2008年12月07日

初氷

毎月第一日曜日は自治会の古紙回収日である。収益は子ども会の運営費にあてる。新聞雑誌ダンボールは一月の間に山のようにたまり、一度で回収場所まではこびきれない。日曜日なのに、いつものように早く起きて、人通りのないうちに、車で運ぶことにしている。
 朝の一仕事を終えて、家の周りをみると、夏金魚を飼っていた水槽の水に薄い氷がはっていた。今年初めてみる結氷に驚いた。暑い日が長く続いたのと、地球温暖化現象で、寒い日が来るのを忘れていたのだった。12月であたりまえのことなのにびっくりしてしまった。
 手足の指先がしびれるほど冷たくなって、下を見ると木蓮の葉っぱで地面が見えない。隣の駐車場をのぞくと、そこも我が家の葉っぱで覆われていた。急いで掃除にかかる。落ち葉は20リットルのゴミ袋いっぱいになった。かきあつめながら、昔、落ち葉の焚き火でおいもを焼いたのを思い出した。
 千葉の実家は雑木林を切り開いた宅地にある。四十年前はまだ家もまばらで、家の前は広い空き地になっていた。冬になると、落ち葉や枯れ草をかき集めて、アルミホイルに包んだジャガイモやサツマイモをしのばせ、焚き火をした。熱々のジャガイモにバターをつけて、ふうふう言いながら頂く。冷たい風も気持ちよくてなんとも幸せな気持ちだった。そういえば、結婚して間もない頃、我が家に来た亭主がこのたきびのジャガイモを食べて感激していたっけ。笑顔で人当たりのいい男だった。
 あれから三十八年、歳月は人も自然も変える・・・・。千葉の実家の周りは家がびっしり立ち並び、亭主には昔の面影は少しもない。
今年の暮れから正月は久しぶりに実家で過ごそう。
 



babamama_123 at 11:47コメント(0)トラックバック(0) 
ばあばの日常 

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ばばまま
2人の孫がいるお婆ちゃんです。平成17年4月、幸運なことに、非常勤講師として教壇にたつことになりました。孫のような生徒を相手に悪戦苦闘の開始となりそう。