道路や下水事情が悪いバリ島では、
雨期など雨が激しく降ると、坂の下や少し周りより低い場所などでは、

 
大人の太腿や腰のあたりまで水があふれて来て、
瞬く間に道路が川に変貌する時があります。


ひどいときには、雨水に流された牛が道路で溺れてしまう事もあるほどです。


ある大雨の日、バリタクシーにロスメンまで乗っけてもらったら、
案の定、洪水地帯に出くわしました。


周りには他の車がエンコしてて、
押してる人達の太腿から腰の辺りまで水が溜まっていました。


私は少々不安を覚えたので、運ちゃんに、
「どうする?」って聞いたら、「大丈夫!!」との返事。


運ちゃんがタクシーをバックさせはじめたので、
回り道するのかなって思ったら。。。


ナント、急加速して目の前の湖に突っ込んで行くではありませんか。


『ちょっ、ちょっと待て〜〜!!』


私の心は叫びました。


『やめるろぉ〜〜!!異国の地で男と心中なんてまっぴらだ〜』
『オッサン、鼻毛が出てるゾ〜(錯乱期)』
『お前のかあちゃんデベソ〜!!(そして、幸せの国へ・・・)』


様々な心理的葛藤を経て、私の心のスクリーンに、
綺麗なお花畑が写し出されそうになった時でしょうか?


タクシーは、ついに入水しました。


『サバーッ!!』


と、次の瞬間、「う・う浮いてる〜」


運ちゃんは、気合いを入れてアクセル踏んで、タイヤをスクリュー代わりにして、
向こう岸までたどり着こうというハラのようです。


ギリギリと歯を食いしばっていました(笑)


水陸両用車に早変わりしたバリのタクシーは、その後約30mの航海(?)
を終え、無事?に向こう岸(三途じゃないよ!)にたどり着いたのです。


「運ちゃん、ボクは!君を疑ったり、悪く思った事なんか一度もないよ!
もちろん君のお母様に対してだって同じさ!!」


訳の分からない事を口走る私を、運ちゃんは怪訝そうな顔でミラー越しに見
つめていました・・・


こんな感じで、バリのタクシーはお客さんを目的地に届けるという責任感が
と〜っても強いのです。


【雨期のバリ島では、素敵なアドベンチャーが貴方を待っています♪】


追記:靴にはビニール袋でカバーを忘れずに。
おやつは300円分までです。



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