Cabaret BAHIA

熊本市上通りと並木坂の境から坊主通りに入った、 昔の旅籠を改装したカバレ「BAHIA」をご紹介 します。 熊本市上通町10-6-2F phone (096)323-8061

July 11, 2018

「銀の画鋲」続編 「舞台の下手」 第3章

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  「銀の画鋲」続編 「舞台の下手」 第3章


私とムッシュワルツは毎朝、温めたミルクを飲む。

私がミルクの配達の仕事を辞めたあと、その仕事は肉屋のイワン・オルコットの奥さんのジョバンナが引き継いだ。ジョバンナは頬っぺたがとても丸くてお尻も大きくて胸ときたら格別に豊かだ。肌もピンクに輝いている。手で丁寧にこねたパン生地で創ったビーナスみたいだ。柔らかくて弾力があって抱きしめられたらきっとすぐ眠ってしまう。赤児のように。きっと、私も。
誉れ高い石像のガートルードとは大違い。

ミルクカップに口をつけるたびにジョバンナのミルクは美味いとムッシュワルツは口癖のように言う。正確な言い方をすれば「ジョバンナが届けてくれるミルクは美味い」なんだけどな、じいさん。

ムッシュワルツはきっとしあわせな錯覚をしているに違いない。ジョバンナのお乳を飲んでいるつもりだ。ムッシュワルツの安らいだ顔を眺めていると、だから、私もしあわせになる。ムッシュワルツ、年をとるっていいことだよ。

「カトリーヌ、ムッシュの好きなパンだよ」
「ここに掛けておくから」
と扉の外から今朝、ジョバンナの声がした。
緑の重たい扉を開けると、壊れかけた木のノブにパンのはいったネル生地の袋が掛けてあった。少し汚れた、ミルクと同じ色の袋。入っているのは木の実と干したベリーがたくさん練りこまれた重たいパンだ。まだ温かい。出来立てのパン。じいさんを起こさなくちゃ。

私は一日おきにイロンデイルの屋敷に仕事に行く。だから一日おきにワルツじいさんと「サンキエム・セゾン」で過ごせる。今日も一緒に過ごすことができる。

「じいさん、この本読んであげようか」
ジョバンナのパンを食べたあとワルツじいさんはぼんやり窓の外を眺めていた。
あの日からワルツじいさんはぼんやりしている時間が長くなった。
「何の本か知らんが、あまり難しい本はわしにはわからんぞ」
「いいから、聞いて」
それは「冬の木の根」というとても短い小さな小説だった。
本棚に並べられているこの本の背表紙をルルは時折うっとりと見上げていた。そんな時、私が声を掛けるとルルはゆっくりと目線を本棚からはずし、目を伏せた事が何度かあった。
背表紙がとても美しい本だ。木と蔦が細い曲線で美しく繊細に描かれている。天上に手を伸ばす人間の指のようにも見えるが、よく見ると木と蔦である。何度も読んだ。リュシアンがいなくなってから、何度も読んだ。

著者名はルイ・パスカル。著者自身の年譜の表記もなく、生まれた年と生まれた日が見開きにあるだけだ。人の目に触れる機会もほとんどなかったのだろう。本体の紙が少し黄ばんではいるが古い本とは思えないほど、いたみも汚れもない。
 

表紙の裏に癖のある手書きの文字。
(手放してしまった A・J へ)とある。泥を混ぜたような緑色のインク。

さわさわと鳴る枝をひろげて、
すっくと立つ木になろう

天と地のあいだで
無心に生きる一本の木になろう

鳥は羽を休め、風も羽を休め
天の翼が降りてくる
一本の木になろう
 
誰も泣かない
自らを引き裂かない
一本の木になろう

君は僕の足元に身を委ねる
僕の緑の枝が君に緑の風を送るだろう

もし、僕が一本の木であったなら


「カトリーヌ。今日はもう本はいい」
「わしはちょっと出かけてくる」
私が冒頭の詩を読み終えてページをめくったとき私の方を見もしないでムッシュワルツは言った。いつの間にか帽子を頭にのせている。
「外はいい陽気だ。ぶらぶら歩きたくなった」
「カトリーヌ、お前はどうする?一緒に来るか?」
心にもないことをムッシュワルツはたまに言う。ひとりになりたいくせに。
「いいよ。私、やることあるから、お一人でどうぞ、ごゆっくり」
「カトリーヌ、そうむくれるな」
ムッシュワルツは私の肩をポンポンと軽く叩き、緑の重たい扉からゆっくりとした足取りで出ていった。途端に寂しくなったけど、よし、と私は勢いを付け立ち上がった。ふたつの椅子をテーブルの上に逆さに置き、森からそっくり持ってきたような緑の扉を開け放った。
ムッシュワルツのいうとおり、今日は散歩日和。私にとっては掃除日和。
それに洗濯にはうってつけの太陽が本屋の上にいる。
見上げているとクラクラするほどの4月の光だ。窓も裏窓も扉も開け放って、私は本屋に風を通すことにした。
それから洗濯。ワルツの下着とシャツと靴下。私の仕事用のエプロンと下着、靴下。私のスカートとブラウス。ついでに、一張羅の緑のリボンも洗っておかなくては。

「こんにちは。こちらはムッシュワルツの本屋ですか」
奥の部屋から顔を出すと扉の外に見知らぬ青年が立っていた。ぎょっとした顔で私を見ている。私が濡れたままの手で長い前髪をかきあげ戸口に立つと、その青年は、やっと、にっこり笑った。
「今、ムッシュは出かけていて留守ですけど」
「本を見にいらしたのでしたら、どうぞお入りになってください」
「いいのですか」半ば独り言のような小さい声。
「もちろん、ここは本屋なのですから」
おずおずとした足取りでその青年は、でも青い瞳の光は強くて私から離れない。
「僕はピエール。ピエール・デュデュです」
「私はカトリーヌ・イリヤ」
「あなたはムッシュワルツのご家族ですか」
私は無性に悔しくなった。だけど、そのあとすぐ馬鹿馬鹿しくなった。最近の私はどうかしている。

