2012年09月18日
スイスで夏休みでメカ三昧(1) --- 2011年5月中旬の病院,もう若くないんです!
すでに9月も中旬を過ぎ,こっちは肌寒いくらいのお天気.世間はICRAの締切やらロボット学会やらなご様子ですが,のどかに牛たん煮たり魚蒸したりしております.そして前回の記事で「11点在庫あり」だった拙書,なんと「9冊在庫あり」になっておりました!嬉しくて小躍り.
で,もう1か月も前の話ですが,夏休みにスイスの湖やら山やら,メカやらを見てまいりました.最後,おかしいのが混じっておりますが,レマン湖→ツェルマット(マッターホルン)→ヌーシャテル周辺のルートで.
レマン湖の移動も兼ねた遊覧船のエンジンのクランク部分がむき出しで,機械油入れとそこに満たされた金の機械油が素敵で,思わず風景より興奮.

動いているところもまた迫力で,某准と交代で見に行ってみたり.
そして山,マッターホルンを背景にモデルとして労働中のワンコ達.山岳列車通勤で1日8時間労働をしているそうな,暑そう.

触りたい,けど触ったらお金取られるんじゃないかと不安で微妙な距離を取りつつ,コミュニケーションを図る↓.・・・が,暑さでぐったりしておりました.

まあ,結局写真撮ってもらったんですけどね・・・.
で,もう1か月も前の話ですが,夏休みにスイスの湖やら山やら,メカやらを見てまいりました.最後,おかしいのが混じっておりますが,レマン湖→ツェルマット(マッターホルン)→ヌーシャテル周辺のルートで.
レマン湖の移動も兼ねた遊覧船のエンジンのクランク部分がむき出しで,機械油入れとそこに満たされた金の機械油が素敵で,思わず風景より興奮.

動いているところもまた迫力で,某准と交代で見に行ってみたり.
そして山,マッターホルンを背景にモデルとして労働中のワンコ達.山岳列車通勤で1日8時間労働をしているそうな,暑そう.

触りたい,けど触ったらお金取られるんじゃないかと不安で微妙な距離を取りつつ,コミュニケーションを図る↓.・・・が,暑さでぐったりしておりました.

