…聖書の配布を唯一の目的としておりますので、宗教団体や聖書研究会への勧誘、信者の募集、献金の要求、本・雑誌・物品の販売等は、一切行っておりません。
ということです。
また小冊子には、
この小冊子は、宗教団体に加入させることではなく、また連絡させることでもなく、心の乏しい現代社会において、神に対する信仰を養うことを目的とする。
とあります。
実際、この団体にキリスト看板との関係を問い合わせるついでに聖書の要約本「コンサイス・バイブル福音」を注文しましたが、切手代(310円)を送るだけでOKでした。その後聖書そのものを買えなどということは言われていません。
つまり、この「聖書配布協力会」は、聖書とイエス・キリストの言葉を広める目的で、会員の全くのボランティアによって運営されていると考えられます。

北海道のブルース・ボーイさんが、「キリスト看板」の取り付けの様子についてメールで教えてくださいました。
知り合いの方のもとに「聖書配布協力会」とおぼしき人達が現れ、所有している建物にこの看板を貼らせてほしいとお願いしたそうです。以下はメールからの引用です1,作業に来た人は3人で、皆さん初老の男の人だった。
2,予想通り、広告料?金銭ははもらってないが、飴玉等のお菓子類を置いていった。
3,彼らはワゴン車で来て、その中には予想通り「脚立」も積んであった。
4,また、驚くことに取り付け作業では「インパクトドライバー」を使用していた。
5,作業時間は、ホンの数分だった。
6,勧誘や説教、脅し等の類は一切無かった。

とのことです。
しかし、脚立はある程度予想はついていましたが、インパクトドライバ(自動釘打ち機)まで使用していたとは…。正に「恐るべし」ってヤツですな。
初老の男性3人というのはちょっと意外でした。私の今までの目撃経験では、街宣車を運転する白人男性と、小冊子を配る女性という印象が強かったからです。
しかし考えてみれば、仕事をリタイヤした人の方が平日の日中に作業するには都合がいいのかも知れません

「聖書配布協力会」の活動資金を出していると思われるソフトウェア会社「文化オリエント株式会社」(本社:宮城県仙台市)が、2002年1月1日付けで「グレープシティ株式会社」に社名変更しました。
この会社はVisual BasicやJava用の開発支援ツールやユーティリティ、私学学校用の会計ソフトで約70%のシェアを誇る「レーザー私学システム・シリーズ」などを開発しています。
また、2002年1月8日付け「ASCII24」に、現社長のダニエル・ファンガー氏のインタビューが掲載されました。「聖書配布協力会」への言及はありませんでしたが、文化オリエントの創業秘話などなかなか興味深いことが書かれています。
ファンガー氏は岩手県岩手町生まれの日本育ち(当然日本語は堪能)というのが不思議。