「いいえ、私は家族ではありません」
頭をふりながら、私は微笑んだ。なるべくしとやかに見えるように。
「私は身寄りがないので、ここに居させてもらっているのです。」今度は胸がキューっと傷んだ。
「では、僕と同じですね。」
「僕も身寄りが無いも同然なのです」ピエール・デュデュは愉快そうだ。
「それに今日からムッシュワルツにお世話になるのですから。僕とあなたとは同じです」
ピエール・デュデュは、腕を広げて本屋の天井をぐるりと見渡した。

ピエールはコランの友人だった。ムッシュワルツを待っている間、
彼はここに来るまでのいきさつを私に話してくれたのだ。
ピエール・デュデュは作家志望の青年で、旅の途中でコランと出会い、コランの提案でここに来たという。
彼の服も靴も布のカバンも汚れていた。肩すれすれまで伸びたクルクルの茶色の髪からは、大陸の匂いがしそうだ。色んな顔をしたたくさんの人たちがいる大陸。母さんと一緒に群衆をかき分けた。はぐれない様に母さんは私の手を痛いほどいつも強く握っていた。母さんと私の大陸は湿っていていつも雨ばかりだった。

ムッシュワルツが長い散歩から帰ってきたのは、お昼ご飯の少し前だった。仏頂面の私と目が会うと、やれやれと言った顔で自分専用の肘掛け椅子にどかっと腰を下ろし見知らぬ青年に気づき、おや、いらっしゃいと軽く頭を下げながら帽子をとった。
「こんにちは。ムッシュワルツ」
ピエール・デュデュは、晴れやかに言った。嫌なやつ。じいさん、断って。私、こんな奴と一緒に住めない。お願い。ここから追い出して。
ムッシュワルツは怪訝な顔で私の顔を見た。
「どうした。カトリーヌ」
私は両手の拳を握りしめてこの以上ないというくらい顔をしかめた。ほら、わかるでしょう。じいさん。お願い。追い出して。
「カトリーヌ、お前は腹の具合でも悪いのか?」ワルツじいさんは言った。

本屋の主人を待っている間、私はコランからのムッシュワルツあての短い手紙を読ませてもらっていた。どうやらコランはこの本屋での出来事を忘れずにいたらしい。その上、ムッシュワルツがクロエにあげた刺繍でできた本の美しさに執着するあまり、パリで有名なクチュリエの弟子になり、ボタニカル刺繍の職人になるための修行に寝食を忘れるほど没頭しているそうだ。ピエール・デュデュの事に関しては手紙の末尾に一言だけ、あった。

「ピエールはいい青年です。あなたの役にきっと立つことでしょう」なんて馬鹿らしい。なんて身勝手。私はその手紙を机の引き出しにしまった。あとでムッシュワルツに読んであげなくてはならない。ピエール・デュデュが居なくなってから。
「コランは元気なのですな。それはよかった」
コランの近況をピエールから聞き、ムッシュワルツは深くうなずいた。
「ムッシュワルツ、今から僕がここに来た理由をお話したいのですが」
ピエール・デュデュは咳払いをして、少し下を向いた。
ふむと、ムッシュワルツは伸びきった顎ひげを引っ張り始める。

その後のことは気に入らないことだらけだ。昼食は3人分作らなくてはいけないし、ムッシュワルツは思い出したように私にお腹の具合を尋ねるし、ピエール・デュデュがその度に心配そうな顔をして私を見るし、そのせいで私は昼食をいつものように食べることがはばかれた。だからピエール・デュデュに私の分を半分以上食べてもらうはめになって、夕食まで私のお腹の虫は鳴りっぱなしだった。

夕食用のスウプを作っているとムッシュワルツが言いに来た。しばらくの間、ピエール・デュデュがこの本屋に住むことをムッシュワルツはすまなさそうな口調で言った。
「じいさん、気にしないで。ここはじいさんの家なんだから、私に気を使うことないわ」
「すまんな、カトリーヌ」ムッシュワルツは声を落とした。
「わしなんぞ、何様でもないのにな」



来週につづく

bahia1958 at 18:02|PermalinkComments(0)

July 05, 2018

7月のライブスケジュールです。ご覧ください


  7月7日(土)オープンステージ
   20時より
   ホストピアノ  智佳子サガン

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  7月12日(木)
ラポーム主催 「パリ祭}
  3000円2ドリンク 
  フリーフード  
  18時より
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 7月14日(土)
 18時より20時半まで貸切

 21時より通常営業です

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 7月20日(金)
 豊田隆博ソロピアノ
 MC2000円 20時半より2セット

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 7月21日(土)
高杉稔の歌
 甲斐裕美子(ゲスト)
 智佳子サガン(ピアノ)
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 7月24日(火)
 鮫島直美ソロアルバム VOL.2
CD発売ライブ
 20時開演
 MC2000円

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 7月27日(金)
ピアノ弾き語り
 SALAH
MC1500円 
 20時半より  ながめのワンセット

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 7月28日(土)
 Le collage
マダム容子(vo)  ゲスト 有田正博(dr)
智佳子サガン(pf)
MC2000円  
 20時半よりながめのワンセット

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 7月29(日)
 ラポーム例会コンサート
 14時より
 ワンドリンク付き  1000円


