June 24, 2004

慰霊の日、というエントリについて追補

釣ろうとした文章が日本語になってなかった。(汗
「日本軍は沖縄の住民は全員死ね、という意味」
ってどんな意味だよ。(とほほほ

昨日も歩きながら併走車からのマイクでのアナウンスを
(沖縄戦についての色々な話)
聞いてたのだけれど、沖縄戦のイメージって
アメリカ軍による大量虐殺 (今のファルージャのような) ではなくて
友軍による虐待、なんですよ。

例えば、以下に挙げる話

  • 日本軍の兵隊と壕に避難している時、赤ん坊が泣き初めてしまった。米軍に見つかる、との理由で殺された。
  • 日本軍の兵隊にスパイ扱いされ、殺され (そうになっ) た。
  • 日本軍の兵隊に食料を全て取り上げられた。理由はわしらおまえらの為に戦っている、明日にも死ぬかもしれない、等々。

こうした「友軍兵士が守ってくれない」状況のイメージが
強く沖縄県民の心に刻まれているように思えてならない。
# 無論、現在アメリカに占領されている状態だから、という事もあるでしょう。

で、その原因の一つとして考えられるのがヤマト民族な方々による
民族差別ではないか、と。
# 北海道、沖縄の死亡者が多い理由ですよ。

勿論、沖縄における北海道出身者な軍人が全員アイヌ民族だとは申しませんし
実際にそんな事はなかったでしょう。
でも、そう思えてもしまう、んだよねぇ。
これは自分達の土地でだけ戦闘が行なわれた事への僻み、等の
被害者意識だけが原因ではないと思います。

現在「有事法案」という形であの頃と同じ状況が
再び繰り返されても不思議じゃなくなりつつあるのだけれど
ご当地沖縄でも教育の成果やらそうした記憶を持つ方が減っている、という
理由からか声を大にして反対を叫ぶかたがたが少ないように思う。
これも教育のなせるワザ、なのだろうか。

あと、竹ヤリで向かっていく白兵精神もなんだけど、
何故に自決を強要するのか、もよく分からん。
# これこそ正に「教育」の成果なんでしょうけど。
どうして一般市民と {避難して, 逃げていて} 、
わしらはもー終わりだから全員死のう、なのか。
白旗あげて、兵隊は殺されてもええから普通の人達は
助けてあげてくれ、って何故言わないか。
# 鬼畜にそんな事言っても分からない、から??

確かに今のイラクにおける米軍の所業を見るに、
竹ヤリでもって自爆 (自爆でもない) してしまえ、と思っても不思議じゃないが
だからといって皆でいさぎよく自決致しませう、というのは
その時代の価値観なのだろうか。

このエントリでは沖縄県民の印象、みたいな書き方してしまいましたが
勿論、沖縄県民全体がこうした考え方であるはずはありません。
又、一部でこうした発想に基づく意見を否定する方々が
いらっしゃる事も承知しています。

ただ、沖縄戦を体験した方々がおっしゃっている事を聞くに (見るに)
# 又は現在のイラクにおける米軍を見るに
軍隊って何なんだ、とか
平和を維持する軍隊なんてあり得ない、と
思わざるを得ないですねぇ。
そして、現在の日本国の状況を見るに、その時代に向かって一直線、とも
感じてしまう今日この頃な訳です。

で、件のエントリなんですが、白兵主義、というキーワードにて
M.H. Square さんからトラックバックを頂いた。
あまり勉強しないままエントリをたれ流しているんで
こんなきちんとしたエントリからトラックバックを頂けるのは
恐縮の極みだったりします。
# そして色々と勉強になります。ありがとうございます。


bakkyo at 12:23│Comments(7)TrackBack(0) okinawa 

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この記事へのコメント

1. Posted by マウス   June 24, 2004 23:22
私も色々書いてるうちに、わけがわからなくなる事が・・。
文章が苦手なのが今更ながら悔しい(勉強せねば)

例えの話私も聞きました、証言していた方がみえましたものね

後、満州に行っていた父も
上官の話で「敵は前からだけではない!後ろから(同じ隊員)の場合もある」と
言ったそうな
同じ隊の者を虐めたりすると、恨みを買って撃たれると言うような意味だったんですと。
戦争とは”人を狂わすもの”・・・どっちが先なのだろう
2. Posted by ばっきょ隊長   June 25, 2004 09:52
なんか長い割に意味がよく分からんエントリになってしまいました。

