2008年01月26日

167系ラウンドハウスブランドから発売されているこの167系田町アコモタイプ、物の素性じたいは悪くないのに思い切り叩き売られていますね……登場時にそこそこのお値段で買った私としてはちょっとフクザツな思いなんですが、購入後の推移なんか気にしていたら鉄道模型は楽しめないですw基本的に自己満足の趣味ですから、自分が満足行くようにしたらいいだけのことですからねー。

さてこのセット、167系としては比較的近年の姿をモデルにしています。なのでしっかり列車無線アンテナもついていますしヘッドライトはシールドビームに改造された後となっています。

ホロさんただし、ボディ自体はかなり古い時代に作られた金型による製品なので、最近の商品にはほぼ標準装備のホロですとかボディマウントKATOカプラーとかは全くついていません。連結面はホロ台座のモールドのみ、カプラーも台車マウントアーノルドカプラーです。正直、連結機構はボディマウントよりも台車マウントの方が好みだったりするんですけどねwS字カーブなどでボディマウントカプラー車はどうもカクカクしがちなのが気にかかるんです。

カトカプさんそんなわけで、今回のお手軽改造にはホロとアーノルドカプラー置き換え用のKATOカプラーを使用します。これは通常の台車マウントアーノルドカプラーをそのまま置き換えるステキな商品で、ボディマウントタイプのKATOカプラーとも連結できるというイカス物体です。でもボディマウントはたいていジャンパ管を再現していないので、そのへんの矛盾が切ないことになってしまいます。

施工前さてこれが改造施工前の連結面。うーん広いですね、走行中に行き来するのは決死の覚悟が必要です。実物換算で約1メートルといったところでしょうか、ホロもないのが連結面の広さをより強調していて寒々しい感じになってしまっています。連結器は……まぁアーノルドカプラーと言ったらこんな感じですからね。

施工後そして施工後です。ほんのちょっと縮まっているのがお判り頂けるでしょうか。実物換算で約80センチといった所でしょうか、ホロがついたお陰で実際の飛び越す幅がほんの少しでいいような感じに見えます。これなら走行中に移動するのもそれほど苦にはならない感じです。連結面に見えるジャンパ管、この表現が国鉄型電車には実にぴったり。ブレーキのエアホースから電気指令やら何やらと色々得体の知れないモノがぶらさがっているのがメカニックという感じです。

登場時とさて167系はもともと修学旅行や団体用の臨時車両として登場しました。それまで153系ベースで建造されてきたそういう団体用車両の増備にあたって、既にベースとなる急行型が165系に代替わりしていたのでそれに合わせる形で167系となったのでした。
電気的には165系とほぼ同等ですが、最小編成がTc+M'+Mcの3両である165系に対し、それなりに需要と編成の固定化を睨んだ167系ではTc+M'+M+Tcの4両編成を基本単位としています。165系ではその形式名となる奇数モハがクモハに対して少数派ですが、167系では奇数モハしかいないということになります。

ちなみにちょっとボケてますが左側が登場時の非冷房・修学旅行塗装時代の167系です。マイクロエースっていうのはこーいう隙間形式を出してくれる実に有り難いメーカーですw

ドア幅が違うの本来波動用として登場した167系、本家165系との大きな違いはそのドア幅です。急行型の標準は片開き100センチ幅のドアですが、167系は特急型と同様の片開き70センチ幅のドアを採用しているのです。これは同じく修学旅行用電車として登場した155・159系も同様に狭いドア幅なのですが、これは乗り降りが起点と終点に限られるため途中の停車時に乗り降りによる混雑を考えなくて良いということが理由みたいです。まぁそう言われればそうですねという理由でしかないんですが、わざわざ専用設計の車体とするあたりがちょっと贅沢でいい感じですね。


ちなみにこのKATO製167系が叩き売りされている理由はまさにそのドア幅にあります。奥のマイクロエース製167系と比べると……そう、ドア幅が全く違いますね?それもそのはず、KATO製は165系のボディを使って塗装だけ合わせた「雰囲気を味わうための模型」なのです。タイプ製品というやつですが、マイクロエースからドア幅がちゃんとした167系が出ているために全く人気がない可哀想な子なのです。
確かに167系の外見的な一番の特徴ですから、そこが違えば「まがいもの」に近い扱いを受けても仕方ないですかねぇ。マイクロエース製のものがベストかと言えばそうでもないんですが、やっぱり専用金型の力は偉大です。
この差はいかに脳内補完でもどうにもならないので、テキトーにドア幅が広い理由をひねり出すしかありません。

田町区の167系は波動用として残置が決定したが、165系は定期運用を失い徐々に廃車されていった。そんな中、比較的経年の浅い165系新製冷房車の車体を167系に振り替え、元々非冷房として製造された167系のアコモデーション改善を図る改造が試験的に1編成へ施工された。台車や走り装置などを流用し車体のみを振り替えたが、かかる手間の割に落成した167系は主に波動用であり、あまり状況に変化が見られなかったことから改造はこの1編成のみとなった。現在では他の167系に混じって使用されている。余談だがこの改造手法は後に川越線電化の際に72系を改造し103系に編入する改造の元となったとされている。

……みたいなエピソードが必要になっちゃうんですよね。そこまでするくらいならマイクロの田町アコモ色167系買うかな普通の人はw


下り方向ちなみに下り方向クハの先頭部にもホロをつけました。うーんこの無骨な感じがたまらんwうちの鉄道では基本的に下り側先頭車にホロがつきます。165系ならクモハ側です。やさしい顔のクハに対して厳つい感じのクモハというのがなんとも私好みなんですw

あ、167系はどっちもクハだったw






(23:14)

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