 西野勲ニューカントリーライブ
 MC1000円
 20時半より2セット
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  どうぞおひとりでも

  

bahia1958 at 17:49|PermalinkComments(0)

July 02, 2018

「銀の画鋲」 続編 「舞台の下手」第2章

箒とズック
  


                「第2章」 


3月も終わりの雨が降るある午後、イロンデイルの屋敷に独りの来客があった。2階の3つのゲストルームのひとつにその客は滞在することを私はメイドのカーラ・グリーンから聞いていたというか、久しぶりのお客様なんだからとカーラが私より少し年上のもう一人のメイドのジェーン・フォンテーヌブローに言っている場所に居合わせただけだが、カーラのいつもより華やいだ口調にジェーンは鼻白んでそっぽを向いた。

「ジェーン、このお花をあの方のお部屋へ持って行ってちょうだい」
「あの方って、どの方ですか?」
ジェーン・フォンテーヌブローは私に目配せした。
「わかりきったことを聞かないでちょうだい。ジェーン」
カーラ・グリーンは、右の目尻と声を尖らせた。

カーラ・グリーンが何歳なのか、はっきりは知らないけど、おおよそ見当はつく。
たぶん30代半ば。赤毛の髪にツンと尖った鼻と顎。灰色がかったブルーの目。
私の歳の頃の彼女はとても綺麗だったにちがいないが、それをこの人は認識していたはず。今もきっとそうだ。
「気取っちゃって、気持ちわるいったら」
ゲストルームのランプシェードのホコリを払う私に向かってジェーンは言った。
私は答えない。
「カトリーヌ、あんたのことじゃないよ。すましやのカーラのことだよ」
それでも私は答えない。
「黙ってばかりいないで何か言ったらどうなの」
ジェーン・フォンテーヌブローはそばかすの浮いた頬を上気させて自分の太ももをピシャリと打った。「何も言うことはありません」
「ふん、あんたもカーラと同じ気取り屋だね」

ジェーンと初めて会った時のことを私ははっきり覚えている。
ガートルード・サリヴァンの隣で骨ばった肩をすくませ両手を腰のあたりで交差させてジェーンは私を無遠慮にじろじろ見ていた。私の隣にはこの屋敷の仕事を口添えしてくれたお医者のドクターリヒテルが立っていて、マダムガートルードにしきりに話し掛けていた。たぶんその頃、島で流行っていた流感の初期症状について話していたような気がする。マダムガートルードは、聞いてもいないのに、このお医者ときたら、と言いたげに短いため息を何度かついたあと、ジェーンに目の先ひとつで私を家事室にまず連れていくように指示をした。

「私はジェーン・フォンテーヌブロー。あなたは?」
「私はカトリーヌ・イリヤ」
「あなたって不思議な顔してるわ。心ここにあらずって言いたそうな顔」
心ここにあらずって、それは本屋のじいさんのことなんだけど。

日当たりの良い南向きにある家事室は私がムッシュワルツと暮らす本屋よりうんと広くて、石鹸の匂いが部屋中に満ちていた。光は裏庭に面した大きなふたつの窓から斜めに入っている。

柔らかい暖炉の灯りと同じ橙色の光だった。
木の棚にはきちんとたたまれた沢山のベットカバーやリネン類が重ねられている。豊かな感じがした。大理石の床を見ても、ムッシュワルツが見たこともない飲んだこともない種類の酒瓶が並べられた部屋を見ても、毛足の長い絨毯の上を初めて歩いた時も感じなかった、豊かな感じだ。

「この部屋が気に入ったのね」
「はい、とっても」
「でもそのうち、嫌いになるわよ、きっと」
首を捻って後ろのジェーンの顔を見たら彼女は怖い顔をしていた。私は今もこの家事室が好きだ。ジェーンが言った意味がわからない。だから私はこの家事室での仕事にせっせ、せっせと精を出す。そんな私をジェーンは気味が悪いとしきりに言うが、私はどうってことはない。カーラ・グリーンは、屋敷の裏庭に立つ苔だらけの石の塔が気味悪いと言うが、それもどうってことはない。気味の悪いものは取り繕ってないから私は平気だ。

4月になった。
きまぐれな女が一晩で淑女になったみたいだなと、ムッシュワルツは今朝、空を見上げて可笑しそうにつぶやいた。なんのことなの?と私も笑うと、いやいやとじいさんは頭を振りながら、また、笑った。もうすぐ島の表面は白いサンザシとニオイニンドウと野ばらの白に覆われる。片割れを探し続けていた月は望みを忘れ、コトリと音も立てなくなる。

島の人たちもすっかり忘れる。
「囁き森」のこともすっかり忘れ、浮かれた顔で隣人とのおしゃべりに興じる。遅くやってきた春と早すぎる夏の終わりまで、それはずっとつづくのだ。

イロンデイル家の訪問者は長い滞在を決め込んだらしい。4月のはじめにウイリアム・ブリクセンと書かれた荷札がついた三個の大きなカバンが海を超えて屋敷に届けられた。ジェーンと私が2階のゲストルームにそれらを運び、扉をノックした。

「ブリクセン様、メイドのジェーンです。
お荷物が届きましたので、お部屋に入れてもかまいませんか」
葉巻の匂いがかすかにする。懐かしい感じだ。
「今、開けます。少し、待ってください」
ブリクセン氏が鼻にかかった低い声で答えた。この人は私たち使用人にもこのような受け答えをするが、違和感はほとんどない。そして、白髪まじりの伸びっぱなしの髪をくしゃくしゃにして、鼻をしょうっちゅうかんでは上着のポケットやらズボンのポケットに皺だらけのハンケチを押し込むあの癖がなければ素敵なお顔なさっているのにねえ、と奥様のメリンダがカーラに言っていたのを私は思い出していた。

