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今回は森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』です。
『夜は短し歩けよ乙女』は2006年11月角川書店より出版された作品。2008年12月同じく角川書店より文庫化。第20回山本周五郎賞受賞、第137回直木賞候補、2007年本屋大賞第2位。
文庫カバーから抜粋
『「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気付かない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねぇ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!』
以下の四章で構成されています。
一章 夜は短し歩けよ乙女
二章 深海魚たち
三章 御都合主義者かく語りき
四章 魔風邪恋風邪
天然系の女の子「黒髪の乙女」と、彼女に想いを寄せる「先輩」の二人が語り手です。それぞれの視点で、各章で起きる珍事件が進んでいきます。
森見登美彦先生の作品を読んで三作目ですが、相変わらず登場人物のキャラクタがいい!堕落した男子大学生の視点だけでなく、天然な乙女の視点からも描いているところがまたいいですね。『四畳半神話大系』にも登場した樋口、羽貫も頻繁に出てきます。女性視点を入れただけあって、男臭さは減りましたね。
文章は『四畳半神話大系』よりもさらに軽くなってます。軽くはなっていますが、エッセンスは一緒といって伝わるでしょうか。妙な言い回し、過度の妄想なんかはちゃんと残ってます。洗練された結果、読みやすい文章になっている感じ。
現実に入り混じったファンタジーも健在。森見先生が描くと、ファンタジー部分が自然に感じられます。登場人物が個性的だからでしょうか。
こういう恋愛小説っていいですね。
「おともだちパンチ」はすごく気に入りました。
老若男女問わず、いろんな人に読んでほしい作品です。
森見登美彦の人気作はこちら。
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コンサさんは元札幌の方だったんですね!
私も今年度限りですが札幌育ちなのです◎
同じ系列の本屋さんでも大阪では雰囲気が違ったりするんですか?