ツンデレblog

淡路島の弁護士が考えたこと

 先日、なんと7年ぶりに私選の刑事事件を受けた。平成19年に法テラスの発足を機に、国選から足を洗って、その後、平成22年に1回だけ私選を受けたのだが、それは起訴前に示談をまとめ、不起訴に終わった。今回久々に刑事の法廷に立つことになるのだろうか?
 で、早速先週金曜日に勾留状を取り寄せたところ、次のような被疑事実であることが判明した。
勾留状
















 何だかなあ
である。
 被疑者は共犯者であるA2が自称被害者Vにお金を貸していたことを知っていた。A2からVの通帳の管理をまかされ、Vがキャッシュカードを使って口座に入金をするたびに、出金してA2に渡していたという事実はある。しかし、A2との関で、Vに口座作らそうとか話をしたことはないと言っている。どうも、VがA2にお金を払わなければならないことについては問題なさそうだ。だったら、送金手数料の負担を軽くするために口座を作ることはありそうな気がするんだよね。財産的被害があるんだったら、そっちを刑事事件にするよなあ普通。
 しかも、脅迫をしたのはA2。VがA1とA2の共謀場面を目撃したということはなさそうだ。もちろん、A2も逮捕されていて、A2の弁護人から電話が掛かってきたので教えてもらったのだが、A2も否認し、接見禁止がついてるそうだ(脅迫自体の否認なのか、共謀の否認なのか、接見禁止がついてるそうだから、多分脅迫の否認なんだろうな。)。
 ツンデレの理解だと、受け取った通帳を使っての出金に関与しているからといって、口座開設について共謀があったことを推認することにはならないと思うんだよね。ちなみに、A2とA1は、上下の関係で、A1がA2に命令するとか同等の立場で話し合いをするとかの関係ではない。A1が行った通帳を使っての出金も、要するに単なる使いっ走りである。
 もちろん、捜査中は警察、検察がどんな証拠を収集しているかは分からないから、A1に嫌疑がかかること自体おかしいとは言わないけどさ、少なくとも、Vの供述がA1とA2の共謀の証拠にはならなそうに思われる。そして、A1もA2も犯行否認してるとしたら、いったい何が証拠になるというのだ?
 というわけで、勾留裁判に対して、先週金曜日に準抗告をした。本庁の第4刑事部に休日出勤していただいき、すぐに結果が出たのだが、土曜日ツンデレの携帯電話にかかってきた、宿直の裁判所職員からの返答は「棄却」であった。
 あれ?
 だってさ、Vは共謀の場にいなかったんだからさ、A1がVに働きかけて自分に有利な供述させるなんてことあり得ないじゃん。しかも、A2は逮捕・勾留されてて、しかも接見禁止付きですよ。A2と口裏合わせすることもできないじゃん。罪証を隠滅すると疑うに足りる相当の理由(刑訴法60条1項2号)なんかどこにあるというのか?
 土曜日にツンデレに電話をしてくれた宿直の裁判所職員は、決定の発送まではやってくれないらしく、水曜日の今日になって、ようやく準抗告棄却決定が届いた。連休明けの火曜に発送したってことだろう(郵便局が休みだから特別送達の発送ができないという理由かもしれない。)。
棄却1棄却2





























































 あれあれ
 「被疑者が、被害者に対し上記口座開設前後における被疑者、共犯者及び被害者の各言動に関し有利な供述を得ようと働き掛けたり、共犯者との間で共謀状況等について口裏を合わせたりするおそれが十分あり」だってさw ツンデレの理解だと罪証隠滅の相当理由が認められるはずがなかったから、棄却されたとしたらその理由は逃亡の相当理由じゃないかと思っていたんだが、逃亡の相当理由は認められないんだと。
 この被害者様は、共謀の様子を見てたとでも言うのかねえ。勾留されて接見禁止がついてる共犯者との口裏合わせのおそれが十分ありかよ。なんかため息出るわ。(しかもA1が取り調べで聞かれていることと言えば……なんだぜ、言えないけど。) こういう話の通じなさ、努力が徒労に終わる感じが、ツンデレが国選事件から足を洗った理由なんだよなあ。
 というわけで、こんな事件で身柄拘束が続き、国民の血税が使われているのであります。まあ、ツンデレは歩いて3分で接見に行けるからいいけどさあ。
SUMOTOPOLICE
















 なんかツンデレの方針間違ってる?


KAGEYAMA_140120

仙台高裁長官(東京高裁部総括)秋吉淳一郎
東京高裁部総括(津地家裁所長)大熊一之
津地家裁所長(横浜地家裁川崎支部長)始関正光

定年退官(仙台高裁長官)河合健司
 お疲れさまでした
仙台高裁長官 河合健司
 玉突き人事まとめ
 仙台高裁長官     河合健司→秋吉淳一郎
 東京高裁部総括    秋吉淳一郎→大熊一之
 津地家裁所長     大熊一之→始関正光

 更新さぼってました。すみません。今年に入ってほとんど休みがなくて、おまけに15日に刑事事件の私選が入ったりして、三連休の初日でダウンしました。それで2日ほど休ませていただきました。来週も訴状3本と展開次第では抗告(準抗告だか即時抗告だか)をしなくては。GPSのとそのもう一つ前の最高裁判決とか、原発訴訟とかいろいろ思うところはあったのですが、もう時機を逸した感じがしますねw