「また、くしゃみがでそうなんだよ、きっと」
ジェーンはクスクス笑いながら、横目でちらっと私を見た。
「カトリーヌ、リボンがほどけて落ちそうだよ」ジェーンは今度はリボンを締め直すために私の肩に手をのせ、私の体の向きを変えた。
「ジェーン、ありがとう」どういたしましてと彼女は横顔で答え、私と並んで扉の開くのを待った。

ジェーン・フォンテーヌブローは私より5歳年上だ。ジェーンのシニカルなところは血管が透けて見えそうなほどの薄く白い肌と、黄金色の髪に切れ上がった細い目。コミカルなところは鼻梁に点在するシナモン色のソバカスで、子供の頃に見た絵本の中に出てくる男の子を思い出させる。その男の子が、嵐の夜に泣いている妹にこわくないよって言ってる場面が好きだった。爪を噛む癖のせいで、いつも指先が濡れている子供。本当はやさしい、神経質な子。

ブリクセン氏が使っている南西向きのゲストルームには両開きの大きな窓がある。この窓辺にツグミが毎朝やってくると、ブリクセン氏は私とジェーンに言いながら窓を開けた。
この窓からは私とじいさんの本屋の屋根が見える。小さな煙突も見えるものだから、なんだか泣きたくなって困ってしまった。
「ツグミはいいんですが、私の知っていた女性はツグミが嫌いでね、
ツグミを見るたびにその人を思い出して困ってしまいます」
「思い出したら困ってしまう方なのですか」ジェーンが、笑いを含んだ声で答えた。
「いやはや、うまく答えられません」ブリクセン氏は乱れた髪を右手でさらに乱れさせた。
「その人は、ツグミを見ても見なくても、忘れられない人なのですね」
「あっ、ごめんなさい。失礼なことを申し上げました」
ジェーンは口を押さえ肩をすくめながらブリクセン氏に向かって頭を下げた。
「いいんですよ、あなたの言うとおりかもしれません。私くらいの歳になれば誰にでも忘れられない人というのはいるものです」
ブリクセン氏は苦笑しながら、葉巻に火をつけるためのマッチを探した。

「カトリーヌと言ったね、君は」
ブリクセン氏は葉巻をくゆらせながら、今度は私をじっと見た。
鳶色の虹彩。鷲の羽の向こうに青が刺すブラウン。
ワルツさんと同じだ。油断ならない。
「はい、カトリーヌです」私もじっと見た。
「君は、ほとんど口をきかないね」
「カトリーヌは内気なんです」
かばうようなジェーンの言い方が気にいらなかったが、私は黙って下を向いた。
「いやなに、口をきくのが億劫なんじゃないかなと思ってたので」
「それに君の声を聞いたことがなかったものですから」
と言ったきり鼻を指でつまみ、息を止めたかと思うと大きなくしゃみを2度した。

やはりこの人は油断ならない。

4月の晴れたある午後、
家事室でアイロンがけをしているジェーンの隣で私は縫いものをしていた時のこと。
硝子の食器を拭くための布巾を夕方までに10枚縫わなくてはならない。ひと月に一度、必ずやらなくてはいけない仕事のひとつだ。これが私は苦手で、糸が絡まってしまう。それに針がなかなか真っ直ぐに進まない。
でも、あと2枚だ。
ジェーンは奥様からいつも笑顔でいるように言われていてそれが苦痛だと私に愚痴をこぼし始めていた。その前の話題はカーラ・グリーンのブリクセン氏を見る目つきについてだった。ジェーンは時折しゃべりすぎるけど、どうしてだか私はそんなに嫌でもない。

「マダムガートルードなんて、年がら年中怒ったような顔しているのに」
「奥様ったらマダムの事おおめにみちゃって」
「それにカーラにも似たようなものだわ。カーラのあの真っ赤な口紅。奥様の気がしれないわ」
私は笑いがこみ上げそうになって困ったけど、やっぱりプッと吹き出してしまった。
「マダムガートルードは庭師のアイザックじいさんが可笑しなこと言ってもニコリともしないの」

「昨日なんか、アイザックがマダムガートルードのスカートの裾を踏んづけちゃって。そしたら、アイザックじいさんったらビーナスのスカートは意外に柔らかい、おお、なんて素敵なんだって言ったのよ。あの大きな声で両手をこんなふうに広げて」私は本格的に吹き出した。

「マダムガートルードはその時どうしたと思う。カトリーヌ」ジェーン・フォンテーヌブローは私の顔を覗き込んだ。
「襟の縁を整えて、背筋を伸ばして、咳払いをコホンとして、アイザックをじっと見た。そうでしょ?ジェーン」
「当たりよカトリーヌ、あの人はね、庭師のじいさんのいうとおり石像だわ。旦那様が素っ裸で目の前を横切っても、ブリクセン様のくしゃみでこのお屋敷が吹き飛んでもあの人はビクともしないでしょうね」

マダムガードルードはたぶん笑わないことを誓った人。理由は知らないけど私はそう思う。

「しっ、黙ってカトリーヌ」
喋っていたのが自分であることも忘れてジェーンは人差し指を口に当てた。
「ほら、カトリーヌ、また誰か歌っているわ、なんとも言えない気持ちの悪い声」
「さっきから聞こえていましたよ。ジェーン」
「カトリーヌ、なんで教えてくれないの。ああ嫌だ」
「あなたはご自分のお話に夢中でしたから」

