ツンデレblog

淡路島の弁護士が考えたこと

April 2014

 現在第67期司法修習生のmatatabifurafura氏が、最高裁にバイトの許可申請をしたところ、不許可処分を受けたのだそうだ。
 兼業許可申請不許可処分 : 股旅ブログ

http://blog.livedoor.jp/matatabifurafura/archives/4761359.html
最高裁の説明によると,典型的には,司法試験の答案添削などが許可されるようですが,それ以外について,許可が得られるのかは,よくわからない状態です。
私としては,自分自身法律がよくわかっていないのに,お金をもらって添削することに躊躇を覚えたので,他のアルバイトをしたいと思って,最高裁に対して,2月の下旬頃,以前アルバイトしていた誰もが知っている某巨大ファストフード店で働きたいという主旨の兼業許可申請書を提出しました。 
すると,3月の中旬に,最高裁の事務方から電話がかかってきまして,

A 働く時間が長すぎる
B シフト制のアルバイトであり,急な修習が入った場合に,修習に差し支える


という理由で,認められない旨示唆されました。

Aについては,
「では何時間ならいいのか?たとえば月に10時間程度であれば認められるのか?」
Bについては,
「では,シフト制のアルバイトは一切認められないのか?」

と質問したところ,

「個別的な事情による総合判断」
という主旨の答えで,明確な回答は得られませんでした。

また,
「典型的には答案添削等であれば認めている。」
「答案添削をやるつもりはないのか?」
「なぜやらないのか?」
等,言われました。

これに対して,
「答案添削以外認められないのか?」
「答案添削をやるつもりはないが,やらない理由を答える必要があるのか?」
と返すと,

「個別的な事情による総合判断」
「答える必要があるわけではない」
という主旨の返答でした。

 ツンデレが裁判でいつも腹を立てているのがこれである。

「個別的な事情による総合判断」


これははっきりいって基準でもなんでもない。ただの手続のやり方にすぎない。基準とは、こういう場合は認められる。こういう場合は認められないと判断できるものでなければならない。

総合判断したところ請求は認められる。
総合判断したところ請求は認めらない。


 どちらも、第三者による検証が全くできない。これで敗訴した人間は納得できないだろう。認められるかどうかは裁判官の気分次第、というと言い過ぎかもしれないが、少なくとも裁判官のキャラクター次第なのは間違いない。こういう行き当たりばったりの判断はよくない。

 たとえば、最近はすっかりやらなくなったけど、過払金返還請求の事案で、中断期間を置いて複数の基本契約に基づく貸付取引が存在する場合に、事実上一個の連続した取引であると評価できるか否かは、取引の中断期間等のいわゆる6要素を考慮して決定されるべきだといった最二判平成20年1月18日民集民集62巻1号28頁なんてのがあるが、これについても、他の5要素は軽視され、事実上「取引の中断期間」のみが意味あるものとして判断されているのが現状である。しかも中断期間が3年弱でも事実上一個の連続した取引とする裁判体から、3日の中断で事実上一個の連続した取引と評価しない裁判体までさまざまである(この基準は、「中断期間を置いて複数の基本契約に基づく貸付取引が存在する場合」の基準なんだから、中断期間が存するのは当たり前であり、複数の基本契約の場合は一切事実上一個の連続した取引と評価することを拒否するような裁判体はさすがに判例を正しく理解していないと思うんだが。)。
 あと、交通事故の後遺障害で、12級12号の「局部にがん固な神経症状を残すもの」と、14級10号の「局部に神経症状を残すもの」との違いも、「個別的な事情による総合判断」とかほざくマヌケが後を絶たない(「(後遺障害認定の基準」参照)。
 こういう裁判体による当たりはずれをなくすためにも、こういう基準のない「個別的な事情による総合判断」はやめるべきだろう。
 最近業界内で売れている「絶望の裁判所」でも、現場の裁判官が事務総局の意向に沿うかどうかの基準が分からなくて萎縮しているというようなことが書いてあったぞ。自分がやられてるから国民にもやっていいってことにはならない。ツンデレは、そういう負の連鎖をやめろと言っているのである。

