鎌倉幕府を攻め落とした武将・新田義貞の故事に由来する「鏑矢(かぶらや)祭」が8日、挙兵の地と伝えられる群馬県太田市新田市野井町の生品(いくしな)神社で行われ、市立生品小学校6年生の男子児童約60人が、青空に向かって勇ましく矢を放った=写真。

 祭りは、元弘3(1333)年5月8日、義貞が同神社で倒幕の旗揚げをした際、鎌倉のある南西方向へ向け矢を放ち、戦の吉凶を占ったという伝承にちなむもの。児童らは、鉢巻きにはかま姿で登場すると、号令に合わせ、一斉に弓を引いた。

 この日のために練習を重ねてきたという渋沢和君(11)は「伝統行事に参加できたことはいい経験になる。矢もうまく飛んでよかった」と満足げだった。

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