January 13, 2012

stagE 『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』

062d23ea.jpg『ラ・カージュ・オ・フォール
籠の中の道化たち』


於:日生劇場(日比谷)

作詞・作曲:ジェリー・ハーマン Jerry Herman
脚本:ハーベイ・ファイアスティン Harvey Fierstein
原作:ジャン・ポアレ Jean Poiret
翻訳:丹野郁弓
訳詞:岩谷時子・滝弘太郎・青井陽治
演出:山田和也


鹿賀丈史 市村正親
原田優一 愛原実花 花井京乃助 林アキラ 日比野啓一 園山晴子 真島茂樹 新納慎也
大塚雅夫 石丸貴紫 美濃良 香取新一 水野栄治 富山忠 附田政信 佐々木誠 杉山有大 白石拓也
栗林昌輝・土器屋利行・鯛中卓也・小野寺創・高木裕和・山本真広・福山健介・村上聖
高橋桂・多岐川装子・浅野実奈子・首藤萌美

香寿たつき 今井清隆 森公美子
……………………
オリジナル振付/スコット・サーモン 振付/真島茂樹
音楽監督・編曲/八幡茂 音楽監督・指揮/塩田明弘 声楽指導/北川潤
装置/田中直樹 照明/沢田祐二 音響/山本浩一 衣裳/セオニ・アルドリッジ,小峰リリー ヘアメイク/宮内宏明 ウィッグデザイン/石渡英男・武田千卷 演出助手/落石明憲 舞台監督/二瓶剛雄
(パンフレット順・敬称略)
……………………
■東京:2012年1月7日(土)〜29日(日) 日生劇場
■大阪:2月3日(金)〜5日(日) 梅田芸術劇場メインホール
■名古屋:2月12日(日)〜13日(日) 愛知県芸術劇場 大ホール




2012年観劇はじめ!!…という事で、
2008年12月〜翌年1月にかけて上演された前回
市村版ザザ・フィナーレ…ということで閉幕した『ラ・カージュ・オ・フォール』が
再び劇場に戻ってきました。

あの時は
仕事&学校とで
てんやわんやする中の無理やりな観劇でしたが
(しかも記事にもできなかった)、
今回は その分を取り返すべく(!?)気合いを入れて観劇。
…まぁ、締め切りに追われているのは同じですが。



鹿賀丈史さんと市村正親さん、
あの二人はやっぱり凄い。
表現しがたいけれど、
存在そのもので舞台が締まる。
《芯》というか
《軸》というか…何かが違う。



舞台は南フランスのサントロペ。
20年間 事実上の夫婦として過ごしてきた
ゲイクラブ《ラ・カージュ・オ・フォール》のオーナー、ジョルジュ(鹿賀さん)と
看板スター“ザザ”ことアルバン(市村さん)、
ジョルジュの実の息子であり、アルバンが母親代わりとして
手塩にかけて育てたミッシェル(原田さん)の結婚話から生じた騒動を通して
夫婦・親子・家族・仲間等
たくさんの愛が溢れ出してくる作品になっています。






鹿賀さんと市村さん、
生物学的に言えば
いわゆる“男性同士”の夫婦。

鹿賀さんの気品を漂わせながら、茶目っ気もあるジョルジュと、
市村さんの本当に女性的なチャーミングさ、しなやかさ、そして潔さもあるアルバン。

二人のやりとりが
夫婦の空気感がみなぎっていて
舞台の場面以前にあったであろう
長年築いてきた夫婦の歴史、その重みを感じます。
実生活でも劇団四季時代から
長い歴史を持つお二人だからこその空気かも。

軽妙さ、滑稽さと深みのバランスが絶妙。
お互いを信頼しあって
かつ 瞬間々々の緊張感が
観ていて心地良いです。



そしてお二人の“背中”がまた
いい。



市村さんの身体能力には驚かされつつ、
「♪ありのままの私 I Am What I Am」が圧巻。

そこに至るまでの
原田さん演じるミッシェルの
恋ゆえの無神経さや

「♪砂に刻む歌 Song On The Sand」を奏でながらも
愛するがゆえの苦渋・自責を抱いて言葉に詰まるジョルジュ、

何も知らない
お祝いムードの踊り子たちとのギャップなど

すべてがぎゅっと凝縮されて
全部を 引き受けての一幕ラストに歌われる曲。

切なさもあるけれど
「私は私」と歌い放つ
心の力・強さに
ただただ圧倒され涙が溢れてきます。



そんなアルバンが息子のために
〔男〕の修行をしたり
何やらかんやら始める二幕。

ゲイクラブを目の敵にする保守的議員のダンドン夫妻(今井さん・森さん)との駆け引き、
馴染みの店のジャクリーヌ(香寿さん)も絡み
また一波乱。


コメディ色が強い中、
「♪見てごらん Look Over There」で育ての母の愛情を諭すジョルジュ、
混乱や苦悩の末にそれに応えたミッシェル等
愛情に溢れた舞台に心があたたまります。






この『ラ・カージュ・オ・フォール』、劇中劇というか舞台中舞台のようなショーの場面もあり、
そちらも見応え充分。

で、客席によっては
指揮の塩田さんが
足元にトランポリンでもあるのかい!?!?…と突っ込みたくなるほど
跳び&踊りまくっているのも見えたりします。





a4b14e2b.jpg観たらきっと笑顔になり
誰かを愛おしくなってしまう、
そして
曲も本当に素敵な舞台『ラ・カージュ・オ・フォール』、
機会がございましたら是非
ご覧くださいませ。









------------------
◆お読みいただきありがとうございます
よろしければ一票お願いします (^人^)
人気ブログランキング




  • このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
そんなこんなで @ ぶろぐ内検索。
  ***monthly***
§◆Thanks comment^ ^
§◆Recent TrackBacks
  Thanks---access♪
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  livedoorさんのcounter、
  最近不調ですねぇ
         ^_^;