ジェーンは気持ちの悪い声だと言ったけれど、私はそうは思わない。
子供なのか大人なのか、男性なのか女性なのかわからない。濁りのある声音だけど清らかな感じがする。この歌声は家事室でしか聴けない。
「裏の塔の壁の中に誰か埋められているのかもしれないわ」とジェーンは耳を両手で塞いだ。
「私は窓のほうから聞こえます」
本当は黒い森のもっと奥にある「囁き森」の方角から聞こえてくる。間違いない。
でも私はジェーンには言わなかった。陽が傾き始めた。
もうすぐ橙色の光がだんだら模様をアイボリーの壁に映しはじめる時間だ。
「何語なのかしら。意味がまったくわからないわ」ジェーンは眉根を寄せた。
たぶん、大陸の中部の方の言語だ。スラヴの訛りが混じっている。意味は私にも分からないが、大陸の救貧院にいた掃除夫のおじさんが話していた言葉の響きと同じだ。
「よく考えたらこの声って私とカトリーヌしか聞いたことないのよ。この家事室には誰もめったに入らないから」
「誰にも話していないの。内緒にしないといけないような気がして」
「さしずめ、私たちだけの秘密ってことよね」
ジェーンはまだ眉根を寄せているが、ちょっとはしゃいだ声で言った。
ムッシュワルツにこの歌のことを話したことがあると何故だか言い出しにくくて、だから私は軽くうなずいた。
「カトリーヌ、私この歌覚えてしまったの。だって2年の間、毎日のように聞かされているのですもの」
「ジェーン、歌えるんですか」
「ええ、だけど歌わない。だって呪いの歌かもしれないじゃないの」
ジェーン・フォンテーヌブローは肩をすくませた。怖がっている振りを楽しんでいるようだ。私も歌うことくらいはできるようになっていた。どこの誰の歌か知らないけど、この歌のことは忘れたらいけないような気がしていた。


だけど、私とジェーンだけの秘密は封印を破られた。
ジェーンの代わりに家事室にリネン類を取りに来たカーラ・グリーンがこの歌声を初めて聞き、ヒステリックな声でマダムガートルードを呼んだのだ。私がひとりアイロンがけに精をだしていた雨の午後のことだった。

「何を騒いでいるのですか、カーラ」
マダムガートルードが静かに扉を開けた。
「歌が聞こえるのです。マダム」
「だからってなんなのです。そんなに大きな声を出す必要はありませんよ」
「ほ、ほら、また聞こえてきました」
「私にも聞こえていますから、もっと小さな声でお話しなさい」
「ですが、私、恐ろしくなってしまって」
「カーラ、カトリーヌをご覧なさい。静かに仕事をしています」
マダムガートルードは首を捻って私を見た。
「カトリーヌ、いつもこの歌は聞こえるのですか」ガードルード・サリヴァンのいつもより穏やかな声。
「はい、この時間になると聞こえてきます」私は、アイロンを動かす手を止め、ガードルード・サリヴァンに向き直った。
「カトリーヌ、あなたは怖くないの?こんな気持ちの悪い歌を聞きながらよく仕事ができるものだわ」カーラ・グリーンは、恐怖の矛先を私に向けて金切り声に近い声を上げた。
「私は怖くありません」
−よろしければ歌って差し上げましょうか−言葉が喉の奥に詰まった。

騒ぎ声を聞きつけたジェーンと奥様メリンダと、居間でお茶を飲んでいたブリクセン氏がやって来て、家事室でこの謎に満ちた歌をこの6人で聞く羽目になったのだが、大げさに怯えるカーラを見てジェーンは笑いをこらえていた。
「あの窓から聞こえてきますね。ということは、さて、どういうことなんでしょうか」
ブリクセン氏は葉巻を持ったまま感心したようにうなづく。
「気味の悪い歌だこと」
奥様のメリンダの顔は曇っていた。
この人は不安になると眉が下がり萎れたポピーみたいになる。
「カトリーヌはこの歌を聴いても怖くないと言っているんです」
「なんて気味の悪い娘」
マダムガートルードがカーラの言葉が終わらないうちにカーラの腕を強くつかんだ。


  
                                                 つづく


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June 26, 2018

銀の画鋲の続編「舞台の下手」

2013年の12月に上梓した「銀の画鋲」
その続編 「舞台の下手」 を週刊で投稿します

「Cote jardin」 舞台の下手  銀の画鋲続編 

[プロローグ」

闇夜が爪を研ぎ、ひとかかえもある月の光を引き裂いた。
だから、月は片割れになった。
闇夜は、その身体の中に星も太陽も私のハヤブサも隠している。
言葉も私は失くした。
私の大切な、あの美しい詩を返してほしいと、私は闇夜にいうが、
何も答えず、私の前から姿を消す。
夢はここでいつも終わる。

          「第一章」


今朝、冷たい空の中に、香ばしい光の粒があった。
荷物が重すぎて片方の車輪が壊れた荷馬車のようなオンボロ船が港に着いた、と
肉屋の主人イワン・オルコットがムッシュワルツに知らせに来た。
雪に閉ざされた間、無口だった島の女の人たちが鳥のさえずりみたいに喋りはじめるぞと、イワン・オルコットは出っ張ったお腹を撫でながら笑った。
冬の冷たさはそこいら中に漂っては消え、背中を丸くしてはまた戻ってくるが、ある日、冬の緞帳は不意に降りる。
そして、ホコリっぽい濁ったうすら寒い風がこの島に吹き渡る。
私は春が嫌い。
奪われたような気になる。

私の名前はカトリーヌ・イリヤ。
そしてもうひとつの呼び名は孤児のカトリーヌ。
島の人たちは私のことをこう呼ぶ。
私はこの世の果てに位置する「月の光に照らされた島」の本屋でここの主人のムッシュワルツと暮らしている。
週に3日、島でいちばん大きいお屋敷イロンデイル家のお手伝いの仕事に出掛けるが、それ以外はムッシュワルツと本屋の仕事をする。
でも、この本屋にはほとんどお客など来ないのだからうとうとするワルツじいさんの隣で私は本を読んで過ごしている。

