「Tainted Love」 Soft Cell「Second Avenue」 Art Garfunkel

2010年10月31日

 ”10 ” の 6つ並び!

タッグ・オブ・ウォー(紙ジャケット仕様)
タッグ・オブ・ウォー(紙ジャケット仕様)ポール・マッカートニー

おすすめ平均
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「Take It Away 」 ポール・マッカートニー
1982年 8月21日〜9月18日 最高位 10位 (5週)
HOT100    16週
TOP40     11週
TOP10      5週



さて 前記事で 触れた セミナーも 
最終日 の 10月10日

この日も 講座は 朝9時に開始され・・・

アメリカの 講師の方が 
会場の スクリーンに 研修 資料を 映し出して
セミナーを進行されていて

受講者側は それを眺め・ 書き写していたら

次の瞬間  スクリーン から その資料が 
全部 消えてしまいました・・・・


「え、!?   機械の故障かな・・・」  と 思っていたら



次の瞬間   パ〜っ と  飛び出してきた
シンプルで 大きな文字が

  ’10 ・ 10・10    10・10

同時に講師の方が

「イェ〜イ   イッツ  ’テン   オクトーバー テンス  
 テン オクロック テン ミネッツ
 
 コングラッチュレーション   お・・・めデト〜 ゴザ〜います」   


この瞬間が  ’10年 10月10日 10時10分 

会場は 拍手 喝采で    
してやったりの顔の  講師の お茶目なポーズも   
最高でした


で  それと 同時に?? 
自分は 
またまた  チャート心 を くすぐられ  
思い出したのが

ポール マッカートニー  「Take It Away」


この曲は 1982年8月21日に 
HOT100  7週目で 10位に達すると

そこから ず〜っと 10位で 硬直状態になった 結果
9月11日には  
その週  10位  前週 10位  前々週 10位 
前々々週 10位  週数 10週  最高位 10位

10の 6つ並び 達成ですね

この1982年頃の ビルボード チャート表 は 
その週と 
前週 と 
週数 の  3つしか表示されないので

実際には 6つも並んでいたとは  
ほんと アメージングです

僕は 常々 1982年は チャート暗黒の年で 
停滞しっぱなしのアクションは大嫌いと 言っていますが  

こういう 面白いことが起こるのも 

停滞チャートならではのことで

この  「Take It Away」 の 快挙の すぐあとには  

ダイアナ・ロス 「Muscles」 が 12月4日付けで
やはり ”10” の 6つ並びを達成。


とにかく これは 1982年でないと 
出来ない記録かな と 思い

調べていくと 6つまで 行かなくても

稀ではあるけれど 他の年でも 
数字並びは 起こっていますね

ちょっとだけ  話は ずれるけれど 

何ケ月か前に  アメリカントップ40再放送で  

ケーシーだんな が リスナーからの質問に 答えて 

’81年
グローバー・ワシントン Jr ( ヴォーカル ビル・ウィザース )
「Just The Two Of Us」  は 

タイトルに ”2” という 数字が入っていて
最高位は   その数字と同じの 2位になっている!。   

同じように  
’75年  イーグルス 「One Of These Nights」は  

タイトルに ”1” が入っていて  最高位は 同じ数字の 1位

同じ ’75年 ジョン・レノン 「# 9 Dream」 の 
最高位は そのまま 9位 

この他にも  タイトルに入っている数字と
その曲の最高位が同じ曲は
何曲かあり

その中には   
1965年 の ジョニー・リヴァースの ヒット曲
「Seventh Son」 も ありました。  

 ”7番目の 息子”の  最高位は 7位! 

その ケーシーだんなの アナウンスを 聴いて 

もしかしたら と 思って調べてみると
この曲は 
その最高位 7位に 3週間 居て

 7位 に 3週目の時の
 ’65年7月17日の 週数 は  

そう  ピッタシの 7週目

ということは 

その週 7位 前週  7位  前々週 7位  
週数  7週 最高位 7位

おまけに タイトル は 7th で 

” ラッキー7 ” の 6つ並び

でも 惜しいかな  

この頃の ビルボード誌の 
シングルチャート表には

前々々週  (3週間前) の表記欄もあり 

その週は この曲は 10位だったので    

ヴィジュアル的には ??  

