自画像(レンブラント)

カラバッジョで始まったバロックの絵画は光を巧く使います。フェルメールよりも強く斜め上から被写体に当てる光はレンブラントライト、微妙な陰影が深い情感を効果的に表現します。
前回エントリーの夜警が人生としてはピークの頃で後は下る一方、金銭が絡むことに良心的でなかった性格や借金に追われて破産した生活、起訴ばかりしていた事に社会的な問題があったとしても画家としての評価は別です。この作品は自身を聖人に見立てて描いた自画像、、過去の失意と苦悩をかみしめる年月を振り返るように、晩年の作品になるほど深く純粋に心慰める豊かな味わいある表情になります。これが報われないのが残念なところです。

衣替え

タンクを替えたブロンコです。黄色いタンクばかりが目立っていましたがグレーに替えてしっくり落ち着いた雰囲気になり、林のの中にブロンコ全体があるといった感じです。印象いいんじゃないでしょうか。
車の場合はフロントマスクと言うけど、今のバイクはカウリングで覆われてしまってタンクがバイクの顔になっているという車種はそれほど多くありませんね。昔の見方なんでしょうが基本メカニズムが見えていないバイクはパソコンのようで記憶に残らないし区別もつきません。20年くらい前に発売になったときはまるで見向きもされなくてすぐに発売が終わってしまい不人気車の代名詞のようなブロンコですが、退職後のリターンライダーが乗るのにますます相応しいバイクになってこれからも大事にしたいですね。

グレーのタンク

ブロンコの燃料タンクの色は基本的に2色、黄色とグレーです。スタイル的にどちらが似合うのかよく分かりません。目立つ、目立たないで比べると黄色の方が目立ちそうで安全かも知れません。どちらにするか中古を探すときに迷いましたがゴッホが好きだから黄色にした、というのは嘘で元気になる色という意味不明な理由で黄色にした記憶があります。いまだにどちらがよいのか迷うので程度の良いグレーのタンクがあれば替えてみたいと思っていました。ここのところ連敗続きのオークションでしたが入札者が4人いたにもかかわらず時間前に1回入札したらあっけなく終了してしまいリーズナブルな価格で落札することが出来ました。品物は今日届き予想以上に程度の良いもので安心しましたが他にパーツなど必要かも知れないので取り付けは少し先になると思います。

野蛮な物語(ゴーギャン)

2度目のタヒチは1度目よりも経済的に苦しくさらに病気がち、体力の衰えもありつらいことばかり、最後の気力を振り絞ってさらに1400Km離れたマルキーズ諸島に移動して描いた最晩年の作品です。
前のふたりは現地の方、後ろの方はイメージで描いた以前知り合いの画家だそう、ふたりの表情とは違い怪しい雰囲気です。原始の楽園を期待して移り住んだタヒチですが晩年は自殺未遂事件を起こしたり、病気にもなったりで実はパリに帰りたがっていたそう。その旨を書いた友人宛の手紙の返事は「遠く離れた楽園から作品を送ってくる伝説の画家のイメージを崩すな」です。ゴッホも大変だったけどポスト印象派3人の中では一番惨めというか哀れで絵も暗いです。自分で選んだ道だからしかたないけどちょっとかわいそう、この作品を描いた翌年、ゴーギャンは54歳で亡くなります。

シャルパンティエ夫人とその子供たち(ルノワール)

富豪シャルパンティエの奥さんと2人の子供、左の女の子は大きな犬に座っています。真ん中の子も女の子に見えますが男でポール君です。女装は当時のリッチなセレブのファッションだそうです。
ルノワールは印象派グループの重要なメンバーのひとり、でも第4回印象派展には不参加でサロンに出展します。ドガとピサロの意見の違いの他にルノワールには別の事情があったよう。画家が作品を売る場合、写実派の頃まではサロンに出品して入選して作品を認めてもらい販売するのが一般的、印象派の時代になると画商が画家から作品を預かり展示して販売するという方法が可能になります。この画商のことをパトロンと言うそう、シャンパルティエはルノワールのパトロン、大事な取引先の家族ですから絵は美しく仕上げます。背に腹は代えられなかったのか、陶磁器の絵付け師から苦労して画家になったルノワールはこんなことも重なって印象派とは別な方向に行ってしまったのではと勝手に思っています。
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