島の中心を成す「黒い森」の黒々と幹を伸ばす森の端に廃墟同然の大きな屋敷があった。
かつては大陸では有名な美術品の収集家の別荘であったという。
ここに大陸から移住してきたのがガブリエル・B・イロンデイル氏。
イロンデイル氏は、大陸で繊維の輸出入に成功した人だが仕事の成功と逆行するように氏自身は病気がちになり療養をするために2年前の春、この島へ移り住んだ。
最初、島の人たちはこの新しい島の住人について物珍しさと羨望に満ちた目、あるいは尖った目で推測を並べ立てた。
多くは、イロンデイル家の財産と出自について。
しかし、半年もすると誰もが口を閉ざした。

この屋敷は私がこの島に来た頃にはすでに荒れ果てていたが、私の背丈の2倍はあった壊れかけた門扉はガブリエル氏によって取り外され、(正確にいえばガブリエル氏が雇った職人によって)雑草におおわれていた前庭は庭師の手によって季節の花を咲かせる大きな箱庭となった。
屋敷の中で蜘蛛の巣の柄のバリエーションを競いあっていたあの蜘蛛たちの姿も見ることもなくなった。
石窓が好きだったのに、ひんやりとした石窓がすきだったのに、と私がムッシュワルツに言うと「わしは中庭にあった婆さんの指そっくりの木の枝が好きだった」と彼は言った。
冷たい石窓も婆さんの指そっくりの枝を持つ木もこの屋敷には今はない。

イロンデイルの屋敷全体は深い茶色と漆喰の色で構築されている。
床と階段と手すり以外は、各部屋の壁もすべて漆喰の色である。
2階のご主人夫婦の寝室、三つのゲストルーム、玄関のアプローチから、アプローチの右にある客間もその奥のリビングも、台所もご主人の書斎も含めて、壁はすべて漆喰のモノトーンだ。
各部屋には深い色合いの絨毯が敷かれており、真紅のゴブラン織りの模様が施されたものは、この屋敷で一番広い客間に、ココア色の毛足の長いものはリビングに、ゲストルームには深緑のもの、藍色のフラットにみえる絨毯はご主人の書斎の床に美しく横たわっていた。
長い廊下は幾重にも艶出しを塗られた板張りでピカピカに光り、足元に敷かれたブロンズ色の鏡のようだ。
床に映し出された自分の顔が目に飛び込んできて驚いたことがある。
メイドのジェーン・フォンテーヌブローに床の磨き方を初めて教わった時のことで腰をおとして息を呑んだ私を見てジェーンはふふっと笑った。

屋敷の絨毯も壁も、磨かれた床も私には全てよそよそしい。
1年経った今でも相変わらず私は馴染めない。

ご主人のガブリエル氏は骨ばった端正な顔立ちをしていて、近寄りがたい印象を見る人に与える。
眼孔の奥の灰色の目はせわしなく動き、時に光る。
どんな小さな事象も見逃さない。
気難しくこの上なく神経質だ。
髪を後ろに撫で付け、粗い糸で織られた縦縞のガウンに室内履きで屋敷の中を幽霊のように歩きまわる。
その後をおろおろと、奥様がついて回る。
奥様の名前はメリンダ・B・イロンデイル。
彼女は丸い頬の片方にエクボのある庶民的な顔をしている。
結い上げた巻き毛は大きすぎるし、短い首には襟の高いブラウスはどう見ても似合わない。
ブルーの目と血色のいい唇とブロンドの髪が不釣り合いで、ユーモラスな印象を通り越して、没落貴族のお節介な年をくった末娘のようだ。
本の項をめくる時のご主人の横顔が好きだと奥さんは臆面もなく私に言う。
それくらい、この人は私に慣れなれしい。
だから、やっぱり私は苦手。

イロンデイルの屋敷の清潔で、張り詰めた空気はある秩序によって保たれている。
それは、大陸から連れて来られた5人の使用人の長、老嬢と呼ぶにふさわしいガートルード・サリヴァンのピンと伸びた背中が象徴しているものだ。
マダム・ガートルードは厳格で融通のきかない家庭教師の面持ちで、太っちょの料理人のデビット・コーネル、庭師のアイザック・コワレと二人のメイド、それに私にも目の先ひとつで指示を出す。
それは見事なものだ。
襟もとまでブラウスのボタンをきっちり留め、たっぷりとしたくるぶしまである重たいスカートで屋敷の中を靴音を立ててゆっくりと歩き回るマダム・ガートルードの横顔はお札に印刷された偉人さんに似ている。

庭師のアイザック・コワレから言いつかった切花を居間にいた奥様に届けたときのこと。
「カトリーヌ、次の仕事の時は髪を束ねていらっしゃいな」
「もし、リボンをもってないのだったら、いっそのこと切っちゃったら、どうかしら」
奥様のメリンダは思いつきでこんな事をよく私に言う。
無邪気な笑顔と声で言う。
「奥様、ご主人様がお呼びです。書斎のほうにいらっしゃいます。」
「ガートルード、ありがとう。すぐ行くわ」
リボンは持っていますので結構です、と言いたくて躊躇していた私は、声のした方を振り向く。
だけど、奥さまを呼びに来た声の持ち主は扉の向こうに消えた後だ。

こんな時、ガートルード・サリヴァンが私をじっと見ている、と感じる。
見張られているような気さえする。
普段は特別に私に優しい言葉をかけてくれるわけではないし、廊下ですれ違うときも彼女は厳しい横顔しか私に見せない。
だけど私が差別的な、たとえ善意でも差別的な意味合いの扱いを受けているとき、ガートルード・サリヴァンは何処からともなく不意に現れる。

