お試し版を読んだら止まらず、気がつけば全巻読んでしまっていた。
伏線が沢山張られている上に時間軸もばらばら、おまけに登場人物も
多いこの漫画を映画化するのは相当難しいだろう。
でも、映画化されていた。
おそらく色々な情景が相当削ぎ落されていると思うので 実写版は観ない方に決定。





時々ふと思う時がある。
抱えて生きていくということは実に難儀なもんやなぁ・・と。


たぶん、墓場までもっていくことが人より少し多いと思う。
年追う毎に増えているような気さえする。
それでも仕事を変えないのはどうしてか、自分でもよくわからない。
突き動かされる何かがあるのかもしれないし、何もないのかもしれない。


いや、違う。


息子が愛しいから辞めないのかもしれない。
彼は私の仕事と接点はない。
何もない。

けれど。

心のどこかでいつも思っている。

私に何かあったら、必ず誰かが息子を支えてくれるだろう。
放っておきはしないだろう。
だって、今まで沢山の人を一緒に支えてきたじゃないか。
いざという時の勇気と覚悟を行動で見せてきたじゃないか。
受け継いだ人がきっと息子を助けてくれる。

そんな風に自分勝手に思っている。


間接的で遠回しで、全く以て直線的でない愛なんだけど、
息子は、
知ってか知らずか、今日もただただ穏やかな休日を過ごしている。



若くして急逝した人たちのことを思いながらこの漫画を読んでいたら、なぜだか涙が止まらなくなった。
そういう人たち(ご家族)と出会うのもこの仕事の必然性だと考えると、見届ける中の一人に選ばれたと捉えてもよいのかもしれない。


死を受け止めるというのは、そう簡単なことではない。

乗り越えるものではなく、
乗り越えさせるものでもない。

潔く柔く

なんだろうなぁ。


自分はまだまだだ。
潔くもなく柔くもないけれど、いつかはそうなりたいと願っている。