どうもイケません。(とほほ
3. Posted by まきこ   June 30, 2004 02:32
 沖縄戦で死亡した兵士に北海道出身者が多いって、本当ですか?
北海道ではそんな話は全然聞きません。北海道はもう和人の天下なので、自分たちが侵略してここにいる、ということもまったくといっていいほど触れられません。とくにうちとこあたりは、現在アイヌとして暮らしている人がほぼいないので(会ったことない)、語られるのは「開拓史」であって「侵略史」の影も形もないです。川の名前がペンケメクンナイ川だったりするのに。
 そんな感じだから、なにかが伏せられているのかも知れませんね。それと、北海道に開拓に来させられたのは、やまとーの中でも捨て駒だと思うので、それで多いのかも知れません。
4. Posted by ばっきょ隊長   June 30, 2004 11:09
http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/htmls/senbotsu/SN01EXPL100.htm
によると
沖縄県を除くと北海道が一番数が多いですね。(10,787 名)

数値自体の信憑性が....なんて言いだすとキリが無いんですが
その次の県との差が桁違いなんで。
# 実際に平和の礎を見ても桁違いな程度がすぐに分かります。

ちなみにアイヌ民族の歴史なアーカイブってインターネットにあるかな、と
思ったらいくつかありましたね。

北海道ウタリ協会
http://www.ainu-assn.or.jp/about04.html
ainu
http://www.ne.jp/asahi/hii/miya/ainu/ainu.htm

北海道な人が多い、の意図イコール_アイヌ_ではないにせよ
何かの意図があったのだろうな、というのは深読みしすぎなのでしょうか。
5. Posted by まきこ   July 01, 2004 02:57
あ、ひとつ前の記事に数字の資料があったんですね。お手数かけてすみませんでした。
なるほど、北海道はけた違いに多いですね。一例として東北の各県は1000人以下か。でもきっと東北の各県は、別のところ、例えばサイパンとかでごっそり亡くなっていたりするんでしょうね。
日本軍の方針として、とりわけ北海道の兵隊を捨て駒と考えていたかどうかはこれだけでは確定しないとして、それにしても北海道で戦争の話をするときに、このことに触れないのがやはり不気味です。だって、沖縄戦って学校の社会科でもわりと話題になるでしょう?ひめゆり部隊とかもあるし。そのときに「実はここには北海道の兵隊がたくさん行っていたんですよ」というようなコメントをするのを聞いたことがない。少なくとも語り伝えようとしていないことは間違いないです。
しかしこれって、北海道の部隊は被害者でもあるが、ようするに沖縄の人たちに死ねといった側でもあるわけですよね。重いなー。
6. Posted by ばっきょ隊長   July 01, 2004 08:22
確かに数値でモノを言う時ゃ全体見て話した方が良いですねぇ。
# 全体的な数値ってどっかにあるんだろうか。教えてくれ、google よ。

ただ、沖縄戦に関しては、戦争を指揮してる人達的には
負けを前提にしたイクサだったはずです。(さしたる根拠はないですが)
そしてそこに投入された兵員の出身地に北海道が多いのは何故か、という
観点で何かを言っている人は確かに少ないでしょうね。
# とゆーよりもあの戦争についてどうだったか、という事を
# パブリックな場所で言ってるのって小林よしのりさん位すか?? (そうでもないか

そして、戦争という異常な状況の中ではシマの人がシマの人に
「死ね」と言った事もあったと思いますよ。
実際に避難壕で親類縁者が殺し合い(自決)をしているような
自由のない状況だったりした訳で
そうした状態を常態化させんと為政者のバックな方々がしてるんだろうな、と。
# 昨日、深夜までお仕事だったんでへろへろな文章かもしれませんが
# ご勘弁下さいまし。
7. Posted by まきこ   August 29, 2004 21:22
隊長のこのエントリのおかげで、
移動図書館の『沖縄戦とアイヌ兵士』(草の根出版会)という本を見つけて借りました。
「母と子でみる」っていうシリーズ名が、くたばっちまえ、ですがね。

アイヌまたは北海道の人が沖縄戦にたくさん送られた、という記述ではないのですが、
沖縄戦で亡くなったアイヌの話、真栄平にある南北の塔を建てるのに携わったアイヌのもと兵士の話がありました。

なんにしても差別の話も戦争の話も、重いです。
でもこの本を読めてよかった。隊長、ありがとうございました。

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