イロンデイルの夫婦には実子はいない。
小耳にはさんだことだが、ご主人のガブリエル氏は前妻との間の一人息子を亡くしているという。
ガブリエル氏はそのことが起因しているのか、時にひどい癇癪持ちだ。
眉間にしわを寄せ書斎を中をうろうろ歩き周りっていたかと思うと奥様のメリンダを急に呼びつけ、
何時間も前の朝食の卵の茹で方についてチクチクと説教を始める。
実際、卵を茹でるのはメリンダではないのだからか、彼女は平気な顔でご主人を眺めている。
その目はまるで、見慣れた肖像画や家具を見ているのと同じだ。
「カトリーヌ、見るときは薄目をあけてみるんだぞ」
庭師のアイザック・コワレが、庭から書斎の中をじっと見ている私に気づいて言った。
「書斎の本棚の本の背表紙に目を凝らしていただけよ」と私は答えた。
「それに、薄目を開けてたら、石につまずいてころんじゃうよ。ムッシュ」
午後から時折、強い風が吹いている。だから私は大きな声で言った。
「なあに。石なんぞ、ほんとうはないんだ。この花たちを見てみろ。石のことなど知らなくて、咲いておる。」
アイザック・コワレは腰を落とし、今度は、足元の白いブラックトーンに話しかけた。
「無知でいいってことなの、ムッシュの言うことは私にはよくわからないよ」
私の声を3月の風はさらっていったらしい。
眩しげに顔をくしゃくしゃにして庭師のアイザックは私を見上げ、カトリーヌは物分りのいい子だ、と何度もうなずいた。
アイザック・コワレは耳が遠くて、ほんとうに困ったものだ。

書斎といえば本である。
書斎といえばたくさんの物語が眠る部屋である。
ああ、神様、あの書斎にある本を読める日が来るようにどうかお願いします、と寝る前に呪文のように唱えるのが、この2年間の私の習慣だ。
神様なんか信じちゃいないのだから無駄なことはやめるんだな、とムッシュワルツはさも面白そうに言う。
それもそうだと思うけれど、じいさんのウオッカと同じなんだからいいじゃない。
私は独りごちる。
「本がか?わしの酒と本が同じなのか。カトリーヌ」
「違うよ、寝る前の神様へのお祈りのことだよ」
ムッシュワルツは渋い顔をするが目は笑って私をじっと見ている。
本当は違う、じいさん。
私の本を読みたいっていう望みも無為なものよ世界にとっては。
世界にとって意味のあるのは存在する本であって
存在するウオッカなのと言いたい気もするが私は言わない。
じいさんが寂しがるから私は言わないよ、リュシアン。

来週、「第二章」へ続く。


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May 30, 2018

六月のライブスケジュールです。どうぞごらんください。

fine









6月1日(金)
RAIN DOG
丸尾将生
森崎俊

MC2500円
21時開演 
ながめのワンセット
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6月2日(土)
EARLY SUMMER JAZZ NIGHT
錦戸里佳(vo)
森崎俊(gt)
智佳子サガン(pf)
ゲスト  都浩子(vo)

MC2000円  20時開演
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6月9日(土)
「窓辺の歌」 企画 DR、JOE

私のピアノで歌う企画です。
ジャンルは問いません。
譜面と歌詞をおもちください。
キーも変更します。

MC1000円  参加自由です
開演20時から
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6月15日(金)
豊田隆博(pf)
ソロピアノ

MC2000円  20時半開演
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6月16日(土)
「歌とピアノ」
MASAYO(vo)
智佳子サガン(pf)

MC2000円  20時から2セット
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6月17日(日)
村上明子ライブ
智佳子サガン(pf)

MC2000円  14時開演
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6月22日(金)
SALAH弾き語り

MC1500円  20時半開演
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6月23日(土)
宮里こうぞうライブ
詳細はのちほど

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6月24日(日)
西野勲ニューカントリー

MC1000円  20時半開演
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6月29日(金)
高杉稔ライブ
ピアノ 智佳子サガン
ゲスト 甲斐裕美子

MC2000円  20時開場
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6月30日(土)
Le Collage vol 21
マダム容子(vo)
有田正博(dr)
智佳子サガン(pf)

MC2000円  20時半開演
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どうぞおひとりでも。

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May 04, 2018

五月のライブスケジュールです。ごらんください。

lulu



5月6日(日)
JAZZとギター弾き語り

田中裕一(gt)古荘昇龍(b)
古荘由美(ギター弾き語り)

19時開演
MC2500円
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5月11日(金)
樫原秀彦フラメンコギター
ソロライブ

20時半開演
MC2500円
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5月12日(土)
大須賀秀樹ギター弾き語り

20時開演
MC3000円
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5月18日(金)
豊田隆博(pf)
西本靖子(vo)

20時半開演
MC2500円
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5月19日(土)
松本圭使(pf)
城本和明(vo)

20時開演
MC2000円
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5月23日(水)
SALAH と智佳子サガン

20時半開演
MC2000円
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5月25日(金)
高杉稔シャンソンライブ
ゲスト 甲斐裕美子

20時開演
MC2000円
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5月26日(土)
Le Collage
マダム容子(vo)
智佳子サガン(pf)

20時半開演
MC2000円
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5月27日(日)
西野勲ギター弾き語りライブ

20時半開演
MC1000円
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どうぞおひとりでも。。

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March 31, 2018

4月のライブスケジュールです。たくさんのライブを企画しました。ご覧ください。

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4月6日(金)
オープンステージ
ホストピアニスト 福田孔明
         智佳子サガン
20時半からです。
ワンソング500円