” 7 ” は いっぱいあるけれど 

隣にある  ”10”の文字が 孤軍奮闘して 
やけに目立ち・・・(爆)  


” 7 ” で 覆い尽くされている感が 
薄れてしまう 感じがしました  


まあ でも 
ならば3週間前の順位も含めて 
完璧に数字が重なる 曲 なんて

特に チャートの速い 60年代には 存在しないよな
      
と 思ったところ・・・・ 

これが あったんです

( また チャート話で 押しすぎてますが
  もう 1曲だけ 付き合ってください )


1968年の話  

この年は なぜか 上昇時に フェイント的に
一度 同じ順位に 留まって また 上昇を再開する曲が
多かったのですが

そういう流りの傾向の 影響もあったのか 

ブラックロック と  呼ばれた

チェンバーズ・ブラザースという 兄弟グループの 

「 Time Has Come Today 」 と いう曲は

68年 9月21日に HOT100 7週目で
27位から 11位に急上昇したのに

そこから トップ10を目前に 同順位で ずっと 足踏み。

10月19日には

その週  11位 前週    11位  前々週 11位  
前々々週 11位 前々々々週 11位  週数  11週
最高位  11位

”11” の  7つ並び達成! と言っても

トップ10に 一歩及ばずは
本当に 不運でしたね

でも
当時も 居たであろう チャートマニアには 
この結果は 興奮だったのか???

まあ この曲は 

来年
’11年 11月11日 11時 11分  に 

記事にした方が
良かったかも知れません  

と 横道に それましたが

1982年に話題を戻して

ポール・マッカートニー 「Take It Away」

この曲は 結局 82年8月21日から 9月18日まで
5週連続 10位 を記録しました


今年 10月3日の ラジオ日本 「全米トップ40」 
日曜版 80年代  デラックスエディション 初回放送 
82年9月25日付けでは  
トップ10内は 全曲 掛かりましたが

この「Take It Away」は 9月25日には  
それまで ずっと続いた 最高位10位から 
スライトリー ダウンの11位 で 惜しくも 
番組内で 掛からず 残念でした

元々は ポールが 
リンゴに提供しようとした曲だそうで

そう聴くと  リンゴ の ほのぼの雰囲気を
この曲から感じる部分もあるけれど

やっぱり ポールが そのまま歌う方が 正解だったな 
とも 思いました

それでは  そのリンゴも 参加の
「Take It Away」





ということで だいぶ 怒涛の連載になりましたが

まだ ハドソン・ブラザ−スの 続きや
1979年 再放送の 話題や

ラジオ日本 の 再放送の話もあるので

また 今週中に 記事更新の時間 見つけたいです

長い文に お付き合い頂き
どうもありがとうございます


b382313961 at 21:11│Comments(10)TrackBack(1) 最高位6位〜10位 

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1. ポール・マッカートニー 4  [ まい・ふぇいばりっと・あるばむ ]   2011年04月15日 02:32
NO.00998 ポール・マッカートニーのオリジナル・アルバム『タッグ・オブ・ウォー』(1982年) そう言えば、先日(12月9日)は、ジョンの命日でしたね。 そこで ...

この記事へのコメント

1. Posted by sugi   2010年10月31日 21:29
こんにちは。
わーこのジャケットよく見たなぁ〜
スティービーワンダーと一緒にやったやつでしたっけ?

> ’10 ・ 10・10    10・10
いいなぁこれ。
今度マネさせてもらいます
2. Posted by ヒロクシン   2010年11月01日 00:16
sugiさん  先日は お世話になりました!

