民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=陣営が北海道教職員組合(北教組)から違法献金を受けたとされる事件で、政治資金規正法(企業・団体献金の禁止)違反の罪に問われた陣営の元経理担当で自治労北海道財政局長、木村美智留被告(46)の初公判が18日、札幌地裁(辻川靖夫裁判長)で開かれた。木村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 検察側は「自ら積極的に違法な寄付を求め、陣営の活動資金に充てており、悪質だ」として禁固6月を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。判決は6月9日。北教組委員長代理の長田秀樹被告(50)=同罪で起訴=と団体としての北教組の初公判は19日、札幌地裁で開かれる。

 検察側の冒頭陳述によると、小林氏陣営は平成20年9月、選対事務所を開設したが、解散・衆院選が行われなかったことから財政が困窮。木村被告は同年12月~昨年5月、3回にわたり北教組委員長(故人)から計1200万円、同年7月に長田被告から400万円の提供を受けたとされる。

 木村被告は被告人質問で小林氏の関与の有無について「相談することは考えなかった」と否定した。

 小林氏陣営では、選対委員長代行で元連合札幌会長が公選法違反罪に問われ、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を受けた。現在控訴中で6月1日に判決が言い渡される。禁固以上の刑が確定し連座制が適用されれば、小林氏は失職する。

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