大阪地裁所長  並木正男     平成29年06月25日65歳 刑30期
高松高裁長官  小久保孝雄  平成29年09月01日65歳 民33期(広大、長官着任順3)
広島高裁長官     川合昌幸      平成29年10月23日65歳 刑29期(東大、長官着任順1)
千葉地裁所長  柴田寛之   平成29年10月24日65歳 民29期
横浜地裁所長  富田善範   平成29年12月22日65歳 民29期
東京地裁所長  奥田正昭   平成30年01月01日65歳 民31期

-------寺田最高裁長官退官(東大、26期)-------平30.01.09.退官 民

大阪高裁長官      井上弘通    平成30年01月24日65歳 刑29期(九大、長官着任順5)
知財高裁所長    清水節     平成30年05月05日65歳 民31期
甲府地家裁所長   岡本岳     平成30年07月12日65歳 民32期
東京家裁所長    田村幸一    平成30年08月26日65歳 民30期
東京高裁部総括   菊池洋一    平成30年08月27日65歳 民30期
名古屋高裁長官   原優      平成30年09月04日65歳 民31期(東大、長官着任順4)
司法研修所所長   小泉博嗣    平成30年12月16日65歳 民31期
さいたま地裁所長  山田俊雄    平成31年02月25日65歳 民32期

-------山﨑最高裁判事退官(東大、27期)-------平31.08.31.退官 民

東京高裁長官   深山卓也    平成31年09月02日65歳 民34期(東大、長官着任順7
福岡高裁長官    小林昭彦    平成32年02月05日65歳 民33期(東北、長官着任順6)
東京高裁部総括    都築政則    平成32年02月28日65歳 民37期
札幌高裁長官     綿引万里子   平成32年05月02日65歳 民32期(中大、長官着任順2)
東京高裁部総括    植村稔     平成32年07月20日65歳 刑34期
仙台高裁長官     秋吉淳一郎   平成32年09月19日65歳 刑34期(東大、長官着任順8)←東京高裁部総括
東京高裁部総括    川神裕      平成32年12月18日65歳 民34期
水戸地裁所長     垣内正        平成33年01月11日65歳 民38期
東京高裁部総括    栃木力     平成33年02月27日65歳 刑33期
東京高裁部総括    永野厚郎    平成33年04月08日65歳 民35期
東京地裁所長代行   近藤昌昭    平成33年04月30日65歳 民38期
東京高裁部総括    青柳勤     平成33年05月06日65歳 民33期
東京高裁部総括    藤井敏明    平成33年06月15日65歳 刑34期

-------小池最高裁判事退官(東大、29期)-------平33.07.03.退官 民

東京高裁部総括   深見敏正    平成33年07月09日65歳 民34期
東京高裁部総括   合田悦三    平成33年08月02日65歳 刑34期
大阪家裁所長    小野憲一     平成33年10月07日65歳 民36期
東京高裁部総括    杉原則彦    平成33年11月13日65歳 民33期
東京高裁部総括    野山宏    平成34年01月18日65歳 民33期
東京高裁部総括   豊沢佳弘    平成34年02月06日65歳 民34期
東京高裁部総括   安浪亮介    平成34年04月19日65歳 民35期
裁判所職員総合研修所長
           白井幸夫    平成34年04月25日65歳 民36期
法務省民事局長    小川秀樹    平成34年05月21日65歳 民37期

-------大谷直人最高裁判事退官(東大、29期)-----平34.06.23.退官 刑 

-------菅野博之最高裁判事退官(東北大、32期)----平34.07.03.退官 民

法務省訟務局長     定塚誠      平成34年08月27日65歳 民37期
最高裁首席調査官    林道晴      平成34年08月31日65歳 民34期
静岡地裁所長    廣谷章雄    平成34年11月02日65歳 民37期
最高裁事務総長     今崎幸彦    平成34年11月10日65歳 刑35期
さいたま家裁所長   秋吉仁美    平成35年01月05日65歳 民35期
最高裁経理局長    笠井之彦    平成35年05月21日65歳 民42期
長野地家裁所長   若園敦雄    平成35年06月29日65歳 刑36期
東京高裁部総括    尾島明       平成35年09月01日65歳 民37期
最高裁民事局長兼行政局長
           平田豊     平成35年11月29日65歳 民39期
新潟地裁所長    足立哲    平成36年02月27日65歳 民38期

-------戸倉最高裁判事退官(一橋、34期)-------平36.08.11.退官 刑

東京地裁所長代行  中里智美   平成36年09月10日65歳 刑37期
仙台地裁所長    大善文男    平成36年11月03日65歳 刑38期
前橋地裁所長    八木一洋   平成37年01月08日65歳 民37期
東京地裁部総括    岩井伸晃    平成37年02月25日65歳 民38期
東京地家裁立川支部長 太田晃詳    平成37年10月06日65歳 民39期
東京地裁所長代行   矢尾和子   平成37年12月07日65歳 民39期
宇都宮地裁所長    菅野雅之    平成38年03月07日65歳 民37期
刑事局長兼最高裁判所図書館長
           平木正洋    平成38年04月03日65歳 刑39期
最高裁総務局長    中村慎      平成38年09月12日65歳 民40期
最高裁人事局長    堀田眞哉    平成39年07月22日65歳 刑41期
最高裁上席調査官  伊藤雅人    平成39年09月08日65歳 刑40期
最高裁上席調査官  小林宏司     平成40年03月01日65歳 民41期
最高裁家庭局長    村田斉志    平成40年08月25日65歳 民42期
最高裁上席調査官  森英明       平成41年10月06日65歳 民42期
最高裁審議官    門田友昌    平成45年04月03日65歳 民45期



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