学会で勉強してきました ~1日目~は一つ下にあります。

今回は、8月24日~26日に外来小児科学会学術集会に行ってきました話の2日目です。

午前中は「虐待」についての講義を聞いてきました。
昨今いろいろと話題になっている虐待ですが、今回は「BEAMS」という虐待対応の啓発プログラムというものの講義を聞いてきました。悲しいことですが、虐待が疑われる症例もこれまでに何例も経験しています。そういった経験もあるのですが、今一度、虐待に関しての勉強をしてきました。

こんな状態から虐待を疑うといった講義はもちろんのこと、虐待対応の目的は犯人探しではなく、子供の保護と家庭支援のきっかけとするというお話など、幅広いお話を聞くことができました。


お昼には「夜尿症」の話を聞いてきました。
最近怪我とかいろんな病気を見ているので自分が何科の医者なのかわからなくなることはありますが、私の専門はもちろん「小児科」です。
その中でも、「小児内分泌学」というかなりニッチな分野の勉強をしていました。
内分泌学を専門にしている医者はそれほど多くないし、実際患者さんもそこまで多くはありません。
ただ、「背が低い(低身長)」や「夜尿症」となると、病院に受診をしていない(診察を受けたことのない)方はそれなりの人数がいるのではないかと思います。

少々話がそれましたが、夜尿症の基本は「生活指導」と「薬物療法」なのですが、今回はその二つに加わる治療方法、「アラーム療法」について勉強してきました。
詳細は省きますが、治療の選択肢の一つとして考えてもいいものかなぁ、と思って聞いていました。


最後に、「抗菌薬適正使用」についての講義を聞いてきました。
当院に来院されている方は、私があまり抗生剤を処方しないのはご存知だと思います(もちろん、必要な症例には処方していますが)。
同じように抗生剤をあまり使わない他のクリニックの先生と症例についてのディスカッションをして、これもいい勉強になりました。

この日はとても忙しく、それぞれのセミナーの休憩時間が短く、広いフォーラム内の会場と会場の間を走って移動するというハードな1日でした。

診療をお休みしてでも聞いた価値があるものでしたし、これからの診療にフィードバックしていきたいと思います。

あれ、24~26日なら3日じゃないの?というところに気がつかれた方がいらっしゃったかと思います。
実は1日は夜のみのプログラムで、これも虐待のお話(実は2日目に聞いた話のダイジェストっぽいものでした^^;)でしたので省略しました。