北海道大会も終わりましたが、男子のブロック大会やリーグ戦もあるので、6年生も引退することはなく、子供たちは一生懸命に頑張っています。
男子リーグ戦の最後の反省として、コーチ全員から「声」の話が出ました。
「声を出す」ことはこれまでもずっと言い続けているので、今年の男子チームでなかなか向上できない部分でもあります。
伝え方や試合の起用などで色々と試行錯誤していますが、なかなか変えることができず、自分の指導の仕方にも問題があると反省するばかりです。
でも私は「この子たちには無理」だと諦めたくはありません。
仲間のために「声」を出すことの素晴らしさを知っていますから。
以前、北海道DCに参加させていただいた際に、JBAの鈴木良和氏が「声」について子供たちに話す部分がありました。
声にはLevelがある。
Level 1 は「ガンバー」「何番OK」といった普通のもの
Level 2 は「スクリーン」「逆サイド」といった状況に対してのもの
Level 3 は「大丈夫!」「〇〇なら出来る!」「ドンマイ次だ!」といった仲間を勇気づけ気持ちを高めてくれるもの
素晴らしいチームはLevel 3 で溢れていて、Level 3 の声は「誰でも、いつでも、どんなときでも、今この瞬間からやれる最高のプレー」だと。

今年度の女子チームではその Level 3 の声を出し続けてくれる子がいます。
「できるよ!」
「ナイスー!」
「ドンマイドンマイ!」
「惜しいよー!」
試合中のベンチからも、練習中でもいつも笑顔で仲間たちにポジティブな声をかけてくれます。ベンチに帰ってきた仲間の背中に手を当てて「大丈夫だよ!」と言ってくれます。
それは指導者である私が一番やらなければいけないことですが、彼女の声は仲間に勇気や安心感を与えてくれたことは間違いなかったと思います。
「子供たちが声をどう出したらいいかわからないのかも」
私はそこに明確な答えはないと思います。
バスケの特徴として、目まぐるしく変わる状況、コンタクトやスピードの中、自分以外の9人やスペースを見ながらプレーしなければいけません。決まりきったことが起きません。
Level 1 の声のような決まりきったワードであれば答えはあるでしょう。
でも
彼女は声のことを教えられたでしょうか?
6年生だからやれたのでしょうか?
彼女だからやれたのでしょうか?
それは彼女が仲間想いで、常に仲間のために出来ることをやるという信念があるからだと思います。だからこそ仲間の心に響き、チカラをくれるのだと思います。
バスケが下手でもいい。
走るのだって遅くてもいい。
運動自体が苦手でもいい。
強くなくてもいい。
指導者としてこんなことを書くことは指導者失格かもしれません。
仲間を想って、
仲間のために、
自分がやれることをやってほしい。
声を張り上げて仲間のプレーの後押しをしてあげてほしい。
良いプレーには大袈裟に「ナイス!」「いいぞー!」と喜んで、
上手くいかなくても「ドンマイ!次!」「大丈夫だぞ!」って言って支えてあげてほしい。
指導者の私なんかより、
きっと仲間の声が一番届くはず。
ずっと一緒にキツい練習を頑張っている仲間なんだから。
言われたからやるではなく、
「仲間のために自分がやれることをやる」
全員が自分からそういう思いやりを持つだけで、きっと素晴らしいチームになれるから。
そして私も反省するべき。
見守ることも必要だし、
粘り強く伝えていかないといけない。
よし、切り替えて!今日からまた頑張ろう!
男子リーグ戦の最後の反省として、コーチ全員から「声」の話が出ました。
「声を出す」ことはこれまでもずっと言い続けているので、今年の男子チームでなかなか向上できない部分でもあります。
伝え方や試合の起用などで色々と試行錯誤していますが、なかなか変えることができず、自分の指導の仕方にも問題があると反省するばかりです。
でも私は「この子たちには無理」だと諦めたくはありません。
仲間のために「声」を出すことの素晴らしさを知っていますから。
以前、北海道DCに参加させていただいた際に、JBAの鈴木良和氏が「声」について子供たちに話す部分がありました。
声にはLevelがある。
Level 1 は「ガンバー」「何番OK」といった普通のもの
Level 2 は「スクリーン」「逆サイド」といった状況に対してのもの
Level 3 は「大丈夫!」「〇〇なら出来る!」「ドンマイ次だ!」といった仲間を勇気づけ気持ちを高めてくれるもの
素晴らしいチームはLevel 3 で溢れていて、Level 3 の声は「誰でも、いつでも、どんなときでも、今この瞬間からやれる最高のプレー」だと。

今年度の女子チームではその Level 3 の声を出し続けてくれる子がいます。
「できるよ!」
「ナイスー!」
「ドンマイドンマイ!」
「惜しいよー!」
試合中のベンチからも、練習中でもいつも笑顔で仲間たちにポジティブな声をかけてくれます。ベンチに帰ってきた仲間の背中に手を当てて「大丈夫だよ!」と言ってくれます。
それは指導者である私が一番やらなければいけないことですが、彼女の声は仲間に勇気や安心感を与えてくれたことは間違いなかったと思います。
「子供たちが声をどう出したらいいかわからないのかも」
私はそこに明確な答えはないと思います。
バスケの特徴として、目まぐるしく変わる状況、コンタクトやスピードの中、自分以外の9人やスペースを見ながらプレーしなければいけません。決まりきったことが起きません。
Level 1 の声のような決まりきったワードであれば答えはあるでしょう。
でも
彼女は声のことを教えられたでしょうか?
6年生だからやれたのでしょうか?
彼女だからやれたのでしょうか?
それは彼女が仲間想いで、常に仲間のために出来ることをやるという信念があるからだと思います。だからこそ仲間の心に響き、チカラをくれるのだと思います。
バスケが下手でもいい。
走るのだって遅くてもいい。
運動自体が苦手でもいい。
強くなくてもいい。
指導者としてこんなことを書くことは指導者失格かもしれません。
仲間を想って、
仲間のために、
自分がやれることをやってほしい。
声を張り上げて仲間のプレーの後押しをしてあげてほしい。
良いプレーには大袈裟に「ナイス!」「いいぞー!」と喜んで、
上手くいかなくても「ドンマイ!次!」「大丈夫だぞ!」って言って支えてあげてほしい。
指導者の私なんかより、
きっと仲間の声が一番届くはず。
ずっと一緒にキツい練習を頑張っている仲間なんだから。
言われたからやるではなく、
「仲間のために自分がやれることをやる」
全員が自分からそういう思いやりを持つだけで、きっと素晴らしいチームになれるから。
そして私も反省するべき。
見守ることも必要だし、
粘り強く伝えていかないといけない。
よし、切り替えて!今日からまた頑張ろう!