kanzen2014


今年も「ベビー用品完全ガイド」が出ました。
私はベビーカーとチャイルドシートのコーナーを担当。ライターさんに時間をかけて製品の解説させて頂き、記事に仕立てて頂きました。

メーカーの意図というものは、なかなかユーザーに届くものではありません。しっかりしたフレームで安心なものを作ろうとした製品が、軽さを求めるユーザーに届いたら「重くて使いものにならない」と酷評されることもあります。軽さを追求した製品が、安定感を求めるユーザーに届くと「華奢すぎて不安定に感じる」と言われてしまったり。

買い物に向くもの、バス移動に最適なもの、アウトドアに最適なものなど、ベビーカーには志向性があります。

まず、自分がどのようなイメージのベビーカーを求めているのか、ユーザーに使用シーンを具体的に描いて頂いて、製品を選ぶことが、製品の良し悪し以前に大切なポイントであることを編集社にも理解頂き、記事にして頂きました。ライターさんの熱心さのおかげもあり、とてもわかりやすく、何気に深い記事となっています。

チャイルドシートは安全基準の進化に伴い、新しい概念の製品も出てきている反面、安全基準がどんどん変わるために、メーカーが新製品を投入するタイミングを計りづらくなっているところもあります。
安全性を追求するなら、欧州の製品群が実績があり、取付機構も最新のものがありますが、湿気の多い日本の気候に合わせた製品を、とか、肌触りやクッション性の良いものを、といったきめの細かい配慮については、やはり日本のメーカーのものが優れているところもあります。安くても割り切れば使えるもの、高いけど安全性に優れていものなど、検討に値する物を並べました。

チャイルドシートは、今後、日本メーカーのきめの細かい配慮や多機能さと、海外メーカーの先進的な発想の融合が期待されます。グローバルな進化に目が馳せません。

手前味噌ですが、この「完全ガイド」は、メーカーの広告が一切絡んでいないので、私達監修にあたるものが、正直な気持ちで解説したものが反映しています。初めて育児に関わる方には、とても参考になる1冊と思います。