ツンデレblog

淡路島の弁護士が考えたこと

November 2014

急増する「保育園と住民のトラブルの記事」でふれた関西テレビの番組の放送日が決まったそうです。全く期待していないけど。
 なお、上のエントリの後、吉國さんから、
ブログのコメントにつきまして
「自分がそう思うからそれが正しいとまでは思わない。
間違っているかもしれないので、
いろんな考え方を紹介したいと考えている」というのが私の言いたいことでした。
というメールをいただいておりますので紹介しておきます。

 両論併記でも、こちらの言い分が全く放送されず、ど素人だけど自分で知ってるつもりのコメンテーターの底の浅いコメント聞かされるよりはマシですかね。どっちかというと、もう放っておいてくれっていうのが本音ですが。

  -----------------------転送元のメール-----------------------
From: 吉國 ぴあ <*******@ktv.co.jp>
To: 蔭山文夫 <kage@orange.zero.jp>
Subject: 12月2日放送に(関西テレビ・吉國)


お世話になっております。
大変遅くなりましたが、
先日取材させていただいた「保育園をめぐるトラブル問題」の放送日が決まりましたので
ご連絡差し上げます。

【番組名】スーパーニュースアンカー
     http://www.ktv.jp/anchor/index.html
【日時】2014年12月2日(火)18時15分~19時までの間の約10分程度

メールでのご連絡で申し訳ございませんが、
よろしくお願いいたします。

関西テレビ・吉國

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 上は安藤広重「阿波鳴門之風景」
 下2つは、神戸観光壁紙写真集【Kobe Travel Guide】というサイトの写真(「当サイトの写真はWeb素材、HP素材、クリスマスカード、年賀状や暑中見舞いなどのポストカード素材としても無料でお使い頂けます。」とのことなのでお借りしました。)
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グーグルマップだとこんな感じ
http://goo.gl/maps/MMggQ


いや、これ(広重の絵)、ひょっとしたら鳴門から淡路方面なのかな。その方が島の形が合うな。自信なくなってきた。明日訂正するかも


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   本日、保育園騒音訴訟の第3回期日がありました。非公開の弁論準備です。
 こちら(原告)が行ったのは、主に原告の測定はどのようにやったのか(位置を示した図とか再現した写真とか)の証拠の提出と、測定値からどうやって敷地境界上のデシベルを推定したのかの説明とかです。こんなの
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 他方、被告からは、ようやく被告独自の騒音測定をした結果とそれに基づく反論の準備書面(準備書面⑵)が来ました。

 そういうわけでこちらも次のとおり反論しました。
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 ツンデレは神戸地裁に14発のバスで洲本を出たのですが、14時40分に事務所に被告からの準備書面(準備書面⑶)が届いたようです。ツンデレは書記官室に出頭しましたと報告に行っときに突然渡されました。それによると、被告の測定中の園児たちの様子は次のようなものだったそうです。
  比較的年長の園児が園庭に10数名出てきたが、すぐにカートに分乗してどっかに行った。その10分くらい後に比較的年少の園児が10数名出てきて、保育士の指導のもと遊んでいた。
 さらに、「原告において、被告側が証拠捏造行為を行っていると主張するのであれば、その証拠を提出するようが虚偽の主張をしたというのであれば、その明確な根拠を提出するよう強く求める。それが出来ないならば、被告側に謝罪した上で主張を撤回すべきである。」だってw
     謝るわけないじゃん。
 「保育園側は毎日新聞の取材に「窓やカーテンを極力閉めるなどの配慮をしている。」じゃなかったのかい?いつから園庭を分担して利用するようになったんだよ。

 被告が計測した日は、たまたまツンデレが現地で原告の測定の再現を写真にとったりした日の翌日だったんだけど、原告本人、「そういえば、先生が来た日の翌日だけ「今日はやけに静かだな」と思ったんですよ」って笑ってたわ。
 大見得きった以上、被告の保育園は今後も裁判が終わるまで園児を分散して遊ばすんだねw 原告は、せっかく子どもに負担がかからないように、防音設備の設置を求めたのに、保育園側は子どもに負担をかける方法で裁判に勝つ道を選んだわけだ。



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 月曜日の毎日新聞に、俳優の渡辺徹の心筋梗塞の話が載っていた。小泉今日子とグリコアーモンドチョコレートのCMやったラガー刑事は心筋梗塞起こしてたのか。知らなかったよ。ツンデレと同じ50歳で心筋梗塞の発作が起きたようで、他人事とは思えなかった。
 ちなみに、昔、神戸地裁洲本支部に「かしわばら」という書記官がいたんだが、ツンデレは書記官室で、その人のことを「榊原さん」と呼んでしまったことがある。

