日は、西早稲田の日本クリスチャンアカデミーで、我が国の風力エネルギー研究のパイオニア・牛山泉先生(足利工業大学・学長)の講演があるというので行ってきました。
 脱原発が世界の流れだというのは、まず、原発推進論者だったドイツのメルケル首相が、日本の福島原発の事故を見て脱原発論者になり、2022年12月31日までにすべての原発を廃止する法案を成立させたこと。アメリカですら、電源コストの最も高いものとして原発を位置づけていることなどをあげて説明されました。
 牛山先生は、昨年4月に環境省が出した「再生可能エネルギーの潜在能力についての報告書」について注目しています。報告書の「各電力会社管内ごとの風力発電の最大導入可能量」を見ると北海道電力の今の電力設備はは600万キロワットですが、風力発電のポテンシャル(潜在力)は6,943万キロワット、実に11倍以上。東北電力は1600万キロワットの電力設備ですが3,957万キロワット、風力発電だけで2,5倍近い潜在能力があると示されています。
その他、太陽光や、小水力発電、バイオマス、地熱発電など、すべての自然エネルギーの潜在力は、今の原発の電力設備4,820万キロワットの44倍、211、600万キロワットもある。ことがわかっています。それだけの電力潜在能力があっても、電力を運ぶ電線がない、電力会社同士で融通し合う仕組みもシステムもないなどやらない理由はいくらでも探し出せます。しかし、それは、国民と政治の決断があれば可能なことです。ひとたび事故が起きれば、暮らしそのものが破壊され取り返しのつかないことになるという事、さらに将来の子供たちに今を生きている私たちとして核のゴミを残すわけにはいかないという事を考えれば、当然しなければならない決断です。
 目先の経済よりも、遠い将来の子どもたちのことを考えたいと思います。
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azumakonno at 21:09|Permalinkエッセイ 

2013年02月07日

いわし(鰯)

5c59444e.jpg 今週は、苦労のすえ、なんとか在留特別許可が出て頑張って暮らしているフィリピン人一家とその支援者の方々と会ったり、難民弁護団の方々と懇談したり、様々な用事があって東京におります。
 きのう、近所のスーパーに行くと藁ひもに下げられたいわしが売られていました。様子がいいので思わず買ってしまいました。一連280円。いわしは、水揚げするとすぐ弱ってしまう、弱い魚だというので、魚へんに弱い「鰯」と書くそうですねぇ。今朝はこのいわしを焼いてご飯にしました。美味しかったですが、小骨も多い魚です。節分のとき、いわしの頭と柊を玄関先に刺しておく風習がありますが、これは、刺がある柊と、小骨が多く臭みもあるいわしは鬼が嫌うというところからきたようです。
 さて、きょうは、これから党本部で落選議員を集めてのヒアリングが行われます。民主党というだけで鬼にもいやがられるいわしのように嫌われた私たち。いわしの気持ちが分かるような気がします。「ね、味はいいでしょ、栄養もあるんですよ、ときには肥料になったっていいと思ってるんだから」



azumakonno at 13:17|Permalinkエッセイ 

2013年02月02日

企業は働く人を守っているか

62b3b1d3.jpg企業で働く非正規雇用の方々の勉強会に出席講演しました。派遣労働法は、派遣労働の自由化による人件費の抑制があります。それでも1990年代までは失業を防ぐための対策として雇用調整助成金という制度があって企業は不況になっても働く人を解雇することなく雇い続けることができました。こうした政策を「構造改革に反する」として目の敵にしたのが小泉内閣でした。その推進役は竹中平蔵さんです。「企業をクビになった人を労働市場に吐き出せば、人を欲しがっているIT企業やバイオ企業に移っていく」と説明していましたが、いまそのようになっていません。ネット難民が増えている現実をみれば、その考えは間違いだったことがわかります。

