ニュピの寸前にまたムラスティがやってきました。

「悪霊を静めるために海に行く」「ニュピの前の清め」とガイドブックなどにあります。ニュピは家で何もしない日に対して村やバンジャールをあげて皆で海に行く・・・・これは相当な決意をもったアクションですね。悪霊とは自身の中にあるコントロールできないほどの憎悪や怒り不安や恐怖・・はたまた島の外から攻めてくる侵略者、島内のまつりごとがうまくいかない状態が発生すれば対立で飢饉・・・どれをとっても悪霊と同様多くの人間を苦しめます。自己や家族・村のひどい苦しみが発生しないよう、争いごとや戦争がおこらないよう、これらを象徴的に「悪霊」としたと思われます。悪霊が自身やこの島にこないように願います。ここで悪霊(煩悩や苦しみ)の存在をはっきり認識します。各個人は意識からネガティブなものと決別します。

ムラスティなどのセレモニーで大切なのは恐らく、この世界や人生には「危機や苦しみ=ひきおこすのは悪霊」が存在することを村全員で海に行って確認すること、国や村や自身が抱えている大きな問題や苦しみをこの日に溶かしてしまい、村も個人もよい意識になり静寂のニュピを迎えやすくする。静寂とはヒンドゥーや仏教の瞑想を意味していると思われます。何千年も前からの瞑想や静寂の意味を「ニュピ」として世界で唯一、バリ島すべてが静寂に至ることを求められます。

ムラスティは恐らく、お釈迦様の言う「煩悩」を見極める日であり、
ニュピは「煩悩」を溶かす日かもしれません。ムラスティは海に向かって自分の中の悪霊と向き合う日、悪霊や煩悩に気が付くことが目的なのかもしれませんね。ムラスティを終えたあとのバリ人の顔を観てください。なにかスッキリしていませんか?

ニュピはその悪霊や煩悩を自己から完全に溶かしてしまう日です。人間本来のよいものが現れるのかもしれませんね。お坊さんや修行者なら山にこもり静寂な環境で瞑想をくりかえせますが、俗世間で生きる我々には「ムラスティ」や「ニュピ」は悪霊や煩悩を取り除く少ないチャンスの日かもしれません。


夕方から夜にかけてのムラスティのクライマックスシーン・・・・
静寂と海の祈り「ムラスティ」から「ニュピ」へ


昨年はサヌールのビーチでムラスティの様子を見せて頂きました。



今年はクタビーチのムラスティにいってきました。
下写真はクタビーチ、いつもならビーチカフェや多くの観光客でにぎわっているのですが・・・・
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あれ、海も一部エリアは全く人がいません。(規制されています)
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クタビーチとは思えません。
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遠くの道路からジャンジャカ、おおきな打楽器の音が聞こえたかと思うと
クタのハードロックホテルの割れ門から行列がなだれ込んできました!
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子供も走ってなだれ込んできました。
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祭壇が設定してある場所めがけてみなさん歩いていきます。
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ウブドやサヌールのスンバヤンより気持ちラフでかつ自由で楽しそうな行列です。
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各所のお寺のご本尊?お宝をムラスティのときだけ海にもってきます。
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かなり自由にゆるやかに行列はすすむ!
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あたまに乗せるスタイル
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これは見るからに小さな神様ですね。
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時間とともに行列がたくさん到着して人が増えています。
今日は晴れてよかったね。(雨天決行)
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ご本尊?神様が次々と祭壇へ運ばれます。
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イブイブ(女性達)がお供えものを準備します。
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段々形になってきました。
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これはカッコイイ!よく高級ヴィラに置いてあるのは、このレプリカですね。
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これは本当に凄いですね、「ほしい!」でも神様なので、
鳥であり牛であり魚?みたことないのです。かっこいい!
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おそなえものが凄い数に、
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お神輿、日本とそっくりですね。
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これらは優れた芸品としても評価されているそうです。
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たくさんの神様が・・・・
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これは・・・・いいですね、象の頭に魚、背中に龍
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カッコイイのでもう一枚、失礼な話ですがホテルのオブジェとしても・・・ほしい
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さきほどの・・やはりいいですね。
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お宝が空に映える
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イブイブがお供え物の準備
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これが祭壇
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祭壇はお坊さんが準備します。
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こんな昼の暑いときでもココナッツを燃やしておきます。
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だいたい完成の祭壇とお供え物
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疲れたので一服、ビーチから道路へ、とうもろこしとふかしピーナッツ(柔らかいテイスト)
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祭壇を横から
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子供たちは飽きやすく・・・ちょろちょろしています。
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このお寺のイブイブの今年のお揃い、年々ハデに
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道路にはビーチが暑くてしょうがない人達
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人出が多いので臨時のカキリマが集まります。
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イブイブも暑い
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バクソ屋さん
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バビのサテ、バリ人好みの味付けです。ビーチでビールと合う!!
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お坊さんのおいのりは始まっています。
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各お寺の旗
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チリチリチリーン
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そんなシリアスな表情で見つめないでください。
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さらに多くの人が
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実際に座ってみると、こんな感じ、タモリさんも参加していました?
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いつものビーチがセレモニー一色
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祈りがクライマックスへ
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祭壇の後ろはまだ少しワキアイアイ
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突然、女の子は前へ・・・
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各お寺単位でやっているのですが、この男の子はダンスのリーダーかな
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この初老の方が凄くうまくみえました。かっこいい、
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女の子たち小さい子はかわいいですね。
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中高生ぐらいはあまり練習しなかったようす・・・・
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都会っ子はダンスを踊れなのかもしれません。
指導者が一夜つけならぬ本番に指導していました。
むしろ自分達が楽しんでいるのかもしれません。
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クタの特徴としてムラスティにはとんでもない数の観光客に囲まれ、ウブドのダンス会場以上に注目を浴びてしまいます。やはり、はずかしいのかな?

→クタビーチの「ムラスティ」のご感想はこちら

→バリ島内のチャーターカー・カーチャーターはこちら!
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