寝る前にメモを。


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   ブラックジャックによろしく 9巻



「ブラックジャックによろしく 」という漫画を描いた作者である

佐藤秀峰氏は、ちょっと変わった人だ。

彼の漫画人生の軌跡を辿ると、「ブラックジャックに・・」の主人公と

被ってしまうほど
「これでいいのか?」
という疑問を(出版社やテレビ局に)投げかけ、訴え、世の中でいう
ところの「損な」生き方と思われるような試みを続けている。


でも、嫌いではない。

だってその人の人生なのだから。

損か得かは最期までわからない。 
勝手に「損」と書いて、ごめんなさい。 


この漫画の「精神科編」は、少し前の精神科病棟の“現状”を描いている。
でも、あの当時だったら「地域支援」が今ほど声高には言われていな
かった頃なので、「まんま」に近い病院もあったかもしれない。

とにかく、描写がリアルなのだ。


「ブラックジャックによろしく」とは?
 臨床研修制度の不条理さ、医局の都合により歪められる医療、健康保険
制度の矛盾、患者や家族との葛藤などを経て主人公は成長してゆく。
(Wikipediaより)


すごく簡単に解説するとこんな感じだ。
この漫画(1巻〜13巻)を作者の佐藤氏は、なんとオールフリーで
解禁にしてしまった。

フリーとなった漫画には当然、印税が発生しない。
誰でも二次使用してよいのだ。

「ブラよろ」は、 iPhoneやipadなどのiOS、さらにはAndroidアプリとなり、ネットでも
自由に読めるようになり、コンビニでは安い漫画本として販売されたり。

あれよあれよといううちに、100万人近い人が「ブラよろ」を読むと
いう事態に。

よいことではあるんだけど、気になるのは「精神科編」だ。

ちょっと古いんだけどな。
就労支援とか、生活支援の下りが載ってないんだけどな。
地域移行って言葉もなかったな。
 

今は、いろんな職種の人たちが精神科病棟を飛び出して、地域の中で
がんばってるんだけどな。

中(院内)と外(生活)のつながり方も変わってきてるんだけどな。

リアルなんだけど、ちょっと古い「精神科編」。
(他の科はよくわかりません)

タブレット、スマートフォンをお持ちの方で「読んだことがない」という
方は機会があれば、ぜひ一度読んでいただきたい。 


全巻フリーです。