日頃よりBaker Bounnce 東京ミッドタウン店をご利用くださいまして
誠にありがとうございます

先日で御座いますがBakerBounce 公式ホームページにて 
本年 12月1日よりBaker Bounnce 東京ミッドタウン店の
グランドメニューの価格改訂をさせて頂く旨の
お知らせ及びお願いを申し伝えさせて頂きました 

公表された文章だけでは説明が不十分だと思いまして
改めましてこちらのブログにてこの度の改訂までに至りました経緯と
世界規模で変様している食品流通の現状を申し伝えさせて頂ければと思いまして
ここに述べさせて頂く次第でございます

まず大きな原因の一つと致しましては円安による輸入品(牛肉・豚肉)の大幅な高騰が上げられます
この高騰が急すぎるのと企業努力では吸収しきれない位の値上げ幅な所です
今となっては商社ですら買い付けるのが難しい状況と聞いております
円安が決定打となってしまった要因と致しましては
円安以前より始まって来ていた畜産物の恐慌がボディーブローの様に効いていたのと
消費税の税率引き上げもこの要因の中に入っていると思われます


お店により使用する品目も違いますので
ここでは当BakerBounceの使用する素材を中心にご説明させて頂こうと思います

前兆は豚肉からでした
今年の春先より天井知らずの値上がりが始まりました
原因は海外の子豚に疫病が一斉に広まりその子豚が一斉に処分された事に端を発しております
翌年育つ豚が殆どいなくなってしまったという事です
例えで申しますと 100円で買えていた豚肉が200円出さないと買えなくなってしまいました
当BakerBounceではベーコンを日々大量に仕込みます
ここ半年ほどベーコン自体では利益というものは御座いません

豚肉の損失は何とか野菜や乾物類などの一括買い付けなどでコストを抑え
なんとか凌ぐことができそうかと思った矢先に

今度は牛肉の高騰が始まりました
牛肉の場合は更に事情が入り乱れております
こちらは一昨年にアメリカで起こった干ばつから端を発しております
この干ばつにおいてアメリカは相当数の肉食牛を失ったと思われます
今年は自国の分の牛肉も賄いきれずにオーストラリアから不足分を
輸入している状況です
そういった状況なのでアメリカ牛自体が高価なものなってしまった上に
お国を挙げての円安政策も重なりとんでもない値上げ幅を現在更新致しております

週ごとの輸入価格表をみると以前は予測価格が表示されておりましたが
現在では全て棒線一本しか引いてなく問い合わせてもその日にならないと分からないという状況です

それに加えて数年前から始まって来ていた中国による牛肉の大量消費がさらに拍車を掛けております
日本は輸入品に対して厳しい検査基準を設けておりますが中国ではそういった基準はほとんど設けておらず
包装や規格など無いに等しいらしくどういう状態でも輸入するので
輸出側としても手間も省け安易に対処できるのと大量に買い付けるので中国基準のラインにシフトしております

さらに根本的な所で世界的に見ても畜産業、畜産家が減少し続けているという事もあります
毎年出生される牛の頭数を見ると明らかに減少し続けております

この様な現在巻き起こっている現象は
個人や企業レベルでどうにかなるものではないと思っております
諸般の事情と言うことはこういう事を言うのでしょう

ここまでは原因的な大まかなあらすじをご説明させて頂きました

そしてここからはBakerBounceの部分についてご説明させて頂きます

お陰さまでBakerBounce東京ミッドタウン店も開業して8年が過ぎます
日々の皆様からのご支援の賜だと思っております
誠ににありがとうございます

このミッドタウン店をオープンさせる際に最後まで悩んだ問題が一つ御座いました

それはグランドメニューの値段です
理由といたしましてはやはりぽつんと離れた世田谷の隠家と当時最新鋭の施設への
出店は設備の投資から賃料から桁違いです

値段をどうするか?最後まで悩みました
本来ならば賃料分上乗せさせて頂く事が出来れば本望なのですが
全く同じものなのに値段が違う事に当時のわたしは納得する事が出来きず
本店と同じ値段にてご提供させて頂く事にしたのです

その分多くのお客様の集客につとめその固定経費分を補う作戦で
2008に東京ミッドタウンに出店させて頂きました
当時デフレの後押しもあり安くて良いものを選ぶ事もできましたし
その結果をお客様に還元し続ける事が出来ておりました

儲けたいのは誰しも一緒だと思いますが
良いものを作りたいと思いますとこの世の中場合は
いつもギリギリの所の攻防戦です
食の喜びは素材への投資により保てれております
いつも変わらぬ味をご提供させて頂くためには
当BakerBounceの場合はプラスとマイナスの狭間におります
またBakerBounceの看板商品は皆様ご承知の通り
ハンバーガーで御座います ありがたい事です
仕入れの半分以上を占める牛肉が未知の高騰の今
その薄利多売の狭間を根底から吹き飛ばされてしまった形で御座います

ここ数年緩やかながらも多くの品目が
値上がりをしてまいりました
その度にピンチはチャンスと思いあれこれ策を見つけては
行動に移してきた次第です
現状を維持したいがためです

理由と致しましてはコンセプトに御座います
Dinerはあくまでも簡易食堂でありレストランではない
今あるお財布の中身を気にせず気軽に食事が出来
一皿でお腹が一杯になって満足できる
その考えは今でも変わってはおりませんので
コストを落とす様な盛りを少なくする様な事は致しません


周りの状況が大きく変わってしまった様です
今回ばかりはわたし達も変わらなくてはいけないようです


この度だけは不本意ながらも少しばかり皆様に変動した仕入れ部分の
ご負担をお願いしなければならない運びとなってしまいました次第で御座います

誠に申し訳ございませんが
12月1日よりハンバーガを主体とした商品のお値段を改定させて頂く事を
ここにお知らせをさせて頂く次第でございます

大変恐縮でございますが
皆様のご理解ご協力のほど承れます様
心よりお願い申し上げます



平成 26年 11月17日

Baker Bounce 代表 渡邉 貴広




*尚三軒茶屋本店はまだ頑張れそうなので現行のお値段のままでご提供させて頂きます




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