まあ,結局写真撮ってもらったんですけどね・・・.
さて,5月中旬の某日,確か某准が午前中に帰国してきたので,午後から予約していた病院へと送ってもらっていく.どれくらい時間がかかるかわからないし,メインは産婦人科で+内科&乳腺外科な病院だったので中で待っているのも気まずいだろうと思い,適当に時間をつぶしていてもらうことにして一人診察へ.比較的若い感じの丸っこいお医者さん,とりあえずマンモグラフィということで人生初のマンモグラフィ体験へ.
・・・男性諸氏にはマンモグラフィと言われてもピンとこないかと思いますが,簡単にいえば乳房部のX線写真です.ただ,乳房内の乳腺(母乳が作られるところ)を見るためにはそのまま撮影したのでは乳房の脂肪が邪魔になるし複数の乳腺が重なり合って見えにくいため,万力に透明のアクリル板を両方につけたような装置で,乳房をせんべい状にはさんで押し潰して撮影します,それも上下にペタンコ左右にペタンコと.できるだけ薄くした方が結果がよく見えるのか,まあ思い切り挟まれること挟まれること.割と痛い,もうちょっと胸が小さかったらもっと痛いだろうに,むしろ男性の乳がん疑いの患者さんはどうするんだろう・・・.そんな痛みの中で,前立腺がんだって触診だけじゃなくてこうやってX線撮影すればいいのに!と半ば八つ当たり気味に考えたりもしましたが,いやそれだと放射線が生殖のための活動にもろに影響するのかしらと考え直してみたり.
そんなことを逡巡していた撮影後,再度診察室に入り,今度は触診とエコー検査(若いと乳腺が発達しているからマンモグラフィよりもエコーの方が病変部が発見しやすい場合があるんだって).「うーん,確かに右胸に何かありますねー,まあエコーで見てみますか」と,割とのどかな雰囲気でエコー検査へ.診察台に横になり,部屋の照明を落とす先生.「あ,照明を落とすのはエコー画面を見やすくするためですからね!」と慌ててフォローを入れる先生,いやそんな心配はしていない.電気誘導をよくするジェルを塗られて,我が胸に走査器が当てられる.興味深くエコー画面を眺めて「どっちの軸が奥行きですか?」とか質問し,学生時代の研究室で昔やっていた地雷発見システムに似ているなぁ,データ処理したらもっとはっきり見えるんじゃないかなーとか考えてしまう職業病.
まずは異常の見られない左胸を走査して「左胸はきれいなもんですねー,じゃあ右胸を」と,右胸へと走査器が移行.そして走査器がしこりらしきものの上を通過した瞬間,お医者さんの,いや部屋の空気が明らかに変わったのを感じた.気温がすっと下がったような,張り詰めたような.『あ,何かよくないものなんだろうな』と,それで察したのを覚えている.何枚かその部分のエコー画像を印刷し,「ふたつの可能性があります」と,お医者さんが話し出した.
「ひとつは良性の乳腺炎の可能性,もうひとつは初期の乳がんの可能性です.それをはっきりさせるために,このしこりの部分に針を刺して細胞を吸い取って,病理検査を行います」
分かりました,というと運ばれてきたニューマシン.畳針くらいの針に細いチューブがつながり,そのチューブがマシンに接続されている.多分マシン内にコンプレッサがあるのだろう.注射の逆バージョンぐらいで考えていたのだが,意外と大物が出てきたことに多少ビビる.
エコー画面でしこりの位置を確認しながら,針が刺される.そこまでは注射レベルでまだ大丈夫だったのだが,そこからマシンのスイッチが入って,細胞を吸い込むための負圧がかかるともう,何かに例えたいけど思いつかない種類の痛み.さらに複数のサンプルを取るために針をしこり内で動かされる.ぐぐぐ,とうなる私に,看護師さんが「若いから組織が丈夫な証拠ですよ,大丈夫」と慰めてくれたのだが,それどころじゃない私はつい血迷って変なことを口走ってしまう.
「すみません!見た目ほどそんなに若くないんです!」
それに対する看護師さんの対応.
「あらー,ここに横になる方の中では十分若い方ですよー」
・・・それは微妙に喜んでいいのか悲しんでいいのかわからないぞ,と思っている間に,そこそこ細胞がゲットできたらしく,やっと解放.「検査の結果が出るのが1週間後なので,そのときにまた来院ください」と言われる.どうしよう,それまで一人で千葉に留まるべきか,飛行機代が勿体ないけど函館に一度帰るべきか・・・.そこで再度困ったときの姉頼みでメールすると「帰ってきなさい,朔の世話もあるし!」と,また朔の(短期)乳母生活に戻ることに.
迎えに来てくれた某准と合流し,函館に戻ることと,来週は診察に同席してもらうことを打ち合わせ,当初の計画とはまた違った理由で帰函準備.両親には,とりあえずはっきりするまではと思い「いったん戻るけど,ちょっとまた用事ができちゃって,来週もう一度千葉に行くことになったから」とだけ伝えて実家に戻ったら,朔二郎は私のことを覚えているのかどうかも怪しい反応,切ない・・・.
しかしそもそも,看護師さんはカルテを見ているから私の実年齢なんて承知の上だったんだな,と思うと,今でもちょっと,恥ずかしいのです.