 なお、修習生の兼業許可申請不許可処分に戻ると、行政手続法5条という条文があるのだが、最高裁は、事務総局において行政手続法の適用が一切ないという説は採ってなさそうである(「(別表)司法行政文書の保存期間基準」の中に、事項「5 個人の権利義務の得喪及びその経緯」、区分「(1) 行政手続法(平成5年法律第88号)第5条第1項の審査基準,同法第6条の標準的な期間及び同法第12条第1項の処分基準に関する立案の検討その他の重要な経緯」についての文書の保存期間が定められている。)。
 http://www.courts.go.jp/vcms_lf/20130116-t.pdf

行政手続法5条

(審査基準)
第五条  行政庁は、審査基準を定めるものとする。
2  行政庁は、審査基準を定めるに当たっては、許認可等の性質に照らしてできる限り具体的なものとしなければならない。
3  行政庁は、行政上特別の支障があるときを除き、法令により申請の提出先とされている機関の事務所における備付けその他の適当な方法により審査基準を公にしておかなければならない。

  ブログ読むと、matatabifurafura氏からは、ツンデレと同様、「理屈が合わないこと」「納得行かないこと」については、絶対に理解も納得もしない。折り合いを付ける選択肢が「最初から無い」という匂いがぷんぷんするな。応援したい。  
 なお、この記事を書くにあたっては、板倉陽一郎弁護士にいろいろ教えていただきました。感謝します。



KAGEYAMA_140120

 

マンガ編集者(自称「編集家」だそうだ)の竹熊健太郎氏の昨日のツイッターhttps://twitter.com/kentaro666は非常に興味深かった。
 ツンデレも日頃アスペっぽいってよく言われるんだよ。一度とっかかった仕事が終わるまで、他の仕事にとっかかれないなくて、書面の提出時期も毎回遅れ気味になるし…。これって、複数タスクの同時進行が苦手ってことなのかな。

 「理屈が合わないこと」「納得行かないこと」については、絶対に理解も納得もしない。折り合いを付ける選択肢が「最初から無い」。「キチンとした議論」さえ出来れば簡単に納得する。あたりは心の底から同意してしまうな。うん。やっぱり要領が悪いのか…。
 でも折り合いをつける選択肢がない以上、変わりようがないな。これからも徹底的に考え抜いて書いた書面について、正面から答えず逃げるような判決を書くクズ裁判官とは徹底的にケンカをしていくのだろう。

竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 13時間
余計な仕事が増えてしまって私、パニックです。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 13時間 
人生には三つの坂がある。上り坂、下り坂、そして「まさか」だ、と森進一と小泉純一郎さんが言ってましたが、本当なんですね。「まさか」は存在します。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 12時間 
色々な人から「竹熊さん、今年は来ますよ!」と言われますが、何が「来る」かよく分からず、戦々恐々です。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 12時間
「剥き出しの悪意」ってありますね。駆け引きとか神経戦のような段階を経ず、直接、露骨な悪意をこちらに向けてくる人というのがいて、それは「子供の悪意」ですよね。たまに40、50歳を越えていてそういう悪意を向けて来るひとがいて、怖いと感じる以前に「みっともない」です。いい歳してね。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 12時間 
一方「大人の悪意」があって、実は子供の悪意以上に陰険でタチが悪いのですが、世間的には、もしかすると子供の悪意より数は多いかもしれません。しかし大人の悪意が犯罪に至ることはあまりないと思います。言葉をかえれば、物凄く陰険で後を引くが、犯罪には至らないものが大人の悪意かもしれません。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 11時間 
私は軽度発達障害者ですが、以前はADHD、アスペルガー、高機能自閉症などの病名に細かく分かれてました。現在、医療現場ではこの診断名は使われておらず、「軽度発達障害」で統一されております。診断名に軽度がつかない場合はが「自閉症」です。うち知的障害のないものが「軽度」になります。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 11時間 
なぜ細かい診断名が廃止の方向に向かっているのかというと、実際これらの症状はミックスされていることが殆んどだからです。ADHDは極端に落ち着きがない症状で、アスペルガーは場の空気がなかなか読み取れない、理解力判断力に問題はないが極端に呑み込みが遅い、などが症状です。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 9時間 
さて、私はこの4月から勤務先を休職したのですが、これは発達障害そのものが理由ではなく、環境ストレスによる二次障害として適応障害を起こしたからです。大学の専任教員の仕事がそれのトリガーになった事は明らかですが、同時に、共同事業者との精神的確執も原因として大きいと思います。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 9時間 
軽度発達障害は義務教育期間中に発覚することが多いのですが、私は大学に進学せずに家出してしまいましたし、48歳で大学専任教員となるまで一度も診断を受けたことがなかったので、最近まで自分の「病気」を自覚していませんでした。昨年診断を受けた時は青天の霹靂以外、言葉がありませんでした。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 9時間 
なぜこの歳まで病気の自覚がなかったかと言うと、私は21歳からフリーライターとして仕事が出来ていたからです。同時に二つの仕事ができない(脳の構造がシングルタスク)というのが私の障害なのですが、仕事では必ず担当編集者が付きますので、適宜督促されれば、私は仕事ができるのです。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 9時間 
普通、こういうプライベートは他人に公開する性質のものではないと思います。ただし私の場合、昨年から共同事業者との確執が始まっており、T氏がTwitter等で私のことをキチガイ呼ばわりし始めたのもその頃です。これについては今後、法的係争の可能性もあるので、この位にします。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 9時間 
.@lotusanemone 健常者に対しこの病気をの説明は困難です。殆んどのケースで誤解が生じます。結局、病気である自分が「誤解される局面」に極力立たないよう努力するしかありません。
即ち、交際は理解がある友人とのみに限定する、できない仕事は絶対に安請け合いしない、などです。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 9時間 
.@lotusanemone 軽度発達障害自体は物凄く多い病気です。文章や絵画、音楽などに才能を発揮する人の中には、多数、紛れていると思います。即ち障害自体は病気ではなく「体質」と呼ぶべきで、周囲の適切な理解があれば仕事はできるのです。問題は殆んど「理解されない」事です。
SHIROKUMA86 @SHIROKUMA86 · 9時間
@kentaro666  ことの経緯を良くは存じ上げませんが、ツイートでつい気になってしまったので、「障害」は「病気」ではありません。
薬で症状を軽減化することはできるかもしれませんが、治りません。一生自分のキャラクター(特徴)の一部として付き合っていく類のものです。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 9時間 
@SHIROKUMA86 了解しています。自分のこの体質は一生、治らないと思います。人生が続く限り、私は自分の体質と付き合って行かなければなりません。 会話を非表示
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 8時間
.@luv_u_all_u 自分の障害を自覚して以来、多数の軽度発達障害者と接触していますが、世間の誤解・偏見との戦いで多くは疲れ果ててますね。健常者から見たら、なぜそんな簡単な作業が「できない」のか、心理メカニズムが理解不能なのだと思います。実際僕自身、説明出来ませんから。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 8時間 
@luv_u_all_u 軽度重度に関わらず社会の理解は必要です。しかし重度発達障害、即ち自閉症の人間が普通に就労することは現実として困難だと思います。そうした人間でもこなせる適切な仕事は単純作業に限定されますので、仕事自体がなく、殆んどの職場では「お荷物」になるからです。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 8時間
