新たな常用漢字表への追加候補となっている196字のうち、語彙(ごい)の「彙」など10字については、50%以上の人が振り仮名を付けてほしいと考えていることが、13日開かれた文化審議会国語分科会の漢字小委員会に文化庁が示した資料で分かった。

 一方、残りの漢字は、おおむね漢字での表記を歓迎する結果となった。

 同庁は毎年「国語に関する世論調査」を実施しており、今年は常用漢字への追加候補について例文を示し、読む場合に「漢字のみ」「振り仮名付き」「仮名書き」のどれが望ましいかなどを聞いた。

 漢字で表記した方が分かりやすい、との意見で多かったのは「鍋(なべ)」(95%)、元旦(がんたん)の「旦」(94・8%)、「柿」(94・4%)など。上から120位までは、70%以上が漢字の表記でよいとした。

 またこれとは別に、大阪の「阪」や、埼玉の「埼」など都道府県名に使われている11字を常用漢字に加えることについては、68・4%が望ましいとした。

 一方、現行の常用漢字表からの削除候補となっている「匁」などの5字についても尋ねたところ、53・9%が削除に肯定的だった。

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