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4月7日(土)
RAIN DOG 
森崎俊  丸尾将生

21時よりながめのワンセット
MC2500円

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4月8日(日)
「水曜日の仲間たち」
蔵土裕子  時川尚子  浜本充子
藤本保代  村山明美

ピアノ 智佳子サガン

開場14時開演
MC2000円 ワンドリンク付き

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4月10日(火)
「ふたつの微笑」
穴井千恵子(Vo)
岸川厚子(Vo)
智佳子サガン(Pf)
ゲストヴァイオリン サン村田

20時より2セット
MC1500円

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4月11日(水)
「フラメンコギターとヴァイオリンとピアノ」
樫原秀彦(Gt)
ジャズヴァイオリン サン村田
智佳子サガン(Pf)

20時よりながめのワンセット
MC2000円

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4月13日(金)
「ピアノ弾き語り」
SALAH (サラ)

20時半よりながめのワンセット
MC1500円
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4月14日(土)
「バカボンド発表会」
構成指導 高杉稔
智佳子サガン ピアノ

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4月15日(日)
「春のセッションとライブ}
15時よりペペ伊藤によるワークショップ
参加費 3000円

19時よりライブ
MC1500円

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4月17日(火)
鮫島直美 ボサノバ弾き語りライブ
「新譜発売記念ライブ」

20時より
MC2000円

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4月19日(木)
「高杉稔 シャンソンライブ」
松野智佳子(Pf)
ゲスト 甲斐裕美子

20時より
MC2000円

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4月20日(金)
「ソロピアノ}
豊田隆博

20時半より
MC2000円

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4月22日(日)
「宮井紀行ギター弾き語り」

18時より
MC2000円


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4月29日(日)
「Le collage ,西野勲コラボレーション」
マダム容子(Vo)
智佳子サガン(Pf)
西野勲 (ニューカントリーギター弾き語り)

20時半より
MC2500円




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February 28, 2018

三月のライブスケジュールです。ごらんください

ツバメ







3月2日(金)
「村上明子シャンソンライブ」
村上明子(歌)
松野智佳子(ピアノ)

19時開演
MC 2000円

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3月3日(土)
「マヌーシュの夜」
3人で奏でるジプシーの旋律

森崎俊(ジプシーギター)
サン村田(ヴァイオリン)
智佳子サガン(ピアノ)

20時半開演
MC 2000円

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3月9日(金)
ボサノバ・ギター弾き語り
鮫島直美(歌とギター)

20時半開演
MC 2000円

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3月16日(金)
「ソロピアノ」
豊田隆博(ピアノ)
  
20時半開演
MC 2000円

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3月17日(土)
「落語とジャズ その3」
高橋聡 / 八十八サチヲ(ピアノ/落語)
紅巣亭心童(落語)
Dr.Joe (歌)
ゲスト
錦戸里佳(歌)

20時開演
MC 2000円

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3月20日 (火)
UNI鼎座 Concert
豊田隆博(ピアノ)
サン村田(ヴァイオリン)
高杉稔(朗読)

20時開演
MC 3000円

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3月21日(水)
ピアノ弾き語り
SALAH(歌とピアノ)

20時開演
MC 1500円

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3月23日(金)
「高杉稔シャンソンライブ」
高杉稔(歌)
松野智佳子(ピアノ)
ゲスト
甲斐裕美子(歌)

20時開演
MC 2000円

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3月24日(土)
「Le collage  たちゃんトリビュートライブ」
マダム容子(歌)
智佳子サガン(ピアノ)
森崎俊 (ジプシーギター)

20時半開演
MC 3000円

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3月31日(土)
「ニューカントリー」
西野勲 (歌とギター)

20時半開演
MC 1000円

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どうぞおひとりでも。。





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February 01, 2018

2月のライブスケジュールです。ごらんください。

Dog











2月2日(金)
RAIN DOG ジプシーギターディオ
丸尾将生  森崎俊
20時半スタート
MC2500円
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2月9日(金)
平村和子(vo)
平村英寿(gt)
20時半スタート
MC1500円
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2月10日(土)
高杉稔シャンソンライブ
「灰色の途」
サン村田(Vio)
松野智佳子(pf)
ゲストボーカル 甲斐裕美子
20時開演 
MC2500円
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2月16日(金)
豊田隆博(pf)
サン村田(vio)
20時半スタート
MC 2500円
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2月23日(金)
SALAHピアノ弾き語り
20時半スタート
MC1500円
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2月24日(土)
「スペシャルライブ」
DR,JOE
MASAYO
智佳子サガン
中瀬亨
20時スタート
3セット
MC2000円
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2月25日(日)
西野勲(vo,gt)
20時半スタート
MC1000円
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January 21, 2018

今週末のライブのご案内です。

バルバラ







写真はバルバラです。
このバルバラの名曲
「ナントの街に雨が降る」が
このライブのテーマになります。

1月25日(木)
高杉稔シャンソンライブ
松野智佳子(pf)
助っ人  甲斐裕美子
サプライズゲスト  庄田喜久子

MC2000円  20時半開演
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1月26日(金)
SALAHピアノ弾き語り
定評のあるサラちゃんの歌声です。

MC1500円  20時半より長めのワンセット

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1月27日(土)
「LE COLLAGE VOL.19」
マダム容子(vo)
智佳子サガン(Pf)
ジプシーギター 森崎俊
私たち三人で心をこめて奏でます。
MC2500円  20時半より長めのワンセット

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1月28日(日)
「西野勲ニューカントリー」
私自身いつも楽しみにしている西野さんの音楽。
MC 1000円  20時半より


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