AとDAとD その2






・実機解説(含、妄想オレ設定。田口トモロヲ声での脳内再生を推奨)
 1999年7月。異星人の戦闘艦の地球落下がもたらした混乱と、それに続く統合戦争の勃発は、迷走を続けていた日本のFS-X(次期支援戦闘機)計画に止めを刺した。
 技術者たちには、新たに異星人のオーバーテクノロジーを利用した可変戦闘機の開発が命じられた。VF-0だった。
 だが、開発現場で主導権を握ったのは、戦闘機開発の経験豊富な旧米国の技術者たちだった。

 「このままでは、オレ達の経験を生かす場がなくなってしまう!」
 次第に日影に追いやられて行く旧日本の技術者たちは焦っていた。
 当初の独自開発の計画が、米国の横槍で共同開発となり、最終的に計画中止となったFS-Xの悪夢がよぎっていた。
 そんな中、一人の技術者が言った
 「FS-X計画の理念を、VF-0開発に応用できないか?」
 
 …これは、祖国と自らと名誉のために未知の技術と戦った、技術者たちの物語である…

♪風の中の昴〜
 (↓オープニングにかぶさるテロップね)
 1999年 世界は混乱に陥っていた
 激化する統合戦争
 下された 非情な決断
 経験豊富な海外の技術者
 自分たちの理念は 間違っていない
 独自開発の道へ
 収まらない 振動
 間に合わない エンジン
 帰ってきた 伝説の名パイロット
 運命のテストフライト スロットルが開かれた

 翼よ よみがえれ 最後の国産支援戦闘機 VF-0D開発計画


…って、予想以上に長くなったので、地の文に戻しますけど(^。^;)
 要はVF-0Aから、余分な重量となる可変後退翼を取り外し、替わりに大型で丈夫なデルタ翼を取り付ける事で、搭載力と航続距離を増大させ、運動能力の向上も狙ったタイプがVF-0Dで、ベースの機体の主翼を大型化することで能力の向上を目指すと言うのが、F-16→F-2のそれと同じなので色々と妄想してみたという話ですわ(^。^;)
 大小の安定翼が幾つか付いているので、機体の安定に苦労したのかもしれませんね。


・キット解説
 先に発売されたVF-0Aと同様に、「飛行機のハセガワ」らしい出来を維持しつつ、組み易さも考慮されたキットです。(つか共通パーツも多い)
 VF-0Aでは取り付け位置がよく判らずにナンギした「足」の部分の安定翼も、取り付け部分の形を変更することにより、取り付けやすくなっています。
 ですが、機首と胴体部分の「合い」の悪さはVF-0Aのままで残念です。


・製作
吊るし物満載






 ほぼキットのまま素組みなのですが、大きく変更したのは「足」の部分のコンフォーマルタンクと、主翼下面の「吊るし物」。

 燃料補給不要な熱核エンジンの開発が間に合わず、通常のジェットエンジンを搭載したVF-0。D型では可変後退翼の機器が無くなった分燃料搭載位置は増えていると思われますが、それでもたりなさそうなので、D型のキットには付いて無いコンフォーマルタンク(機体と一体化した増加燃料タンク)のパーツを、買った物の作るアテが無い(~ヘ~;)VF-0B(可変後退翼型の複座型)のキットから持って来ています。と言っても、主翼の形状の違いからそのままでは付かないので、主翼と干渉する部分を、現物あわせでゴリゴリ削って有ります。

 爆弾など「吊るし物」は支援戦闘機らしさを出すためにつけることに、せっかくなので標準タイプの爆弾であるMK-82×18発などの満載状態です。つかこの状態では空母よりの発艦は無理?!

 外側のパイロンに吊り下げてある左右各3発は延長信管つきの物として有ります。
 そもそも、「スマート・ボム(賢い爆弾)」を用いたハイテク・ピンポイント爆撃全盛の現在では、このような「ダムボム(馬鹿爆弾)」満載というのは流行らないのですが、まぁこの方が見た目が派手だから良いでしょう。一応、内外に向けたプロパガンダフィルムの撮影のためこのような兵装になったと言う言い訳裏設定を用意してあります。延長信管つきの爆弾が混ざってるのは、投下した爆弾の「爆発シーン」をハデにするためと言う事で…
(実際には、ハセガワの「武器セット」に入っているMK-82の数が、通常型12発、延長信管付き6発という内容だったから) 

 翼端のパイロンには自衛隊っぽさを出すために、国産の空対空ミサイルAAM-3を2発と。見た目を派手にするために、往年のA-6イントルーダーのように、長距離侵攻ミッションをすることを考えて、ECMポッド×1をそれぞれ両翼に取り付けてあります。

 前述のように長距離侵攻もしようと思うと、コンフォーマルタンクだけではまだ航続距離に不安があったので(^。^;)、主翼の一番内側には増槽を取り付けてあります、これはパイロンと共にF-15のキットから…
 ちなみにMK-82を下げているパイロンはF/A-18の物です。翼端のパイロンはキットの物。

 各パイロン取り付け位置は、主翼の下面にそれらしいモールドが有るのですが、そのままだと間隔が狭く感じたので、モールどの位置を参考に微調整して取り付けてあります。変形時に増槽が肩の部分と干渉しそうな気がしますが、多分気のせいです。(^。^;)


・塗装とマーキング
F-2 複座型2号機




 もともとの設定がF-2の102号機(プロトタイプ機)の1機とほぼ同じようだったので、
 上面インターミディエイトブルー、下面イングニシアホワイト、機首のレドーム付近はライトゴーストグレイと言う、F-2 102号機とほぼ同じ塗装にする事に。(設定では原色に近いブルーが塗られている)
 設定に有った白帯は廃止、ブルーとホワイトの塗り分け位置もその方が塗装が簡単だから設定とは違い、F-2 102号機のそれに習っています。

APW




 マーキングは、主翼端の垂直尾翼(?)に、プラッツの1/144 F-4EJファントム用デカールから、岐阜(各務ヶ原)基地の航空実験団所属を示す「APW」マークを貼ってあります。機番も同でカールから…F-4EJ2号機そのまんまの番号になっています。
 組織改変で部隊名が「飛行開発実験団」と変り、「APW」の文字が消えてしまいましたが、仲間内数名では未だに「APWマーク」で通っています(^。^;) 派手さは無いですが中々秀逸なマークだと思います。
 あと、コクピット後方に、マクロスオプションデカールの中から適当に切った貼ったしたパーソナルマークをつけた以外はほぼ指示のままです。
 塗装とあいまって、微妙にイケて無い感じがリアルっぽい気がして、ワタシは結構お気に入りですが、どうでしょう?(^。^;)

 今回初めての試みとして(笑)動翼部分にスミ入れをして見ました、ガンダムマーカーのスミ入れペンを使えば簡単に出来ますね。はみ出しても消しペンで簡単に修正可なのが楽でいいです。