azumakonno at 14:07|Permalinkエッセイ 

2013年01月27日

終わりと始まり

d424e373.jpg 第16回民主党宮城県連大会がありました。12月16日曜日の衆議院選挙で民主党宮城県連は選挙区で1勝5敗と大敗し私自身も、県連代表でありながら議席を獲得することができず、その責任をとって県連代表を辞任、新代表に元財務大臣の安住淳衆議院議員が就任することになりました。民主党宮城県連が新たなスタートを切ったことになります。
1月は新年のスタートですが、今年はことさら終わりと始まりを感じる月になりました。
1月11日義父が87歳の生涯を閉じました。長く大学で教鞭をとった教育者でしたが震災以来認知症が進み後半は寝たきりになっていました。物の形が皆白く包み込まれる大雪の日が義父の葬送の日となりましたが、義父は人の心の美醜をすべて包み込んで逝ったように思います。
そして今日は、1月23日第2子を出産した娘がひとまず我が家に退院してきました。人の命の始まりです。あまりに小さなわずか50センチの孫を抱いてみると、この頼りなげな体でどんな辛いことを経験しなければならないのか、そしてそれらの一つひとつをどう乗り越えるのか、そういう力を持つことができるのかということを思います。東北弁で「もぞこい」という言葉があります。「かわいそう」にもう少し情が詰まった言葉ですが、孫は「もぞこい」のです。聖書には「わたしたちの一時(いっとき)の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます」とありますが、どうか逞しく生きてほしいと思います。
終わるものと始まるものがあるからこの世は成立しています。


azumakonno at 19:55|Permalinkエッセイ 

2013年01月26日

アルジェリア人質事件

e43283b2.jpg アルジェリア人質事件は発生以来人質にされた方々の無事を祈っていましたが、日本人社員10人の死亡が確認されるなど悲しい結末を迎えようとしています。
日本でこうした事件が起きた場合、人命の救助を第一として犯人側の出方を注視したり、交渉したりするのが普通ですが、アルジェリア政府にはテロリストと交渉するという選択肢はないようです。過去3年間アルジェリアではアルカイダ系のテロリストによる人質事件が2回起きていますが、政府は交渉に応じていません。過激派のテロで多くの市民が犠牲になっていることもあり、テロリストに強硬な姿勢で望む政府を国民も支持をしているようです。
日本政府は一貫して平和的解決を主張してきましたが、人質となった日本のプラント技術者たちは遺体となって日本に帰ってきました。残念なことです。
今朝の新聞に亡くなった方々の名前が載っていました。名前と一緒にその方が、社員か、協力会社の社員かも書かれています。社員か協力会社の社員かで何か扱いが違うのか気になります。協力会社とは、今回のアルジェリアのプラント事業開発の現場などで使われる言葉です。発注元、今回の場合は日揮以外の請負、 外注、派遣で働いている人達のことを[協力会社員]というわけです。
発注元、大企業の日揮と、その仕事を請負ったり人を派遣したりしている企業が弔慰金や福利厚生面で違うのではないかということが想像されます。掛け替えのない家族を失った悲しみの中で、その扱いが異なるという悲しみをダブルで味わわなければならない人のいないことを願いたいと思います。



azumakonno at 07:34|Permalinkエッセイ 

2013年01月11日

猫かぶり政権

a3c367ba.jpg 6日の日曜日新年礼拝。決して敬虔なクリスチャンであるとは言えない私ですが、教会に行って会堂に座り祈っていると「このことは私の最善のために起こっている主なる神様からのからのメッセージ、すべては主の計画なのだ」と、今の自分の状況を受容することが出来、むしろ良いことなのだと思えます。「私ほどあなたの助けを必要としている者はありません。私は何者でもなく、何もできない者です。だから私は絶えずあなたの助けを必要としています」と謙遜な心を持つこともできるような気がします。
 7日は、連合宮城の新年交歓会で挨拶をし、8日は宮城県民社協会・宮城友愛新年交歓会、宮城倫理法人会賀詞交歓会と続きました。9日は、韓国のクリスチャン議員と昼食を共にし、夜はJR東労組新春祝賀会に出席挨拶をさせていただくなど、新年の一連の動きは、これまでとあまり変わっていません。
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10日、仙台に戻って情報労連宮城県協議会新春の集いに出席挨拶、この夏の参議院選挙は、右翼安倍政権の暴走を許さないためにも大事な闘いであるという話をさせていただきました。安倍さんは、憲法改正、集団的自衛権の行使、歴史認識の見直しを支持するなど右翼思想の持ち主であることは間違いありません。しかし、こうした自分の考えを強硬に進めれば保守層以外の反発を招く可能性があるので、とにかく、夏の参議院選までは、そのカラーは抑えていこうと考えていることは明らかです。つまり、国民の皆さんをだましにかかろうとしているわけです。猫かぶり政権です。赤ずきんちゃんのお話の、おばあちゃんのふりをしてベッドで寝ているオオカミです。赤ずきんちゃんが「どうしてそんなに耳が大きいの?」と聞くと「国民の皆さんの声を聞くためだよ〜」と答え「どうしてこんなにお口が大きいの?」と聞くと「国民の思いを飲み込むためさーっ」と襲いかかる。
やさしいおばあちゃんのふりをして近づいてくる政権には気をつけましょう。



azumakonno at 07:08|Permalinkエッセイ