鳩山首相は2日午前、民主党の小沢幹事長の進退に関し、首相公邸前で記者団に、「検察が捜査している最中なので、冷静に見守ることが一番大事だ。私としては、今日までの小沢幹事長の活動を考えれば当然、(夏の参院)選挙を仕切ってもらいたい」と述べた。

 小沢氏は1日の記者会見で、自身が刑事責任を問われた場合は幹事長辞任を含めて検討する姿勢を示したが、首相の発言は、小沢氏の責任が明確になっていない現時点では続投させる意向を表明したものだ。

 この後、参院本会議での各党代表質問では、自民党の谷川秀善参院幹事長が「『国会で説明せよ』と民主党代表の立場で(小沢氏に)指示すべきだ」と首相に迫った。これに対し、首相は「(国会への参考人招致に応じるかどうかの)判断は幹事長自身にある」と語った。また、小沢氏の資金管理団体の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件に関し、「捜査権を持っていない民主党が調査するのではなく、検察に委ねるべきだ」と述べ、党としては調査しない考えを示した。

 一方、社民党の重野幹事長は都内で記者団に、「真実は何かという国民の疑問に応える努力をしなければならない」と語り、小沢氏に説明責任を果たすよう求めた。ただ、「政治生命にかかわる可能性もある。その先の話は極めて慎重にならざるを得ない」とし、進退には具体的に言及しなかった。

 国民新党の自見庄三郎幹事長は「カネの疑惑が起きた時は説明するのが基本中の基本で、そういう努力をしている」と小沢氏を擁護した。

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