コメント 感謝です

そう このジャケット よく見ましたよね〜
何か ポールのしぐさが女性っぽい感じで
印象に残ってます
スティーヴィーとの 「Ebony & Ivory」
も 入ってますね


’10 10・10 10・10

見た目も 気持ちいいけど
言葉に出してみると 爽快感があります!!
3. Posted by ルドルフ   2010年11月01日 07:14
> タイトルに ”1” が入っていて  最高位は 同じ数字の 1位

1曲だけ思いつきました。

エア・サプライ「The One That You Love」
4. Posted by 福山のスローハンド   2010年11月01日 13:35
「Take It Away」は僕も大好きでした。
数字の並びやそれに関する記録も面白いですよね。
ヒロクシンさんも書かれてます’82年のチャート停滞期には38スペシャルの「You Keep Runnin'Away」の最高位が2週連続38位(その後75位・・)となったりで、ヒロクシンさんのソフトセルの記録や最近の記事にも見られる「ビルボード誌・・意識的?」「チャート、記録で遊んでる?」と取られてもおかしくない動きもありましたよね。僕も停滞期は面白くはないですが、記録的には好きです(勝手な)。
38スペシャルの時は38位止まりの時、誰かにずっと数字の並びを話したかったんだけど、当時周りに38スペシャルを知ってる友人がいなくてガッカリでした(汗)。
また、プリンスの「7」が上昇してる時は、7位で一度止まれ止まれって願ってましたが、そのまま最高位も7位になっちゃいました(笑)。最高位はもっと行って欲しかったですが7位は7位でおいしいです(笑)。
5. Posted by ヒロクシン   2010年11月01日 21:34
ルドルフさん 先日はありがとうございました!!

コメント感謝です

エア・サプライ 「The One That You Love」
最高位 1位  確かに!!! そうですね!

あと 1位では 
クイーン「Another One Bites The Dust」

オリヴィア・ニュートン・ジョン& 
ジョン・トラヴォルタ
「You're The One That I Want」

とかも あります!!
6. Posted by ヒロクシン   2010年11月01日 21:47
福山のスローハンドさん
どうもありがとうございます!!

38スペシャル の 38位 ありましたね〜

あの時 何となく 自分もそれに気が付いた記憶が
あるけれど 
すっかり 忘れていました

1982年のチャート停滞期も 
見方を変えると 楽しくなりますね

チャート トリヴィアは 
福山のスローハンドさんの ブログで 
たくさん 教えて頂いて

拝見すると いつも ウキウキしちゃいます

やっぱり 止められませんね! (笑)
7. Posted by 休刊おとこ   2010年11月01日 22:39
ポールの『タッグ・オブ・ウォー』確か、ジョンの事件のあとの作品でどこか翳りがある作品のなかで、この”Take It Away”はとても楽しそうですね!
もともとリンゴに提供しようと書いた曲なんですか?納得しました!
でも、サビの”ロンリ―・ドライヴァー〜”の哀愁はやはりリンゴよりポールの歌声の方がお似合いですかね。
8. Posted by ヒロクシン   2010年11月01日 23:05
休刊おとこ さん
この項にも コメント どうもありがとうございます!

『タッグ・オブ・ウォー』は  
所有はしていないので(大汗) 
あまり多くは語れませんが・・・

「Take It Away 」に 関しては

私も ”ロンリ―・ドライヴァー〜”の部分の
哀愁感で 一瞬 ホロっとさせられます    

リンゴが歌唱したら と仮定してみても 
ほのぼのした曲になりそうだけど

ほんのちょっとだけ イメージが
違う 感じがしますね 
9. Posted by ぷくちゃん   2010年11月03日 06:44
こんにちは。この曲、大好きです。

ビデオ・クリップも非常によく出きていて、私の大好きな10CCのエリック・スチュワートもいたような気が・・・


それにしてもマニアックな記事にいつもながら頭が下がります。
10. Posted by ヒロクシン   2010年11月03日 20:31
ぷくちゃん さま!!
どうもありがとうございます

こちらから ぷくちゃんの方へ
コメントで伺おうとしていましたが
タイミング 遅れて 失礼しています

また 次回 オフ会 いつになるかは??ですが
お会いしたいです

って その記事項目じゃなかったですね

そう この曲 エリック・ステュワートも
参加してますね

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