道議会議員で自民党留萌支部長の高橋定敏さん(55歳)が自民党・道民会議会長の地位を捨てて留萌市市長選への出馬を発表している。選挙は2月12日告示、19日投票でおこなわれる模様。

道議になるまでかなりの苦労をして、現在まで四選連続の当選。前回の選挙にてやっと定着した感があるため高橋氏の周辺ではでないほうが本人のためとの声も強かった。実際、公明党の票の動きしだいでは民主党の票が自民票を若干上回る結果となる。

高橋氏は無所属出馬するものの建設関係者の取りまとめはすでに終了し、今後も長沼市政を引き継ぎ政策転換はしない。長沼市長自身も高橋氏の存在ぬきなら私の政策は半分も実現できていないと前回の道議戦の際に発言していた。

高橋氏が先に出馬表明したため民主党の選択肢は大きく広がった。まず、選挙への出馬を市長選、道議戦にしてもよい。市長選にせよ、道議戦にせよ、路線を引き継ぐでもよし、決別を明確にし批判路線をとってもよい。

現在のところ、当落を決めかねない創価勢力に対しては両陣営ともアプローチをかけていないため今後選挙協力の依頼があったとしても実質は自由投票になる。留萌の行財政改革のおくれから考えると、現政権を踏襲しない民主党系の候補者が出れば公明票はいままでとは違った動きをみせることになる公算が大きい。

◇高橋定敏(たかはし・さだとし)

昭和25年11月12日生まれ。立正大学経営学部経営学科卒(昭和49年)。中川一郎の第二秘書を経て、平成三年北海道議に当選、四期目。中川一郎の秘書には当時鈴木宗男(現代議士)がいた。自民党・道民会議に所属し青少年・少子対策特別委員などを歴任し現在議員会長を務めている。留萌市内ではNPO法人留萌市文化会議(高橋定敏会長)での活動が有名。