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 最近、古本屋(ブックオフ)で購入した「世界で一番やさしい心筋梗塞」という本(マンガです。すみません)によると、発作から6時間が「治療のゴールデンタイム」で、ゴールデンタイム内に循環器系の専門病院、あるいは3次救急病院に搬送されると致死率は10%未満になるそうだ。
 ツンデレの場合、発作が起きたのがたまたま、朝だったのが幸いしたんだろうなと思う。朝6時ころ心臓が締め付けられるように痛み、目が覚めたんだけど、朝9時のかかりつけ医の診療時間まで待ってそこに行き、そこでの心電図の結果からすぐに救急車が呼ばれることになったんだよね。もし、夜に発作が起きたら、朝まで待とうと、すぐに119番に電話するのをためらったと思うな。うん。
 同業者には、長時間の仕事かかえて高血圧とか、高脂血症とか、循環器系の生活習慣病予備軍多いんじゃないかと思う。他人に共感する能力のない世間知らずでバカな裁判官相手にしてストレスたまるし。このブログ見てる人、救急車は躊躇なく呼んでくださいね。家族を悲しませたくなかったらね。
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【バカは】平気でこういう判決書ける裁判官って、気楽でいいなあ【無敵】に登場したバカにまたやられてしまいましたorz。なんで民事訴訟法知らないやつが裁判やってるの?洲本簡易裁判所。

 事案は、ごくごく単純な貸金請求訴訟。原告がかつて100万円以上のお金を被告に貸付けていたところ、そのままになっていた。その後、被告の方から原告にお金を返したいという連絡が来た。そこで、原告と被告は直接会って、毎月3万円ずつ払う。分割払いの不履行があったら残りを一括で返済するという約束をした。しかし、被告は会ったときに3万円払ったほか、全く支払をしない。というもの。
 原告の提出する証拠は、直接会ったときの録音。ただ期限の利益喪失部分は録音部分に入っておらず、原告と原告が呼んだ友人の陳述書。これを提出した段階で被告は裁判所に出てこなくなって、人証調べせずに結審という事件

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 まあ、要するに分割払いの約束はすべて認められたが、期限の利益喪失の約束は認められず、認容されたのは期限が到来した部分のみだったという話(期限の利益喪失約束を認定しなかった部分も非論理的で不愉快だけど、今はその点には触れない)。

 口頭弁論終結時までに支払期限が来た部分のみ認容する根拠は民事訴訟法135条です。
第135条
将来の給付を求める訴えは、あらかじめその請求をする必要がある場合に限り、提起することができる。
    ただね

 この規定も将来の給付を求める訴えが一切ダメと言ってるわけではない。「あらかじめその請求をする必要がある場合に限り、提起することができる。」。では、「あらかじめその請求をする必要がある場合」とは、どういう場合か。
 実はこれについての学説の対立はほとんどないのだ。
 ツンデレが司法試験の受験生のころ、使用者が非常に多かった有斐閣大学双書の最新版の1個前のバージョン「新民事訴訟法講義」〔第2版〕134頁
「もう1つは、履行期が到来しあるいは条件が成就しても、そのときに任意の履行が期待できないと判断されるような事情がある場合である。たとえば、義務者が現在すでに義務の存在または内容を争っているときは、原告の主張通りの時期における履行を期待できないから、あらかじめ請求をなすことができる」。
 平成10年の民事訴訟法改正前の書籍なんだが、便利なんで今でもときどき参照する鈴木正裕・鈴木重勝・福永有利・井上治典著「注釈民事訴訟」(有斐閣双書)344頁
「どのような場合にあらかじめ訴えを提起する必要が認められるかは、給付義務の目的や性質、義務者の態度などを考慮して判断される。義務者が現在すでに義務の存在、期限または条件を争っていて、将来履行期が到来しまたは条件が成就したときも、任意の履行が期待できないときは、この訴えを認める必要がある。」

 要するに、将来の給付の訴えでも、債務者が現在その義務の存在を争っている場合は請求が認められることに判例学説上の争いがないのである。
 そして、今回の判決における被告の態度を見直してほしい。

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 明らかに現在その義務の存在を争っているじゃないか?将来給付を求める訴えは原則できないところまで知ってるのに、どうして例外的に認められる要件知らないんだ?ええ?

 さらにこのバカの救いがたいところは、ツンデレがこの判決間違ってるよ、変更判決(民事訴訟法256条)したらどうですか?ってFAXしたのに対して、変更判決を拒否したことである。
第256条
裁判所は、判決に法令の違反があることを発見したときは、その言渡し後一週間以内に限り、変更の判決をすることができる。ただし、判決が確定したとき、又は判決を変更するため事件につき更に弁論をする必要があるときは、この限りでない。
変更の判決は、口頭弁論を経ないでする。
前項の判決の言渡期日の呼出しにおいては、公示送達による場合を除き、送達をすべき場所にあてて呼出状を発した時に、送達があったものとみなす。
 ここまで明白な民事訴訟法違反の判決しておいて、法律違反指摘されても知らんぷりってイヤガラセ以外のナニモノでもないでしょ。控訴するときの印紙代からして違うんだよ。最初の判決はうかっりと善解してやってもいいが、間違い指摘されてもそれを認められないのはボロクソに言われても仕方ないと思う。
 洲本簡裁の「裁判」はもう茶番です。茶番劇には茶番劇にはふさわしい衣装が必要だ。ツンデレが今後このかっこうで出廷します。

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今気付いたけど、「その余の請求を棄却する」もおかしいな。棄却と却下の区別もつかないのか(ため息)。

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