・・・男性諸氏にはマンモグラフィと言われてもピンとこないかと思いますが,簡単にいえば乳房部のX線写真です.ただ,乳房内の乳腺(母乳が作られるところ)を見るためにはそのまま撮影したのでは乳房の脂肪が邪魔になるし複数の乳腺が重なり合って見えにくいため,万力に透明のアクリル板を両方につけたような装置で,乳房をせんべい状にはさんで押し潰して撮影します,それも上下にペタンコ左右にペタンコと.できるだけ薄くした方が結果がよく見えるのか,まあ思い切り挟まれること挟まれること.割と痛い,もうちょっと胸が小さかったらもっと痛いだろうに,むしろ男性の乳がん疑いの患者さんはどうするんだろう・・・.そんな痛みの中で,前立腺がんだって触診だけじゃなくてこうやってX線撮影すればいいのに!と半ば八つ当たり気味に考えたりもしましたが,いやそれだと放射線が生殖のための活動にもろに影響するのかしらと考え直してみたり.
そんなことを逡巡していた撮影後,再度診察室に入り,今度は触診とエコー検査(若いと乳腺が発達しているからマンモグラフィよりもエコーの方が病変部が発見しやすい場合があるんだって).「うーん,確かに右胸に何かありますねー,まあエコーで見てみますか」と,割とのどかな雰囲気でエコー検査へ.診察台に横になり,部屋の照明を落とす先生.「あ,照明を落とすのはエコー画面を見やすくするためですからね!」と慌ててフォローを入れる先生,いやそんな心配はしていない.電気誘導をよくするジェルを塗られて,我が胸に走査器が当てられる.興味深くエコー画面を眺めて「どっちの軸が奥行きですか?」とか質問し,学生時代の研究室で昔やっていた地雷発見システムに似ているなぁ,データ処理したらもっとはっきり見えるんじゃないかなーとか考えてしまう職業病.
まずは異常の見られない左胸を走査して「左胸はきれいなもんですねー,じゃあ右胸を」と,右胸へと走査器が移行.そして走査器がしこりらしきものの上を通過した瞬間,お医者さんの,いや部屋の空気が明らかに変わったのを感じた.気温がすっと下がったような,張り詰めたような.『あ,何かよくないものなんだろうな』と,それで察したのを覚えている.何枚かその部分のエコー画像を印刷し,「ふたつの可能性があります」と,お医者さんが話し出した.
「ひとつは良性の乳腺炎の可能性,もうひとつは初期の乳がんの可能性です.それをはっきりさせるために,このしこりの部分に針を刺して細胞を吸い取って,病理検査を行います」
分かりました,というと運ばれてきたニューマシン.畳針くらいの針に細いチューブがつながり,そのチューブがマシンに接続されている.多分マシン内にコンプレッサがあるのだろう.注射の逆バージョンぐらいで考えていたのだが,意外と大物が出てきたことに多少ビビる.
エコー画面でしこりの位置を確認しながら,針が刺される.そこまでは注射レベルでまだ大丈夫だったのだが,そこからマシンのスイッチが入って,細胞を吸い込むための負圧がかかるともう,何かに例えたいけど思いつかない種類の痛み.さらに複数のサンプルを取るために針をしこり内で動かされる.ぐぐぐ,とうなる私に,看護師さんが「若いから組織が丈夫な証拠ですよ,大丈夫」と慰めてくれたのだが,それどころじゃない私はつい血迷って変なことを口走ってしまう.
「すみません!見た目ほどそんなに若くないんです!」
それに対する看護師さんの対応.
「あらー,ここに横になる方の中では十分若い方ですよー」
・・・それは微妙に喜んでいいのか悲しんでいいのかわからないぞ,と思っている間に,そこそこ細胞がゲットできたらしく,やっと解放.「検査の結果が出るのが1週間後なので,そのときにまた来院ください」と言われる.どうしよう,それまで一人で千葉に留まるべきか,飛行機代が勿体ないけど函館に一度帰るべきか・・・.そこで再度困ったときの姉頼みでメールすると「帰ってきなさい,朔の世話もあるし!」と,また朔の(短期)乳母生活に戻ることに.
迎えに来てくれた某准と合流し,函館に戻ることと,来週は診察に同席してもらうことを打ち合わせ,当初の計画とはまた違った理由で帰函準備.両親には,とりあえずはっきりするまではと思い「いったん戻るけど,ちょっとまた用事ができちゃって,来週もう一度千葉に行くことになったから」とだけ伝えて実家に戻ったら,朔二郎は私のことを覚えているのかどうかも怪しい反応,切ない・・・.
しかしそもそも,看護師さんはカルテを見ているから私の実年齢なんて承知の上だったんだな,と思うと,今でもちょっと,恥ずかしいのです.
baby_touch at 20:48│Comments(2)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
1. Posted by きくち 2012年09月18日 23:55
○ ____
‖ |
‖頑張れ♡|
‖ |
‖ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
(`・ω・‖
丶 つ0
しーJ
‖ |
‖頑張れ♡|
‖ |
‖ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
(`・ω・‖
丶 つ0
しーJ
2. Posted by kumicho 2012年09月19日 12:50
「もうちょっと胸が小さかったらもっと痛いだろうに」・・・激痛でしたとも。
それにしても、お久しぶりです。フランスにいらっしゃるんですね。
今週から来週にかけて、パリへ遊びに行く予定です。やっぱり、寒いんだねぇ
それにしても、お久しぶりです。フランスにいらっしゃるんですね。
今週から来週にかけて、パリへ遊びに行く予定です。やっぱり、寒いんだねぇ

