精煉方の住居跡

今日の佐賀は、よく晴れて、とても気持ちの良い一日でした。
11月も残りわずかというのに、暖かすぎることがちょっと心配ですが･･･

今朝の佐賀新聞によれば、幕末の佐賀藩の理化学研究所である「精煉方」遺構で住居跡が発見されたそうです。

何方の住まいであるかは分かっていないようですが、ここには東芝の祖と言われる田中久重親子も住んでいたので、今後の調査が楽しみです。

小出千之助も精煉方で活躍していました。西洋の科学技術はオランダ語の書物で入って来るので、蘭学の達人である小出千之助は、蘭書の翻訳でとても忙しかったことと思います。

2017年秋の小出千之助150回忌には、小出千之助の縁者の方々と一緒に精煉方跡を見学しました。その時はまだ発掘が始まる前でした。
2019年には、東芝のお勤めだった千之助さんの縁者の方と一緒に訪ねた時は、発掘が始まっており、縁者の方は、何代にもわたって東芝に関わりのある小出家のことを不思議がっておられました。