@MamproKT 軽度発達障害の問題は、家族すらこれを恥じて隠そうとする事ですね。かつ、当の親自身軽度発達障害であるケースが凄く多いです。医学的な証明は知りませんが、経験上、これは遺伝します。僕の母も他人の話を聞くことができない人で、彼女が死ぬまで親子喧嘩が絶えませんでした。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 8時間 
「同時に二つ以上の仕事が重なるとパニックになり、二つともできない(適切な催促があれば可能)」「周囲の空気を読んでその場をやり過ごすことが出来ない」「納得がいかない物事は、納得するまで何もできなくなる」以上が私の「障害」の主症状です。多分私と接した事があれば、お分かりだと思います。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 8時間 
私の場合、多くの生活上の困難は秘書か、秘書をしてくれる奥さんがいれば解決するのですが、この性格なので奥さんが出来ませんw。恐らくこれが私の最大の問題です。
私は一人暮らし歴30年ですが、未だ炊事洗濯、家計簿など基本的なことが全くできません。それでも生きてこられたのは奇跡ですね。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 8時間 
昨年、私はTwitterでマンガ表記の「縦書き・横書き」を巡って業界関係者と一ヶ月に及ぶ大論争をし、大炎上しましたが、この時私は一方で共同経営者からさんざん無能・狂人呼ばわりされていました。この事で私は適応障害を併発したものと思われます。医師の見たてもほぼ同じです。
  mipoko:NoNukes&NoFur @mipoko611 · 8時間
ここまでの竹熊さんのRT、私も身近に軽度発達障害がいるので分かる。その人は自分を客観視して周りの空気との同調具合を測るということができない。その人がよく知る誰かが同じことをしてたらどう思う?と聞くと「その人はそんなことしないからわからない」と言う。これで正直なの。悪意はない。
mipoko:NoNukes&NoFur @mipoko611 · 8時間
あなたは病気ではないけど、他の大勢の人が自然にやってる相互理解とコミュニケーションの方法を、やりにくい脳の性質を持っているので、テクニックとしてそこをフォローする方法を意識的に覚えると、トラブルが減るんじゃない? というと納得してた。トラブルの多さは本人も自覚してるみたい。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 5時間 
@mipoko611 私はそこまでではないと思いますが近いものがあります。#電脳マヴォ の全体ミーティングを基本廃止したのもその為です。私の場合、筆談がもっともコミュニケーションが図りやすい手段です。
mipoko:NoNukes&NoFur @mipoko611 · 4時間 
@kentaro666 こんにちは。そういえば私のその身内も、メモ帳などに自分の気持ちを書き綴って、確認するクセがあります。気持ちを言葉にすると同時に相手の反応を見る、聞く、その反応をふまえて目的にあったベストな返答を考える、ということがマルチタスクになってしまうのかも。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 7時間 
それ以前に311があり、私のTwitterが「反・脱原発Tweet」で埋まりました。これも二次障害としての適応障害(躁鬱症状)で説明つきます。私は明らかに「やり過ぎ」ましたが、しかし私は今も原発全廃論者で、漫画業界は根底から変革すべしという意見で変わっていません。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 6時間
つまり私は「 理屈が合わないこと」「納得行かないこと」については、絶対に理解も納得もしないのです。世の中には納得行かないことが多く、「長いものに巻かれる」ことで、殆んどの人間は社会と折り合いをつけるのですけど、私は納得行かないので、折り合いを付ける選択肢が「最初から無い」のです。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 6時間
どうも私は長いものに巻かれて、適当に折り合いを付けるという思考プロセスがどうやら欠落しています。「キチンとした議論」さえ出来れば私は簡単に納得します。原発問題も、放射能は人体に無害であり事故は二度と起きないと「証明」されるなら、私は推進論に「転向」すると思います。
のり一 @noribiyori · 5時間 
@kentaro666 持続し広める知恵あれば巻かれなくて良いと思います。私は掲載されるため異質の原稿併載とか息子の要請に従うことあるけど限度はあります。沢山に見て頂けて質も落ちないなら良いかと思うので「これとコミじゃなきゃ掲載できねえのか」と思いますが妥協するのです。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 5時間
@noribiyori のり一さんお困りでしたら相談に乗りますよ、お見舞がてら。
のり一 @noribiyori · 5時間
@kentaro666 私もタケクマさんと似たところある気がするのでわからないではありません。私は職種、さまざまな舞台を雑に色々やってきたので、かなりスレてますが。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 5時間 
@noribiyori サラリーマンはありましたか?
のり一 @noribiyori · 4時間 
@kentaro666 セールスマンはしたことがありレコード会社の文芸部にいたことありますがサラリーマンはしませんでした。
竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 · 4時間

@noribiyori サラリーマンとお役人が出来るのが堅気の人ですよね。私は両方出来ません。


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村田博史名誉教授 ご逝去のお知らせ
https://www.kyoto-su.ac.jp/graduate/pro/lawschool/news/20140429_news.html

  あら、ツンデレは大学の2回生のとき、この人に物権法の単位もらったぞ。
  田井教授のゼミにいたとき、京産大の村田ゼミとの合同コンパもあった気がする。
  当時の同志社は、村田先生の物権法と石田喜久夫先生の物権法のどっちかを選べるようになっていて、村田先生ははあんまり講義のうまい先生ではなく、ツンデレは、正直、石田喜久夫先生の物権法とらなかったのは痛恨だったなどと常日頃思ってはいたんだが、こうして若いころ習った先生が亡くなるのはあんまり楽しいことじゃないな。
  裁判官には今すぐ死んでほしいやつらが沢山いるが。(とりあえず大阪高裁第9民事部の田中義則)
tai-murata































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