プロ野球の阪神、大毎(現ロッテ)で活躍した田宮謙次郎(たみや・けんじろう)さんが5日、脳内出血のため死去した。82歳だった。葬儀は10日午後1時、茨城県筑西市下川島655-1のきぬ聖苑。喪主は長男孝志(たかし)さん。

 茨城県下館市(現筑西市)出身。下館商高(現下館一高)、日大を経て1949年、投手として阪神に入団し、1年目で11勝を挙げた。翌50年、国鉄(現ヤクルト)戦で九回2死までパーフェクトに抑えながら、その後安打を打たれ、日本初の完全試合をあと1人で逃した。その後、肩を痛めて52年、外野手に転向。58年に首位打者を獲得した。

 同年オフ、大毎に移籍し、山内一弘外野手、榎本喜八内野手らとともに「ミサイル打線」を形成。60年のリーグ優勝に貢献した。63年に現役引退。実働15年で、1488試合に出場し、1427安打、打率2割9分7厘。引退後は東映、日拓(ともに現日本ハム)の監督を務め、88年は阪神ヘッドコーチに。その後、阪神のOB会長も務める一方、郷里で下館市議も務めた。2002年に野球殿堂入りしている。

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